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2008年1月27日 - 2008年2月2日

村田亙選手引退セレモニー

土曜日は磐田のヤマハスタジアムに行ってきた。トップリーグ第13節、ヤマハ発動機ジュビロ対東芝ブレイブルーパス戦を、JSPORTSで解説するためだ。ともにトップ4に向けて負けられない試合だったのだが、無風の上にグラウンドコンディションも上々とあって、互いにボール大きく動かす好ゲームになった。

ヤマハがトップ4に残る条件は、東芝にボーナスポイントを1点も与えず、5トライ以上を奪って勝つというもの。それでも日曜日の試合でNECが1ポイントでもあげると望みは絶たれる。厳しい条件での試合に、ヤマハは、いつもの佐藤、大田尾のHB団をリザーブに回し、矢富、大西コンビで臨んだ。大西が防御ラインに接近して立ち、矢富のロングパスで東芝防御をワイドに振り回す戦法は当たり、何度も東芝の防御を崩した。しかし、チャンスでミスが多発。スクラムでも劣勢で、防御も簡単に抜かれる場面が目立ち、前半だけで東芝に4トライを奪われてしまった。

それでも、ヤマハは最後まで攻め、FB松下の2トライなどで追いすがったが、最後は届かなかった。後半残り10分には、引退を表明していた村田亙も登場。客席を大いに沸かせたが、結果的にはトップ4入りは絶望となり、ヤマハにとっては今季最後の公式戦となった。

Wataru

写真の通り(放送席のモニターを撮りました)、試合後、村田亙選手の引退セレモニーが行われた。33年のプレーヤー人生が終わるとあって、こらえきれずに涙を見せた村田選手は、「ここまで来られたのも、ここにいる皆さんのおかげです」など、感謝の気持ちを述べ、東芝時代にともにプレーした東芝の瀬川監督、同い年でサッカーのジュビロ磐田に所属する中山選手、そして、家族(夫人と4人の娘さん)などから花束を贈られた。常に家族とともに戦ってきた村田選手らしいセレモニーだった。ヤマハ、そして古巣の東芝両チームによる胴上げのあとは、スタジアムを一周してファンとの別れを惜しんだ。

試合後の会見場は多数の報道陣で埋め尽くされた。「勝って終わりたかったですけど、最後の相手が東芝だったのは何かの縁でしょう。負けたけど、たくさんのファンのみなさんが残ってくれて、東芝時代の上司も来てくださって、感謝の気持ちでいっぱいです。選手としてはきょうで終わりですが、指導者としてこの舞台に戻って来られるように頑張ります」

引退の理由を問われると――
「体力の衰えは感じません。ただ、脳しんとうを起こすことが増え、ドクターストップがかかることが多くなりました。自分に引退はないと思っていたのですが、ここ2、3年は毎年考えていて、今季、加入した矢富選手と精一杯勝負して自分が試合に出られなくなったら引退だと思っていました。引退の意志は昨年11月に山岸GMに伝えていました」

ここまで続けられた理由については、「ラグビーが大好きだったし、愛していたから」と答え、こう続けた。「大勢のファン、妻と子供、みんなの期待があるうちは続けたいと思っていたら、いつのまにかここまで来ました。あの妻じゃなかったら続けられなかった。フランスへ行くときも、悩んでいるときに彼女が『行こうよ』と言ってくれた。試合前はマッサージをしてくれたり、鍼を打ってくれたりもしました(夫人は鍼灸師の資格も持っている)」

今後のことは白紙の状態だが、「ラグビーは痛みの分かるスポーツ。全国にラグビーを広め、子供達に教えて行ければと思います。これからは普及活動にも目を向けていきたい」と語った。ヤマハに残るかどうかなどは未定のようだ。いずれにしてもラグビーに関わって生きていくことだけは間違いない。村田選手、本当にお疲れ様でした。でも、もしかすると、オール専修大の一員として、3月21日にプレーするかもしれないとのこと。

トップリーグ土曜日の結果は以下の通り。東芝は、勝ち点「5」を獲得して、計「47」とし、現時点で4位。東芝を抜く可能性があるのは、NECグリーンロケッツだけとなった。しかも、三洋電機ワイルドナイツから4トライ以上を奪って勝ち点「5」を加え、大差で勝って得失点差でも東芝を上回らなければならない。トップ4争いの中では、東芝が優位に立った。

◎トップリーグ第13節結果(2日の分)
ヤマハ発動機ジュビロ●21-39○東芝ブレイブルーパス(前半7-26)
コカ・コーラウエストレッドスパークス○67-12●三菱重工相模原ダイナボアーズ(前半34-0)
福岡サニックスブルース●21-29○リコーブラックラムズ(前半0-29)

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サクラソウ

Sakuraso

家の近所の花屋さんでサクラソウを衝動買い。プリムラとも書いてあった。まあ、仲間っすね。寒い日が続くけど、これを日向に置いておくと、なんとなく温かい気持ちになる。

さて、トップリーグはいよいよ最終節である。JSPORTSは全試合を放送するが、僕は土曜日にヤマハスタジアムへ。ヤマハ発動機ジュビロ対東芝ブレイブルーパスは、互いに負けられない一戦だが、ヤマハは、SOに大西将太郎を起用するなど、メンバー編成を変えてきた。引退を表明したヤマハの村田亙選手もリザーブに入っている。さて、どんな試合になるか。

2月3日の秩父宮ラグビー場も注目の2試合があるが、午後2時キックオフのサントリーサンゴリアス対トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦では、豆まきならぬ、チームグッズ撒きが行われる。まずは、前半終了後のハーフタイムに両チームのマスコット『サンゴリアスくん』と『ライガーくん』が西側(メイン)スタンドでグッズ撒き。試合終了後は、両チームの出場選手が東側(バック)スタンドでグッズ撒きを行う。

クボタスピアーズは、2008年度新人3選手を追加発表。日本人選手では同志社大学でキャプテンを務めた前川泰慶(まえかわ・ひろのり)、184cm、101kgのLOだ。外国人選手では、シェーン・ドゥラハム、ドゥルー・ヒッキー(ともにイングランドプレミアシップ、ウスター・ウォリアーズより)が加入する。ドゥラハムは、ラグマガなどではダラムと表記されていた選手だ。178cm、87kgのSOで、オーストラリアとイングランドの両国でA代表の経歴を持つ。ヒッキーは、193cm、101kgで、FW第2列、3列でプレーできる。怪我の少ない選手とのこと。

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つくばおろし

木曜日は茨城県つくば市にある茗溪学園に行ってきた。北千住駅からつくばエクスプレスに乗って、つくば駅まで。秋葉原とつくばが40数分だから、これ、便利だなぁ。

Meikei1

今回は、2月25日発売のラグビークリニックの取材だった。特徴ある高校チームに、その練習法や考え方を訊く企画で、ミスをチャンスに変えることが多い茗溪学園にその秘訣を訊いた。午後4時からの練習を見せてもらい、そのあと高橋健監督にインタビューした。

練習を見学していると、つくばおろしが冷たく、つい建物の陰に隠れていた。突然、声をかけられて驚く。デフラグビーについて書いた「静かなるホイッスル」の著者、柴谷さんだった。柴谷さんは茗溪学園出身だ。ここで英語の講師をしているとのことで中学のラグビー部のコーチもしているようだ。背後に見えるのは、気象研究所の鉄塔だと教えてもらった。

Meikei2

実は初めてこのグラウンドに行ったのだが、最初に気になったのは砂場のようなグラウンドだった。昭和の最後に茗溪学園が全国制覇(大阪工大高との両校優勝)した頃から、グラウンドに砂を入れているとは聞いていた。砂浜のようなグラウンドを走ることで、足腰が鍛えられ、下が柔らかいからタックルされても痛くない。低いプレーも怖がらずにできる。タックルされながらの身のこなしが上手い理由がこのあたりにあるのだろう。

高橋監督に確認すると、もともとは固いグラウンドだったようだが、体育でラグビーをするときに怪我をしないように砂を入れたのだそうだ。それが様々な効果を呼んだ。そして、茗渓学園が創部当時からハンドリングラグビーを志向している理由についても訊いた。高橋監督は、学園の一期生で、そのときは、中学1年と高校1年しかいなかったそうだ。

グラウンドのどこからでも仕掛ける茗溪ラグビーだが、攻撃についてはほとんど生徒に任せて考えさせているという。仕掛けるのが楽しいから、少しでも相手にスキがあればボールをつなごうとする。相手のミスがあれば、全員がチャンスだと思って反応できる。判断するのは選手自身。それを練習でどう作るか。そのあたりの詳しいことは、ラグビークリニックにて。

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タグラグビー追加募集

2月3日に行われるタグラグビー教室についてのお知らせです。先日、この日記でも少しタグラグビーについて書いたが、トップリーグでは各会場で初心者でも体験できるタグラグビー教室を開催していることが多い。トップリーガーと一緒に体験する「2月3日のタグラグビー教室」が参加者を追加募集しているので、ご紹介しておきたい。トップリーグ前座「親子タグ教室」は、既に2回開講されており、1回目70名、2回目が60名参加。ほぼすべてが「タグ初体験」とのこと。今回は下記の通りの参加資格です。

対象は小学校3年生~6年生と、その家族。
1組4名までの教室参加希望者を10組募集。

過去実施のレポートはコチラ 

<募集要項>
日 時:2008年2月3日(日)午前9時30分 集合
 ※集合場所は秩父宮ラグビー場 正面受付テント
 ※ラグビー教室は10時~11時
 ※雨天の場合は中止となります。お問い合わせは午前8時より。
会 場:秩父宮ラグビー場 テニスコート(東京都港区北青山2-8-35)

締切り:平成20年2月1日(金)午後6時必着まで受付。
申し込み:EMAILにて。
当選結果:2月2日(土)、EMALにて通知。

申し込みアドレス: forall@rugby-japan.or.jp


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グリーンロケッツ加入選手

水曜日の昼間はひたすらパソコンに向かっていた。NECグリーンロケッツからのプレスリリースは、2008年度加入選手「追加」のお知らせだった。安承赫(アン・スンヒョ)選手は、1983年生まれの24歳。183㎝、90㎏の大型SHだ。韓国の高麗大学出身で、韓国代表キャップは7。スピードがあり、長く素早いパスが持ち味とのこと。もう一人は、吉廣広征(ヨシヒロ・ヒロマサ)選手で、1985年生まれの22歳。桐蔭学園高校→筑波大学卒のFBだ。
 
細谷監督は、次のようにコメントしている。「NECとして初のアジア枠となる安選手は、サイズ・スピードがありパススキルも高い。また吉廣選手はスピードに加えて力強さがあり、FBだけでなく複数のポジションで活躍を期待しいる。以前に発表した権丈、臼井(早稲田大)、宮本(東海大)も含め、有望な選手が加入するため、今季以上にチームの活性化と強化を図っていきたい」。

そのNECグリーンロケッツはトップリーグ最終節(2月3日)、秩父宮ラグビー場で首位の三洋電機ワイルドナイツに挑む。グリーンロケッツのホームページに細谷監督のインタビューがアップされている。NECとしては、ワイルドナイツから4トライ以上のボーナスポイントを獲得した上での勝利(合計勝ち点5)がプレーオフ進出への絶対条件。その場合も、東芝ブレイブルーパス対ヤマハ発動機戦ジュビロ戦(2月2日)の結果次第となる。「1%でも可能性がある限り、絶対に諦めない」と細谷監督。インタビューでは、「今季の集大成となるトライをとりたい」とも語っている。3日の秩父宮ラグビー場は、サントリーサンゴリアス対トヨタ自動車ヴェルブリッツの試合もあり、お客さんも多くなりそうだ。

残留争いの試合も注目だが、福岡サニックスブルースの「ブルー Plus」キャンペーンの特別来場者サービス第五弾の開催も発表された。リコーブラックラムズとの試合会場に当日、ブルーのものを持参、あるいは、ブルーのものを着用したファンの方々から抽選のうえ、4名にルノー特製ボールペン、50名様にルノー特製キーホルダー、70名様にルノー特製ピンバッチ(ルノー・ジャポンよりご協賛)が贈られるとのこと。2月2日、博多の森球技場にて。

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ワイルドナイツ三人衆

火曜日は三洋電機ワイルドナイツのグラウンドに行ってきた。太田に行くのは今月だけで3度目だ。今回は車で行ったのだが、心配した雪は降らなかった。それでも寒かった~。

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取材したのは、この3選手である。まずは、写真中央の田邉淳選手。堅実なプレーでワイルドナイツのバックスリーに安定感をもたらしている。高校、大学とニュージーランドに留学していたこともあって、彼の競技歴などはあまり報道されていない。今回は、次号のラグビーマガジンの「解体心書」の取材だったので、留学、そして帰国に至るまでの経緯など詳しく聞いた。田邉選手は奈良の出身だが、3歳から大阪の茨木ラグビースクールにお父さんの車で通っていたそうだ。先輩には、廣瀬佳司選手(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)がいたスクールである。高校は、いったん報徳学園に入学後、NZクライストチャーチのシャーリーボーイズ高校に留学、結局そこから9年間をNZで過ごすことになる。5年前、クラブでプレーしているときに三洋電機から声がかかったのだが、そのあたりの経緯など詳しいことはラグマガに書きますね。お楽しみに。29歳ということもあるのだが、話しぶりも落ち着いていた。

ワイルドナイツの両WTB三宅敬選手と北川智規選手には、日本協会のメンバーズクラブ会報誌に掲載されるインタビューだった。トップリーグ12節を終了して、ワイルドナイツはリーグ1位の77トライをあげているが、この2人で17トライである。ただし、昨年は北川選手一人で19トライをあげたから、WTBのトライが少し減っている。三宅選手は、「去年はとにかくトモキにボールを回そうという感じでしたけど、今年は一人一人が勝負するようになってますね」と説明。北川選手も、「去年だったらパスをもらえたところで、その前の選手がトライしてしまうことが多いです」と言っていた。HO山本貢選手がチーム2位の8トライをあげるなど、ポジションに関係なくバランスよくスコアできているのも三洋の強さということなのだろう。

トライ王争いでは、現在、12トライで北川選手とサントリーサンゴリアスの小野澤選手が1位に並んでいる。得点ランキングは、大西将太郎選手(ヤマハ発動機ジュビロ)=133点、トニー・ブラウン選手(三洋電機ワイルドナイツ)=128点、吉田大樹選手(東芝ブレイブルーパス)=124点ということで、個人賞争いも、最終節にもつれこんでいる。

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国内外で楽しみ続く

トップリーグもいよいよ最終節とプレーオフを残すのみとなったが、今週末から北半球最高峰のシックスネイションズが始まる。JSPORTSでは、2月2日 (土) 22:50からアイルランド対イタリア戦、25:20からイングランド対ウェールズ戦を生放送。以降も全試合を生放送する。

W杯後の各チームの動向が楽しみなのだが、きょう、日本の平林泰三レフリーがヨーロッパへ旅立った。2月3日、エジンバラでのスコットランド対フランス戦(レフリー:ポール・ホニス)、2月9日、ローマでのイタリア対イングランド戦(レフリー:アラン・ローランド)のタッチジャッジを務めるためだ。「1度しかないチャンスと思って集中して挑もうと思います」とのこと。昨季もタッチジャッジを務めているが、どんどん経験を積んで次回W杯のレフリーを目指してほしいなぁ。

トップリーグ12節のトヨタ自動車ヴェルブリッツ対東芝ブレイブルーパスの録画を見た。観戦した人から聞いていたとおりの激しい試合だった。東芝のLOラトゥバをはじき飛ばしたトヨタFB遠藤の強さ、CTB赤沼、難波の堅実なタックル、WTB久住のビッグタックル、東芝CTBマクラウドの好機を逃さないトライ、東芝SO廣瀬のステップワークなど印象的なシーンが多いが、個々の選手が果敢にディフェンダーに勝負していて面白い試合だった。最終節の秩父宮ラグビー場って、なんか凄い試合になりそうだなぁ。

トップリーグが行われる秩父宮ラグビー場では、子供達を招待する「キッズシート」なる企画を行っているのだが、12節の2日間で275人の小・中学生が参加した(第3節からの累計:1530人)。子供達にラグビーに関心を持ってもらい、生でその迫力を体感してもらうことは将来の日本ラグビーのために大切なこと。先日、古くからの知人で小学生のお母さんと話したら、「学校でタグラグビーを始めたら、子供達がすごく楽しそうにしていた。他の競技がダメな子が意外に上手かったりする」と話していた。嬉しくなった。

トップリーグ13節は、高校生も含めた「スチューデントシート」を募集しているので、詳しくはトップリーグのオフィシャルサイトをご覧ください。締め切りは29日(火)です。

◎トークライブのお知らせ
プレーオフトーナメント出場の4監督による、トークライブが2月5日(火曜)の夜に行われます。僕が進行役をします。最終的にトップ4がどんな顔ぶれになるか分かりませんが、熱くて楽しいトークにしたいと思います。興味のある方、ぜひご参加ください!

ぴあトークバトル スポーツ快楽主義2008 Vol.61
どうなる!?トップリーグプレーオフマイクロソフトカップ
日時:2月5日 午後7時キックオフ
場所:青山ベルコモンズ クレイドホール
料金:全席自由 1,500円
前売り券発売中です。
詳しくはコチラ

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TL12節日曜の結果

日曜日は秩父宮ラグビー場にいた。きょうはJSPORTSの解説がなかったので、陽当たりのいいところを移動しながらスタンドで2試合を見た。

トップ4に可能性を残す神戸製鋼コベルコスティーラーズは、福岡サニックスブルースと対戦。「自力でのトップ4はないのですが、とにかく5ポイント獲ることを心がけた」(平尾誠二総監督)と、4トライ以上を狙って立ち上がりから積極的に攻めた。前半こそサニックスの粘り強い防御にスコアが伸びなかったものの、FL林らのトライで19-5とリード、後半は、FLブラッキー、交代出場のNO8クリブの目の覚めるような突破もあって一気に突き放した。

後藤キャプテンは勝利にもやや不満の表情。「点数は獲れたが、孤立してしまうシーンが目に付いた。改善して、次の試合に全力で臨みたいです」

サニックスは、残留争いの渦中にいながら、タックルも甘く、やや動きも緩慢に見えた。この点については、古賀キャプテンが「負けてはいけない意識が強かったために、タックルの後にパスされた場合のことなど考えすぎてディフェンスが高くなった」と説明した。勝ちたい意識が裏目にでることもあるわけだ。

第2試合は、首位を走る三洋電機ワイルドナイツが、三菱重工相模原ダイナボアーズを前半から圧倒した。怪我などでPR相馬、WTB北川は欠場したが、NO8に入ったオライリーが再三大幅ゲインを見せ、WTB三宅、FB田邊らが次々にゲインラインを切った。しかし後半は三洋の動きが鈍り、三菱重工も諦めずに反撃して2トライをあげ、観客席を大いに沸かせた。

三洋電機の宮本監督は、「プレーオフに向けてステップアップしなければいけない試合としては課題が多い。来週のNEC戦もベストメンバーで勝ちに行く」と気持ちを引き締めていた。

日曜日に行われた3試合の結果は以下の通り。この結果、三洋電機の1位、リコーブラックラムズの13位、三菱重工相模原の14位が確定した。13、14位は自動降格となる。トップ4争い、入替戦出場枠(11、12位)回避の争いは最終節までもつれ込むことになった。

◎トップリーグ第12節結果(27日)
福岡サニックスブルース●12-52○神戸製鋼コベルコスティーラーズ(前半5-19)
三菱重工相模原ダイナボアーズ●12-66○三洋電機ワイルドナイツ(前半0-40)
クボタスピアーズ○19-10●日本IBMビッグブルー(前半14-0)

◎トークライブのお知らせ
プレーオフトーナメント出場の4監督による、トークライブが2月5日(火曜)の夜に行われます。僕が進行役をします。最終的にトップ4がどんな顔ぶれになるか分かりませんが、熱くて楽しいトークにしたいと思います。興味のある方、ぜひご参加ください!

ぴあトークバトル スポーツ快楽主義2008 Vol.61
どうなる!?トップリーグプレーオフマイクロソフトカップ
日時:2月5日 午後7時キックオフ
場所:青山ベルコモンズ クレイドホール
料金:全席自由 1,500円
前売り券発売中です。
詳しくはコチラ

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