« 2008年1月27日 - 2008年2月2日 | トップページ | 2008年2月10日 - 2008年2月16日 »

2008年2月3日 - 2008年2月9日

TL最終節9日の結果

土曜日は当然のことながら秩父宮ラグビー場にいた。3日開催予定だったが、雪で順延となったトップリーグ最終節の2試合である。僕はJSPORTSの解説がなかったので、きょうは知人に解説しながら縦方向から観戦した。

まずは、NECグリーンロケッツが三洋電機ワイルドナイツにチャレンジ、「34点差以上で勝つという明確なターゲットをもって試合できるのはそうあることではない」(浅野良太キャプテン)という言葉通り、NECは立ち上がりから積極的に攻めた。しかし、三洋のディフェンスは反応が良く、個々のタックルも堅実。SOブラウン、CTB榎本らが次々突き刺さって、NECの攻撃を寸断した。PR相馬もタックルで目立っていた。縦から見ると、各選手の守備範囲の広さがよく分かった。前半18分、NO8龍コリニアシがCTB霜村のパスを受けてトライ。前半はこの1トライに留まったが、終盤はNECの集中力が途切れはじめ、WTB北川の2トライなどで突き放した。ターンオーバーからのトライが多い三洋らしい勝ち方だった。後半21分、SH田中がタックルしてすぐに起き上がり、ボールを拾ってインゴールに運んだトライは見事だった。

「素直に嬉しいです。トップリーグで全勝できた。素晴らしいプレーをした選手達を誇りに思います」と宮本監督。1位通過が確定している中で粘り強いディフェンスを見せた選手達を称えた。

第2試合は、サントリーサンゴリアス対トヨタ自動車ヴェルブリッツ。どちらが勝っても、セミファイナルでもう一度戦うことが濃厚なチーム同士の戦いとあって、モチベーションの維持が難しい試合ではあったのだが、それにしても前半のサントリーはイージーなミスを連発。前半を終えたところで、トヨタが24-0とリードする。21歳のSO黒宮のドロップゴールは素晴らしい。この選手、経験を積めばどこまで伸びるか非常に楽しみだ。

NECと三洋の応援の人だと思われるが、この時点で席を立つ人も多かった。しかし、後半、試合は俄然白熱する。後半1分に、CTBハビリが縦に抜けてトライを返すと、7分に入替出場したSO野村がロングタッチキックや絶妙のキックパスなど、好キックを連発し、試合の流れを変えた。ゴール前ではモールを押し込み、スクラムも優位に立ち、後半は完全にサントリーペース。最終的には引き分けに終わったが、終了間際、サントリーが二度狙ったPGが外れたところからもトヨタは果敢にカウンターアタック。途中出場のFB遠藤、WTB岩本らが、あわやのランニングを見せたが、トライには至らなかった。

「タフなゲームでした。やはり簡単には勝たせてくれない。サントリーは粘りがありました。トヨタは春から、攻め勝つ、ということに取り組んできました。もう一度厳しい練習をして、サントリーにチャレンジしたいです」(トヨタ自動車・麻田キャプテン)

一方、サントリーの清宮監督は、「前半は去年の日本選手権を思い出しました。後半はきっちりゲームを組み立てられ、試合内容でお客さんの雰囲気も変わった。これで、次の花園ラグビー場は盛り上がるでしょう」と笑顔を見せていた。

◎トップリーグ第13節(9日)結果
NECグリーンロケッツ●7-34○三洋電機ワイルドナイツ(前半0-7)
サントリーサンゴリアス△31-31△トヨタ自動車ヴェルブリッツ(前半0-24)

この結果、プレーオフトーナメントの組み合わせは以下のように決まった。
■2月17日、セミファイナル
三洋電機ワイルドナイツ(リーグ戦1位)対 東芝ブレイブルーパス(リーグ戦4位)=14時キックオフ、秩父宮
トヨタ自動車ヴェルブリッツ(リーグ戦3位)対 サントリーサンゴリアス(リーグ戦2位)=14時キックオフ、花園
■2月24日、ファイナル(14時キックオフ、秩父宮)

追記◎更新するときに気づいた。これ、1111回目の記事更新である。なんか、めでたい感じだなぁ。トップリーグの個人賞だが、きょうの結果で、トライ王は北川智規選手が2年連続の戴冠、得点王は大西将太郎選手の初受賞が決まった。


| | コメント (6) | トラックバック (4)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

お薦めマッチ_0209

最近、新曲のプロモーションでマッチをテレビでよく見る。アイドル時代からまったく体型が変わっていないマッチの話を聞きながら、腕立て伏せだけで、すっかりデブマッチョと化している自分を猛省する。でも、どうしたって元には戻らない(涙)。ってなことを、徳永英明のVOCALISTを聞きながら書いている。

明日は雪になりそう。試合が開催できる程度であることを祈るばかり。今週末は、お薦めマッチだらけである。

秩父宮ラグビー場、土曜日の昼間はトップリーグ4強をめぐる戦い。三洋電機ワイルドナイツ対NECグリーンロケッツ、サントリーサンゴリアス対トヨタ自動車ヴェルブリッツの試合。NECがトップ4に残るためには、三洋電機から4トライ以上を奪った上、34点差以上をつけなくてはならない。過去にも信じられない奇跡を起こしてきたNECがどこまでやれるか。サントリーとトヨタ自動車は、どちらが勝とうとプレーオフでもう一度当たる可能性が高い。2週連続の試合をどう戦うか。互いの駆け引きも見モノだ。トヨタは、怪我の正面に代えて若い黒宮をSOに起用する。でも、この選手、面白い動きをするから楽しみだ。

夜は、シックスネイションズのウエールズ対スコットランド戦、スコットランドは初戦は控えに回っていた正確無比なプレースキッカー、クリス・パターソンをFBに起用する。フランス対アイルランドも楽しみな一戦。フランスが攻撃的なラグビースタイルを取り戻しつつある。好調のFLデュソトワールは楽しみだが、初戦で先発して活躍したSOトランデュック、WTBクレールは控えに回る。出てくるだろうけど。10日夜に、イタリアと戦うイングランドは、キャプテンのPRフィル・ヴィッカリーが練習で右ふくらはぎを痛めたらしい。

JSPORTSの放送予定は以下の通り。すべて生中継。
・2月9日(土)
12:00~J sports 1 NEC対 三洋電機
13:55~J sports 1 サントリー対トヨタ自動車
22:50~J sports 1 ウェールズ対スコットランド
24:50~J sports Plus フランス対アイルランド
・2月10日(日)
23:20~J sports 1 イタリア対イングランド

※テレビ神奈川でも9日のトップリーグ2試合は録画放送される。
第1試合 19:00~20:40
第2試合 20:40~21:50
群馬テレビは2日後に録画放送(2月11日、19:00~20:40 三洋電機対NEC)

10日の秩父宮ラグビー場は、チャレンジシリーズの大一番。セコムラガッツ対ワールドファイティングブルの戦い。勝った方がトップリーグ11位、日本IBMビッグブルーとの入替戦に進む。すでにトップリーグの昇格を決めている近鉄ライナーズと横河電機の試合は、日本選手権出場を巡る激闘になる。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

悩むベスト15

ここ2週間ほど抱えていた仕事が一段落。ほっと一息である。きょうは編集の仕事で印刷所に行っていたのだが、朝、自分の車で向かう途中、いつもの通りTBSラジオを聞いていた。そうしたら毒蝮さんが、道中のとあるお店で公開収録をしていた。おじいちゃん、おばあちゃんを見事な話芸で引き込むマムちゃんに会いたいと思いながら、後ろ髪引かれる思いで仕事に向かった。ちょっと会いたかったなぁ。

さて、トップリーグはあと2試合で順位が確定。プレーオフトーナメントに入る。すべての日程が終了したあとは、さまざまな個人賞が発表されるのだが、ラグビー担当記者宛に、「ベストフィフティーン選出のお願い」が送られてきた。毎年、けっこう悩む。誰を選ぶかは内緒だけど、たとえばスタンドオフを考える。トニー・ブラウンが素晴らしいプレーをしているのは間違いない。でも、終盤に来ての正面健司の動きは見事だった。う~ん、どうする? 

NO8はどうする? 箕内か、龍コリニアシか。とりあえず、すべてのポジションを選んでみる。やっぱり、三洋電機ワイルドナイツが多くなった。でも、最終判断は9日の試合を見てからだ。ベストフィフティーンは、記者投票とトップリーグ参加14チームの監督(ヘッドコーチ)の投票で決まる。

得点王争いはトップを走る大西将太郎が「139点」で終了。現実的に逆転できる可能性があるのは、トニー・ブラウンだけだ。現在「128点」。残る試合で11点以上をあげれば逆転できる。微妙だなぁ。大西選手と先日話したのだが、「僕、個人賞には縁がないんですよねぇ」と言っていた。さて、どうなるか。トライ王争いは、「12」で並ぶ北川智規(三洋電機)と小野澤宏時(サントリー)の戦い。両者ともに試合があるので、どうなるか。

トップリーグ入替戦の日程も発表になっている。3月9日、秩父宮ラグビー場、博多の森球技場、ともに13:00キックオフ。
・秩父宮ラグビー場=日本IBMビッグブルー対トップチャレンジシリーズ2、1位
・博多の森球技場=福岡サニックスブルース対マツダ(トップチャレンジシリーズ1、3位)

同点の場合には、トップリーグ所属チームがトップリーグに残留する

| | コメント (4) | トラックバック (1)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

W杯総集編DVD

火曜日は、JSPORTSのスタジオに行った。3月28日に発売になる「ラグビーワールドカップ2007 プレミアムBOX」の日本語コメントを入れるためだ。

小林深緑郎さん、矢野武さんと僕で話をした。オフィシャルDVDで、全世界に向けているから、大会全体を特定のチームに偏ることなくまとめている。英語版は試合実況がそのまま生かされているので、日本語は現地での実感など含めてリラックスした話をした。マルセイユでブイヤベース食べたこととか、思い出したなぁ。

開幕戦から一次リーグまでを駆け足で、そして決勝トーナメントはたっぷりと。試合中心の約2時間の「総集編」は大会を振り返るには便利。そうそう、ここで負けたらフランスは3位だったんだよなぁ、なんて思いながら解説した。

2枚組のもうひとつは、ベストプレー編。さまざまな種類のトライを紹介している。もちろん、日本代表のトライもふんだんに入っている。WTB遠藤、小野澤らのトライは現地でも評価が高かったことがうかがえる。南アフリカのWTBハバナのトライもいくつも出てくるが、圧巻はやはりアメリカ代表WTBングウェニアがハバナをかわしたトライ。実はもうひとつングウェニアのトライがあるのだが、このスピードも凄い。僕は、やっぱりフィジーのボンボが南アフリカから奪ったトライが好きである。

最後には、ベストトライのトップ10が制作者の独断で選出されているのだが、プレーの質と相手との力関係を考慮して、価値の高いものが上位に入っている。日本のトライもひとつトップ10入りしている。さて?
 
なお、【J SPORTS online shop限定 スペシャルプレゼント】ということで、申し込みの方、先着50名様にJSPORTS オリジナルRWCスポーツタオル(終了しました)が、また、DVD発売記念トークライブに参加希望のお客様80組160名様をご招待とのこと。

イベントは3月28日(金)、午後7時より、スペースFS汐留(東京都港区東新橋1-1-16 汐留FSビル)で行われる予定。予約の申し込みと、イベントの詳細などは以下のジャケットをクリックし、さらに、プレミアムBOXの詳細のところをクリックすると、出てきます。


| | コメント (7) | トラックバック (0)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

上井草の雪ほか

Taroayumu

月曜日は、早大の上井草グラウンドに行ってきた。権丈太郎選手、五郎丸歩選手へのインタビューだった。日本協会のメンバーズクラブ会報誌に掲載されるものだ。ご覧の通り、グラウンドも真っ白である。学生日本一を勝ち取った早大は、2月2日から練習を再開。日本選手権に向けての準備に入った。試験期間だったので、そうゆっくりもできなかったみたいだが、気分転換はできたようだった。やっぱり表情は柔らかくなっている。

権丈キャプテンが、「相手が決まっていないので、自分たちの強みをいかに出すかという練習をしていきます」と話していたが、確かに日本選手権の組み合わせを現時点で予想するのは難しい。大学王者の1回戦はクラブ王者なので、2チームに絞られているが、1回戦を突破した場合の次の相手が読めない。原則として2回戦に出てくるのは、プレーオフの3、4位だから、昨季までは東芝を軸に見ていくとだいたい的を絞ることができたのだが、今季はトップリーグ上位は実力が拮抗しているのでプレーオフの結果が読めないのだ。なるほど、準備も難しいなぁ。

日曜日の夜、JSPORTSで放送されたシックスネイションズのスコットランド対フランス戦(於:エジンバラ)を見た。フランス、いい感じになっている。ボールをスペースに動かすプレーに何度かうならされた。そして、タッチジャッジの平林泰三さんが、試合前のセレモニーでアン王女と笑顔で言葉を交わしているところを見て、なんだか嬉しくなった。帰国したら、何を話していたか訊いてみよう。

平林レフリーは、2月2日、スコットランド・プレミアシップ1部の「カリー対エアー」のレフリーを務めた。2月10日には、シックスネイションズのイタリア対イングランド戦のタッチジャッジも務める。世界最先端のレフリングをどんどん吸収して日本に伝えてもらいたいな。

Onoike

JSPORTS情報では、サントリーサンゴリアスの小野澤選手と池谷選手が、「Cycle* 好き♪」という番組に出演した。このふたり、実はラグビー界きってのサイクリスト。「大好きな自転車のためならば」とJ SPORTSの自転車番組に出演してくれたらしい。番組の最後には、愛用のロードバイクも公開している。番組担当者によれば、「愛車を持って登場する際の、普段ラグビー場では見られない柔らかい表情に注目!」とのこと。

放送日=2月5日(火)22:45~ J sports 1 ほか。リピート放送の予定はコチラ

お知らせ◎昨日の日記でもお伝えしましたが、2月5日に予定されていた、トップリーグのプレーオフ出場監督によるトークバトルは延期になりました。詳しくはコチラをご覧ください。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

花園の結果

土曜の夜は磐田から東京に戻り、そのままJSPORTSのスタジオに行った。掛川駅で東芝の選手達に会った。冨岡選手は、「(チーム力が)上がってきたでしょう?」と笑顔だった。ギョウザ耳から少し血が出ているのが激闘を感じさせた。

シックスネイションズ開幕。録画で見る人が多いと思うので、今季も結果にはできるだけ触れないでおこうと思う。僕は深夜1時半からのイングランド対ウエールズ戦の担当だったのだけど、なかなか面白い試合だった。イングランドの新鋭WTBヴァイニコロ、凄いっす。午前3時過ぎに収録が終わると雪が降っていた。タクシーで家に着いた頃にはうっすら積もっていた。こりゃ、大変だと日曜日の試合のために防寒具を揃えて眠ったら、秩父宮ラグビー場の試合が延期になった。2月5日のマイクロソフトカップのトークバトルも12日に延期に、詳しくはこちらをどうぞ。

雪の順延といえば、1996年の日本選手権(サントリー対明治大学)を思い出す。当時、ラグマガ編集部にいたのだが、すべてのページを校了して、巻頭カラー含めて6ページだけ残していたので、真っ青になったなぁ。2月の試合はこういう可能性がある。

昼間、テレビで花園ラグビー場の2試合を観戦。クボタスピアーズが最後に意地を見せて逆転勝ち。勝ち点「5」をあげて8位を確定させた。敗れた九州電力キューデンヴォルテクスも、7点差以内の負けに与えられるボーナス点をゲット。2試合目で日本IBMビッグブルーが敗れたため、九州電力は10位となり、入替戦に回らずにトップリーグ残留となった。

日本IBMは最後まで諦めにず、神戸製鋼コベルコスティーラーズに対して素晴らしいチャレンジを見せた。これで11位が確定し、入替戦出場となったが、接戦の経験はきっと入替戦に生きるだろう。下位グループの順位が確定。9位はコカ・コーラウエストレッドスパークス。もうひとつの入替戦には、12位の福岡サニックスブルースが回る。

◎トップリーグ第13節結果(花園開催分のみ)
クボタスピアーズ○27-20●九州電力キューデンヴォルテクス(前半5-12)
神戸製鋼コベルコスティーラーズ○28-26●日本IBMビッグルー(前半21-11)

また、土曜日に広島スタジアムにて行われたトップチャレンジシリーズ第2節の結果は、以下の通りとなり、トップチャレンジ1では、横河電機と近鉄ライナーズが2位以上を確定させて、トップリーグへの自動昇格を決めた。近鉄ライナーズ対横河電機の試合は、10日、秩父宮ラグビー場で行われるが、日本選手権出場をかけての戦いになる。

◎トップチャレンジ結果
トップチャレンジ2
中国電力●5-80○セコムラガッツ(前半5-38)
トップチャレンジ1
マツダ●0-50○横河電機(前半0-28)

| | コメント (6) | トラックバック (4)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

秩父宮ラグビー場の試合延期

本日3日、秩父宮ラグビー場にて行われる予定だったトップリーグ第13節「NECグリーンロケッツ対三洋電機ワイルドナイツ、サントリーサンゴリアス対トヨタ自動車ヴェルブリッツ」の試合は、降雪の影響により、観客、選手の安全確保及び、競技の運営ができないと判断。延期となった。

代替開催日は、2月9日を予定。なお、大阪・近鉄花園ラグビー場の試合は予定通り開催。

■代替開催日
平成20年2月9日(土) 秩父宮ラグビー場
12:00  NECグリーンロケッツ対三洋電機ワイルドナイツ
14:00  サントリーサンゴリアス対トヨタ自動車ヴェルブリッツ
■チケット払い戻しについて
平成20年2月5日~15日までお買い求めになられた販売所にて払い戻し。なお、3日開催のチケットは2月9日の試合にて利用できるとのことです。

| | コメント (4) | トラックバック (2)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

« 2008年1月27日 - 2008年2月2日 | トップページ | 2008年2月10日 - 2008年2月16日 »