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2008年2月17日 - 2008年2月23日

日本選手権1回戦結果

土曜日の秩父宮ラグビー場は予報通り午後から冷え込んだ。日本選手権の第1試合は、来季からトップリーグ昇格が決まっている近鉄ライナーズに、大学選手権準決勝の慶應義塾大学がチャレンジ。「大きくて重いチームに、小さくて軽いチームがどう戦うか」(慶大・林監督)。

風下の前半は、低いタックルもよく決まって、14-14という同点で終え、風上の後半に期待がかかったが、後半の立ち上がり10分に、3トライを畳みかけられて突き放された。「後半、もっとキックを使って近鉄を後ろに走らせるべきだった。ランが多すぎた。これは戦術を落とし込めなかった私のミス」と林監督。ゲームキャプテンの千葉選手は、「ボールのリサイクルができそうだったので、欲が出て攻めてしまった」と、無念そうに語った。

近鉄は33年ぶりの日本選手権勝利。大隈キャプテンは、「社会人で今までやってきたチームより、低いタックルだし、素速く前に出てきた。慶應の熱い気持ちに苦しみました」と、想像以上の慶大の頑張りに受けにまわったと語った。後半はボール出しのテンポをあげて、侍バツベイの約70mの独走トライも含めて、7トライを奪い、45-14で勝利。「トップリーグを倒すことが目標だった」と中谷誠監督は次戦を見据えた。

第2試合は、大学選手権王者の早稲田大学がタマリバクラブと対戦。前半11分、早大がFL覚来のトライで先制したが、その後はタマリバも懸命のタックルで粘った。ただ、後半は一方的となり、最終スコアは、48-0。早大の快勝だった。実は僕は最後まで見られなかったのだが、取り急ぎ速報でした。それにしても、あの強風はいったい。その後の移動で電車が止まっていて大変だった。

愛好日記トークライブの第11回目開催のため、ただいま会場に向かう途中です。その様子はまた改めて。明日の早朝は、イングランド対フランス戦、そしてマイクロソフトカップ決勝戦と解説。楽しみな試合が続きます。そういえば、スーパー14第2節のクルセーダーズは凄いらしいです。

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日本選手権開幕

金曜日は、スーパー14の第2節、ハリケーンズ対レッズ戦の解説でJSPORTSのスタジオに行っていた。道中は暖かくて上着がいらないくらいだった。この試合、すでに放送されているのだが、今季のハリケーンズは、いろんな意味で面白い。開幕節ではミス続出でトライできなかったのだけど、自陣からでも積極的に仕掛ける姿勢は貫かれている。ミスはあっても、なんだかワクワクする。もちろん、ワールドカップのような緊迫感ある試合ではないのだけれど、難しいことに挑戦するプレーは楽しい。

土曜日は、日本選手権1回戦2試合が行われる。第1試合は、近鉄ライナーズ対慶應義塾大学。33年ぶりの日本選手権出場の近鉄は、フェヌキタウと侍バツベイのLOコンビに、佐藤、大隈、タウファ統悦の強力FW第三列。慶大としては、このFWの圧力をどうかわすかだろう。ただし、近鉄はBKに展開力もある。近鉄・四宮対慶大・山田のWTB対決も興味深い。第2試合は、早稲田大学対タマリバクラブ。早大はシーズンを戦い抜いてきたメンバーが、ほぼ揃った。立ちはだかるタマリバのキャプテンは、早大OBのLO桑江である。観戦のみなさんは、午後から冷えるらしいので、ご注意を。

お知らせ☆フリーペーパー「ラグビーファンマガジン第3号」が配布されています。マイクロソフトカップ決勝の行われる24日(日曜日)の秩父宮ラグビー場でも3000部。以下、日本選手権2回戦(3月1日、秩父宮)から決勝(3月16日、秩父宮)まで毎試合1000部を配布予定。「ラグビー大好き!」のコーナーでは、 奥田瑛二さん(映画監督・俳優)、中井美穂さん(アナウンサー)、岩沢厚治さん(ミュージシャン・ゆず)らがコメント。青春の高校ラグビーの心温まるエピソードや、花園スタープレーヤー写真館など、高校ラグビーが特集されています。僕は、「ラグビーファミリーの肖像」で、サントリーサンゴリアスの有賀剛選手とお母さん明子さんとの物語を書いています。無料です。ぜひ、お読みください。happy01

Rfm

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香港の会見

きのうの日記で紹介したアジア5か国対抗スポンサー発表の記者会見が、香港のセントラルにあるHSBC メインビルで開催された。スポンサーになるのは、HSBCグループの香港上海銀行。大会名は、HSBCアジア5か国対抗(Asian Five Nations:HSBC A5N)となる。

この大会は、アジア25協会を4部に分けて行われる。トップ5(日本、韓国、香港、アラビアンガルフ、カザフスタン)の最下位は降格になり、その下のディビジョン1のトップチームと入れ替わる。ディビジョン1は、中国、台湾、シンガポール、スリランカが参加。アジアラグビー協会の加盟協会は、過去10年で10協会から25協会に増えた。

この会見に出席した大畑大介選手のコメント。「この大会ができたことによって、今までになくアジア各国との交流が生まれてくると思いますし、さらに試合を重ね切磋琢磨することでアジアラグビー全体のレベルが上がっていくと思います。将来的には、アジアから世界へアピールできるような大会になるよう、選手としても頑張っていきたいと思います」

きのうの日記のコメント欄でご質問があった香港セブンスの件、日本代表は例年通り参加します。今年は、3月28日~30日の開催。参加24チームをA~Fの6プールに分けて行われるのだが、日本は、南アフリカ、アルゼンチン、ロシアと同組。7人制日本代表のメンバーなどは、今月中には発表されて準備を進める見込み。

本日のプレスリリースは、「サントリーカップ第4回全国小学生タグラグビー選手権大会決勝大会のお知らせ」。3月15日(土)、16日(日)、秩父宮ラグビー場にて開催される。先日2月11日の東海ブロック大会で決勝大会出場チームを決定するブロック大会が終了し、全国のブロック代表16チームが出揃った。4か月に渡って全国各地で予選大会が開催され、延べ1,016チーム、8,689名の小学生が参加したという。出場チーム紹介は、コチラ

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大畑選手香港へ

プレスリリースに、「大畑大介選手アジアラグビー協会主催 アジア5カ国対抗スポンサー発表記者会見参加」の見出し。そっか、これは行かねばと読み始めたら、2月21日とある。明日じゃないか! 明日は昼間に予定が入っている。どうしよう! と、一人慌てていたら香港で開催される記者会見のことだった。大マヌケである。

4月から日本代表は始動するのだが、試合のほうは、アジア5カ国対抗の韓国戦(4月26日 韓国・仁川)が最初になる。この大会のスポンサー発表記者会見に、テストマッチの世界最多トライ記録保持者として大畑大介選手(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)が招待され参加することになった。この会見には、大畑大介選手のほかアラビアンガルフ協会、カザフスタン協会、韓国協会、香港協会よりトッププレーヤーが参加するとのこと。アジアの顔としての参加になる。

なお、日本代表スコッド発表会見の時に発表されたATQ強化指定選手名を書いていなかったので、書いておきたい。。

PR=山下裕史(京都産業大学)、川俣 直樹(明治大学)、橋本樹(早稲田大学)、畠山健介(早稲田大学)、LO=長澤晃一(日本IBMビッグブルー)、真壁伸弥(中央大学)、No.8=豊田将万(早稲田大学)、SO=山中亮平(早稲田大学)、CTB=テビタ・レポロ(山梨学院大学)、FB=五郎丸歩(早稲田大学)

日本代表スコッドではないが、将来期待の選手として代表合宿などに参加する予定だという。この中で、日本IBMの長澤晃一選手は、大学までバスケットボールのトップ選手だった。196㎝、127㎏というサイズは魅力にあふれる。僕もインタビューしたことがあるのだが、その運動能力の高さに驚かされた。ただし、社会人からのラグビー転向なので、コンタクトプレーなどがまだ未熟というのが2年ほど前に僕が取材した時の周囲の声だった。カーワンHCも興味を持っているから、今後の成長が楽しみだ。

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スーパー14解説

火曜日は、JSPORTSのスタジオで、スーパー14第1節の南ア開催分の収録をしていた。これから放送されるものなので詳細は控えたいのだが、昨年準優勝のシャークスとオーストラリアのウエスタン・フォースとの試合は、シャークスが徹底的にプレッシャーをかけ続ける。それを、SOギタウ、WTBミッチェル、FBシェパードなどを軸に切り返すフォース。フォースの新鋭WTBニック・カミンズは、切れ味鋭いステップを見せてくれる。

もう1試合は、ライオンズとチーターズの南ア対決。昨年は両チームとも下位に沈んだし、今季も負傷者が多くちょっと心許ないのだが、とにかく互いに攻め続ける。スピーディーな展開を目指す試験的ルールの意図をよく理解して動いている気がした。 チータースのFLジュアン・スミスはさすがの安定感だ。

試験的ルールの採用について第1節を見ていくと、フリーキックからの速攻が増え、PKからタッチキックでラインアウト、モール、という流れがほとんどなくなっている。スクラムのオフサイドラインが5m下がったことについては、各チームの攻撃ラインがかなり浅く、フラットなパスに、スピードをつけてどんどん走り込んでくる。きょうの解説をしながら、個々にパワフルでスピードのあるランナーを揃える南アに、このルールは合っている気がした。

ただし、きのうの日本代表記者会見では、カーワンHCも、「新しいルールは日本ラグビーに合っている」とポジティブに話していた。たしかに速攻が仕掛けやすくなるという点は、日本にも活路が開けそう。日本代表が関連する試合でのルール改正は早くて来年からになりそうだが、FKから速攻を仕掛け、素速い展開でひたすら走り続けるスタイルを磨いてほしいなぁ。スタミナいりますよ、このルールは。

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2008年日本代表スコッド

月曜日、2008年度日本代表スコッド(FW30名、BK22名)及び日本代表関連スケジュールの記者発表があった。メンバーは以下の通り。ジョン・カーワンHCが就任してからの日本代表強化の継続性を重視して、昨年のW杯出場組が軸として残り、2011年、2015年W杯を見据えて年齢の若い選手も入れるなど、「中期的、長期的視野に立って」(太田GM)のメンバー編成となっている。

メディカルチェックなどを経て、このメンバーからコンディションのいい選手を30名選び、アジア5か国対抗、パシフィックネーションズカップ(PNC)を戦う。今年は、昨年のように最初に多くの選手に出場機会を与えてセレクションするような形ではなく、4月の初旬からメンバーを固めていくようだ。負傷者が出た場合などはスコッドから選出されるが、同じポジションに負傷者が相次いだ場合は、スコッド外から招集される可能性もある。

カーワンHCは、「アジアで優勝し、パシフィックネーションズカップ(PNC)で3勝を目指す」と語り、「昨年も大事だが、今年も非常に重要な年、昨年のW杯で得た世界の評価を落とさないようにしたい」と、さらに評価を高めるべく、チームを熟成させていきたい考えを示した。

イングランドでのプレーを希望しているジェームズ・アレジ選手については、まだ足の怪我が完全ではないが、カーワンHCが能力を高く評価しており、スコッド入りさせた。イングランドでのプレーを希望しているが、すでに日本代表キャップを得ており、IRBの規定上、日本以外の代表にはなれないことから「資格には問題なし」(太田GM)とのこと。また、アキレス腱断裂でリハビリ中の大畑大介選手に関しても、代表でプレーできるまでに回復すれば、「歓迎したい」(カーワンHC)と語った。

メンバーを見渡して、サプライズはなかったが、今季のトップリーグで活躍した選手が基本的には選ばれている。フロントロー、HB団は数が多いが、それだけ課題のあるポジションということだろう。サントリーサンゴリアスのCTBライアン・ニコラス選手が来日して丸3年が経過し、代表資格を得て代表入り。三洋電機ワイルドナイツのNO8龍コリニアシ選手は、母国のトンガ代表からもオファーがあったようだが、本人が日本代表を希望したという。

2008年度日本代表スコッド
PR1=西浦達吉、尾崎章、猪瀬佑太、中村嘉樹、HO=松原裕司、山本貢、猪口拓、青木佑輔、安江祥光、PR3=相馬朋和、池谷陽輔、中野真二、LO4=大野均、谷口智昭、清野護、佐藤平、LO5=熊谷皇紀、ルーク・トンプソン、北川俊澄、篠塚公史、FL6=木曽一、ハレ・マキリ、菊谷崇、中山義孝、FL7=フィリップ・オライリー、中居智昭、佐々木隆道、No.8=箕内拓郎、ホラニ・龍コリニアシ、豊田真人
SH=矢富勇毅、吉田朋生、佐藤貴志、田中史朗、SO=安藤栄次、正面健司、ジェームス・アレジ、廣瀬俊朗、ショーン・ウェブ、野村直矢、CTB=大西将太郎、今村雄太、ブライス・ロビンス、平浩二、霜村誠一、ライアン・ニコラス、WTB=小野澤宏時、遠藤幸佑、クリスチャン・ロアマヌ、北川智規、FB=有賀剛、久住辰也

2008年度日本代表、主なスケジュール
アジア5カ国対抗 
4月26日(土)対韓国代表(韓国・仁川)
5月3日(土)対アラビアンガルフ代表(大阪・近鉄花園ラグビー場)
5月11日(日)対カザフスタン代表(カザフスタン・アルマティ)
5月18日(日)対香港代表(新潟・東北電力ビッグスワンスタジアム)

5月31日(土)JAPAN XV 対 クラシック・オールブラックス(東京・国立競技場)

パシフィックネーションズカップ
6月8日(日)対オーストラリアA代表(福岡・レベルファイブスタジアム)
6月15日(日)対トンガ代表(宮城・ユアテックスタジアム仙台)
6月22日(日)対フィジー代表(東京・国立競技場)
6月28日(土)対ニュージーランド・マオリ(NZ・ネイピア)
7月5日(土)対サモア代表(サモア・アピア)
※スケジュールは変更の可能性があります。

追記◎秩父宮ラグビー場は、傷んでしまった芝生の張り替え、養生など来季に向けての準備のため、春は原則的に使用されないようです。

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MS杯SFを録画で見る

日曜日の夜、大阪から戻り、深夜になってマイクロソフトカップの秩父宮ラグビー場の試合を録画で観た。ほんとは月曜日にゆっくり見ようと思っていたが我慢できなかった。なるほど、いろんな方から聞いていたとおりの熱戦だ。結果を知っているのに何度も声が出た。13節を全勝で走り抜けた三洋電機ワイルドナイツは、最後まであきらめない姿勢が浸透している。

東芝ブレイブルーパスも、このプレーオフに向けて選手の休養もとりながらチームを作ってきたとあって、リーグ戦時より身体が動いていた気がする。廣瀬キャプテンも奮闘していた。東芝のマイクロソフトカップに臨むにあたってのキャッチフレーズが「感動は渡さない」だったようだが、勝利の味を知っている選手達の凄まじい勝負魂を見た思いがした。

三洋は今季、相手ボールを奪ってからのトライも多いのだが、分厚い防御と切り返しの意識の高さはこの試合でも生きていた。トニー・ブラウンは、一流のスタンドオフの手本を見せてくれている。終盤、リードされても慌てず、キックや左右への正確なパスを織り交ぜつつ、防御を崩していく。決める選手がいなかれば自らトライも奪ってみせる。ディフェンス時もまっさきに身体を張る。判断に狂いもない。彼のプレーを日本の若い選手達が間近で見られる経験は計り知れない。

ただし、三洋の強さはブラウンだけでは語れない。途中出場の選手が次々に活躍するのも今季の特徴だ。チーム戦術が全体に浸透している証だろう。試合直後、素晴らしい試合に感無量の宮本監督が「これがトップリーグ」と言っていたのが印象に残った。

決勝戦は、サントリーサンゴリアスとの対戦だ。サントリーのセットプレーの安定感はトップリーグ随一だし、スクラムでサントリーが押し込むようだと三洋は苦しくなる。サントリーのセットプレーからの攻めをどう止めるか。24日に行われる決勝戦も凄まじい試合になりそうだ。

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MS杯準決勝結果

日曜日は朝から新幹線で新大阪に向かった。米原あたりは一面の雪景色だった。どうやら乗った新幹線は、サントリーサンゴリアスと同じだった。花園ラグビー場に着くと、小雪が舞っていた。

リーグ戦を2位で通過したサントリーサンゴリアスと、3位のトヨタ自動車ヴェルブリッツは、前の週に31-31で引き分けていたこともあって僅差勝負が予想されたのだが少し差の付く結果となった。立ち上がりからFWの密集サイドをしつこく攻めたサントリーが、4分、マイボールスクラムからCTBニコラスが絶妙のゴロパントを転がし、WTB小野澤、CTB平とつないで先制トライ。

以降は、トヨタが圧倒的に攻め、SO正面のドロップゴールで3点を入れ、なおもLO谷口の突進でチャンスをつかむとFL中山が左中間にトライ。逆転に成功して一気呵成に攻め込んだ。しかし34分、トヨタSH麻田のパントキック時にキッカーの前から走り出した反則をとられたところで流れが変わる。サントリーは、ラインアウトからサインプレーを仕掛け、CTB山下がディフェンダーに的を絞らせないランニングで数的優位を作って最後はFB有賀が左隅にトライ。38分にも、FL大久保がゴールラインに迫ると、CTBニコラスが好ステップでトライ。21-10と、風下の前半をリードして、完全に主導権を握った。

後半に入ると、風下のトヨタが自陣から無理して攻める場面が多くなり、そのたびミスが出て流れが悪くなる。後半21分、FB有賀のトライでほぼ勝敗は決した。防戦一方の時に見せたサントリーの集中力は素晴らしかった。

「昨年の日本選手権の借りを返せました。負けたら終わりの試合、我々はこれをファイナルラグビーを呼んでいますが、そこでいい内容の試合ができて嬉しく思います。ライアン・ニコラスが機転の利いたタックルなどで流れを変えてくれました。前半、シンビンで14人になった時間帯が攻防の山でした。一人少ないサントリーをトヨタは崩せず、サントリーは守った。BKで獲った最初の2トライは、FWが圧力をかけていたからこそ」。清宮監督は、終盤戦上り調子の自チームを称えた。

一方のトヨタ石井監督は「もっとシンプルに攻めれば良かった。トヨタらしさが失われていた」と敗因を口にした。その言葉通り、トヨタは難しいパスをつないではミスをする場面が目立った。もっとシンプルにボールを持って前に出たほうがサントリーも苦しかった気がする。ただし、トヨタにはまだ日本選手権が残されている。再度チームを作り直して、最後の勝負に賭けたい。

試合後、僕は勝利キャプテンと監督にインタビューする役目だった。解説席を途中で離れ、ピッチレベルに降りた。最初に山下キャプテンに話を聞く直前、東京の結果を聞いたら、後半40分、東芝が21-18でリードしていた。次の情報が入ると、三洋の逆転勝利。少し興奮しながらのインタビューとなった。試合前、一緒に解説をした綾城氏と話をしているとき、彼が「トニー・ブラウンのゲームメイクは惚れ惚れする。あの選手がいたら簡単には負けないね」と言っていたのだが、東芝も意地を見せたみたいだし、どんな試合だったのか録画を見るのが楽しみ。

◎マイクロソフトカップ準決勝結果
サントリーサンゴリアス○33-10●トヨタ自動車ヴェルブリッツ(前半21-10)
三洋電機ワイルドナイツ○25-21●東芝ブレイブルーパス(前半3-8)

クラブ大会決勝は、タマリバクラブが六甲クラブを21-0で下し、日本選手権進出を決めた。タマリバは一回戦で早大と対戦する。

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