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日本選手権決勝結果

この日記を書き始めて、きょうで丸4年が経過した。3月1日から5年目突入である。朝、NHK第一ラジオ「ラジオあさ一番」に出演し、いったん家に帰ってシックスネイションズのウエールズ対フランスの録画を見て秩父宮ラグビー場に向かった。門をくぐると、先日紹介した手話で学ぶことの出来る中学校設立の募金活動が行われていた。

日本選手権決勝戦は、前日、サントリーの清宮監督が「サントリーが攻め、三洋が守る展開になると思います」と話していた通りの内容だった。前半は、サントリーがスクラム、ラインアウトで優位に立ち、SO曽我部のキックを軸に敵陣に入って、次々に攻撃を仕掛けた。三洋の反則を誘って、CTBニコラスが3本のPGを成功させる。しかし、ほぼ狙い通りに試合を運びながら、曽我部の2本のドロップゴールが外れ、トライもあげられなかったことが後半に響いた。

三洋は、後半14分までに吉田、ブラウン、川口、堀江らのインパクトプレーヤーを投入し、流れを変え始める。18分には、ブラウン、霜村、吉田とつないで両チーム最初のトライ。10-9と逆転に成功すると、25分、33分とWTB北川がトライをあげて突き放した。特に、18分のトライは見事。サントリーのゴール前で右オープン展開した三洋は、ブラウンがよく伸びるパスを霜村に送り、霜村が少し右側に走りながら、急に角度を立て直してディフェンダーの内側の肩に走り込み、身体ひとつ分前に出た瞬間、右に走り込んできた吉田にパス。絶妙のコース取り、タイミングのいいパスが連続するナイストライだった。

サントリーも反撃に出たが、WTB北條が1トライを返すに留まった。後半、やや疲れが出たかな。少しキックを使いすぎた気もした。それにしても、三洋のディフェンスは粘り強い。ブラウンの投入は、ディフェンスの勢いを増した。我慢の勝利だった。

三洋電機の榎本キャプテンは、「みんなでつかんだ勝利」を強調した。自身の怪我、ブラウンの内臓損傷など、紆余曲折を経ての優勝に「去年より今年のほうが何倍も嬉しい」と声を弾ませた。敗れたサントリーの清宮監督は、「想定内のゲーム支配ができていたが、いくつかのミスをきっちり点にされてしまった。もう少し攻めたかった」と語った。何度もチャンスを作りながら、攻めきれない敗戦。そこに実力差があるということなのかもしれない。その差を詰める日々がまた始まる。

これで国内シーズンも終了。気になるオールスター戦のメンバーは、集計後、負傷者などのチェックを終えてから発表されるようだ。3日以降になるかな。

◎第46回日本選手権大会結果

サントリーサンゴリアス●16-24○三洋電機ワイルドナイツ(前半9-3)

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    コメント

    村上さん、お誕生日おめでとうございます☆彡
    僕も秩父宮ラグビー場で日本選手権決勝を観戦していました(^O^)/
    前半のサンゴリアスのリードからディフェンスの穴を突いた三洋の連続トライは、やはり実力の差だと思います!
    今季サンゴリアスは三洋に対して雪辱は出来ませんでしたが、いい試合を出来たと思います☆彡
    もう切り替えて来季を考えましょう!
    ではまたー

    投稿: やまけん | 2009年3月 2日 17:07

    こういった誤審(?)は今まででもたくさんありました。その度にレフリーの絶対性やアマチュア性が取り上げられ、少ない報酬で重い責任を負ってる中で・・云々といった議論が出て、レフリーのプロ化、スキルアップなどが重要などと問題提起がされても結局は進歩することなくやり過ごされてきたように思います。
    確かに1試合80分間それも何試合も吹く内にはこういった誤審的なこともあるでしょう。それも含めてラグビーだ!と言いたいところですが、私たちファンもこの試合に集中して期待して1年見てきてるのです。1試合でも多くいい試合を見て感動したい、また明日からがんばろうという気持ちにさせてくれるのを楽しみにしているのです
    そういった意味で残念でした

    投稿: kerikeri | 2009年3月 1日 14:20

    東芝が出場を辞退したこともあり、正直なところ、日本選手権には身が入りにくかったです。
    ただし、東芝のことだけが原因ではなさそうに思います。
    ラグビーシーズンの中での日本選手権の位置づけを考え直すべきかな、と改めて思いました。

    トップリーグのレベルが今後さらに上がるにつれ、その必要は益々大きくなるでしょう。
    サッカーの天皇杯と同じ轍を踏まないよう願いたいものです。

    投稿: マスター | 2009年3月 1日 09:05

    北川のトライの誤審はサントリーにとって致命的でしたね。これがなければまだわからなった。協会はきちんとした説明とレフリーの処分をしないと今後尾を引くと思います。
    アシスタントレフリーはノッコンをアピールしていたようですがボールの見えない反対側にいたにもかかわらず、あんな自信満々に却下できるのでしょうか。

    投稿: 深緑朗を探せ!! | 2009年3月 1日 06:13

    三洋電機の日本選手権連覇達成で今季公式戦が全て終了した。今季のTLを牽引していたのは三洋とサントリーだったが、これに一昨季までタイトルを総ナメにしていた東芝が加わり、さながら『TL関東三國志』のような展開に。結果、東芝がリーグチャンプを奪回、三洋は選手権連覇、サントリーは無冠に終わったが、仮に東芝に不祥事が無かったらもっと拮抗していたのでは…何れにせよ来季もこの3チームが覇権争いの中心になるのは間違いないだろう。

    投稿: ローズプレステージ | 2009年3月 1日 01:48

    日本選手権のレフェリー割当経緯をラグビージャーナリズムで斬っていただきたいですね。
    専務理事のコメント聞きたいなぁ。

    投稿: またたび | 2009年3月 1日 01:27

    3月1日、お誕生日おめでとうございます!!本日の私のブログで、村上さん、冨岡選手、五郎丸選手を写真つきで紹介します。村上さんの写真は、昨年新潟で行われたアジア5ネイションズの試合でスタンドから撮ったものです。
    『スクラムトライ』
    http://ameblo.jp/yumiimai5353/

    投稿: ユミ | 2009年3月 1日 00:10

    三洋の最初のトライの1点差のコンバージョン、入江のキック位置は相変わらず近いし、サントリーは誰もチャージにいかない。こんな事で、日本のラグビーは大丈夫なんでしょうか。
    ラーカムもブラウンもスーパー14時代と同じようにやっていても、目立って一生懸命やっているように見えてしまいます。体力や技術ではないところで、世界との大きな差を感じるのは悲しいですね。

    投稿: jagabee | 2009年2月28日 23:40

    サントリーは、どうしても、かっこ良し、です。それで今まで勝ってきていて、どうして、今日は、かっこ良いまま、負けたのか、三洋は強かったとおもいます。負けると、全てが良いとこなしになるのか、気分的には、もっと緊張して、接戦を期待したのに。

    投稿: leo01 | 2009年2月28日 22:20

    素朴に、なんでトップの試合を吹けない人が
    選手権の決勝の笛吹くんでしょうか?
    最高の試合には最高の選手と最高のレフリーを
    しっかり配置して臨んでほしいですpout

    投稿: 瑞穂 | 2009年2月28日 22:15

    MS決勝ではビデオレフを採用して日本選手権決勝では無しだったのはなぜでしょう?同じ団体が管轄してしかも同じ会場だったのに。
    あれはどう見てもトライではないでしょう?アシスタントレフってインフィールドでのノックオンはアピール出来て、どうしてインゴールではダメなんですか?そういうルールなんでしょうか?あれが分水嶺だったのは明らか! 試合後の爽快感が薄れてしまい、シーズン最後の大一番がつまらなくなってしまいました

    投稿: aso | 2009年2月28日 21:44

    ハーフ団の仕留めの判断が、内容もスピードも噛み合いませんでしたかね、サントリーは。

    投稿: マスター | 2009年2月28日 20:31

    (o^-^o) 三洋ファンとしては嬉しいのひとこと。
    声の限りに応援しました。
    パナソニックの傘下となる今、この勝利は大きいと思います。
    おめでとう!そしてお疲れ様。

    投稿: メリ- | 2009年2月28日 20:10

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    » ラグビー三洋電機!日本選手権連覇達成!! [IXY-nob]
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