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記録と記憶

僕の恩師でもある大阪体育大学ラグビー部の坂田好弘さんが、NZのカンタベリー大学クラブのライフメンバーに選ばれた。カンタベリー大学クラブの日本ラグビーの交流の歴史は長い。そして、坂田さんは、1969年にこのクラブでプレーし、リーグのトライ王になり、カンタベリー州代表に選出されるなど数々の栄光に浴した。以降も、クラブとの交流は続き、このたび、その名をクラブハウスの壁に刻むことになったわけだ。126年のクラブの歴史で、まだ20名にも満たないメンバーだという。表彰式のため、坂田さんはまもなくNZへ旅立つ。

NZへ行く目的はもうひとつある。今年の1月、そのカンタベリー大学クラブの選手、コーチとして、またNZと日本のラグビー交流に多大な貢献をされたディック・ホクリーさんが亡くなった。ホクリーさんは、1964年、カンタベリー大学クラブが初めて来日した時のキャプテンでもあった。4月10日には、ホクリーさんを偲ぶ会がクライストチャーチで開かれるのだ。そして、翌日にはメモリアルゲームとして、ホクリーさんが深く関わっていた、カンタベリー大学クラブとニューブライトンクラブの定期戦が行われるという。勝者には、ホクリーさんの名を冠したトロフィーが贈られ、今後、この定期戦は、ディック・ホクリー メモリアルマッチとなる。NZの人々は、40年前に活躍した日本人の名前を忘れない。ホクリーさんの名は、試合が続く限り若い選手達に語り継がれる。ラグビー王国はこうして、先人の足跡を記録と記憶にとどめていく。見習いたい文化だと思う。

さて、話は変わって、トップリーグのクボタスピアーズから、2009年度の新加入選手(追加)、退団選手の発表があった。

新加入追加選手=李明根(前ワールドファイティングブル、SH、170cm、70kg、30歳)/鈴木貴士(前セコムラガッツ、WTB、165cm、65kg、28歳)

退団選手=山口貴豊(法政大学、FL/NO8)、安藤雅巳(明治大学、FL)、栗原喬(流通経済大学、SO/FB)、ダミアン・マクイナリ(サザンクロス大学、FB)、本吉将吾(帝京大学、WTB/CTB/FB)、伊藤宏明(明治大学、SO/FB)、香月直裕(帝京大学、PR)


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    コメント

    私は体大で村上さんの2年後輩の者です。2年前の夏クロアチア旅行の飛行機の中で坂田好弘先生の特集新聞記事を読みました。1964年にホクリーさんが主将のカンタベリー大学チームが来日して試合したことがNZとの最初の触れ合いだったこと、NZ留学が僅か半年だったこと、初めて知りました。今、坂田先生が英語が喋れるのは留学後もNZと交流を続けられてこられたからなんですね。NZでも決して過去の人ではないですね。やっぱり凄い人なんですね。

    投稿: 大津OB | 2009年3月29日 19:22

    あらためまして、坂田翁は日本が誇るレジェンドなんだと嬉しく思います
    坂田さんがNZへの扉を開けてくれたんですね

    投稿: ナベゾ | 2009年3月28日 04:35

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