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JWCを見に行こう3

瑞穂での試合の夜、実況の矢野さんらと昭和の薫りのする居酒屋で食事した。山口百恵とか、中村雅俊の懐かしい歌を思わず口ずさむ。いい試合を見たあとで気分が良かったこともあるけれど、美味しいお酒だった。

U20世界ラグビー選手権(JWC)のプール戦は、各チーム残すところ1試合。ニュージーランドとアイルランドの試合後、アイルランドのケアラン・ラダック選手が「我々はいい試合をしに来たのではない。優勝するために来たのだから残念」と言っていたが、そういう気持ちがあったから、あの試合は面白かった。しかも、JWCは年齢が区切られているので多くの選手にとってチャンスは一度か二度しかない。選手たちの必死さがより際立つ。若さゆえのミスや、気持ちの乱れもあり、そこに感情移入しやすい部分もあるかもしれない。

ニュージーランドのキャプテン、クルーデン選手は、「僕はセミプロフェッショナル」と言った。彼はマナワツ州代表なのだが、半年はプロとしてラグビーをし、半年はレストランのウエーターとして働き生計を立てている。ニュージーランドの選手たちも完全にラグビーだけで生活できている選手は少ない。多くは働きながら一流のプロを夢見ている。そういう選手が多いのも、U20の選手たちを応援したくなるところだ。

U20日本代表の試合を録画で観る。イングランド戦に引き続き必死のプレー。ラック連取の素速いトライもあり、何度もラインブレイク、いいタックルもあった。選手の成長を感じる。いま、彼らはどんどん伸びているんだと思う。ひとつのタックルミス、判断ミスの怖さ。サモアのようにランニングスキルの優れたチームにはそういったことが命取りになる。来年のJWCに出場するためには、12位以内にならなくてはいけない(ワールドトロフィー優勝のルーマニアは昇格できない見込み)。スコットランドに勝つしかない。選手たちは全身全霊をかけた挑戦をする。土曜日の秩父宮ラグビー場、ぜひみなさんの熱い声援をお願いします。

日本代表情報◎6月10日、オーストラリア・ブリスベンのバリモアスタジアムで行われた「日本代表対レッズ」の練習試合結果は以下の通り。試合のルールは、1分の休憩をはさんで前半40分、後半も同じく40分、選手交代は自由。ジョン・カーワンヘッドコーチのコメント=「パシフィックネーションズカップの前に、きょうのような激しい試合を選手全員が経験できたことはチームにとってハッピーだ。アタックシステムやディフェンスシステムもプレッシャーのかかった中でワンステップ上げることが出来た」

■6月10日
日本代表17-24レッズ(前半10-7)

お答えします◎コメントにオーストラリア代表と戦ったバーバリアンズについてのご質問ありました。バーバリアンズクラブとは、ホームグラウンドを持たず、数名の役員によって選ばれた世界一流選手で編成される特殊なクラブチームです。選手はその都度、役員からの電話で招集されます。このクラブに選ばれることは、世界のラグビー選手にとって大変な名誉なのです。

お知らせ◎JSPORTSのラグビー解説者でもあるスポーツライターの藤島大さんのトークイベントがあります。「第21回フットボール道場 at Disco Pants IRB・U20世界ラグビー選手権ファイナル直前企画〜日本ラグビーの未来を目撃せよ〜」と題し、6月19日、渋谷区千駄ヶ谷のスポーツカフェ・ディスコパンツにて。詳細は以下より。http://www.plus-blog.sportsnavi.com/yokocom/article/11

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    「日記」カテゴリの記事




    コメント

    Daemonさんのお怒りよくわかります。

    U-20は2019W杯の主力となりうる世代です。日本開催2019年W杯に国歌を歌えないホスト国代表選手たち・・と日本が大恥をかいてしまいます。

    ユースは国歌をあまり歌わないというのはどのスポーツ競技もあります。サッカーもユース世代ではろくに歌っていません。

    しかし日本ラグビーの致命的なところはユースだけじゃなく日本代表までも国歌をあまり歌えないということです。外国強豪チームは全員左胸に手を当てて歌っていることから、日本の言い訳の精神統一、心の中で歌うというのは屁理屈だと思います。

    いまから2019年に向けてユース世代から国歌斉唱を指導すべきでしょう。これは日本ラグビーの威信の問題です。

    投稿: いんこ | 2010年8月 3日 22:26

    貧乏くさい応援って…。私は一生懸命応援してくれていると感じました。彼らを批判する前に、そんな狭い了見しかない人が偉そうにしていることが日本ラグビーをマニアックでマイナーなスポーツにしていることに気付いて下さい。ミーハーな応援大賛成です。

    投稿: ルドルフ | 2009年6月12日 00:21

    心の中で歌っているのでしょう。そちらのほうが似合う曲だと思います。

    投稿: yoji | 2009年6月11日 20:32

    FIJI国の関係者の方から花園での試合のチケットをもらいました。「FIJIを応援してね」との言葉を添えて・・もらった数は10枚、通し券なので花園でJAPANが順位トーナメントに来てくれることを信じてます。一緒に行く人を今から探しますです

    投稿: kerikeri | 2009年6月11日 19:55

    アルゼンチンVSウルグアイ
    ニュージーランドVSアイルランド
    続けてTV観戦しました。2試合連続の解説お疲れ様でした。

    いい試合でしたね♪

    ところで、気になることが…。

    J Sportsで放送されているU20の試合はほとんど見ていますが、ほとんどの国の選手は自国の国歌が演奏されると大きな声で歌っていますよね。(ウルグアイ国歌の前奏の長さにはびっくりしましたがW)

    アイルランド・スコットランド・ウェールズといったチームも独自のAnthemを力強く歌っています。

    しかし、日本の選手は「君が代」が演奏されている間、ほとんどの選手が口をつむったままです。

    あれはなぜなのでしょう?
    若いから?
    歌うのが恥ずかしい?
    「君が代」が嫌?
    それとも協会からの指示?

    私自身は別に国粋主義者でも右翼でも何でもありませんし、強制的に歌わせるものでも無いことは承知しております。

    しかし、国を代表する選手が国歌演奏の際に国歌を歌わないのはなんだかとっても奇異に感じました。他国の方の眼にもそう映ったのではないでしょうか?

    どうなんでしょう…?

    村上さんだけでなく、このブログを見ている方になんとなく問いかけてみました…。m(_ _;)m

    投稿: Daemon | 2009年6月11日 16:28

    ブレディースローカップについて

    オーストラリアのHPでブレディースローカップが日本で開催されるニュースが載っていたのですが、日本協会へ問い合わせをしたところ未定であるとの返事でした。
     この件で何か情報が有ればお知らせ下さい。

    投稿: MAK | 2009年6月11日 12:49

    『日の丸』人文字〜熱い応援も感動しました

    【あれ】は、サインコール妨害の罵声では無く…彼らの、目の前であったプレー サモア選手に対するブーイングでしょ?

    彼らも間違いなくラガーマンで、それくらいのマナー&モラルはあると思います。

    投稿: 三都屋 | 2009年6月11日 11:13

    小2の息子と応援に行きます。「必死のプレー」を!!
    「必死に応援」します。

    投稿: ヨカロウモン | 2009年6月11日 08:58

    「彼ら」の近くで見ていましたが席を立つ際は身を低くするなど周りの人達に気をつかってましたよ。相手チームのサインを妨害するのは頂けない行為だったけど、彼らがいなければいつもの静かなスタンドだったと思います。

    投稿: 通りすがり | 2009年6月11日 08:56

    確かに応援のマナーが悪いのは良くないですが…貧乏くさい応援って…
そういう時こそ、きちんと応援をできる人が手本をみせるべきなんじゃないですかね…
ダメだから来るな、じゃあんまりです(*_*)

    投稿: ナガサキング | 2009年6月11日 08:49

    次回JWCの出場権のお返事ありがとうございました。秩父宮に行けませんので、花園でフランス対南アフリカを応援しにいきます。

    投稿: 近鉄ファン | 2009年6月11日 08:42

    上から目線でラグビー知らない奴は来るな、みたいな言い方しないで目に余るやり方見かけたら注意してあげたらどうですか。
    応援しにきた気持ちは同じです。
    とにかく土曜日はがんばってほしいです。

    投稿: もぐ | 2009年6月11日 07:57

    土曜日は身が引き締まる思いです
    お願いだから貧乏臭い応援する人は来ないで欲しい
    家で隠れてやっててください

    投稿: ナベゾ | 2009年6月11日 04:56

    対サモア戦のU20日本代表は、いいところまで追い詰めて、かなり惜しいゲームでした。
    ミスの怖さ、危うさを実感していることでしょう。
    そうやって成長していくのですよね。このチームには、まだまだ伸び白を感じます。

    投稿: サファイヤ | 2009年6月11日 00:22

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