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未来のトップリーガーへ

日本代表のジョン・カーワンヘッドコーチがまだNECの選手だった頃、日本でラグビーを普及するための一番の方法は? と尋ねたことがある。「僕だったら、日本中の公園にラグビーボールを転がしておきますよ」と話していた。実際にはボールが使えない公園が多いわけだけど、子供達に楕円球を触ってもらうのは、普及の一番の近道だ。

ただし、ラグビーボールは安いものではないので、チームによってはボールが足りなかったり、古くなって丸くなってしまったものをずっと使っていたり。僕の高校時代もそうだった。ほとんどサッカーボールのようになったのを使っていたなぁ。最近は、丸くなるというより、あの表面のプツプツがすり減ってしまうのかな。

ジャパンラグビートップリーグが、2009-2010シーズンの公式試合で使用したボールを日本協会登録の高校生以下のチームに進呈する、「未来のトップリーガーへ」プログラムが実施されることになった。トップリーグは、毎試合ごとに新しい試合球を使用している。これらを「未来のトップリーガー」の練習球として進呈することで、ラグビーの普及・育成に貢献し、試合使用球を有効活用する狙い。大会ボールサプライヤーの、スズキスポーツの協力の下、実施される。

トップリーグのオフィシャルサイトにて募集。募集チーム数は、20チーム(多数の場合は抽選)。1チームあたり5球(合計100球)。発送は、トップリーグの全日程終了後となる。僕が高校生なら、トップリーグのボールを使うだけで上手くなった気分になるだろうなぁ、たぶん。そして、トップリーグから日本代表、ワールドカップ出場を多くの選手達に目指してもらいたい。

以前、ラグビーの普及活動の取材をしているとき、元木由記雄選手が子供達に「みんなも、ジャパンになれるよ」と声をかけていた。もちろん、誰もがなれるものではないのだが、誰にでも可能性があることも確か。実際、日本代表になった選手の多くが、「なれると思っていなかったけど、あきらめずに頑張って良かった」と話してくれる。そう、あきらめてはいけないのだ。きょうの練習から、頑張ろう!

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    コメント

    ラグビーの凄いとこは、高校から始めてもジャパンになれるし、東芝の大野選手のように大学から始めてもジャパンになれる可能性があるってとこ!!


    可能性は無限大☆

    投稿: キキララ | 2009年9月 1日 07:52

    もしかしたら巷に出現したパンダの落書きも、パトカーのイメージアップキャンペーンなのかもしれませんね

    投稿: ナベゾ | 2009年9月 1日 05:17

     普及にはやはり試合会場で感動を与えることだと思っています。昔の方が点が入らなくてよかった。一番人気があったころはトライ数がサッカーのゴール並みだったと思うのですが。ただこれは世界のラグビーではトライがポンポン入っても人気があるのかなと自己否定が起きるのです。よく分かりません。

     男子ゴルフの石川選手を見ても、スターが一人いると、人気はあがりますね。

     私はプロ野球の楽天が、試合後にグラウンドのまわりでファンにタッチしている姿が忘れられません。私はそういう風に下の段まで降りていって選手とタッチするほど若いわけでもないし、そういう風なことをしてもらう子供もいませんが、それでもそういう風な取り組みをしている様子を見ると、いいなと感動して、応援したくなります。地道なファンサービスはクチコミで何倍もの人を呼び込むと思います。

     でも基本はいい試合でしょうね。競り合った白熱した試合を期待しています。

    投稿: トンガリキッズ | 2009年9月 1日 03:09

    ラグビーの普及の場合、必要なことは、安全面からいって経験のある指導者の必須とナショナルチームが強いことでしょう。
    強ければ誰もが注目するので認知させるには一番容易ですが、熟練の指導者がいれば、危険といわれるラグビーを安心してお子さんに習わせる親御さんも多いはず。
    指導者の育成も重要ですよね。
    カーワン監督推奨のボールを公園に置いとく…でもNZの子供達はボールがなくても、缶や何かをボールの代わりにして遊びながら、楽しみながらラグビーを覚えていきますよね、試合で観た選手に憧れながら。
    だから試合を観に来た子供達に来て良かったと思い出に残る試合とほんの少しの子供のためのイベントがあれば良いですね、ただ大人が楽しむだけではなく。
    あと昔の海外のラグビー場みたく、試合後グラウンドを開放して子供が遊べるように出来ればいいんだけどな~
    試合での興奮を忘れないうちに、プレーを真似てみたいと思ううちに!

    そうボールといえば、自分はバレー部でしたが、試合前に自宅でボールを磨いていたら、ラグビー部の監督だった父が「ボールっていうのは、こう磨くんだ」と、唾つけて磨き、周りに顰蹙されたな~
    その頃ラグビーボールには汗とか、涙よりも唾液がついていると思ったっけ。。。

    投稿: rua・toru | 2009年9月 1日 01:18

     ノーコンテスト・スクラムをなくすために、登録選手を23人に増やしたり、フロントローが出来る選手を各ポジション最低1人は控えに置いておく、とかのルール変更が検討されているのですか~?

    投稿: rugbyhead | 2009年9月 1日 00:37

    硬い話しをすれば、普及の足かせとなっているのはやはり中学校にラグビー部がない、ということでしょう。これが決定的に競技人口を落としている。各地のスクールはそこそこ活発なのに、中学部で続ける人は減る。
    その理由は、中学の部活と両立できないことと、中学でのラグビーが小6までのミニラグビーと比べると格段に競技水準が高くなることにあるのではないか、と思っている。

    投稿: エリス少年 | 2009年8月31日 11:09

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    村上さんのブログに、ラグビーボールが丸くなるまで使っていたという話が・・・。 村上さんって僕より少し年上なので、革のボールを唾で磨いた世代と思う。 ボールを光らせるために個々人に色々なノウハウがあって・・・。 パンストで高速で磨くと良いとか、バナナの皮が良いとか、食後の粘りのある唾が良いとかうちのラグビー部にも色々ね・・・。 で、革のボールなので、雨の練習の後で空気を抜かずに帰ってしまうと、次の日には・・・。 村上さんはボールが丸くなってとサラッと書いているけれど、革のボールが丸いブタのよう... [続きを読む]

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