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ブロウの映画

 現在公開中の映画『君はノーサイドの笛を聞いたか』についてのコメントをいただいた。このドキュメンタリー映画は、70年前、オーストラリア代表ワラビーズで活躍した日系人W.P.J.イデ(愛称・ブロウ)の人生をたどっている。

 1939年、ブロウはイギリス遠征のチームに選ばれたが、第二次世界大戦が勃発し、1940年、ブロウは陸軍に志願。その後、シンガポールで日本軍の捕虜となり、タイ-ビルマ間を結ぶ「泰緬鉄道」建設の強制労働に従事した。1944年、ブロウたち捕虜は輸送船「楽洋丸」に乗せられ日本へ向かうが、フィリピン沖でアメリカの魚雷攻撃を受け海に放り出された。誰もが我先に救命ボートに乗り込もうとする中で、ブロウは救命ボートに乗るのを仲間に譲って死んだと言われる。公式ホームページには以下のようにある。

「誰よりも平和を願い、もう一度、愛する恋人に会いたがったブロウ、過酷な強制労働を生き抜いたブロウはなぜ死を選んだのだろうか? 2つの祖国の狭間で何を思って生きたのか。残された恋人、両親、ラグビー仲間たちは、ブロウをどう思っていたのだろうか? この作品は、時代に翻弄された日系オーストラリア人・ブロウを訪ねる中から、戦争、平和、家族、ラグビー、日本とアジア・オーストラリアの関係、そして、ブロウ自身の生き様を伝え愛と平和をテーマに描きます」

上映情報は、こちらのホームページをご覧ください。

 毎日新聞の山梨版に「逆風の中で:社会人スポーツの模索」という記事が掲載されていたという情報をいただいた。クリーニング設備の製造などを行う東京洗染機械製作所(東洗、本社・東京都)の山梨工場(山梨市)の社員を軸にしたクラブチーム「クリーンファイターズ」の選手たちの奮闘が描かれていた。

 記事は、工場前を流れる重川を清掃する選手達の姿から始まっている。東洗は1993年に「地域密着型の企業に」と峡東地域で盛んなラグビー部を創設した。部員不足解消のため、02年にクラブ化。しかし、東洗はクラブ化後も遠征費やユニホーム、ボール代など年間500万円の経費のほとんどを負担する。地元中学生対象のラグビー教室なども開き、坂本主将は「会社の宣伝になるのでラグビー、奉仕活動の両方ともしっかりやりたい」。また、日川高校、日体大OBの日原達仁監督は「ラグビーで培ったチームワークは仕事にプラスになる」と話している。

 現在、チームは関東社会人1部に所属。目標は今後3~5年で1ランク上のトップイーストに昇格することだ。日原監督は「さらに上を目指すには、今まで以上に資金が必要」と複数スポンサーの支援を望んでいるという。今後はこうしたクラブチームも増えてくるのかもしれない。ちなみに、この日原さんは、日川高校の卒業生ながら、東芝で活躍した日原大介選手と血縁関係はないそうだ。

 いろんな形でラグビーに携わり、支える人たちがいる。背筋が伸びる。

 きょうは、トップリーグ開幕前のプレスカンファレンスの案内が届いた。あっというまにシーズン開幕だ。NECグリーンロケッツからは、「あびこラグビーフェスタ2009開催」のお知らせが。8月8日、17:30~19:00(雨天中止)。詳細は、グリーンロケッツのホームページをご覧ください。

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    コメント

    長崎では9月4日の上映予定なので楽しみにしています。
    ワールドカップの日本開催が決まったのでラグビー人気を復活させるためにも、この物語が実写で映画化されると良いのでしょうが。
    映画といえばクリント・イーストウッド監督の「インビクタス」が来年1月公開されるそうです。1995南アフリカ大会が舞台の人間ドラマらしいです。マンデラ大統領をモーガン・フリーマン、フランソア・ピナール主将をマット・ディモンが演じるとのこと。日本プレミアでイーストウッド監督にワールドカップ日本開催をアピールしてもらえないでしょうか。

    投稿: 長崎人 | 2009年8月 5日 11:40

    先週金曜、日比谷公会堂に映画見に行きました。
    良い映画です。学校教育教材として取り上げても良い感じ。
    子供たちはもちろん、お子様を持つ親御さんたちにも是非観てほしい映画です。
    しかし、宣伝されてないためか観客数が非常に少なく、とても残念に思いました。
    見終えた後、拍手が館内に鳴り響いたことは忘れられません。
    またどこかの会場に見に行こうと思います☆

    投稿: ハマっ子 | 2009年8月 5日 10:44

    物語の最後の辺りにあの大西鉄之助氏の名前がでてくるものの、
    私は「死に至るノーサイド」をフィクションとして読みました。ブローも架空の人物と思っておりました。ブローが実在していたとは感無量です。村上さん映画の情報をお知らせくださり、ありがとうございました。今週末の関内or来週の川崎で是非鑑賞したいと思ってます。

    投稿: 後藤民男 | 2009年8月 4日 22:05

    後藤さん、それです。

    投稿: マスター | 2009年8月 4日 07:52

    「死に至るノーサイド」蟹谷勉著ですね。

    投稿: 後藤民男 | 2009年8月 4日 05:12

    記事に「トップイースト11」とありますが、今シーズンから「トップイースト」に改称されています。12チームが所属していますね。

    投稿: tolucky023 | 2009年8月 3日 22:25

    映画のネタ本なのかどうかは分かりませんが、イデ氏の生涯を辿った本がありましたね。
    今手元にないので書名は覚えていないのですが、文中にタワー・オブ・ストレングスという表現があったことを記憶しています。

    投稿: マスター | 2009年8月 3日 21:21

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