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京都、博多、鹿児島へ

土曜の朝、京都からのぞみで博多に向かった。「ラグビー愛好日記3」の出版記念トークイベントのためなのだが、その前に、秩父宮ラグビー場で行われる三洋電機ワイルドナイツ対神戸製鋼コベルコスティーラーズの試合をどうしても生放送で見たかった。JSPORTSを見られるところを探していたら、縁あって筑紫丘高校ラグビー部監督の藤山卓也先生のご自宅にお邪魔することになった。これ、極めて稀なケースである。

試合は三洋電機が素晴らしいトライを連発。予想以上の大差になった。最終スコアは、50-5。後半8分、三洋のCTB霜村の身を挺したセービング、そこからの素速い展開で、SOブラウンがタックルをかわしながら、片手でふわりとしたパスを送って、LOヒーナン、WTB三宅とつながったトライは印象的だった。攻守に前に出た三洋の完勝。ラインアウトの獲得率が悪いなかで、相手にボールを獲られてもすぐに取り返せる力強さが際だっていた。神戸製鋼もモールからトライを返したが、敵陣にもなかなか入れず、縦にディフェンスを切り裂くこともできなかった。

Fujiyama

さて、藤山先生は筑紫丘高校を指導されて足かけ17年になる(途中で一度他校に異動になって戻ってこられて5年目だとか)。九州電力キューデンヴォルテクスのFL松本允選手などを育てた。大学は僕と同学年で、先生が持っていたラグマガの1986年の写真名鑑に僕も大体大の一員として載っているのだが、その他にも各チームの指導者になっている人がたくさんいて、名鑑を見ながら2人で大いに盛り上がった。先生の家は地中海が似合うような開放的な家で、リビングがものすごく広かった。ラグビー部のメンバーが集まれるように作ったのだという。いろんな話をした。激戦区の福岡県だが、「やぱり花園に出たいですよ。あきらめたときは、指導者をやめるときです」などなど、熱かった。高校の指導者のみなさんの情熱にはいつも頭が下がる。藤山先生、ありがとうございました。

Hakatatalk1

そして、トークイベント。九州出身のラグマガ田村編集長、いつもお世話になっている博多の知人のみなさんがホテルシーホーク福岡という立派な会場を用意してくださった。ちょっと緊張しつつ、田村編集長の進行で、ゲストの谷崎重幸さん(東福岡高ラグビー部監督)、小林深緑郎さんとラグビー界の現状についてさまざま語りあった。谷崎さんは、若い選手達へのコーチングに触れ、高校ラグビーの指導を通じ、またNZで学んださまざまな哲学を話してくださった。「NZで学んだことの一つに、DON'T とNOを言ってはいけないということがあります」。ラグビーに正しい答えはなく、生徒がやることを否定せず、個性を伸ばしていくということか。のびのびとしたラグビースタイルは、こうして作られていくのだろう。

Hakatatalk2

お客さんは約60名。東福岡高校の現役選手、卒業生のお父さん、お母さんが多く、僕のブログを読んでくださっている方などラグビー愛好家のみなさんも多数来てくださった。写真の通り、歓談タイムでは、小林さんや谷崎監督もみなさんのテーブルに座って、直接ラグビー談義。有名選手のお父さんやお母さんに会うと、なんだか楽しい。お子さんのことなど話しつつ、楽しい2時間を過ごすことができた。

参加者のみなさん、ありがとうございました。そして、このイベントの運営に尽力してくださったみなさん、心より感謝いたします。帰りはミスチルのコンサートが開催されていたこともあって、大混雑でタクシーを拾うのも一苦労。さまざまご迷惑かけました。

関係者との打ち上げでは美味しい魚を食し、日曜の早朝に鹿児島へ。新幹線つばめは、何度乗っても快適だ。ただいま、鹿児島中央駅でこれを書いている。では、トップリーグ2試合の開催される鴨池競技場に行ってきます!

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    コメント

    これが栄枯盛衰というものなんでしょうかね
    かつて全国社会人大会ではどうしても勝てなかった神戸製鋼相手にあわやシャットアウトのワンサイドゲームだなんて
    勝てたのは嬉しいけれどなんだか複雑ですね

    投稿: 三洋ファン | 2009年11月30日 19:13

    優秀な選手が優秀な指導者にそのままなるとは限らないというのは、よく言われること。ラグビーの監督はは特に孤高の存在ではまずい。

    投稿: nori | 2009年11月30日 14:03

    神戸の落日を見た思いです。

    投稿: その辺の人 | 2009年11月29日 22:01

    神戸製鋼に恨みがあるわけではないが、正直な気持ちお粗末すぎる。いつからこんな弱小チームになったのか。パスは放れない。取れない。能力がないのにラインアウトでは長くスロー。キックは落とす。負けているのに下のボールにセイビングしない。たまの攻撃は片手で持って横走り。
    伏見工で平尾監督が教わったとおりのことを選手たちに教えてやらせればいいだけなのに。

    明治大と根は同じなのかな。弱小なのに12月の国立の芝でのプレーは保障されている。選手たちは勘違いするだろう。おれたちは特権チームだ!って。本来なら早大戦なんて9月か10月に行われる凡カードだ。明治大を弱小のスパイラルに陥れているのは協会かもしれない。

    投稿: エリス少年 | 2009年11月29日 17:44

    行きたかったなぁ。トークライブin福岡。
    前回、書き込んだようにPTAのイベントのため欠席。
    次に福岡である時は、何が何でも参加せねば。
    またお待ちしております。

    投稿: もろきう | 2009年11月29日 16:19

    福岡空港で小林さんを見かけました。
    村上さんは朝の列車で出発したと
    周りの人と雑談しながら鹿児島行きの
    飛行機に搭乗していきました。

    投稿: OnsidekickRecover | 2009年11月29日 15:37

    神戸ファンの方々怒り心頭の様ですね。我々三洋ファンも昔神戸が憎かったです。失敗から何を学ぶかが重要ですから。ただあまりにも神戸は叩き甲斐ない相手になってしまいました。それはラグビーファンとして残念です。

    投稿: 角 | 2009年11月29日 14:07

    やられましたという感じはないやろ。指導者としての言葉ではない。あまりにも無責任です。

    投稿: カンニング | 2009年11月29日 13:46

    プレー中に三宅選手がスタンドのファンに手を振ってましたね。神戸ファンとしては屈辱的なシーンでした。超攻撃的ラグビーってモールを押し込んだり、キックばっかりの30年前の高校ラグビーみたいなのを指すのですか?僕も平尾さんにはやめていただいて欲しいです。思い切って清宮さんあたりにでも頭下げて監督してもらうしかないのでは。

    投稿: ごめんやす | 2009年11月29日 13:35

    頼むから平尾監督、辞任してください。3年連続で三洋に50失点以上。もう耐えられません。メンバーが格下ならこんなこと書きこみません。でもあれだけ素晴らしい選手達が揃ってるのにこの有り様は明らかに指導力不足。これでは松原、後藤、今村等の一流選手達が飼い殺しです。全ての神鋼ファンを代表して言います。平尾さん、辞めてください。

    投稿: ジンジャーエール | 2009年11月29日 13:24

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