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2009年3月22日 - 2009年3月28日

記録と記憶

僕の恩師でもある大阪体育大学ラグビー部の坂田好弘さんが、NZのカンタベリー大学クラブのライフメンバーに選ばれた。カンタベリー大学クラブの日本ラグビーの交流の歴史は長い。そして、坂田さんは、1969年にこのクラブでプレーし、リーグのトライ王になり、カンタベリー州代表に選出されるなど数々の栄光に浴した。以降も、クラブとの交流は続き、このたび、その名をクラブハウスの壁に刻むことになったわけだ。126年のクラブの歴史で、まだ20名にも満たないメンバーだという。表彰式のため、坂田さんはまもなくNZへ旅立つ。

NZへ行く目的はもうひとつある。今年の1月、そのカンタベリー大学クラブの選手、コーチとして、またNZと日本のラグビー交流に多大な貢献をされたディック・ホクリーさんが亡くなった。ホクリーさんは、1964年、カンタベリー大学クラブが初めて来日した時のキャプテンでもあった。4月10日には、ホクリーさんを偲ぶ会がクライストチャーチで開かれるのだ。そして、翌日にはメモリアルゲームとして、ホクリーさんが深く関わっていた、カンタベリー大学クラブとニューブライトンクラブの定期戦が行われるという。勝者には、ホクリーさんの名を冠したトロフィーが贈られ、今後、この定期戦は、ディック・ホクリー メモリアルマッチとなる。NZの人々は、40年前に活躍した日本人の名前を忘れない。ホクリーさんの名は、試合が続く限り若い選手達に語り継がれる。ラグビー王国はこうして、先人の足跡を記録と記憶にとどめていく。見習いたい文化だと思う。

さて、話は変わって、トップリーグのクボタスピアーズから、2009年度の新加入選手(追加)、退団選手の発表があった。

新加入追加選手=李明根(前ワールドファイティングブル、SH、170cm、70kg、30歳)/鈴木貴士(前セコムラガッツ、WTB、165cm、65kg、28歳)

退団選手=山口貴豊(法政大学、FL/NO8)、安藤雅巳(明治大学、FL)、栗原喬(流通経済大学、SO/FB)、ダミアン・マクイナリ(サザンクロス大学、FB)、本吉将吾(帝京大学、WTB/CTB/FB)、伊藤宏明(明治大学、SO/FB)、香月直裕(帝京大学、PR)


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スガダイラ

きのう、あるお店で初めて会った人と話していたら、昔、菅平高原でアルバイトをしていたという。旅館名とか聞いているうちに、すごく懐かしい話になった。日本のラグビー関係者が誰でも反応する地名としては、菅平が一番かもしれないなぁ。特に僕くらいの年代では。あの夏合宿のことは、忘れようとしても忘れられない。僕も二度と来るもんか!と思ったけど、あれから20数年、毎年行っている。まあ、練習さえなければいいところなのだ。

7人制日本代表、U20日本代表、高校日本代表、それぞれ遠征中である。高校日本代表は、2戦目を終え、2敗。厚い壁に跳ね返されている。

第1戦 
高校日本代表 14 -50 イングランドU18選抜
第2戦
高校日本代表 7-51 レスタータイガース・アカデミー XV

◎2戦を終えての高崎利明監督のコメント
「選手たちにとって初めてのナイトゲームとなりました。試合開始から、相手の非常にパワフルなプレーに押され、ミスが多くなり一方的な展開となってしまいました。ディフェンスで頑張ってしのいでいましたが、守りきれず立て続けにトライを許してしまいました。前半の終わりにトライを返しましたが、ミスから波に乗れず、後半、疲れが見え始めた相手に何度も攻め込みましたが押さえ込まれ、ノーサイドとなってしまいました。ここまでの反省を最終戦にいかし、接戦に持ち込みたいと思います」

U20日本代表は、日本協会のホームページに、選手の声も反映されたレポートがある。現地の様子が想像しやすい。ウエールズでも早朝練習などで鍛えられているようだ。

U20は第1戦を終了。結果は文末の通り。これから試合だが、高校日本代表など、このあたりの年齢でのラグビー強国のレベルは加速的に上がっている。現在、行われているスーパー14でも、18歳や19歳の選手がどんどんデビューしている。先日のトークイベントのときに、小林深緑郎さんも、プロ選手の低年齢化に触れていたが、15歳でプロ契約する選手も出始めている。日本も同じことをするのがいいとは思わないが、大学1、2年生年代の試合経験を増やすことはすぐにでもとりかかるべきことだろう。

第1戦
U20日本代表 26-43 ウェールズ学生選抜

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ラグマガ5月号発売

アレルギー科の病院で血液検査した結果、僕は「スギ」のみのアレルギーと判明。ヒノキ、ブタクサ、ハウスダスト、ダニ、大丈夫だった。そう聞いたら、なんだか急に楽になってきた。

火曜日の午後、JSPORTSのスタジオで収録があったのだが、電車の中で、ワンセグでWBCを観戦する人をたくさん見た。ちなみに僕も見ていた。会社についたらWBCの優勝が決まった直後。JSPORTSはWBCを完全生中継していたので、興奮気味で収録を終えたギャオス内藤さんを見かけたりした。スポーツっていいな、一喜一憂するのって楽しいな、と実感。くどいようですが、WBCの次、世界大会はJWC(ジュニアワールドチャンピオンシップ=U20世界ラグビー選手権)です。よろしく。

Cover_0905

25日はラグビーマガジン5月号の発売日。巻頭の座談会は、三洋電機ワイルドナイツの、相馬朋和、霜村誠一、入江順和、三宅敬の4選手。でも、飛び入り参加のもう一人がすごく可愛い。4人でシーズンを振り返っているのだが、マイクロソフトカップ準決勝のこことを相馬選手が「テストマッチみたいだった」と語るなど、選手の実感が興味深い。この4人って、みんなラグマガの表紙になったことあるんだなと思いきや…。詳細は誌面で。

今回の特集は、読者の選ぶベスト・オブ・08-09シーズンなので、誰が取り上げられているか書くと結果が分かってしまう。このあたりで。巻末インタビューは、高校ラグビー界の名門・本郷高校を定年退職される大浦一雄ラグビー部監督。僕も縁あって何度かグラウンドに行かせてもらった。昨年行ったときも、生徒達の集中力の高さに感心した。本郷は春に弱くても秋になると強くなると、関係者に聞いたこともある。指導力の賜物だろう。先生、お疲れさまでした。

◎お知らせ
3月29日、埼玉県深谷市櫛挽の櫛挽ヶ原ラグビー場にて、13:00からの予定で、子供たち対象のラグビー教室が行われるそうです。 三洋電機、NEC、コカ・コーラウエスト、東芝などの選手約20名程度が参加するとのこと。有名選手たちにたくさん会えそうです。主催:ファンクションフィールド、共催:国連支援交流協会

追記◎参加予定選手は以下の通りです。三洋電機=水間良武、三宅敬、田中史朗、木川隼吾、石井健太、相馬朋和、三木亮平。NEC=浅野良太、武井敬司、片岡淳史、吉村尚人。 コカ・コーラウエスト=渕上宗志、東芝=豊田真人。このほかも調整中とのこと。

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行く人来る人

月曜日の朝、どうしてもWBCを見てしまう。明日も見るんだろうなぁ。まあ、もともとベースボール・マガジン社にいたんだから当然かもしれない。しかし、今年は、JWCである。6月はJWC(U20世界ラグビー選手権、ジュニアワールドチャンピオンシップ)で盛り上がろう。

きょうは、選手の退団や入団のニュースがたくさん流れた。退団して移籍する選手もいるが、そのあたりは近日中に発表されるだろう。

NECグリーンロケッツから「2008年度勇退選手」という表現で発表があった。チームの新体制にスタッフ入りする選手などもいて、追々明らかになるようだ。マーシュ選手も現役引退かぁ。中心選手が多く、なんだか寂しい気持ちになる。また、辻選手は早稲田大学ラグビー部のコーチ、向山選手は同志社大学ラグビー部のBKコーチと、それぞれ母校のコーチングスタッフ入りする。

勇退選手=東考三、水山尚範、グレン・マーシュ、大東毅、横山洋人、辻高志、向山昌利

福岡サニックスブルースからも「新入団選手、退団選手、引退選手」の発表があった。
現役を引退するのは、鬼束竜太、ディオン・ミュア、徳永剛の三選手。オフィシャルホームページに、鬼束選手の次のようなコメントが紹介されている。
「5歳のときラグビーと出会い、それから30年。憧れの先輩を目標とさせていただき、同年代のライバルに刺激を受け、若い後輩たちから元気をもらい、この歳までラグビーができたことを幸せに思います。また、ラグビーを通じて、出会うことができた、すべての方々、どんな時もあたたかく応援してくださったサポーターの皆さま、そして、これまで支えてくれた家族に、心から感謝したいと思います。本当にありがとうございました」

新入団選手=永谷一樹(PR 志學館大学)、原田航路(SH 東芝大分)、ジェイク・パリンガタイ(LO/FL/NO8 日本IBM)

退団選手=堀田雄三、上田栄太、松尾博文、星野幸喜

来季からトップリーグに昇格するリコーブラックラムズからは、「2009年度新入部員」の発表があった。他チームからの移籍も多く、即戦力の選手が並ぶ。

桑原大祐(PR 立正大学)、サムエラ・マフィレオ(PR/LO 日本大学)、柴田和宏(LO/FL 日本体育大学)、馬渕武史(LO/FL 日本大学)、森山展行(LO/NO8 大東文化大学)、吉澤尊(FL 帝京大学)、森谷和博(FL/NO8 拓殖大学)、ダニエル・ピータース(SO/CTB 拓殖大学)、横山健一(WTB 拓殖大学)、住田圭(PR ワールド)、田村和也(PR ワールド)、伊藤雄大(PR ヤマハ発動機)、生沼知裕(LO/FL セコム)

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世界ラグビー三昧

日曜日はいろんな試合が開催された。熊谷ラグビー場では、三地域対抗の関西代表対関東代表、ニッパツ三ツ沢競技場では、日英大学交流のオックスフォード・ケンブリッジ大連合対全関東学院大、京都の宝ヶ池球技場では、Japan Women’s Sevens 2009 など。しかし、この日曜は事情あってどこにも行けなかった。

金曜日から日曜の深夜は、スーパー14、シックスネイションズざんまい。第6節に入ったスーパー14では、首位のブルズを、ホームでハリケーンズが迎え撃ったのだが、6枚のイエローカード(累積でレッドカード含む)が乱れ飛ぶ試合。ブレイクダウン(ボール争奪局面)での反則が多かった。反則するのが悪いのだけど、ちょっとカード出し過ぎかな。チーフス対ブルーズは、アタック面でスーパープレーが連続するなど、すごく楽しめる試合。チーフスファンにはたまらない内容だ。

シックスネイションズは、まずは、フランスがイタリアとの地力差を見せつける。イングランド対スコットランドのカルカッタカップは、さすがに世界で最も古いテストマッチ。引き締まった内容だった。それにしても、NZからイングランドに渡り、居住3年で代表資格を得たリキ・フルーティの活躍は興味深い。NZではハリケーンズでも完全なレギュラーではなかった選手がイングランドにはフィットしているのだから。

そして、優勝をかけた大一番となったウエールズ対アイルランド戦。カーディフのミレニアムスタジアムはすさまじい盛り上がり。互いに勝利を意識してやや硬かったけど、その緊張感はびんびん伝わってきた。録画をした方はぜひ見てください。朝まで観戦で眠いっす。

追記◎数日前のコメントで、お笑いトリオの、ななめ45°のことがありました。もちろん、JSPORTSでバナナマンを軸に若手お笑い芸人のみなさんと一緒にタグラグビーをしていた頃のこと、憶えています。土屋さんは高校の時ラグビー部だったから、我々チームの中心選手。たくさんの子供達と対戦したのは懐かしい思い出です。こちらも数日前のコメントで、スーパー14のドラフト制度に関する質問がありました。これは、日本のプロ野球のようなものではなく、各チームが予め決められた人数制限のなかで選手をプロテクトし、それ以外の選手はスコッドに入っていても、他のチームから声がかかったら移籍できるものです。

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