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2009年3月29日 - 2009年4月4日

S14第8節ほかいろいろ情報

ご近所の庭が綺麗でいつも気になっていた。シダレモモかな。

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金曜日は、スーパー14第8節の注目カード、クルセイダーズ対ブルズをライブで解説した。放送は、4日(土)の18:00からJ sports Plusにて。主力が相次ぐ怪我に悩まされながら、粘り強い戦いで3勝3敗1分けに持ち込んだクルセイダーズに対し、ブルズは、前節ハイランダーズに初黒星を喫したものの、FWの核であるマットフィールド、切り札WTBハバナが復帰。どう考えてもブルズ有利なのだが、平たく言うと、クルセイダーズがめちゃくちゃ頑張る。引っ張るのは、LOブラッド・ソーン、FBレオン・マクドナルドといった経験豊富なオールブラックたち。互いにミスも多いのだけど、熱い戦いだった。

トップリーグの話題では、NECグリーンロケッツの新体制が明らかに。監督の細谷直さんがGMになり、岡村要ヘッドコーチは留任。新たに、東考三、グレン・マーシュの両氏がコーチになって、肥後隆之さんとともに岡村HCを補佐することになった。キャプテンは、熊谷皇紀、バイスキャプテンは、ニリ・ラトゥ、山本貴治、安藤栄次、松尾健の4人体制になった。

リコーブラックラムズは、3人の移籍による新入部員を発表。加入するのは、神尾卓志(SH 前セコム)、ロッキー・ハビリ(CTB 前サントリーサンゴリアス)、重見彰洋(CTB 前・日本IBMビッグブルー)。即戦力の加入で、リコーのメンバー編成も楽しみだ。

日本代表は、4月15日より活動を開始するのだが、7人制日本代表メンバーでもあった松下馨(ヤマハ発動機ジュビロ)が怪我のため、代わって同じくヤマハ発動機ジュビロの五郎丸歩が入ることになった。

高校選抜大会は、土曜日から決勝トーナメントが始まる(熊谷ラグビー場)。常翔啓光学園を破った長崎南山は東海大仰星との対戦となる。日曜日に準決勝、決勝は7日の火曜日。決勝戦は、JSPORTSで録画放送される。

5日の日曜日は、伝統の「第51回 Y.C.&A.C. JAPAN SEVENS」もある。横浜のY.C.&A.C. グラウンドで開催。横浜市中区矢口台11-1 根岸線山手駅下車、徒歩10分。 

◎愛好的読書日記=【猫を抱いて象と泳ぐ】(小川洋子著 文藝春秋)を読んだ。伝説のチェスプレーヤー、リトル・アリョーヒンの生涯。繊細な描写がとても心地よくて、じんわり感動しながら読んだ。言葉って、なんだろうなぁって思ったなぁ。想像力をかきたてられるとてもいい本だった。

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仙波選手に会う

木曜日は、府中に行ってきた。東芝ブレイブルーパスの仙波智裕選手の話を聞くためだ。昨日の入江選手と同じく、ディフェンスについてのインタビューである。この記事は今月25日発売のラグビークリニックに掲載される。

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まずは、CTBのディフェンスの具体例を写真撮影。協力してくれたのは、同じくCTBの高山国哲選手(写真左)。この2人、とても仲がいいらしい。

取材はとても面白かった。東芝が昨年春から新しいディフェンスシステムに取り組んだこと、そのなかでヒル、冨岡、オトといった選手達ととにかくよく話し合ったこと、そのディフェンスの効果などなど。詳しくはぜひラグビークリニックにて。

仙波選手は惜しくも2009年度の日本代表メンバーに入らなかったが、候補には入っていて、メディカルチェックなどは受けていた。カーワンHCからも、なぜ最終的に選ばれなかったのかは説明を受けており、「課題を克服して、誰が見ても選ばれなければおかしいという選手になります!」と決意を語ってくれた。いま、体重は95らしいけど、まだまだ増やせるとも。頼もしい。ちなみに、日本代表に今回選ばれなかったことで気合いを入れ直すために頭を丸めたみたいだ。

取材の終盤に仙波選手が、「僕、コーチにめちゃくちゃよく叱られるんですよ。もう歳も歳だし、父親に相談したくらいなんです」と話し始めた。大学、社会人を通して、叱られ役になることが多いらしく、悩んでしまうくらいだったらしい。もちろん、お父さんは、「それは幸せなことやぞ」と言ったそうだ。

僕もそう思うなぁ。コーチが厳しく言ったことを受け止めて頑張れる人間だからこそ、いろいろ言うのだし、それはとても幸せなことに思える。今も、コーチから厳しいことを言われているみたいだけど、言われるたびに落ち込みつつ燃えるというから、悔しさをエネルギーにどんどん成長してほしいと思う。SO、CTB、WTBと、なんでもできる万能BKは日本代表に必要な戦力だし、今回のインタビューでも、よく考えてプレーしていることが分かる。今後の仙波選手の成長、楽しみにしたい。

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入江選手&注目選手動向ほか

水曜日は朝から太田に向かった。太田といえば、三洋電機ワイルドナイツである。北千住から特急で74分。きょうはほとんど眠っていた。目的は入江順和(まさかず)選手のインタビューだった。4月25日発売のラグビークリニックに掲載されるもの。次号の特集は「ディフェンス」。いろんなチームや選手のディフェンスが紹介されるようだ。

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入江選手には、ワイルドナイツのディフェンスの原則やSOの動きについて聞いた。三洋防御のキーワードは「幅」である。一人が飛び出すことなく、つねにラインを揃えて圧力をかける。詳細は、ラグビークリニックにて。入江選手は膝の負傷で日本代表の選考からもれたのだが、その膝は順調に回復しているようだ。昨季、見事なプレースキックを何度も披露してくれたが、「勝負どころで決められるキッカーになりたい」と言っていた。

そういえば、入江選手(172㎝、80㎏)の身体が小さいという話になたとき、「三洋はみんな小さいですよ」と話していて、「ブラウン(178㎝)、入江、霜村(176㎝)のフロントスリー、三宅(175㎝)、北川(174㎝)のWTB、FB山下(175㎝)になるとほんと小さいです。みんな自分のこと忘れて、ほんとちびっこバックスだなぁ、なんて言い合ってます」と。たしかに、ホームページに公表されている身長を見ると、他の上位チームに比べて小さなバックスである。それで堅実なディフェンスをするのだから、タックルは身体の大きさじゃないと感じさせてくれるチームだ。しかし、ブラウン選手は178㎝あるかな?

きょうも、加入選手の発表がいくつかあった。神戸製鋼コベルコスティーラーズからは、日本代表の安江祥光(HO 前・日本IBMビッグブルー)、猿渡知(SH 前ホンダヒート)両選手が加入する発表。これは間違いなく即戦力。コカ・コーラウエストレッドスパークスは、ウィリ・コロファイ(LO/No8 197㎝/116㎏ NPCオタゴ)と、前ワールドファイティングブルのショーン・ウェブ(SO/FB 182㎝/94㎏)という2選手が加入。注目されていた日本代表ウェブ選手の動向がようやく明らかになったわけだ。また、コカ・コーラは、チームレフリーとして、麻生彰久さん(日本協会公認A1級レフリー)が所属することもあわせて発表。チームとしてレフリーの支援、育成もしていく。

トップイーストの三菱重工相模原ダイナボアーズも新体制を発表。元NECグリーンロケッツ監督の高岩映善さんが監督に就任することはすでに明らかになっていたが、新加入選手も発表になっている。

新加入選手=PR山田祥史(日本体育大学)、HO安藤悠稀(岐阜工業高校)、CTB茅原権太(関西高校)、WTB太田千博(関東学院大学)

高岩監督がホームページに思いを語っている。本格強化を始めたキヤノンもトップイースト入りが決まり、元サントリーサンゴリアス監督の永友洋司さんが、ヘッドコーチに就任する。このリーグ、今年も熱い戦いが繰り広げられそうだ。

水曜日(4月1日)は、全国高校選抜大会が開幕した。結果はコチラ。7日の決勝戦にどこが勝ち残るのか。こちらも楽しみだ。

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春の人事あれこれ

書くのが遅くなってしまったけど、東芝ブレイブルーパスの新加入選手、勇退選手が発表されている。渡邉選手、ついに引退かぁ。若い選手も育ってきているけど、ちょっと寂しい話ではある。セコムから移籍の長身LO鈴木選手、新天地で頑張ってほしいな。

新加入選手=山本紘史(FL 明治大学卒)、佐藤資(WTB/FB 青山学院大学卒)、鈴木学(LO 前セコムラガッツ)

勇退選手・スタッフ=ニコラス・ホルテン、高橋寛、犬飼陽生、渡邉泰憲、ラトゥブラ・ラトゥバ

近鉄ライナーズが、新加入スタッフ・選手および退部選手の追加発表をした。近鉄の名SHのひとりである前田隆介さん、チームに戻ってきた。きっと金喆元選手らSH陣を鍛えあげるだろう。新加入選手は即戦力が並ぶ。いったいどんなメンバー編成になるのか興味深い。侍バツベイ選手は移籍希望のようだ。まだまだやれるはず。

新加入スタッフ=前田隆介/コーチ/早稲田大学/早稲田大学BKコーチ、今田圭太/コーチ/早稲田大学/早稲田大学FWコーチ、キム・シムプリングハム/フィットネスコーチ/オークランド大学/オークランド協会

新加入選手=河嶋康太(LO 前セコムラガッツ)、田中正純(FL・NO8前ワールドファイティングブル)、伊藤太進(FL・NO8 前・日本IBMビッグブルー)、大西将太郎(SO・CTB 前ヤマハ発動機ジュビロ)、高忠伸(FB 前・日本IBMビッグブルー)

退部選手=ルアタンギ・侍バツベイ

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春の普及活動

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月曜の朝、京都での用事を済ませた後、京都御所を散歩した。迎賓館見たかったのに、塀高いんやね。満開のしだれ桜の周りに人だかりができていた。京都の桜は今週末が見ごろかな。

先日、この日記でも紹介した、埼玉県深谷市でのトップリーガーたちのラグビークリニックは盛況のうちに終了したようだ(主催・ファンクションフィールド)。ボールを蹴っているのはNECの武井選手。トップリーグからの参加は、15名。 三洋電機ワイルドナイツから相馬朋和、木川隼吾、水間良武、川俣直樹、石井健太、ホラニ龍コリニアシ、田中史朗、三木亮平、花井トレーナー、 NECグリーンロケッツから浅野良太、片岡淳史、武井敬司、吉村尚人、宮本誉久、コカコーラウエストレッドスパークの淵上宗志というそうそうたるメンバー。クリニックの報告書には次のようにある(抜粋)。

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<シーズンオフは子供たちも同じ、スクールが閉校しているこの時期に子供は集まってくれるのか?そんな選手の不安を吹き飛ばすほど元気な子供たちが約60名。初めて見るトップリーガーの身体の大きさに圧倒されていた子供たちもそこはラガーマン、ボールがあれば直ぐに打ち解けるその様を見て、改めてラグビーという競技の素晴らしさを感じました。クリニックの内容も選手が自主的に話し合い、子供たちの意見も取り入れながらキックやパスなど基本を大切にすることを伝えました。
 クリニックを終えた選手たちは、疲れもみせず続いてグラウンドに隣接する社会福祉法人三愛学園を訪問しました。いろいろな事情でここへ住む子供たちも、初めて見る巨人たちに最初は戸惑いぎみで硬い表情でしたが、選手の優しい対応にすぐに笑顔がこぼれました。子供と触れ合ったり、施設を見学したりと貴重な時間を選手たちは過ごし、また子供たちからも選手と接することで「ラグビーをやってみたい!」など前向きな言葉が聞けたことが一番の喜びでした。多くの子供と触れ合い、逆に元気をもらったトップリーガーたちは来シーズンへむけ心のリフレッシュとなったことだろう。また、この様な会を今後も継続的に行うことを確認し「1人1人がもう1人連れて次回は開催しよう!」と次回は30名体制で望むことを約束し解散となりました>

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お知らせ◎ラグビー普及活動の情報をもうひとつ。日本とタイのちびっ子達との交流が、4月3日から7日まで行われる。この企画を発案したのは、NECグリーンロケッツを勇退したばかりの向山昌利さん。印西、松戸少年、あびこの3つラグビースクールでホームスティなどを実施し、異文化交流/国際交流を深める。4月4日には、NEC我孫子事業場ラグビー場にて午前10時から交流会が行われる。一般の方々の見学もOKのようだ。詳細は、コチラより。

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日本ラグビー学会2

29日は、大阪の関西大学で「日本ラグビー学会第2回大会」が開催された。午前中はさまざまな分野の研究者の発表があったが、そのなかに、元神戸製鋼の平尾剛さんの顔もあり、「ラグビーにおけるコンタクトの意味」について発表。このほか、頚椎損傷のこと、デフラグビーのこと、ラグビーの父、クラーク先生の足跡など、全12演題の内容は多岐にわたっていた。

午後からはシンポジウムが2つ。1つめは、僕がコーディネーターを務め、今年度の全国高校大会のベスト4監督が「強豪チームの秘策を探る」と題して語り合った。写真は左端2人目から常翔啓光学園・杉本誠二郎監督、東福岡高校・谷崎重幸監督、京都成章高校・湯浅泰正監督、御所実業高校・竹田寛行監督、右端は、学会の溝畑寛治会長。秘策といっても、もちろん細部は話してくれないのだが、面白い話がたくさん出ていた。どの監督も、選手とのコミュニケーションに気を配っているし、個性を最大限に生かそうと努力されているのが伺えた。

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この内容は、4月25日発売のラグビークリニックに掲載されるが、少し紹介すると、竹田先生に「今思えば、決勝戦はもっとこうすれば良かったとかありますか?」と問うと、「立ち上がりに奇襲攻撃を仕掛ければよかった」という答え。杉本監督は、「決勝戦は他の試合と雰囲気がまったく違う。その気持ちは体験してわかっていたので」と、立ち上がり、御所の動きが硬きなるのを見越して強気に攻めたことについて語った。

「常翔啓光学園はあのハンドリングラグビーをどうやって教えるのか?」という質問をしたとき、杉本監督が「ボールをトップスピードでもらうことは徹底します。もらうときに音がするくらいに」と答えた。谷崎監督は「僕は啓光は縦が強いイメージがあります。いくらパスでボールを動かしても、縦に行けないと抜けないんですよ」と補足。加えて「僕も音は意識しますね。試合前の練習は、コンタクトバッグに当たる音など聞いて、きょうはいいな、と感じますよ」と興味深い話も。

どの監督も、シンプルに考えをまとめて試合に臨んでいることも共通していた。たとえば、湯浅監督は、試合ごとにキーワードを決める。御所との準決勝では、「ボールはひとつ」だったという。「御所はいろんな攻めができる。的を絞りにくい。でも、ボールはひとつ。惑わされるな、と話したんです」。などなど。正直なところ、進行役をすると内容はあまり頭に入らない。次の質問を常に考えてしまうから。ラグビークリニックを楽しみに待とう。

そういえば、参加者の方から、最近スポーツ選手のモラルが低下しているのではないか、そのあたりをどう指導しているのか?という質問に対し、それぞれの方法論が語られたのだが、谷崎監督の次のような話が胸に響いた。「NZ留学したとき、ちょっと問題の多い学校の校長になぜそうなるのか聞いたんです。そうしたら、子供達は悪くない、悪いのは我々大人です、と言われました。そうなる環境を作っているのは大人なんです」。

シンポジウムⅡは、「他競技から学ぶ」と題し、剣道の専門家である木寺英史さん(久留米高専 准教授)、相撲から川口浩さん(関西大学講師 元相撲部監督)、川村幸治さん(大阪府立阪南高校校長)がシンポジストとして参加。京都大学教授の小田伸午さんがコーディネーターを務め、武道からラグビーにヒントになるような身体の動きについて意見がかわされた。

昔の日本人は力を入れるときに足の裏全体をつけていたことや、足の運び方、力の発揮できる姿勢など、ラグビーの動きのヒントになる話も満載で聞き入った。今回もいろいろ勉強させてもらった。この学会は、来年の3月28日に第3回が開催される予定だ。またぜひ参加したいと思う。みなさん、お疲れさまでした。

学会終了後、大学ラグビー部同期の夫人に声をかけられた。旦那さん(友人)が来られなかったから代わりに来てくれたのだ。大学の頃から知っていた顔だから懐かしく話をした。別れ際、飴をくれた。「あめちゃんくれるって、大阪のおばちゃんやん!」、「そうや、もうおばちゃんやで~」。学会の最後、図らずも「大阪のおばちゃんは、あめちゃんをくれる説」が実証されて、なんだか嬉しかった。ありがとう、あさちゃん。

追記◎土曜日夜は、都内のホテルで行われた本郷高校ラグビー部50周年&大浦一雄先生定年退職のお祝いに参加してきた。会場はOBを中心に500名以上の関係者が集う盛大なもので、NECの浅野良太選手や、東海大学の木村監督など著名なOBを多数詰めかけ、43年間にわたって本郷高校ラグビー部を率いた大浦先生の人柄をしのばせるものだった。当日の昼間には、本郷と親交の深い大東大一高とのOB戦、現役同士の試合が行われ、ここでも、錚々たるメンバーが顔を揃えていたようだ。まむし軍団が、ラグビー界に残してきた足跡を感じる式典だった。

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東海大の木村監督、下村大樹レフリーも本郷高校出身。

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