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2009年4月12日 - 2009年4月18日

日本代表・熊谷合宿

16日は埼玉県の熊谷ラグビー場で、日本代表合宿を取材した。合宿2日目のきょうは、午前、午後ともにグラウンドに出てのトレーニング。午前中は、日差しが強くて、服の上からでも肌がジリジリした。

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こちら、ラグマガに掲載される写真撮影でポーズをとる、菊谷崇キャプテンと、マイケル・リーチ選手。菊谷選手は膝を痛めて別メニューとなっており、カザフスタン戦には間に合わないかもしれないが、その次の試合からは大丈夫そうだ。リーチ選手は元気に走り回っていたが、かわいいシューズケースを発見。本人直筆である。高校時代から日本で暮らしているだけあって日本語も上手いけど、漢字もばっちりみたいだ。

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前日は、フィットネステストが行われたが、FWで一番の数値を出したのが、フィリップ・オライリー選手だったらしい。16日の午前は、ラインアウトのストラクチャーや、BKのムーブなど新たな動きが採り入れられていて、午後は、ラックなどでのひとつひとつの動きの確認と改良が行われていた。写真は、ハンドオフを細かく指導するカーワンHC。きょうの練習は全体的に、ボールに対して走り込むときの角度や、ステップの足の運びなど細かいところの確認が多かった。チームの約束事を徹底していくということなのだろう。ゲーム形式の練習では小野澤選手らがキレのある動きを見せていた。

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「今回の合宿では、新しいテクニックとフォーメーショを採り入れるため、それを選手に理解させることに重きを置いています」(カーワンHC)

今年は、世界ランキングを上げることを重視するカーワンHCは、「パシフィックネーションズカップで3勝がベストのシナリオ」と、サモア、トンガ、フィジーにターゲットを絞っている。アジア五カ国対抗で、そのためのチーム作りを進めることになる。

午前の練習後、矢富選手(京都出身)と今村選手(三重出身)と話したのだが、矢富選手から、「京都って、ばんばんっていう言葉使うでしょう? それどういう意味?って聞かれるんですけど、イマムも三重で使っていたらしいです」という話が出た。懐かしい言葉だった。ばんばん、というのは広辞苑にも載っている強調言葉だが、僕等は「あいつ、ばんばんすごい!」みたいに使っていた。そういえば最近使ってないなぁ。

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追加新加入選手情報

この2日間は、ひたすらパソコンに向かっている。きょう(15日)から熊谷ラグビー場で、日本代表の合宿が始まった。初日はフィットネスの測定などが行われたようだ。初戦は、4月25日のカザフスタン戦になる。

トップリーグ情報では、九州電力キューデンヴォルテクスから、新入団外国人選手の発表があった。オーストラリアのワラタスアカデミーに所属していたジョシュ・マンレー選手だ。経歴などは以下の通り。なんでもできる万能FWのようだ。

Josh Mann-rea(ジョシュ・マンレー) 
1981年2月19日生まれ(28歳)
181㎝、105㎏、HO/FL/NO8
経歴:
21歳以下豪州代表、19歳以下豪州代表、高校豪州代表、レッズカレッジ、ワラタス、ワラタスアカデミー

神戸製鋼コベルコスティーラーズも新入団選手を発表した。スーパー14のブルーズやチーフスに所属していたFLトム・ハーディング選手と、近鉄ライナーズで昨季までプレーしていたSO/FBのジェームズ・ヒルゲンドルフ選手だ。経歴などは以下の通り。

Tom Harding(トム・ハーディング)
1982年3月5日生まれ(27歳)
182㎝、97㎏、FL
経歴:
U19NZ代表、U21NZ代表、NPCオタゴ代表、スーパー14ブルーズ、イングランドプレミアシップ・ウースター、スーパー14チーフス

James Hilgendorf(ジェームズ・ヒルゲンドルフ)
1982年3月29日生まれ(27歳)
182㎝、89㎏、SO/FB
経歴:
NPCタラナキ、スーパー14ウエスタン・フォース

2008年度のトップリーグは、外国人選手が拡大されて3人になったが。今季から、この3人のうち1人は、日本代表になれる可能性のある選手、つまり他国で代表になっていない選手という条件がつく。この場合の代表とは、15人制の国代表、A代表、7人制の国代表ということになる。

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東芝・ヤマハ新体制

きのうの日記に書き忘れていたのだが、大野選手は「これまでやったポジションの中で、センター(CTB)が一番きつかったです」というのが面白いと思った。実は僕もそう思っていた。もちろん、FW選手のしんどさは半端じゃないし、どのポジションも大変なのだけど、CTBは常にディフェンスの中心になって、前に飛び出し、また下がりを繰り返す。ポジショニングが遅いとチームに迷惑がかかるし、けっこう休めない。

僕はSO、CTBを一番長くプレーしていて、最終的にはFBになったのだけど、FBはしんどくなると、ちょっとサボったりできた。僕だけか。でも、CTBではできなかった。大野選手も、まだラグビーを始めたばかりの大学時代、CTBをやらされて、「要領が分からないから、まるでシャトルランみたいに走り回ってました」と話していた。大野選手らしい話なのだが、共感する人多いかも。

さて、その大野選手が所属する東芝ブレイブルーパスの2009年度チームスローガン、およびチームスタッフが発表になった。

チームスローガン:『High Touch』
「High Touch」には、選手一人ひとりが、プレーへの高い意識とスキルを持ち寄り、個のベストを結集することで、勝利と心からの喜びを追求したいという想いが込められているという。トップリーグ王者なのだけど、不祥事もあって再出発という感じになっている東芝だが、今年こそ彼ら自身もすっきりする形で王者になってほしいと思う。

部長:座古隆教 
監督:瀬川智広
FWコーチ: 臼井章広、森井康浩
BKコーチ: 和田賢一、島崎正吾
主将:廣瀬俊朗 副将: 中居智昭、吉田大樹

ヤマハ発動機ジュビロの2009年度新体制も発表になった。長らくヤマハのヘッドコーチ、総監督などとして関わり、昨年度もアドバイザーを務めていたケビン・シューラー氏が監督に就任する。

代表:大坪豊生、部長:山本純生(新任)
ゼネラルマネージャー:山岸至
監督:ケビン・シューラー(新任)
アシスタントコーチ:畑幸児、ワイサキ・ソトゥトゥ、浜村裕之
主将:山村亮
副将:大田尾竜彦
FWリーダー:串田義和
BKリーダー:佐藤貴志
主務:田井中亮範(新任)

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男女日本代表選手に会う

月曜日は男女日本代表選手を別々にインタビュー。まずは、大野均選手(東芝ブレイブルーパス)である。写真のバックは、メインスタンドを改修中の秩父宮ラグビー場。6月のJWC(U20世界ラグビー選手権)に向けて、机付きの記者席を新設したり、ロッカールームを作り替えたり、報道陣のスペースも大きくなるのかな。急ピッチで工事が進んでいる。

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大野選手は、いつものことながら真面目に熱い話をしてくれた。大野選手は大学からラグビーを始め、8年目に日本代表になった。ラグビーは、始めるのが遅くても代表選手になれる好例だ。小さな時からプレーしている選手との差は、パスやキックのスキルだという。「ラグビースクールなどでやっていた選手はプロップやロックでもパスが上手いでしょう。大学で始めた頃、僕は何もできないから、とにかく何かの役に立ちたくて走り回っていたんですよ。そしたらキャプテンに、動きすぎて邪魔だ、って言われちゃったんです」。大野選手のことだから、ほんとうにめちゃくちゃ走り回っていただろうなぁ。ポジション別の性格についても聞いたのだが、「ロックは意外に気が弱くて寂しがりやです」とのこと。本当か? 男子日本代表は15日から始動する。

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続いて会ったのは、女子日本代表の山口真理恵選手。19歳の俊足WTBである。横浜の汐入小学校でタグラグビーに出会い、中学から友人達と関東学院大学に出向いて大学生達とタグやタッチラグビーをし、本格的にラグビーにのめり込んだ。現在は、オーストラリアへの留学のため英語の猛勉強中。もちろん、ラグビーのレベルアップのためだ。ラグビーに出会って彼女の視野は世界に広がったわけだ。

小学校の時はJSPORTSの企画でバナナマンとタグラグビーをしたことも。ということは、僕も会っているんだなぁ。そうかぁ、8年前は小学生だったんだもんね、というような懐かしい話もしつつ、ラグビーの楽しさを聞いた。「トライして、みんなにナイストライ!とか言われると、本当に嬉しくて」。自分がレベルアップすることで、日本の女子ラグビーにいい影響が与えられたら、とも話していた。

この取材がどこで紹介されるのか。JWCが開幕する頃には明らかになるかな。お楽しみに。


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ハイネケンカップQFほか

11日、12日はJSPORTSのスタジオで、スーパー14の第9節、ハイネケンカップ準々決勝などを解説していた。

11日は、ブランビーズとストーマーズの対戦は、試合前、会場にブランビーズのLOで急逝したショーン・マッケイ選手の映像が流れ、涙のキックオフ。マッケイ選手は南アフリカで交通事故に遭い、手術後、敗血症で容体が急変し亡くなった。ブランビーズの選手の中には、同じカレッジで学んだ仲間もいた。最後に、その一人であるSHフィブスが活躍。意を決した表情に胸を打たれた。マッケイに捧げる勝利だった。スーパー14は、終盤戦に入り、順位争いも予断を許さない。ここから、さらに面白い試合が増えるだろう。

12日は、ハイネケンカップ準々決勝のレスター・タイガースとバースの試合を、7人制日本代表監督の村田亙さんと解説した。4試合の中では、唯一のイングランド同士の対戦。ともに19世紀末からチームが存在する歴史もある。プレースキックを狙うときの静寂と、贔屓チームのチャンスにおきる地鳴りのような歓声。そのコントラストも存分に楽しめるいい試合だった。

バースには、元オーストラリア代表のLOジャスティン・ハリソン、元南アフリカ代表SOブッチ・ジェームス、レスター・タイガースには、元オールブラックスのWTBスコット・ハミルトンなど、スーパー14を離れていった懐かしい顔も。フランスのバイヨンヌで2シーズンにわたってプレーした村田監督が、フランスの選手が活躍すると喜ぶのも面白い。

ハイネケンカップも、いよいよベスト4が出揃った。欧州NO1を決める激闘も見逃せない。ハイネケンカップの決勝は5月23日、スーパー14決勝は5月30日である。


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