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2009年6月7日 - 2009年6月13日

JWCプール戦3日目結果

U20世界ラグビー選手権(JWC)プール戦3日目、秩父宮ラグビー場の観客数は、15,242人。蒸し暑さと大観衆、相手がスコットランドとくれば、20年前に日本代表がスコットランド代表を下した試合とだぶるのだが、その再現とはいかなかった。前半16分あたりに、ハベア、立川でチャンスを作り、豊島からフェアマニに渡った攻撃でトライできなかったのは残念だった。スコットランドの選手も崖っぷちに追い込まれてナーバスになっていたし、先制できればさらに精神的プレッシャーをかけることができたのだが。

ただし、日本が何度もチャンスを作った中で止めきったスコットランドのカバーディフェンス、攻め込まれたときの集中力は凄まじかった。伝統国の意地というよりも、ラグビー理解の深さを感じるシーンが多々あった。日本は立川の横に走り込んだ南橋がとったトライは素晴らしかったが、モールに時間をかけすぎた感がある。

薫田監督は「モールの選択自体は間違っていないと思う。実際にプレーしている選手にしか分からない感覚もある。ただし、ドライビングモールからのサインプレーを用意していたのだが、それは出し切れなかった」と語った。堂々たるプレーでチームを引っ張ったSO立川は、「BKに展開すればゲインできる感触はあったが、BKだけのブレイクダウンでうまくボールを出せなかった。攻めきれなかったひとつの要因」と話していた。

大半の時間攻め続けての敗戦で、有田キャプテンもショックは隠せなかったが、「試合後の円陣で、まだ試合がある、諦めずに頑張ろうと話しました」と、順位決定戦に気持ちを奮い立たせていた。

これで日本は来年のJWCには出場できなくなり、下部大会の「ジュニアワールドトロフィー」のアジア地区予選に回ることになった。9月上旬に香港で開催される予定。来年の出場資格のある選手でチームを編成しなければならず、大会後にさっそく準備に取りかからなければならない。

プール戦3日目の結果は以下の通り。こうしてみると、フル代表の世界ランキングがそのまま反映されている。プール戦の最終順位で世界ランキングとの順位が逆転しているのは、プールBのサモア(11位)、スコットランド(10位)。プールDのトンガ(14位)、カナダ(13位)だけだ。やはり、ユース世代からひとつずつ順位を上げていくしかない。

◎U20世界ラグビー選手権結果
【愛知】
アイルランド 45-0 ウルグアイ(前半19-0)
アルゼンチン 9-48 ニュージーランド(前半6-3)
【東京】
イングランド 52-7 サモア(前半39-0)
日本 7-12 スコットランド(前半0-12)
【大阪】
フィジー 20-14 イタリア(前半6-3)
フランス 27-43 南アフリカ(前半20-11)
【佐賀】
カナダ 20-36 トンガ(前半8-17)
オーストラリア 38-5 ウェールズ(前半12-0)

この結果、順位決定戦の組み合わせは以下のようになった。日本はイタリアとの戦い。4位グループでは一番の強敵だろう。順位決定戦は、実力が拮抗した者同士の戦いなので、さらに熱い試合になるはず。

・6月17日(水)
【瑞穂ラグビー場】
17:00~ ウルグアイ 対 カナダ
19:00~ 日本 対 イタリア
【秩父宮ラグビー場】
17:00~ ニュージーランド 対 オーストラリア
19:00~ 南アフリカ 対 イングランド
【近鉄花園ラグビー場】
13:00~ アルゼンチン 対 トンガ
15:00~ スコットランド 対 フィジー
【福岡レベルファイブスタジアム】
17:00~ アイルランド 対 ウェールズ
19:00~ サモア 対 フランス

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JWCを見に行こう5

U20世界ラグビー選手権(JWC)は、土曜日にプールマッチの3戦目が行われる。金曜日は、秩父宮ラグビー場で前日練習を取材した。ラグビーでは、前日練習のことを「キャプテンズラン」と呼ぶのだが、きょう、秩父宮ラグビー場でキャプテンズランをしたのはイングランドとスコットランドのみ。サモアと日本はキャンセルし、それぞれ練習場でトレーニングした。JWCのキャプテンズランは、試合会場の芝生を守るためもあって、プレースキッカーの4名しかスパイクをはけず、時間も40分に限定されているため会場の視察程度。そんなこともあって、キャンセルするチームが多い。動き慣れたグラウンドできっちり調整したいというところだろう。

日本代表は、午前中、大森鹿島神社に必勝祈願に行ったようだ。神頼みではなく、「神よ、照覧あれ」(by大西鐵之祐)である。素晴らしい試合を神様に見てもらうのだ。発表された先発メンバーは以下の通り。突破力のあるキャプテン有田をFW第三列に下げ、セットプレーの安定している鈴木をHOで先発させる。また、WTBにフェアマニ(流通経済大)を入れて攻撃の起点作りをするようだ。フェアマニは、強化合宿に参加していたが肩甲骨を骨折して選考から漏れていた。膝などに怪我を抱えていたNO8高井はなんとか間に合った。この攻撃的なFW第三列は魅力がある。

◎対スコットランド戦日本代表先発予定メンバー
1吉田康平、2鈴木亮大郎、3小野慎介、4安井龍太、5新関世志輝、6有田隆平、7山下昴大、8高井迪郎、9滑川剛人、10立川理道、11オペティ・フェアマニ、12アイセア・ハベア、13仲宗根健太、14正海智大、15豊島翔平/16稲垣啓太、17坪井秀龍、18小野寺優太、19松橋広大、20横山隼大、21南橋直哉、22長野直樹

スコットランドは、プレースキッカーのみの練習。FBピーター・ホーンらが正確なキックを蹴りこんでいた。練習後、元スコットランド代表の名FLであるジョン・ジェフリー団長に話を聞いた。「両チームにとってカップファイナルのような試合です。負ければ来年の大会に出られないのですから」。日本の観客の多さについて聞くとこう語った。「たくさんのお客さんにも驚いていますが、相手チームをも応援する雰囲気は素晴らしい。国に帰ったら、日本のワールドカップ開催に一票を投じるべきだと話そうと思っています」。

土曜日は各会場でたくさんのお客さんが集まるだろう。どの国の選手たちも一つでも順位を上げようと必死で戦う。ただひたすらにボールを追う真剣勝負を、まっすぐ受け止め、見届けてほしい。みなさんの手で、選手たちが力を出し切ることができる雰囲気を作ってあげてください。いいプレーには大きな拍手を、負傷などで退場する選手にも大きな拍手を、もちろん試合後の両チームにも、よろしくお願いします。

JSPORTSは、秩父宮ラグビー場と花園ラグビー場での試合を放送する。フランス対南アフリカ、フィジー対イタリアともに実力は拮抗しており、面白い試合になりそう。もうひとつ、土曜日は、オールブラックス対フランスのテストマッチもある。U20を見慣れると、フル代表の試合はまた新鮮に見ることができるはず。こちらも楽しみだ。

◎JSPORTS放送予定
・U20世界ラグビー選手権2009
6月13日(土)18:00 J sports 1
日本 対 スコットランド
6月13日(土)22:00 J sports 1
イングランド 対 サモア
6月13日(土)25:00 J sports Plus
フランス 対 南アフリカ
6月13日(土)26:00 J sports 1
フィジー 対 イタリア

・テストマッチ
6月13日(土)20:00 J sports 1
オールブラックス 対 フランス

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JWCを見に行こう4

11日の午後は、慶應義塾大学の日吉グラウンドにてU20日本代表の試合を見てきた。崖っぷちに追い込まれた日本代表だが、気持ちは吹っ切れているように感じられた。薫田監督も、「もうやりきるしかない。自分たちの強みを出して戦うのみ」と潔いコメント。

アタック&ディフェンスの練習中、コーチの元木由記雄、岩渕健輔の元日本代表コンビがBKラインに入っていたのだが、この2人が抜群に上手い。パスのタイミング、走り込む選手の入れ方、絶妙だった。薫田監督も「岩渕に髪の毛切ってこいって言っているんですよね」と言うほど。もちろん、19歳と偽って出してやろうかという笑い話である。僕も練習見ながら、ヘッドキャップかぶったらばれないんじゃないかと真剣に考えたほどだった。岩渕さんには練習後に、日本協会ハイパフォーマンスマネージャーの仕事についてインタビュー。内容は、今月発売のラグビーマガジンで紹介される。

この週末は、秩父宮ラグビー場以外でもいい試合が多い。花園の南アフリカ対フランス、佐賀のオーストラリア対ウェールズ、日本の試合がなかったら飛んでいきたいカードである。以下に試合予定を記したい。

◎U20世界ラグビー選手権(JWC)
・6月13日の試合予定
▼瑞穂ラグビー場
13:00~ アイルランド 対 ウルグアイ
15:00~ アルゼンチン 対 ニュージーランド
▼秩父宮ラグビー場
13:00~ イングランド 対 サモア
15:00~ 日本 対 スコットランド
▼花園ラグビー場
13:00~ フィジー 対 イタリア
15:00~ フランス 対 南アフリカ
▼佐賀ベストアメニティスタジアム
13:00~ カナダ 対 トンガ
15:00~ オーストラリア 対 ウェールズ

日本代表情報◎パシフィック・ネーションズカップを目前に控えた日本代表に負傷者が出た。フィリップ・オライリー(横河武蔵野アトラスターズ)が右膝腓骨骨折のため離脱し、サントリーサンゴリアスの佐々木隆道選手が合流する。

追記◎12日の金曜日夜、来日中のイングランド州選抜とヤマハ発動機ジュビロが試合を行う。ヤマハスタジアムで、午後6時キックオフ。入場無料。ジュビロのメンバーは以下の通り。磐田市での初の国際試合とのこと。詳細はコチラより。
☆先発予定メンバー
1高木、2加藤、3山村(主将)、4ダンカン、5石神、6木曽、7小林、8トゥイアリイ、9佐藤、10サウ、11トーマス、12マッコイド、13中垣、14徐、15中園/16朴、17境川、18八木下、19串田、20岡、21越村、22三角

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JWCを見に行こう3

瑞穂での試合の夜、実況の矢野さんらと昭和の薫りのする居酒屋で食事した。山口百恵とか、中村雅俊の懐かしい歌を思わず口ずさむ。いい試合を見たあとで気分が良かったこともあるけれど、美味しいお酒だった。

U20世界ラグビー選手権(JWC)のプール戦は、各チーム残すところ1試合。ニュージーランドとアイルランドの試合後、アイルランドのケアラン・ラダック選手が「我々はいい試合をしに来たのではない。優勝するために来たのだから残念」と言っていたが、そういう気持ちがあったから、あの試合は面白かった。しかも、JWCは年齢が区切られているので多くの選手にとってチャンスは一度か二度しかない。選手たちの必死さがより際立つ。若さゆえのミスや、気持ちの乱れもあり、そこに感情移入しやすい部分もあるかもしれない。

ニュージーランドのキャプテン、クルーデン選手は、「僕はセミプロフェッショナル」と言った。彼はマナワツ州代表なのだが、半年はプロとしてラグビーをし、半年はレストランのウエーターとして働き生計を立てている。ニュージーランドの選手たちも完全にラグビーだけで生活できている選手は少ない。多くは働きながら一流のプロを夢見ている。そういう選手が多いのも、U20の選手たちを応援したくなるところだ。

U20日本代表の試合を録画で観る。イングランド戦に引き続き必死のプレー。ラック連取の素速いトライもあり、何度もラインブレイク、いいタックルもあった。選手の成長を感じる。いま、彼らはどんどん伸びているんだと思う。ひとつのタックルミス、判断ミスの怖さ。サモアのようにランニングスキルの優れたチームにはそういったことが命取りになる。来年のJWCに出場するためには、12位以内にならなくてはいけない(ワールドトロフィー優勝のルーマニアは昇格できない見込み)。スコットランドに勝つしかない。選手たちは全身全霊をかけた挑戦をする。土曜日の秩父宮ラグビー場、ぜひみなさんの熱い声援をお願いします。

日本代表情報◎6月10日、オーストラリア・ブリスベンのバリモアスタジアムで行われた「日本代表対レッズ」の練習試合結果は以下の通り。試合のルールは、1分の休憩をはさんで前半40分、後半も同じく40分、選手交代は自由。ジョン・カーワンヘッドコーチのコメント=「パシフィックネーションズカップの前に、きょうのような激しい試合を選手全員が経験できたことはチームにとってハッピーだ。アタックシステムやディフェンスシステムもプレッシャーのかかった中でワンステップ上げることが出来た」

■6月10日
日本代表17-24レッズ(前半10-7)

お答えします◎コメントにオーストラリア代表と戦ったバーバリアンズについてのご質問ありました。バーバリアンズクラブとは、ホームグラウンドを持たず、数名の役員によって選ばれた世界一流選手で編成される特殊なクラブチームです。選手はその都度、役員からの電話で招集されます。このクラブに選ばれることは、世界のラグビー選手にとって大変な名誉なのです。

お知らせ◎JSPORTSのラグビー解説者でもあるスポーツライターの藤島大さんのトークイベントがあります。「第21回フットボール道場 at Disco Pants IRB・U20世界ラグビー選手権ファイナル直前企画〜日本ラグビーの未来を目撃せよ〜」と題し、6月19日、渋谷区千駄ヶ谷のスポーツカフェ・ディスコパンツにて。詳細は以下より。http://www.plus-blog.sportsnavi.com/yokocom/article/11

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JWCプール戦2日目結果

いま瑞穂ラグビー場の記者会見が終わったところだ。久しぶりに間近で見たアイリッシュ魂にしびれた。U20とはいえ、フル代表と同じような緊張感と両チームの特徴。アイルランドの凄まじいプレッシャーを浴びながらなんとか得点するニュージーランドの個人技にも感心した。写真は試合前のハカ。アイルランドがぐんぐん前に出る。

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ニュージーランドの両CTBは、トーマス・テーラーと、ウィンストン・スタンレー、オールドファンには懐かしいコンビ名である。1987年ワールドカップで優勝したオールブラックスの両CTBだったワーウィック・テーラーの息子と、ジョー・スタンレーの甥である。血筋もあってか、二人とも上手かった。

瑞穂ラグビー場の観客のみなさんにも好感を持った。プレースキックの時は静かに見守り、声を出す人がいれば、「シーッ」という声も聞こえた。イングランドの競技場みたいにマナーがいい。また、選手交代の時の大きくて温かい拍手。プレーの迫力に思わず出る歓声。とてもいい雰囲気だった。

ニュージーランドのレーニー監督のコメント。
「内容には失望しています。オーガナイズされたゲームができませんでした。勝ち点をとれたことだけが良かったのですが、アイルランドのプレッシャーは凄かったです」

クルーデン主将も反省のコメントが続いた。
「ゲームプランがきちんとできませんでした。アイルランドのプレッシャーがすごくて、バックスが深さを保って攻めることしかできなかった。うまく対処できませんでした」

第1試合は、ウルグアイが隣国アルゼンチンに果敢なチャレンジをした。これもまた引き締まった良い試合だった。

秩父宮ラグビー場には、10,693人のお客さんが来たと聞いた。瑞穂は4,443人、花園が1,820人、佐賀は2,068人。でもこれで、開催2日目で計3万人超の観客になった。面白いものはみんな見たいんだし、それだけの価値ある試合なのだと思う。このあとも皆さん、可能な範囲でスタジアムに行きましょう。

◎U20世界ラグビー選手権プール戦結果(6月9日)
【愛知】
アルゼンチン代表 33−15 ウルグアイ代表(前半15-10)
アイルランド代表 0−17 ニュージーランド代表(前半0-3)
【東京】
イングランド代表 30−7 スコットランド代表)(前半20-0)
日本代表 20−29 サモア代表(前半5-22)
【大阪】
フィジー代表 25−48 フランス代表(前半15-21)
イタリア代表 3−65 南アフリカ代表(前半0-20)
【佐賀】
オーストラリア代表 40−6 トンガ代表(前半21-6)
カナダ代表 15−51 ウェールズ代表(前半8-32)

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JWCを見に行こう2

U20世界ラグビー選手権(JWC)第2日目である。きのうの日記にも書いたけど、ファンのみなさんだけでなく、日本のラグビー関係者はこの大会を生観戦すべきだと思う。指導者は若い選手たちを連れて行って、ぜひ夢を語ってあげてほしい。「努力すれば、この大会に日本を代表して出場できるし、世界のトップクラスの選手みたいなプレーもできるようになる。お前が日本を強くするんだ」って。お父さん、お母さんも、お子さんを連れて行って、「世界のラグビー選手と一緒に戦って、友達になれるって凄いね」って話してあげてください。そして、できれば実際に選手と触れ合ってください。夢を語りましょう。大会は21日まであります。可能な範囲で、ぜひお願いします。

日本代表のサモア戦メンバーは以下の通り。僕は、瑞穂担当なので、秩父宮ラグビー場へ行くみなさん、応援よろしくお願いします! 日本代表の戦いぶりをしかと見届けてください。

◎対サモア戦日本代表先発予定メンバー

1吉田康平、2有田隆平、3小野慎介、4安井龍太、5新関世志輝、6斎田晃平、7山下昴大、8高井迪郎、9滑川剛人、10立川理道、11竹下祥平、12アイセア・ハベア、13仲宗根健太、14正海智大、15豊島翔平/16鈴木亮大郎、17稲垣啓太、18坪井秀龍、19小野寺優太、20横山隼大、21南橋直哉、22オペティ・フェアマニ

瑞穂ラグビー場では、アルゼンチン対ウルグアイ、ニュージーランド対アイルランドの試合がある。ニュージーランドのキャプテンのアーロン・クルーデン選手に話を聞いたのだが、「いいチームが多いので、僕たちがやることは自分たちのプレーをすることだけ。いいプレーができた結果、ボーナスとして優勝がついてくればいい」と謙虚なコメント。クルーデン選手は小さな頃はサッカーをやっていたそうだ。そして、日本のラグビーとつながりの深い人の親戚だった。取材の成果は、JSPORTSの解説時にて。

さて、瑞穂ラグビー場では、アイリッシュ・ミュージックとアルゼンチン・タンゴのハーフタイムショーが実施されるという。6月5日に行われた第1戦では、雨のためアルゼンチンタンゴが中止されたが、今回は天候は大丈夫そうだ。また、メインスタンド側コンコースで、アイリッシュ・ミュージックの生演奏と、アルゼンチンワインの販売も行うとのこと。


お知らせ◎
デフラグビーのNZマオリ代表が来日。この試合に参加する選手を、以下の要領で募集しているとのこと。デフ日本代表の2002年NZ遠征でのNZマオリ戦。

Def

2010年秋、強豪NZマオリのデフラグビーチームが初来日する予定です。日本聴覚障害者ラグビー連盟では、この試合に参加したい選手を広く募集しています。東海大翔洋高校にて花園に出場し、現在ニュージーランドに留学している倉津圭太選手も参加します。第1回目の強化合宿は、7月18~20日の予定です。
参加希望・お問合せはallquiettyphoon@freeml.comまで。

〔参加資格〕
・両耳平均聴力25デシベル以上(軽度難聴レベル)
・片耳難聴の方もOK。
・18歳以上(高校生不可)

〔デフラグビーの歴史〕
1994年「日本聴覚障害者ラグビーを考える会」として発足。
2002年8月「第1回聴覚障害者ラグビー世界選手権」(ニュージーランド)では日本ラグビー協会の支援を受け、デフ日本代表は7人制大会にてニュージーランド、ウェールズを破り準優勝。15人制親善試合マオリパシフィック戦に勝利。
2005年8月には、単独クラブチームとして英国遠征が行われ、イングランド・ウェールズ・スコットランドの各デフ代表と対戦。
詳しい情報は、
http://www.deafrugbyjapan.com/
http://deaf-rugby-photo.sakura.ne.jp/

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JWCを見に行こう

いま名古屋にいる。快晴である。U20世界ラグビー選手権(JWC)の瑞穂ラグビー場での試合を解説するためだ。9日、U20ニュージーランドと対戦するU20アイルランドの練習を見てきた。入念なラインアウトのチェック、バックスのサインプレーの確認、緊張感あるアタック&ディフェンス。いい試合をしてくれそうな雰囲気が漂っていた。

Iru

監督のアレン・クラークさんの引き締まった肉体にも驚いた。元アイルランド代表HO、42歳の今も身体を鍛え続けているのだそうだ。この人は、アイルランドラグビー協会のハイパフォーマンスマネージャーでもある。16歳あたりからの選手を育て、フル代表に送り込んでいく責任者だ。厳しい顔の監督にも凄味を感じた。

9日は、秩父宮ラグビー場でU20日本代表がU20サモア代表と戦う。U20イングランド対U20スコットランドの好カードもある。大阪の花園ラグビー場、佐賀のベストアメニティスタジアムでも試合がある。初戦を見て思ったのだが、ファンのみなさんだけでなく、日本のラグビー関係者、指導者、選手は、この大会を生観戦するべきだ。世界の若い世代のプレーは、練習時間を変更してでも、休んででも見る価値のあるものだと思う。世界各国の若い世代のプレーを生で見られる機会はそうはない。若い選手達の熱い戦いには、絶対何か自分のためになることを感じるはず。時間の許す限り、現場に行ってほしいなぁって、心の底から思う。

愛好的読書日記◎早大ラグビー部の名プロップだったノンフィクションライター松瀬学さんが書いた【あなたが変わるまで、わたしはあきらめない――努力する心の育て方 井村雅代】(光文社刊)を読んだ。シンクロナイズドスイミングの名指導者である井村さんのあふれでる言葉には、自分が指導されている気持ちになり、背筋が伸びた。「井村さんの言葉を、迷える指導者や教師、お母さん、お父さんに伝えたい」と松瀬さん。その言葉通り、そんな人たちに読んでほしいと思った。僕も親として、もっとしっかりしなければと気合いが入った。


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ラーカムに会う

日曜日の午前中はリコーブラックラムズの砧グラウンドへ行き、スティーブン・ラーカム選手にインタビューしてきた。これは、JSPORTSのウェブサイトに6月25日以降にアップされるものだ。JSPORTSは、今年もトライネイションズを全試合放送するので、その見どころや注目選手など聞いてきた。

Larkhah

自身もプレーしたワラビーズの注目選手はすでにスーパースターだったけど、オールブラックスとスプリングボクスの注目選手はちょっと角度が違っていて面白かった。誰だったかはインタビューをお楽しみに。

土曜日の夜は、ワラビーズ対バーバリアンズの試合をテレビ観戦したようで、感想を聞いてみると、「今季の代表戦のスタートしては悪くない試合です。我々の頃はもっと決められた形をやろうとしていましたが、今のチームはもう少し個人が判断する余地が多い。選手も楽しいようです」と話していた。このあたりの詳しい話もウェブにて。

インタビューの途中からは2人の娘さんも同席して、膝の上に乗せながら応えてくれた。どんな質問にも簡潔丁寧に答えてくれて大いに助けられた。僕は1999年ワールドカップのワラビーズが大好きなのだが、ラーカム選手のスタンドオフとしてのプレーには何度も唸らされた。あの、防御ラインにぎりぎりまで接近してタックルを受けながらも味方を生かすプレーは素晴らしい。もちろん、意表をついたステップワークも。「相手が予想もしない動きをするのがいつも目標でしたからね」。

聞きたいことは山ほどあれど、きょうはテーマを絞ったインタビュー。いつか、じっくりスタンドオフの話も聞きたいなぁ。リコーブラックラムズではFBとしてのプレーが多くなると思うけど、まあ、へっぽこFBだった僕としては、「うまいっ」と何度もつぶやくことになるだろう。ディフェンスのポジショニングや、コース取りが絶妙なのだ。今季のトップリーグでも、ラーカム選手の勇姿をたくさん見たいなぁ。

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