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2009年6月14日 - 2009年6月20日

テストマッチが2つ

神戸製鋼コベルコスティーラーズに、ジョシュ・ブラッキー選手が復帰することが明らかになった。ブラッキー選手は昨季限りで神戸製鋼との契約を解除してNZに帰国。スーパー14のブルーズでプレーしていたが、9月からのトップリーグでは日本でプレーすることになった。他国でプレーするには、二重登録はできないので、いったん日本のチームとの契約を切らないといけない。三洋電機ワイルドナイツのトニー・ブラウンなどがそうやって行き来していたのだが、ブラッキーの場合は復帰するか決まっていなかった。そのままNZでプレーする可能性もあったわけで、神戸製鋼にとって大きな戦力になる。

今週末は、注目のテストマッチがある。JSPORTSで放送されるのは、ニュージーランド代表オールブラックス対フランスの第2テストマッチと、12年ぶりの南アフリカ遠征中にブリティッシュ・アイリッシュライオンズと南アフリカ代表スプリングボクスの第1テストマッチ。ライオンズは、「一人軍隊」ポール・オコンネルをキャプテンに、CTBブライアン・オドリスコルらアイルランドの中心選手、そしてウエールズのHB団、SHマイク・フィリップスとSOスティーブン・ジョーンズという魅力的な布陣だ。下馬評では南ア優位だけど、どうかな? ちなみに、1997年の3テストマッチではライオンズが2勝1敗と勝ち越している。12年ぶりに実現する両者の真剣勝負。楽しみだぁ。

◎テストマッチ放送予定
6月20日(土)16:25~J sports ESPN【生中継】
ニュージーランド 対 フランス  

6月20日(土)21:50~J sports Plus【生中継】
南アフリカ 対 ライオンズ  

お知らせ◎ラグマガの森本優子さんのトークイベントがあります。
文鳥舎スポーツラウンジ
女性のためのラグビー講座
【森本優子 ラグビーに乾杯!vol.6】
~日本一を支えたキャプテンシー廣瀬俊朗~
日時:2009年7月11日(土)
時間:キックオフ(※午後5時の予定でしたが、午後7時に変更になりました)
会場:文鳥舎
パーソナリティ:森本優子(ラグビーマガジン編集者)
ゲスト:廣瀬俊朗(東芝ブレイブルーパス キャプテン)
参加費:3,000円(ワンドリンク&おやつ)
ご予約受付中!詳細は、文鳥舎のHPより。
※今回は男性一人でも参加できるとのこと。

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PNC日本代表初戦結果

水曜日の午前中、JSPORTSでパシフィック・ネーションズカップ(PNC)の日本代表対サモア代表戦の解説をした。フィジーのラワカパークにて行われた試合である。

すでに結果はご存じの方も多いと思うが、またしても惜敗だった。前半から日本は主導権を握って意図通りにボールを動かした。15分、SOウェブのインゴールへのグラバーキックを、CTBニコラスが押さえるも、オフサイドの反則。ほんの少しニコラスが先に走り出すオフサイドだったのだが、ほぼ同時のスタートだっただけに残念だった。24分に、スクラムを押し込まれてペネルティトライを許したのは痛恨。37分には、モールを押し込まれて12-3とされる。小野澤、冨岡がゴールライン寸前まで迫るシーンもあって、トライをとりきれないもどかしい展開だった。

後半はSH田中を軸に立ち上がりからボールを動かして、FBタラントが追撃のトライ。12分には、ニコラスのキックを追った小野澤がうまくボールを拾い上げてトライし、15-12と逆転に成功。フィジーの観客を大いに沸かせた。しかし、5分後、サモアのクイックスローからのカウンターアタックでWTBタンギサギバウにトライを許してしまう。以降も、SOウェブがインゴールまでボールを持込ながら、激しいタックルにあってダウンボールできないなど、何度もチャンスを作りながらスコアできなかった。

開幕節でジュニア・オールブラックスに16-17と大健闘したサモアに対して、互角に渡り合いながら、集中力が一瞬途切れたところで連続トライを奪われるなど、課題は相変わらず。地力が上がっているのは間違いないのだが、攻撃選択はキックが多すぎる気がした。次に対戦するジュニア・オールブラックスはさらなる強敵だ。安易にボールを渡してしまっては、トライの山を築かれることになる。果敢に攻めるところと慎重にゲームを切るところの判断を間違えないように戦いたい。

■ジョン・カーワンヘッドコーチ
「前半のトライチャンスで取りきることが出来なかったことが敗因の一つ。また、トライを取った後の集中力も課題である。ただ、チームの方向性は間違っていない。これから続く厳しい試合に向け、自信を持ち、チーム一丸となってトレーニングを重ねていく」

■菊谷崇キャプテン
「60分間は、日本代表の意図する戦術で戦うことが出来た。残り20分で相手にギャップを突かれてチームディフェンスが崩れてしまった。試合を通じでフィットネスに関しては、我々が上回っていいたが、いいリズムで攻撃していた後のディフェンスの切り替えの部分で相手にトライを許してしまった。次に向けては、攻守の切り替え時の集中力と、自分たちのミスも多かったので、その部分はしっかり修正してジュニア・オールブラックスにチャレンジしたい」

◎日本代表vsサモア代表戦結果
日本代表●15-34○サモア代表(前半3-12)

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JWC順位決定1回戦結果

水曜日(17日)は、秩父宮ラグビー場にいた。U20世界ラグビー選手権(JWC)1~4位決定戦のイングランド対南アフリカ戦をJSPORTSで解説するためだ。観衆は、8,326人。仕事帰りのサラリーマンのみなさんや、中学、高校のラグビー部らしき生徒達の姿も多かった。2試合とも互いの意地がぶつかりあう拮抗した展開だったので、ある程度は楽しめたのではないか。

第1試合のニュージーランド(NZ)対オーストラリアは、前半を終えて7-7の同点。スクラム、ラインアウトの安定するオーストラリアが後半風上に立つので、優位になるかと思われたが、後半9分、NZはキックチャージからCTBトゥリービーがトライして同点に追いつき、直後にSOクルーデンのショートパントに反応したWTBザック・ギルフォードが独走トライして一気にゲームをひっくり返した。FBロビー・ロビンソンのスピードは段違い。今後注目の存在だ。

第2試合のイングランド対南アフリカ戦は、イングランドが終始冷静に試合を運んだ。FLに201㎝、110㎏のコートニー・ローズを起用するなど、3番から8番はすべて190㎝以上のサイズで、南アのフィジカル面の優位性を打ち消し、綿密な分析力でラインアウトを乱した。後半は、守勢に回った南アに疲れが見え始め、徐々にスコアは開いた。現時点での地力差を感じるイングランドの快勝だった。

「2年連続の決勝進出を大変嬉しく思います。我々は冷静にゲームを運ぶことができました。選手の自信につながるでしょう」と、イングランドのメープルトフト監督。南アフリカのエベルソン主将は、「レッドカードを受けたのが痛かった。自らを律する心が足りなかった」と肩を落とした。

瑞穂ラグビー場でイタリアと対戦した日本の結果も含めて全試合の結果は以下の通り。日本は残念ながらイタリアに敗れ、21日に15位、16位決定戦に回ることになった。相手は、ウルグアイ。

◎JWC順位決定1回戦結果
【瑞穂ラグビー場】
ウルグアイ代表 11-29 カナダ代表(前半3-17)
日本代表 15-21 イタリア代表(前半5-21)
【秩父宮ラグビー場】
ニュージーランド代表 31-17 オーストラリア代表(前半7-7)
南アフリカ代表 21-40 イングランド代表(前半11-9)
【近鉄花園ラグビー場】
アルゼンチン代表 17-26 トンガ代表(前半7-19)
スコットランド代表 39-26 フィジー代表(前半25-15)
【福岡レベスファイブスタジアム】
アイルランド代表17-19 ウェールズ代表(前半11-16)
サモア代表 6-16 フランス代表(前半6-16)

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JWCを見に行こう6

U20世界ラグビー選手権(JWC)のプールマッチ3日間の入場者数が、66,381人となり、昨年、ウエールズで開催された第1回大会総入場者数(58,538人)を超え、最多入場者数を更新したとの発表があった。今大会は、集客については、IRBの予想をはるかに上回っている。

火曜日、秩父宮ラグビー場で1位~4位グループのキャプテンズラン(前日練習)を見た。JSPORTSでイングランド対南アフリカ戦を解説するので、こちらの2チームを取材したのだが、イングランドはキッカーのみの練習。南アフリカは全員でコンビネーションを合わせていた。今大会では、南アフリカのチームを初めて見たのだが、身体の大きさに改めて驚いた。数字には表れないが、肉の付き方が他のチームと違うのだ。見れば分かるので、ぜひ会場でご確認を。

この試合はフィジカル対決。南アフリカのエリック・サウルス監督は「イングランドはサイズも大きく、ディフェンスのシステムも戦略も素晴らしい。しかし、我々もフィジカルは負けていない。戦略をしっかり遂行できれば勝機はあるでしょう」とコメントしていた。

1試合目(午後5時キックオフ)のニュージーランド対オーストラリアも見逃せない。この4チームの戦いを日本で見られる機会は貴重なので、ぜひ多くの人にスタンドでご覧いただきたい。

瑞穂ラグビー場では、U20日本代表がU20イタリア代表と戦う。先発予定メンバーは以下の通り。瑞穂ラグビー場で、午後7時キックオフ。

1吉田康平、2有田隆平、3小野慎介、4小野寺優太、5新関世志輝、6安井龍太、7山下昴大、8高井迪郎、9滑川剛人、10立川理道、11竹下祥平、12アイセア・ハベア、13仲宗根健太、14正海智大、15豊島翔平/16稲垣啓太、17鈴木亮大郎、18坪井秀龍、19三上匠、20横山隼大、21南橋直哉、22鶴ヶ崎好昭

そして、日本代表のパシフィックネーションズカップ初戦は18日午前中になる。対サモア戦の先発予定メンバーは以下の通り。この試合は、6月18日 (木)、午前10:00から、Jsports1で放送される。

1平島久照、2青木佑輔、3山下裕史、4ルーク・トンプソン、5北川俊澄、6マイケル・リーチ、7タウファ統悦、8菊谷崇、9田中史朗、10ショーン・ウェブ、11小野澤宏時、12ライアン・ニコラス、13平浩二、14冨岡耕児、15ジャック・タラント/16金井健雄、17畠山健介、18大野均、19豊田将万、20吉田朋生、21ジェームス・アレジ、22今村雄太

また、本日、6月16日(火)23:00から、 J sports 1にて、サモア 対 ジュニア・オールブラックス戦も放送される。PNCへ向かう前、日本代表のジョン・カーワンヘッドコーチは薫田監督に「ともに戦いましょう」と言った。ここらで、両方勝利がほしいところだ。

お知らせ◎以前お伝えしたサントリーサンゴリアスの清宮監督との愛好日記トークイベント、残席が僅かとなりました。150席になり次第締め切りです。お申し込みの詳細は文鳥舎ホームページのイベント情報より。

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ちょっと気になる25「パティシエ」

U20世界ラグビー選手権(JWC)のイタリア対フィジー戦の録画を観た。日本と対戦するイタリアのことも気になるところだが、フィジーのランニングスキルが勝っていた。ブレイクダウンはイタリアが強かった。この試合、やたらとミスが多い。そこがまたハラハラして面白いとろこでもあったけど。若さもあるし、暑さもあるのだろう。でも、これだけ見るとそう強くなさそうに見えるのが逆に怖い。イタリア、けっして弱くありません。日本はここまで3戦以上の集中力を保ち、ボールを素速いテンポで動かさなければ。失点は抑えられそうだが、点が取れるかどうか、そこが問題。

さて、最近は、JWCの話題ばかりだったのだが、ちょっと気になる情報を。博多の知人からが教えてくれたのだが、フランス菓子の超人気店、「フランス菓子 16区」のオーナーシェフ三嶋隆夫さんが6月23日に開かれるパティシエの鎧塚俊彦さんと川島なお美さんの披露宴で新郎側の主賓スピーチを務めるそうだ。三嶋さんは、流経大ラグビー部創設メンバーで流経大OB会長。大学卒業後、帝国ホテルに就職。その後、スイス、ニース、パリでパティシエの修業を積んだ。かの大女優カトリーヌ・ドヌーブをその味で喜ばせたことも。ラグマガの巻末インタビューでも取り上げられたことがあるのだが、一切多店舗化せず一店舗のみで営業し、「自分の作ったものは自分の目の届く範囲で提供する」という信念を貫く。弟子は世界中で活躍している。披露宴の模様は日本テレビで中継されるそうなのだが、どうやら三嶋さんがラグビーの話をそこに入れるらしい。気になりますね、これ。

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あじさい

みなさん、たくさんのコメントありがとうございます。若い選手たちの熱が伝わったということなのでしょうね。写真は、このあいだ知人宅に手みやげで持っていった紫陽花。「十二単」というらしい。色がどんどん変わるみたい。

200906031739000

U20世界ラグビー選手権(JWC)は、17日、いよいよ順位決定戦を迎える。秩父宮ラグビー場では、ニュージーランド対オーストラリア、南アフリカ対イングランドという、ワールドカップの優勝争いみたいなカードがある。この大会のいいところは、全チームが同じ試合数をこなしてすべての順位を決めるところ。そのために最後まで選手たちがモチベーション高く戦える。最終順位決定戦は、21日。

プール戦は3敗した日本代表だが、彼らの経験こそが今後の財産になる。この大会で終わりにせず、彼らが継続的に国際試合の経験を積む機会を作らなければいけない。このあたりは、ハイパフォーマンスマネージャーに就任した岩渕健輔さんに先日インタビューしたときに、いろんなアイディアを聞かせてもらった。記事は、今月発売のラグビーマガジンに掲載される。

U20日本代表の選手たちはいまどんどん成長している。BKの練習では、現役の元木コーチがマジで抜かれるくらいになってきているようだ。スコットランド戦でも、ボールを受ける前の動きでタックラーをかわすシーンが何度もあった。経験を積めばもっと良くなる。判断のブレや細かなミスも、激しいプレッシャーの中でプレーした経験が少ないから起こっているものが多いと思う。成長過程の彼らには、ミスを恐れて縮こまらずに思い切って仕掛けてもらいたい。残り2試合、さらに将来につながる経験をしてほしい。

土曜日に行われたニュージーランド対フランスのテストマッチ、そしてJWCの南アフリカ対フランス戦を録画で続けて見た。フル代表のフランスも、U20フランスも、絶妙のスペース感覚でトライを生む。フランスはミスを恐れない。だから面白い。でもやっぱり、U20の選手たちは若い。プレーの波が大きいのだ。それがまた、観る者の楽しみでもあるのだけど。

それにしても、負傷者続出のオールブラックスはちょっと心配だ。フランスとの第2テストマッチは、6月20日、この日は、ブリティッシュ・アイリッシュライオンズと南アフリカのテストマッチもある。その前に、日本代表のパシフィックネーションズカップの初戦(対サモア)が18日に行われる。これらは、すべてJSPORTSで放送される予定。

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