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2009年7月5日 - 2009年7月11日

冨岡耕児選手トークライブ

金曜日の夜は、NTTドコモレッドハリケーンズの冨岡耕児選手とのトークライブだった。会場の大阪・立売堀のミームカフェは、ワールドカップ開催決定までのカウントダウンまでしてあった。店内はラグビー関連グッズでびっしり飾られている。

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トークは約2時間。最初の1時間はひたすら2人で話し、後半はお客さんの質問に答え続けた。今回は飲食しながらということもあったけど、あっという間の2時間だった。冨岡選手は見た目通りの好青年。ただ、彫りの深い顔立ちもあって海外では日本人には見られないらしい。日本代表として参加したフィジー遠征でも、現地の人に「半分フィジアンでしょう?」と言われたとか。ほんとは生粋の大阪人である。

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この春から、ヤマハ発動機ジュビロを離れ大阪に戻ってきた理由も訊いてみた。29歳という年齢は、そろそろ引退後の生活を考えるころ。冨岡選手も、将来就きたい職業の勉強とラグビーを両立できる環境を探していたようだ。アスレチックトレーナーとしてスポーツの現場に携わり、身体を動かすことの面白さなどを伝えたいのだという。ジュビロで過ごした時間は、ほんとに素晴らしかったと話していた。

ただし、まだまだ現役は続ける。「練習試合で、ヤマハに完敗したんですよ。その夜、悔しくて悔しくて、ああ、僕はもうドコモの選手になったんだと思ったんです」。NTTドコモレッドハリケーンズは、アンドリュー・マコーミックさんをヘッドコーチに迎え、今季、15人もの新戦力を補強。トップリーグ入りに向け、本格的に動き始めている。冨岡選手の他にも、NECグリーンロケッツから移籍のHO水山尚範、元ワールドファイティングブルのCTB中矢健など注目選手は多い。

トップウエストは新しいシーズン、5チームのホーム&アウェイで行われる。優勝すれば、トップリーグ入りに大きく前進となる。「一人でも多くの人にドコモの試合を見に来てほしいです」とこの日もチームの魅力をアピール。チームグッズを全員に行き渡るようプレゼントするなど、ファンサービスに努めていた。

日本代表としては、パシフィック・ネーションズカップでの自身のパフォーマンスについて忸怩たるものがあるようで、「もっともっとトレーニングして強い選手になりたい」と語った。フィジーではタウファ統悦選手と同部屋だったようで、生真面目な統悦選手のエピソードを明かしてくれた。JKに叱られ、ベッドに寝ころびながら、「メンバー外されるかなぁ」なんて話していたこともあったとか。これは実は叱られた理由が面白くって、場内爆笑だった。

それにしても、冨岡選手は男前やし、スタイルはいいしで、女性の視線釘付けでした。冨岡選手、ありがとうございました。そして、急な告知にもかかわらずご参加いただいたみなさんにも感謝いたします。次回のトークイベントもよろしくお願いします。

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スクラムコーチ

金曜日の昼間は、神戸製鋼コベルコスティーラーズのクラブハウスで、コーチのスティーブ・カンバランドさんのインタビューをした。今月25日発売の、ラグビークリニックに掲載されるものだ。カンバランドさんといえば、昨年来日して神戸製鋼のスクラムをレベルアップさせ、平島、山下という選手を日本代表に送り込む原動力になったスクラムのスペシャリストである。

スクラムについていろいろ聞いた。ただ、カンバランドさんのことをあまり知らなかったから、関係者に事前に聞いてみると、「ビーチサンダルでペタペタ歩いてます。エエおっちゃんですよ」とのコメント。広報担当の苑田選手に聞いても、「エエおっちゃんです。でも練習は厳しいですけどね」。で、実際に取材現場に現れたカンバランドさんは、やっぱりエエおっちゃんで、さっそくの写真撮影にも優しい笑顔で応じてくれた。

さて取材開始。プロフィールを確認すると…、あれっ?僕と同じ学年やんっ。同期やんっ。ってことは、僕も選手から、「村上のおっちゃん」とか言われてるわけか。

カンバランドさんは、カール・ハイマン、アントン・オリバーといった、オールブラックスの名フロントローを指導したほか、ダーモディ、マッキントッシュといった最近のオールブラックスも育てている。そのカンバランドさんが、「松原は素晴らしい。スーパー14でも、彼以上のフッカーは探すのが難しい」と絶賛していた。特にフィールドプレーは素晴らしい、と。実際にはもっと誉めていた。そのあたりの内容、そしてスクラムの基礎、コーチング哲学などについては誌面をお楽しみに。

ホンマ、ええおっちゃん、ええコーチでした。通訳でサポートしていただいた井上聖人さん、ありがとうございました。さあ、今夜は冨岡耕児選手とのトークイベント。その様子は明日以降にご紹介します!

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ワールドトロフィーのこと

暑い日が続きます。みなさん、お体ご自愛ください。

さて、9日のプレスリリースでは、【アジアラグビー協会からの通知】として、今年に限ってU20日本代表がジュニアワールドラグビートロフィー (JWRT)アジア地区予選の参加を免除されるという発表があった。

来年からU20世界ラグビー選手権(JWC)の参加枠が、現行の16から12に減らされることは今年の大会前に発表されていた。IRB(国際ラグビーボード)の経済的な問題でチームを減らすことになったのだが、このためJWCから下位4チームが下部トーナメント(JWRT 2010)に地区予選から参加する予定となっていた。ただし、詳細は決まっていなかった。

今回は、IRBが日本のアジア予選免除をアジア協会に通知し、アジア協会も了解したようだ。もともと、6月の大会が終わったあとにすぐ新チームを編成して9月の予選に臨むというのは酷な話だった。だから、今季に限り4チームがそのままJWRTに出場することは自然だと思うのだが(日本と一緒にJWRTに回ることになったイタリア、カナダ、ウルグアイがどうなるかについては発表されていない)、そのために9月に予定通り行われるU20アジア大会に優勝したチームがJWRTに出場できるという特典はなくなってしまった。複雑な気持ちになる。日本が出場していても優勝した可能性は高いのだが、16を12にする時に、IRBにはもう少し時間をかけてほしかった。

前向きなことだけ書けば、アジアのラグビーを引っ張る立場の日本として、来年のJWRTで優勝し、JWCに昇格することで、他のアジアのチームがJWRTに出場できるように頑張らなければ。

世界大会といえば、2015年、2019年ワールドカップの開催国としてイングランドと日本が推薦されたことはこの日記でも紹介した。僕は2019年の日本開催には100%前向きだし、喜ばしいことではあるのだが、関係者に話を聞いていると、みなさんけっして楽観はしていない。7月28日のIRB理事会で否決される可能性もあるからだ。対抗は、イタリア、南アフリカのセット。理事会までの票固めが鍵を握る。

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ちょっと気になる26「パティシエ2」

以前、フランス菓子の超人気店、「16区」のオーナーシェフ三嶋隆夫さんが6月23日に開かれたパティシエの鎧塚俊彦さんと川島なお美さんの披露宴で新郎側の主賓スピーチを務めるということをお伝えした。その中でラグビーの話をされたのだが、そのスピーチがテレビ中継で流れなかったので内容が分からなかった。博多の知人がその内容を入手して送ってくれた。

三嶋さんは流経大ラグビー部創設メンバーで流経大OB会長でもある。スピーチは、「一生懸命暗記しました」と言いつつ、原稿を取り出して爆笑をとるところから始まる。そして、二人との出会い、交流などを話したあとラグビーの話に。「私は学生時代、ラグビーをやっておりました。ラグビーは私のすべてを鍛えてくれました。もし私がラグビーをしていなければ、きょうこの場に立つこともなかったかもしれません。それほどまでにラグビーは私にいろんなことを気付かせてくれました」

そして、鎧塚さんのスペシャルである「ジャンピエール」にひっかけて、元フランス代表のジャンピエール・リーヴが話し、日本で有名になった言葉を紹介し、次のように続けた。

「『ラグビーは少年をいち早く大人にし、大人にいつまでも少年の心を持ち続けさせてくれる』。少年を早く大人にとは、早く志を立てるということでしょうし、大人に少年の心とは、いつまでもその志を忘れないということだと思います。初めて君に会ったときに感じたのはここなんです。二人でいつまでも夢を追い続けてください」

最後の言葉は熱かった。「昨今ややもすると、出来合いの仕入れ商品を並べ、メディアにおもね、パティシエの精神も魂も感じない店が目につくなか、君の存在は我々の業界に警鐘を鳴らす一服の清涼剤といえましょう」

力強いお祝いの言葉、見事でした。

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カナダ来日予定

ここ数日、いろんな人に会うことが多くなっている。7月は例年、僕にとってはそういう時間になる。試合が少ないこともあって、いつもより時間に余裕ができるからだ。でも、あまりにゆっくりし過ぎたからか、なんだか急に忙しくなってきた。

JSPORTSのNZ観戦ツアーもあるし、その他にもいくつか出張予定が。今週(10日)は、大阪でのトークイベントもある。ゲストの冨岡耕児選手とはあまり話したことがないのだが、僕にとってはすごく印象深い選手だ。JSPORTSが最初に全国高校大会を放送したときの決勝戦が、歴史に残る名勝負となった啓光学園対大阪工大高戦である。そのとき決勝トライをあげたのが冨岡選手だった。僕が解説させてもらった試合でもあって、粘り強いディフェンスからワンチャンスをものにしたトライをよく覚えている。

さて、昨日のことになるが、11月の日本代表戦の日程が発表になった。カナダ代表が来日して2試合を行う。現在、世界ランキング13位のカナダに連勝すれば、14位の日本のランキングがひとつ上がる可能性が高い。そこまで行けば、次のターゲットは、12位のイタリア。シックスネーションズに参加する国に肉薄することになるわけだ。と、先のことを楽しく考えるのは勝ってからにして、とりあえずカナダに確実に勝つ準備をお願いしたい。

第1戦=11月15日(日)
14時キックオフ ユアテックスタジアム仙台
第2戦=11月21日(土)
14時キックオフ 秩父宮ラグビー場

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ホルモン焼

ある仕事の打ち合わせで、十数年前の大学ラグビーを振り返る機会があった。僕がラグマガの編集長をしていた時期の本を読み返してみた。原稿が若く思わず笑った。明治が永友キャプテンで、準決勝で法政に敗れた敗因をけっこう厳しく突っ込んでいる。熱いっ。このシーズンは法政が25年ぶりの復活優勝を遂げた。決勝戦で早稲田に逆転勝ちしたやつだ。

翌1993年度は、神戸製鋼V6のシーズン。明治がキャプテン元木で法政に雪辱する。準決勝の同大戦は、歴史に残る名勝負だった。京産大はSO廣瀬が3年、関東学大の1年生WTBは仙波優である。懐かしい。

◎愛好的美食日記

で、この時代のことを思い出したからというわけではないのだが、早稲田大学OBの遠藤哲さんが働いている、石神井公園駅近くホルモン焼「」に行ってきた。写真は、ホルモン9点盛。美味です。そして、超おすすめなのが、とりクッパ白(680円)、これを食べずして縁は語れません。最高!それにしても、上ハラミであんなに美味しかったのに、特上ハラミってどんだけ?

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ブルソーに釘付け

土曜日の夜、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズの南アフリカ遠征最終戦が行われた。すでにテストマッチで2勝しているスプリングボクスは余裕のメンバー編成だったが、フレッシュなメンバーが思い切ったプレーを繰り出し、ライオンズはプライドに賭けて負けられない一戦だったこともあり、予想に違わぬ面白い試合になった。

前半半ばからのWTBシェーン・ウィリアムスのトライは、さすがに北半球一のトライゲッター。トライの嗅覚は図抜けている。また、2つめのトライを演出した、CTBリキ・フルーティーの個人技も見事。自ら上げたパントをタップしてウィリアムスに渡したのは、あれしかないタイミングのスーパートライだった。録画でも視聴可能の方はぜひ。

ライオンズのポイントを作らないパスプレーも素晴らしかったが、印象に残ったのは、スプリングボクスのFLハインリッヒ・ブルソーのタックルされた選手に対するボールへの働きかけだ。181㎝、100㎏と、あのチームにあっては小柄だが、低い姿勢でボールに絡みつくと、そのまま倒れずに相手のノットリリースザボールを誘発するか、あっさりボールを奪ってしまう。倒れているマーティン・ウィリアムスを笛が鳴ってから持ち上げてしまうなど、行き過ぎた面もあったが、その動きがよけいにブルソーのパワーを証明していた。地面にある重い物をひたすら持ち上げる練習をしているように思える。まだ、22歳。トライネーションズで、オールブラックスやワラビーズと戦うのが楽しみだ。でも、こういう選手は長期的に考えていけば日本でも育てられる気がする。

さて、そのオールブラックスは、トライネーションズに臨むスコッドを発表している。

ジュニア・オールブラックスの一員として、パシフィック・ネーションズカップに出場していた、WTBギア、LOイートンが入っているほか、負傷で離脱していた、FLマコウ主将、NO8ソーイアロ、WTBシヴィバトゥが戻ってきた。LOアリ・ウィリアムスやSOダン・カーター、CTBリチャード・カフイらはまだ怪我のために選ばれていない。

トライネーションズは、7月18日のNZ代表オールブラックス対オーストラリア代表ワラビーズ戦(オークランド)から始まる。


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