« 2009年9月13日 - 2009年9月19日 | トップページ | 2009年9月27日 - 2009年10月3日 »

2009年9月20日 - 2009年9月26日

TL第4節26日の結果

Hanazono1

土曜日は近鉄電車に乗って花園ラグビー場へ。東花園駅のホームには、近鉄ライナーズの選手達の写真があちらこちらに。選手の並びはいろんなバージョンがあった。それにしても日差しが強く、Tシャツ一枚でも汗ばむくらいだった。

Hanazono2

花園の芝生は素晴らしい仕上がり。近鉄ライナーズの今季初のホームゲームであり、翌日から関西大学Aリーグが開幕するに相応しい状態。ただし、27日、花園第2Gで予定されてた天理大と大阪産業大の試合がインフルエンザの罹患者が出たため延期になった(10月4日、午後2時から天理親里競技場にて開催)。

近鉄ライナーズ対サントリーサンゴリアスの試合は、午後3時キックオフ。開始4分に近鉄が先制PGをミスしたあとの7分、サントリーはFB有賀が相手のタッチキックをチャージしてインゴールで押さえて先制トライ。24分にも近鉄がキックチャージしたボールがサントリーの選手の懐に入り、そこからつないで最後はWTB小野澤がトライをあげ、リードを広げた。前半を終えて15-0。

後半、風上に立ったサントリーは早々にサインプレーから有賀が抜け出し、ゴール前でタックラーをかわしてインゴール中央へ。4分には近鉄が自陣からあげたハイパントを切り返し、最後は小野澤がこの日2本目のトライをあげ、ほぼ勝敗を決した。SHグレーガンの流れのいいパスワークで縦横無尽に走り回ったサントリーに対して、近鉄の攻撃は思い切りが悪かった。昨季のように徹底した縦への走り込みが少なく、短いパスでスピードが出ないまま走り込み、ミスでチャンスを潰すシーンが続いた。最後に怒濤のつなぎでLOトンプソンらが2トライを畳みかけたが時すでに遅かった。

「個人プレーが多く、一人でなんとかしようとしすぎていた。自分たちのシステムを修正したい」と近鉄のピーター・スローンヘッドコーチ。「2人や3人のワークレートが高くても勝つことはできない」と、組織として動けていないチームに厳しい見方を示した。

一方のサントリー清宮監督は「会心のゲームです。風下で相手をノートライに押さえ、後半の立ち上がり10分で勝負を決めることができました」と笑顔。佐々木キャプテンも「いいゲームができました。ただし、78分間は集中できたのに最後の2分に甘さが出た。今後の課題です」と個々が勝手なディフェンスで穴を作ってしまった時間帯を悔いたが、横にいた清宮監督が「コーチの仕事を残してくれたんだろう?」と言葉をつなぐ余裕も見せていた。

マンオブザマッチは、アグレッシブにブレイクダウンで身体を張り、ボールに絡み続けたLO眞壁。勝ち点5を積み上げ順風満帆に見えるサントリーだが、この日は前半14分にSOピシが足首を痛めて退場するアクシデントがあり、清宮監督も「折れていなければいいけど」と心配顔だった。

他会場も含めて26日のトップリーグ結果は以下の通り。福岡サニックスが好調クボタを逆転で下し、トヨタが東芝に勝っている。

◎トップリーグ第4節結果(26日)
近鉄●10-44○サントリー(前半0-15)
クボタ●24-35○サニックス(前半24-19)
ヤマハ発動機○25-20●ホンダ(前半18-6)
東芝●8-12○トヨタ自動車(前半8-7)

| | コメント (7) | トラックバック (4)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

アンガスTALKライブ

Meme1

金曜日は大阪にいた。立売堀のミーム・カフェのトークライブで、NTTドコモレッドハリケーンズのヘッドコーチ、アンドリュー・マコーミックさん(アンガス)と約2時間半たっぷり話した。まずは10年前、1999年ワールドカップのアジア予選の韓国戦後、僕が日本代表キャプテンであるアンガスにインタビューしている映像が紹介された。2人とも若いっ。自分の声が若くてびっくりした。声も変わるんやね。それと、アンガスの日本語がすでにこの当時かなり上手くて、僕のつたない質問に正確に答えているところに感心した。

「アンガス、この頃から上達してないやん(笑)」

「5年くらいニュージーランドに戻ったからね(汗)」

昨年の7月に三鷹の文鳥舎でのトークライブでもゲストに来てもらったのだが、そのときは、コカ・コーラウエストレッドスパークスのスポットコーチだった。そのときは、今の状況は想像すらできなかったようだ。「フルタイムでチームを見てみたい」という希望を持ち始めたところにドコモから話が来たらしい。強運である。

府中、釜石、博多、大阪と、さまざまな場所に住み、日本選手と接してきたアンガスに、その特徴を聞いてみると、「東京では、建前と本音がとても難しかったけれど、大阪はストレートですね。僕はやりやすいよ」と、言いたいことがあれば、ズバッと直球で来る大阪が気に入っているみたいだった。息子のトーマスは11歳。いま、兵庫のラグビースクールに通っている。10年後、日本代表狙ってほしいなぁ。2019年ワールドカップの日本開催については、「日本は素晴らしい運営をすると思うよ。試合は大丈夫。問題は練習グラウンドの確保かな。チーム毎に条件が違うと、いろいろ問題が起こりますよ」と現場のコーチらしい発言をしていた。

レッドハリケーンズは、トップリーグ昇格を狙っているのだが、トップウエストの初戦で豊田自動織機に、8-43と敗れた。今季のトップウエストは、5チームが2試合ずつの総当たり戦で順位を争っている。まずは勝ち点、勝ち点が同じなら得失点差で順位が決まる。優勝候補は豊田自動織機とNTTドコモ、1位になればトップイースト、トップキュウシュウの1位とのトップチャレンジに進出し、2位以内に入れば自動的にトップリーグに昇格できる。自動織機とドコモは再度対戦があるのだが、今後の両チームの勝ち点争いは興味深い。

ミームカフェのトークイベントは、フリードリンクなので、がんがんビール飲みながら聞いているお客さんもいて、笑いの弾け方も普通のイベントより大きい気がした。「アンガス、去年よりオモロイやん」と思わず言った。「僕もスゴイ楽しかった。みなさま、マコトにありがとうございました」と、見事な敬語で最後もお客さんを笑わせていた。

同時刻、東京の秩父宮ラグビー場では、トップリーグ第4節が始まっていた。試合結果は以下の通り。神戸製鋼がトライを与えずに勝利している。

リコーブラックラムズ●6-23○神戸製鋼コベルコスティーラーズ(前半6-10)

追記◎アンガスの昨年のトークライブの内容も含んだ「ラグビー愛好日記3」の出版記念トークベントは、東京、博多での開催が決まっているのですが、大阪でも開催を企画中です。決まったらこのブログでご紹介しますね。

| | コメント (2) | トラックバック (2)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TALKイベントのお知らせ

25日は、ラグビーマガジン11月号発売日。今後は、大学主要チームの写真名鑑付き。各大学の戦力紹介、主力選手のインタビューも。解体心書は、スティーブン・ラーカム。横井章さんの提言「現場で感じた素朴な疑問」はうなずくことしきり。

Rugmaga

トップリーグのデータ事務局からは、第3節のデータが。トライ数は「20」のサントリーがトップ。クボタスピアーズは、6トライながら接戦を制して3位につけている。タックル数ではサントリー13位、東芝14位に対して、三洋電機が2位というのはチームの戦い方の特徴だろう。大雑把に言ってしまえば、サントリー、東芝はボールをキープして攻める時間を多くし、三洋は守って切り返すタイプ、というところかな。

さて、きょうはイベントのお知らせ。まずは、「ラグビー愛好日記3トークライブ集」です。11月14日、出版記念トークイベントを開催することになりました。本の内容は、三鷹・文鳥舎で行われたトークライブ6本に加え、巻頭にジョン・カーワン日本代表ヘッドコーチのインタビュー、そして巻末に特別ゲストとしてサントリーサンゴリアスの清宮克幸監督のトークライブ(7月22日)を収録しています。

11月14日のイベントには、トークライブに出演してくれたゲストの中から宮地克実さん(元三洋電機ラグビー部監督)、山賀敦之選手(セコムラガッツ)、箕内拓郎選手(NECグリーンロケッツ)、小林深緑郎さん。この4人が並ぶだけで面白いことは間違いなし! 僕としてはこのゲストを揃えたことで満足してしまっているのですが、4人に加えて僕とラグマガの田村編集長で、今後の日本ラグビーについて、そしてラグビーの魅力について語ろうと思います。また、11月28日には博多でも記念イベントを企画中です。近く、ベースボール・マガジン社の申し込み先ホームページで詳細をお知らせします。このブログでもお伝えしますね。

◎「ラグビー愛好日記3」出版記念スペシャルトークライブ
日時:11月14日(土)午後5時30分~7時30分(午後5時開演)
場所:東京・渋谷 英国PUB HUB渋谷店
(渋谷区宇田川町3-10 ぽあんしぶやビルB1)
電話:03-3462-5881
ゲスト:宮地克実、山賀敦之、箕内拓郎、小林深緑郎
入場料:4,000円(書籍一冊代金込み、時間内フリードリンク)
募集人員:100名

◇申し込み方法
募集人数:100名(*定員となり次第締め切りとさせていただきます)
★ベースボール・マガジン社のHPからお申し込みください。
http://www.sportsclick.jp/
トップページの「BBM@セミナー」をクリック。「ラグビー愛好日記3出版記念スペシャルトークライブ&サイン会」からお申し込みください。
*申し込み完了の方には受付メールが返信されます。会費は、当日会場にてお支払いください。
★ご予約開始は10月1日(木)12:00~(東京・福岡とも)

さて、もう一つイベントのお知らせです。ラグビーを愛する有志が「ノーサイドプロジェクト」を立ち上げました。2019年に向けて、ファンのみなさんで力を合わせて日本ラグビーを盛り上げていこうというものです。以下にその説明と第1回イベントの告知があります。僕が司会します。日本代表対カナダ代表戦の夜です。多くのファンのみなさんのご参加をお待ちしております。

◎「ノーサイド・プロジェクト始動」
祝・2019年ワールドカップ日本開催決定
日本ラグビーをファンの手で盛り上げよう!

2019年ラグビーワールドカップの日本開催が決まりました。7人制ラグビーが2016年オリンピック競技に採用されることも濃厚です。私たちラグビーファンにとって嬉しいニュースが続いています。2011年のニュージーランド開催のワールドカップに向け、そして10年後の日本大会に向け、ラグビーファンにできることは何か、一緒に考え、互いを尊重し合い、結束を固めましょう。そして、一人でも多くの仲間を増やしましょう。ファンの手で日本ラグビーを盛り上げる「ノーサイド・プロジェクト」が始動します。新たなラグビー仲間を増やすため、お友達やご家族もお誘い合わせの上ご参加ください。ともに楽しい時間を過ごしましょう。

日時=11月21日(土) 19:00キックオフ(受付18:30より。21:00終演)
場所=原宿 cafe STUDIO
(東京都渋谷区神宮前4-31-10 YMスクウェア原宿1F)
会費=1,000円(ワンドリンク付き)、小学生以下無料
司会=村上晃一
ゲスト=松尾雄治、岩渕健輔、箕内拓郎(予定)
内容=ゲスト等によるトークなど楽しい企画が盛りだくさん。プロジェクトの主要メンバーであり、ラグビーを愛するシンガー渡瀬あつ子さんが「楕円桜」を熱唱します。
主催=ノーサイド・プロジェクトチーム
後援=日本ラグビーフットボール協会、ラグビーマガジン

◇申し込み方法
募集人数:200名(*定員となり次第締め切りとさせていただきます)
★ベースボール・マガジン社のHPからお申し込みください。
http://www.sportsclick.jp/
右側のメニューの「関連イベント」より、「ノーサイドプロジェクトイベント」申し込みをクリック。「参加申込フォーム」へ。 必須事項を明記の上、お申し込みください。
*申し込み完了の方には受付メールが返信されます。会費は、当日会場にてお支払いください。
★ご予約開始は9月28日(月)より。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

シルバーW明け

シルバーウィークの終盤、私用で長時間のドライブ。コスモスの写真を撮ったのでご紹介します。

Cosumo

先週末のトライネーションズ最終戦は、オールブラックスがブレイクダウン(ボール争奪局面)で激しく戦ってワラビーズを圧倒した。これで今季のブレディスローカップではオールブラックスが3連勝。ワラビーズもこのままでは終われない。10月31日の東京では意地を見せて白熱の攻防になることを祈るばかり。モートロックも復帰に向けてリハビリ中。ディーンズさん、お願い。

大型連休が明けたらもう木曜日。金曜の夜、秩父宮ラグビー場ではトップリーグ第4節が始まる。前節、クボタスピアーズに1点差負けを喫した神戸製鋼コベルコスティーラーズがNECグリーンロケッツを破って勢いに乗るリコーブラックラムズとの対戦だ。すでにメンバーが発表になっているが、神戸製鋼は、SH後藤が初先発、負傷者も出てのことだが、SOは今季3人目の菊地で戦う。リコーは前節イエローカード2枚を受けたラーカムが出場停止で不在。LOロウ、FLフェレラ、NO8ハビリとFWに外国人選手を3人並べた。シンプルにプレッシャーをかけ続けるリコーを前に、神戸製鋼は正確にプレーできるか。

現在のところ、3連勝は三洋電機ワイルドナイツとクボタのみだが、サントリーサンゴリアスがボーナス点を獲得して初戦の引き分けを挽回し、2位につけている。1位の三洋電機は27日、熊谷ラグビー場でコカ・コーラウエストレッドスパークスと対戦。サントリーは近鉄花園ラグビー場で近鉄ライナーズと戦う。上位陣がともに難敵を迎えて面白い試合になりそう。

26日の近鉄花園ラグビー場では、メンバーズクラブ会員への各種特典に加え、昨季も実施されたSS指定席入場券を購入したお客さんへの無料サービス(ラウンジでのホットコーヒーのサービス)や、ブランケットとクッションの無料レンタルなどが実施される。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

クラブライフ

Tokeidai

月寒の試合を解説した翌朝、札幌から東京に戻った。今回は時間がなかったので、朝、とりあえず札幌に来た証を撮影しようと時計台に走った。久しぶりに走って、現役復帰は遠い夢だと痛感した。日曜日の試合のとき、村田亙さんと一緒に解説したのだが、東芝が攻めて、ヤマハが守っているとき、村田さんの身体が動いている気がしたので、「まだ自分がディフェンスしている気持ちになるのではないですか?」と問いかけたら、「左肩が動きます」と言っていた。現役を終えてまもない選手はみんなそうなる。僕も昔はそうだった(寂)。

日曜の夜、北海道バーバリアンズの主要メンバーの方々とお話しする機会があった。全国クラブ大会などで、ファンのみなさんにもお馴染みのチーム名だと思う。北海道バーバリアンズは、スポーツ団体として全国で初めてNPO法人に認証され、今年で10周年を迎えた。チーム自体は1975年、田尻代表ほか小樽潮陵高校出身の5人が中心になって創設された。その中に、国連監視団政務官として活動中にタジキスタンで亡くなった秋野豊さんもいた。創設後は一般のクラブチームと同じように運営されていたが、ニュージーランドのクラブのように、地域に根ざし、子供からお年寄りまではクラブライフを楽しめるクラブにしようと、1999年にNPO法人の認証を受け、2007年にはNTT東日本から陸上競技場、野球場、クラブハウスを取得。サッカーくじの助成金などを受け、グラウンドを天然芝化して、いやまラグビー場2面を保持する。

代表の田尻さんによれば、2019年のワールドカップに向け、「これからの10年」を掲げてこの9月から新たなスタートを切ったという。グラウンドは、札幌市街地から車で50分ほどの温泉街・定山渓にあるのだが、ここに、パークゴルフ場、クリケット場、レストランのある新たなクラブハウス、ビニールハウスの室内練習場の建設などが計画されており、定山渓をスポーツタウンにする構想を企画している。また、地域の活性化をすると同時に、ラグビーアカデミーを創設し、優秀なラグビー選手を育成することも実現に向けて着々と話が進んでいる。

なんだか夢のような話なのだが、不可能と思われることを次々に実現してきた同クラブのみなさんなら、きっと成し遂げてしまうのだろう。その情熱と行動力は並大抵ではないので、他の地域でもやってほしい、などと簡単には言えないのだが、少なくとも2019年のワールドカップ開催地となる地域や、いまラグビーどころとして名高い地域には、こうしたクラブがあってほしいと思う。まったく新しいクラブを作るのは現実的ではないので、そうした可能性のある既存のクラブとラグビー協会が話し合いつつ、ラグビー、そしてスポーツを愛する人が集えるクラブの整備を進めてほしい。いいモデルがあるのだから、ノウハウも学んでほしいと思う。

刺激を受ける北海道出張だった。

| | コメント (4) | トラックバック (2)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TL月寒の結果ほか

Tsukisamu1

日曜日は、JSPORTSで東芝ブレイブルーパス対ヤマハ発動機ジュビロの解説をした。朝、羽田空港から千歳空港へ。実況の矢野さんと合流して月寒中央駅に到着。駅から月寒ラグビー場はすごく近い。到着すると、中学生が試合をしていた。メインスタンドは両脇が改修中。もう20年以上ラグビーを取材しているのに、なぜかこの競技場には縁がなく、初めて来た。

Tsukisamu2

芝生もいい、観客席もピッチに近い、インゴールも広い(20mくらいある!)、そして何より気候がいい。東芝の廣瀬キャプテンも「素晴らしい環境。ずっとここで試合したいくらいです」と言い、瀬川監督は「この時期東京は湿度が高いのですが、ここは40%くらい。試合前のウォーミングアップでも選手があまり汗をかかなかった。試合ではいつも5くらい体重が落ちる大野もそこまで落ちないでしょうね」と、ラグビーをするには最高の環境を喜んでいた。

試合は、強風の風上に立った東芝が、ベイツ、仙波のトライで先制したが、いまだ勝ち星のないヤマハ発動機が粘りの防御を見せ、前半終了間際にSO大田尾が左隅にトライ。前半を12−5で折り返した。後半風下に立つ東芝には苦しい展開になるはずだったが、後半キックオフのボールをヤマハがキャッチミス。ここから東芝が1分以上攻撃を継続させ、WTB廣瀬がトライを取りきった。ヤマハも大田尾が50m近いドロップゴールを決めるなど反撃したが、ブレイクダウンで圧力をかけ続けた東芝が27−12で競り勝った。

敗れたヤマハのシューラー監督は、「きょうのキーポイントは一次攻撃の時にゲインしていてもボールが出せなかったこと。二次攻撃、三次攻撃につながれば、ヤマハの良さも出てくるのですが」とチャンスにターンオーバーされたことを敗因にあげた。東芝の2番手の選手の寄りは素速く、ボールをしっかりキープしていたのに対して、ヤマハは孤立してボールを失うことが多かった。そこに差があったのは確か。

東芝の廣瀬キャプテンは、「前後半とも入りは良かったのですが、膠着状態が続き、前半終了間際にトライをとられたのはフラストレーションがたまりました。後半、よくディフェンスしたことは評価したい」と冷静に振り返った。マッチコミッショナーから選出されたマンオブザマッチは、ボールを持って再三ゲインしたベイツだったが、瀬川監督は、SH吉田朋生のアグレッシブな姿勢を高く評価していた。ただ、試合途中にFB立川が軽い肉離れを起こして退場、NO8豊田に続く主力の痛い負傷に表情は曇りがちだった。でも、自陣からでもボールをつなごうとする意識は高く、選手がスタンディングラグビーを実践しようとしている、いまの東芝は強いと感じた。

解説は、東芝、ヤマハの両方のOBである村田亙さんと一緒だった。選手時代の実感など聞きつつ、楽しい実況だったのだが、実況席に差し込む日差しが強く、3人とも汗をかきつつの文字通り熱いしゃべりとなった。

他会場も含めての結果は以下の通り。

◎トップリーグ第3節結果(20日)
東芝○27−15●ヤマハ発動機(前半12−5)
三洋電機○57−7●ホンダ(前半24−0)
福岡サニックス●21−27○コカ・コーラウエスト(前半16−10)

追記◎終了後、宿泊先のホテルへ。地下鉄の電車の車内の広さに驚いたのだが、広告の看板も東京よりデカくない?
 
Susukino

月寒では数名の方に「愛好日記の本、楽しみにしています」と声をかけてもらった。ありがとうございました。ただいま編集中の「ラグビー愛好日記3トークライブ集」は11月中旬発売予定。東京でのイベントは、11月14日夕方、博多でも28日の夜に企画しています。ラグビーマガジンを出版しているベースボールマガジン社のホームページから申し込みになります。ぜひ参加ください!

| | コメント (6) | トラックバック (2)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TL第3節19日結果

土曜日の夕方は、JSPORTSのスタジオでトライネーションズ最終戦の解説をしていた。連休中に録画を見る人も多いと思うので、内容は改めて触れたい。

終了後、深緑郎さんと一緒に秩父宮ラグビー場に向かった。というわけで、サントリーサンゴリアス対九州電力キューデンヴォルテクスの試合は見ることができなかった。僕は別の取材もあって、リコーブラックラムズ対NECグリーンロケッツの試合も最後のほうしか見られなかった。

再昇格で早くも2勝のリコーは選手の笑顔も弾んだ。しかし、記者会見は冷静だった。「予想通りタフな試合だった。ディフェンスでプレッシャーをかけられたのが勝因」とトッド・ローデンヘッドコーチ。報道陣から、満足度を質問されると、「戦術的には40%、戦う姿勢は90%」とコメント。チームにさらに安定感ある戦いを求めた。池田渉キャプテンは、「NECも必死で戦っていたし、プレッシャーのある試合でした。14人のとき、全員がパニックにならずに対応できた。普段の練習からヘッドコーチに追い込まれているので大丈夫だったと思います」と、シンビンが出た時間帯に冷静に対処できたと語った。

NECの熊谷キャプテンは、「リコーの出足のいいディフェンスに受けてしまった。後半は粘りが出てきたが、大事なところでミスが出ました」と無念の表情。岡村ヘッドコーチも「あれだけミスや反則があったら勝てない。それは分かって臨んだはずなのに、また繰り返してしまった」と悔やんだ。これでNECは3連敗。選手の持てる力を最大限に生かす戦いで巻き返してもらいたい。

他会場の結果は以下の通り。クボタスピアーズが神戸製鋼コベルコスティーラーズを逆転で下して3連勝を飾った。

◎トップリーグ第3節結果(19日)
サントリー○72-7●九州電力(前半27-0)
リコー○27-21●NEC(前半17-11)
神戸製鋼●15-16○クボタ(前半12-6)
トヨタ自動車○20-3●近鉄(前半3-0)

追記◎この日は、これまでにも何度か紹介している、@ぴあの「男前インタビュー」があった。今回はワイルド系。九州電力の黒木孝太選手だった。根っからのタックラーは噂通りの好青年。今回の男前シリーズは、兄弟選手が多いのだが、黒木選手も3人兄弟で全員がラグビーをしていた。熱く、気持ちのいいインタビューだった。10月初旬にアップされる予定。

Img_0227


| | コメント (4) | トラックバック (1)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

« 2009年9月13日 - 2009年9月19日 | トップページ | 2009年9月27日 - 2009年10月3日 »