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2009年10月11日 - 2009年10月17日

TL第6節17日の結果

土曜日は秩父宮ラグビー場だった。トップリーグ第6節、現在2位と3位の対戦とあって注目が集まったが、意外な大差に。立ち上がりはトヨタ自動車が勢いよく攻めて先制したが、あとは最後までサントリーペース。LO眞壁の豪快なトライあり、FB有賀の技ありのトライありで、次々にパスをつないだサントリーが9トライをあげて、60得点の大勝だった。

トヨタの麻田キャプテンは「サントリーは、ボールキャリアに対するプレッシャーの意識が高く、立ってしっかりボールを越えていくところも勉強になりました」と完敗を認めた。サントリーの佐々木キャプテンは、トヨタの強いプレーに最初は流れを失ったが、あとは自分たちのプレーがしっかりできた。激しく身体を当てにいったことが相手の体力を奪ったと思います」と大いに手応えを感じた様子。清宮監督も「調子のいいトヨタに対してこういう試合ができたのは自信になる」と満足げだった。

第2試合は、今季、秩父宮初登場となる近鉄の頑張りに期待が集まったが、ミスや反則で流れをつかめず、東芝の分厚いつなぎにトライを重ねられた。トンプソンの怪我でキャプテンを務めた大西将太郎は、「選手一人一人が上位チームの強さを肌で感じたと思う。これを生かして次に頑張りたい」とやや疲れた表情で語った。近鉄は主力に負傷者が多いのだが、トンプソンも足の甲の骨折で復帰は11月になる見込み。

快勝した東芝の廣瀬キャプテンは、ゲームの流れというより、攻めることを終始していた戦い方について質問され、「とにかく攻め抜くことが大事。チャレンジして反省する。その繰り返しが、どこかで実を結ぶはずです」と、勝利とともに東芝のスタイルを作り上げることが大事だと語った。

この2試合だけを見ると、サントリーが攻守にわたってプレーの反応スピードが早く、プレーの精度も高い。トヨタはその点では差を見せつけられてしまったし、東芝も快勝とはいえ、エンジンのかかりはやや遅かった。近鉄も含めて課題が多いと感じる戦いぶりだった。

◎トップリーグ第6節結果(17日)
サントリー○60-15●トヨタ自動車(前半22-8)
東芝○41-12●近鉄(前半17-0)

Kokun

試合後、近鉄の高忠伸選手にインタビューした。これも、ぴあWEBの男前インタビューである。「なんで僕なんですか。他にいるでしょう~」と大いに照れながらの撮影、取材だった。それでもおしゃれなTシャツを着ていたし、筋肉のつき方が綺麗で惚れ惚れするような身体をしていた。いや、それで選ばれたわけではないと思います(汗)。

高選手はラグビーを語る言葉を豊富に持っている選手で、いつも感心させられる。きょうもそうだった。そういえば、今季の近鉄は移籍で加入した選手が多くて、まとまりにくいのでは?という質問には、「いや、それが仲がいいんですよ。近鉄はほとんど大阪人だし、伊藤太進(一緒にIBMから移籍)なんて、ずっと近鉄でプレーしていたんじゃないかと思うくらいとけ込んでますよ」とのこと。たしかに、各地に散らばっていた大阪生まれの選手達が戻ってきた補強でもある。トップリーグ後半戦に向け、大阪人パワーで調子を上げてもらいたい。

お知らせ◎きょう、秩父宮ラグビー場に行ったら、「ラグビーカフェ」なるハーフタイム専用マガジンが販売されたいた。100円。僕も買ってみた。これから、トップリーグの秩父宮ラグビー場でずっと販売されるみたいだ。女子日本代表の鈴木彩香選手を表紙に(中にインタビューもあり)、サントリーの尾崎章選手の巻頭インタビューがある。ハーフタイムにはたしかに凄くいいかもしれない。なお、巻末に秩父宮ラグビー場周辺で、このマガジンを持って行くと特典のあるお店が紹介されているから、100円は、すぐに元がとれるようになっている。次号は、12月12日に発売される予定。写真が汚くて申し訳ないのですが、本物はもっと明るい色です。

Cafe

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城戸選手にほのぼの

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木曜日は、トヨタ自動車ヴェルブリッツのルーキー、城戸雄生(きど・ゆうき)選手の取材だった。例の「ぴあWEB」の男前インタビューである。これ、かなり好評でアクセスも多いらしい。城戸選手は法政大学を卒業して一年目からトヨタ自動車でレギュラーだから、実力は確かなのだが、これだけの男前がどんな話をするのか興味があった。

結論として、こんなに笑うことになるとは思わなかった。関西出身(兵庫県)だからというのではなく、なんといえばいいか、僕がこれまで会ったラグビー選手にはあまりいないタイプだった。汗くささがなく、一言で言えばラグビー選手っぽくないのである。もちろん、話している内容は気合が入っているのだが、話し方がふわりとした感じで優しく「ほんまっすか、そうっすか」みたいに返事するので、ほのぼのした気分になってくる。

質問に対して一生懸命答えているうちに話が長くなってしまったとき、「あっ、迷子になりました」とポツリと言ったときは大笑いだった。最後は、同行した編集の人も、カメラマンもニコニコ笑顔で、「こんな選手初めてだね〜」と言い合った。これだけほのぼのした感じなのに、試合では激しいプレーをするのだから、このギャップは人気が出るかも。

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「今はサントリー戦のことしか考えていません」と城戸選手。明日の秩父宮ラグビー場では、現在2位のサントリーサンゴリアスと、3位のトヨタ自動車ヴェルブリッツが戦う(12:00キックオフ)。2試合目の東芝ブレイブルーパス対近鉄ライナーズも注目の一戦だ。城戸選手を生で見たい方もぜひ秩父宮ラグビー場へ。

お知らせ◎先日来、頻繁に報道されてるサモア諸島沖地震のことだが、僕も知人に情報を得るなどしてずっと気になっていた。ラグビーではサモアと日本は毎年試合をしているし、選手の交流も深い。今回のことで、サモアラグビー協会も甚大な被害が出ているという。トップリーグでは第6節、第7節の全8会場で被災地支援募金活動を行うことになった。ぜひ、ご協力をお願いします。

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ドゥラミーに会う

15日朝のスポーツ紙などに、小学館と日本ラグビー協会のパートナーシップについての記事がある。2011年から施行される小学校の学習指導要領解説書(体育編)に、タグラグビーが例示されることを受け、タグラグビーの普及と展開に関して、出版事業やイベントなどで協力体制を組んでいくことになった。今月20日には、「だれにでもできるタグラグビー」が小学館から発売される。

僕は別の取材で会見に行けなかったのだが、資料を見ると、小学館とのコラボレーション例のなかに、教育者向けの「タグラグビー」MOOK(CDつき)発行、児童コミック誌での「タグラグビーまんが」企画推進など、さまざまな企画がある。小学校への普及イメージでは、2010年度に2,200校へ、2019年度には22,000校にタグラグビーを紹介する目標が記されている。子供の頃に楕円球のスポーツに触れたか触れないか、未来のラグビー人気にも関わってくるので、期待したい協力体制だ。

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14日は仙台から戻り、僕は船橋のクボタグラウンドに向かった。諸事情あって前日の李選手に続いて2日連続でクボタに行くことになったのだが、インタビューの相手はシェーン・ドゥラーム選手だった。

今季は正確無比なプレースキックにちょっとかげりが?と思っていたが、本人に聞いてみると、「シーズン当初は軽い肉離れがあったりして、いくつか外しましたが、もう大丈夫です」とのこと。今は、李選手とのコンビがすごく楽しいようだ。これは日本協会のメンバーズクラブの会報誌(10月下旬発送予定)に掲載されるインタビュー。すごく真面目な感じで答えてくれたのだが、趣味を聞いたときだけは、ノリノリになった。ゴルフが好きで、ハンディは5。タイガー・ウッズの大ファンらしい。タイガーのことになると、子供のように目を輝かせて「たぶん、僕が世界で一番のファンだと思うよ」と嬉しそうだった。

イングランドのプレミアシップで7シーズンほどプレーしていたのだが、向こうは観客の野次がきつくて、嫌な思いをしたことも多かったようだ。「日本のお客さんは、いつも声援を送ってくれるし、素晴らしいと思う」と話し、「イングランドはキックが多すぎる。僕は日本のランニング主体のプレースタイルが好きです」と聞かせてくれた。日本食も好きで、奥さんと3人の子供達との生活を楽しんでいるようだった。そうそう、ドゥラーム選手の愛称は「ドゥラミー」とのこと。本人がカタカナで書いてくれたから間違いなし。

そのほか詳細は誌面にて。ちなみに、「ノーサイド」という言葉は知っていますか?と問いかけたら、まったく知らなかった。たしかに、日本でもチームの中でこの言葉を使う機会がないのだろう。とりあえず、説明しときました。

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緊急イベント告知

11月中旬に「ラグビー愛好日記3」が発売されることもあって、10月、11月と多数のトークイベントに関わることになっているのですが、それぞれたくさんのご応募をいただきありがとうございます。出版記念イベントについては、大阪は満席、東京はあと僅か、博多はいまのところ余裕がありますので、ぜひご応募ください。また、11月21日、原宿で行われる「ノーサイド・プロジェクト」イベントについては、当日日本代表戦が行われることもあって、選手が来てくれるかもしれません。

そして緊急告知です。10月24日にもトークライブを行うことになりました。恒例になってきた大阪・立売堀のミームカフェでのトークイベントです。詳細は以下の通りですが、今回は、NPO法人「大阪ラグビーネットワークの南野さんに来ていただいてその活動内容をうかがいつつ、スペシャルゲストの到着を待つことになりました。

※このイベントは満席になりましたので、申し込みを締め切っております。ありがとうございました。

『TALK LIVE in MEME CAFE  ~ FOR R 2009 ~(TMF) 』◆日時=2009年10月24日(土) 午後6:30~(開場午後6:00) 
◆参加費=2500円(当日受付にて支払い)
(ワンドリンク+おやつ、軽めの抽選会)
【ホスト】村上晃一 
【ゲスト】
「NPO大阪ラグビーネットワーク」代表理事 南野利行
「神戸製鋼コベルコスティーラーズ」よりシークレットゲストが参加(「ゲスト当てクイズ」開催!)
【その他】
●「ゲスト当てクイズ」正解者の中から豪華な特典を抽選でプレゼント!
●24日(花園)のチケット半券持参で粗品プレゼント!
※当日は試合日の為、内容は変更となる可能性があります。
あらかじめご了承下さい。

◆場所
ラグビーカフェ ミーム

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仙台の夜

13日の夜は、仙台でのトークイベントだった。午後4時37分、仙台駅到着。ホテルにチェックイン後、仙台市内のイベント会場「CLUB SHAFT」へ。今回のイベントは、主催:日本ラグビー協会、共催:宮城県ラグビー協会、運営:河北新報社ということで、11月15日、仙台で行われる日本代表対カナダ代表戦を盛り上げるのが最大の目的だった。もちろん、オリンピック種目になった7人制ラグビーのこと、ワールドカップに向けての日本ラグビーの普及、強化などについても、ゲストの岩渕健輔さん(日本協会ハイパフォーマンスマネージャー)にさまざまお話しを聞いた。

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会場は仙台在住のラグビーファンのみなさんや、宮城県のラグビー関係者の方も含めて約100名のお客さんで埋め尽くされた。客席に東京のトークライブでよく知ったご夫妻の顔もあり、聞いてみると山形に転勤になったのだとか。バスで1時間くらいかけて来てくださったようだ。他にもいろんな方に声をかけてもらって、また新しいラグビー仲間を得ることができて楽しい時間だった。

イベント全体の司会は、東日本放送の佐藤千晶アナウンサー。佐藤さんは、サントリーサンゴリアス畠山健介選手の中学時代の同級生ということで、「中学の時みんなに書いてもらった色紙に、健介選手は、花園に行く、と書いていました」など、当時のことも話してくれた。客席には畠山選手のご両親もいて、お母さんに、おやつの時間に納豆ご飯を食べさせたら、晩ご飯のときジャーが空っぽになっていたエピソードなども教えてもらった。仙台育英出身の畠山選手はカナダ戦で地元の期待も背負って戦うことになる(もちろん、メンバーはまだ未定。畠山選手も「選ばれたら、精一杯戦います」と語っていた)。

イベントが始まる前、スタッフの方から「仙台のお客さんはシャイでおとなしい」と聞いていたのだが、フリータイムのときにちょっと感じたかな。トークの間は、笑い話より、ラグビー界の今後についての真面目なトークのほうに、ぐっと集中して聞いてくださる感じがあって、ラグビーに対する真面目で熱い思いを感じた。やはり、みなさんが関心があるのは、ラグビー人気をどう高めるか、そして人材の発掘、育成をどうするのかということ。発掘という面では、岩渕さんから、「18歳以下、15歳以下の人材発掘を早々に始めます」という話があり、各都道府県が取り組むスポーツ全般のタレント発掘事業とも連携し、中学やラグビースクールの関係者からの推薦などで、さっそくラグビー向きのタレントを集めることが実行に移されるようだ。

7人制ラグビー向きのタレント発掘をするとすれば、例えば100m走は何秒くらいですか?と問うと、「10秒台でしょう」との答え。ラグビーでよく計測される40m走では、4秒台が必要という話だった。7人制は一人一人の受け持つスペースが広いので、最低限のスピードがないと簡単に振り切られてしまう。ちなみに、現在の7人制日本代表選手で最速はヤマハ発動機の徐(ソ)選手で、40m、4秒7だという。

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イベント終了後、お店の前で岩渕さんと、佐藤千晶さんと記念撮影。その後、運営を担当してくださった河北新報社の担当者の方や宮城県協会の方々と食事をした。ラグビーをさらに盛り上げていこうという熱い話だった。東京からのアクセスもよく、東北近県からも人が集まりやすい仙台は、大きな試合をするには適している。11月15日は、ワールドカップ、オリンピックと朗報が続いたあとの最初の日本代表戦である。たくさんのお客さんに集まってほしいなぁ。僕も行きます!

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クボタ李選手に会う

13日の昼間、クボタスピアーズの船橋グラウンドで、SH李明根(リ・ミョングン)選手のインタビューをした。過去に韓国出身の選手には何度かインタビューしたことがあるのだが、たいてい爽やかな気分になれる。きょうもそうだった。

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李選手は流ちょうな日本語でストレートにラグビーへの愛情を語ってくれた。「僕はラグビーが大好きなんですよ。パスするのも、走るのも、タックルを受けるのだって」。先日、JSPORTSでクボタ対コカ・コーラウエストの試合を解説したのだが、李選手のパスさばきの上手さ、運動能力の高さに感心させられた。

韓国には優れたSHがたくさんいる。どんな練習をしていたのですか? と問いかけてみると、中学の頃、SH出身の監督に鍛えられたのだという。たとえば、パスした後、バーの下をくぐる練習を繰り返し、常に低い姿勢で動き回る訓練をした。また、難しいボールをさばくため、ラインアウトなどから出てくるボールも、わざと強く出したり、変な回転をかけたり、とにかく負荷をかけて練習したのだそうだ。

で、結局何で鍛えられたかといえば、とにかく走る練習だという。メニューを教えてくれたのだが、普通の練習後に、400m走1分以内を連続14本走り、そのあと、200m、100m、50mを走ったとか、ちょっと信じられない量だった。「僕もいまとなっては、どうやって走っていたのか分からないんです。とにかく練習が終わると、きつくてご飯が食べられなかったです」と李選手も改めてタフな練習を振り返って、信じられない思いのようだった。

現在31歳。「村田さんみたいに、できれば40歳までプレーしたい」という李選手。ワールドラグビー部が活動を停止したとき、ラグビーを続けるのを諦めかけていたのだが、クボタから声がかかった。「ほんとに嬉しかったですよ。好きなラグビーができて、それが仕事だなんて、ほんとに幸せです」と、本当に楽しそうに語ってくれた。クボタでも、その一生懸命の練習態度がチームメイトにいい影響を与えているようだ。この内容は、10月下旬発行の日本ラグビー協会機関誌に掲載される予定。

ありがとう、李選手。僕も幸せな気分になりました。さて、これから僕は仙台のトークイベント会場に向かう。その様子はまた明日にでも。

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関東大学12日の結果

12日は秩父宮ラグビー場で大学の試合を見た。関東大学リーグ戦1部の流通経済大対関東学大は、流経大がFWの縦突進で防御を崩せば、関東学大がBKのスピードでトライを奪う見応えある展開だった。後半40分まで、22-27と逆転圏内に粘った流経大の健闘に客席も大いにわいたが、ちょっと自陣から頑張って攻めすぎた感じで最終的にはミスで突き放された。関東学大は、勝負どころでは決定力を見せつけたが、FW戦がやや劣勢でこのあたりをシーズン終盤に向けてどう修正していくか。

第2試合は関東大学対抗戦Aの慶應義塾大対日本体育大戦。明治大に健闘した日体大がどこまで慶大を苦しめるか注目していたのだが、試合は一方的な展開になった。慶大の林監督も「試合がどっちに転ぶか分からない状況で高く評価します」と称えたWTB三木の先制トライは値千金だった。ラインアウトから理詰めでボールを動かし、最後はWTBの一対一の勝負に持ち込み、三木が見事に抜き去ったものだ。公式記録で169㎝、70㎏と小柄な三木だが、ストップしてすぐに走り出したり、大きくヨコにコースを変えるステップなどで防御を翻弄し続けた。

最終的には、50-0という慶大の快勝。松本キャプテンは「きょうは基本的なプレーで圧倒しようと思っていました。課題は多いですが、失点はなく収穫はありました。日体大はFWが大きいチームなので、ブレイクダウン(ボール争奪局面)では、ボールに絡まれる前に越えていくことを意識しました」と明快に語った。一方、日体大の廣瀬キャプテンは、「ブレイクダウン(ボール争奪局面)を意識して練習してきたのですが、慶應の接点の強さ、組織力に完全にやられました」と悔しさをにじませた。

この日の4チームだけを見ると慶大のチーム力が際立っていた。各選手の動き出しが早いし、ボールを動かしながら相手の防御を減らしていく判断がよく出来ている気がする。個人技のある選手も多く、今後もその戦いぶりが楽しみになった。ただし、林監督は「いろいろ改善しなければいけないところが分かったのが収穫」と厳し目のコメントだった。

◎関東大学ラグビーの結果(12日)
流通経済大●22-39○関東学院大(前半12-17)
日本体育大●0-50○慶應義塾大(前半0-33)

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TL第5節11日の結果

11日は、家にいなければいけない用事があって、神戸で行われたトップリーグ2試合をJSPORTS観戦した。

福岡サニックスブルース対トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦は期待通りサニックスが細かくパスをつないで振り回すところから始まった。ただし、トヨタはスクラムで優位に立ち、CTB難波、SO黒宮らがディフェンスラインに接近したところで前にでる積極的なランニングでチャンスを作り、クイックラックから黒宮が逆転トライ(7-3)。前半終了間際にもゴール前のスクラムからNO8菊谷、SH麻田でショートサイドをつき、麻田がインゴールに飛び込んだ。後半は「縦方向にボールを動かしていこう」と石井監督。その言葉通り、FWの縦をからめながら着々とトライを重ねた。難波、FBアイイは絶好調。WTB城戸も思い切りのいいインターセプトで突き放すトライをあげるなど、ルーキーらしく活きのいいプレーぶりだった。いい感じの男前である。スコアは開いたが互いに攻め合って観る者を飽きさせない試合だった気がする。

2試合目はいつも接戦になる両チームらしい内容だった。立ち上がりは神戸製鋼コベルコスティーラーズが、CTB今村、WTB大畑のトライでリード。NECグリーンロケッツもSOに起用したヤコ・ファンデルベストハイゼンを軸にボールを散らして攻めるたかとおもえば、FWがしつこく密集サイドをつくなどバランスのいい攻撃を見せて前半終了間際に14-10と逆転に成功した。後半14分に数分間におよぶ長い攻防の末、NECのWTB窪田がトライして24-10、ここが勝敗の分かれ目かと思ったが、以降は神戸製鋼が、CTB元木のディフェンスをかわす匠の技などで猛反撃。20-24と4点差に迫った終了間際、NECが時間を使いながら上手く攻めていたところで反則を犯し、このPKからSH後藤が仕掛け、元木、今村とパスが渡り今村が冷静にディフェンスをかわして、約80mの独走トライ。27-24で劇的勝利をあげた。勝ちきれなかったNECだが、7点差以内の負けに与えられるボーナス点「1」は獲得した。

盛岡ではリコーが東芝に大健闘したようだが最後に突き放されている。強さを見せつける三洋電機(勝点23)、サントリー(22)、トヨタ自動車(20)がトップ3を占め、東芝(17)、神戸製鋼(16)らがこれを追う展開だが、クボタ(14)、コカ・コーラ(13)と勝点差は接近しており、まだまだもつれそう。来週は、サントリーとトヨタ、その次の週は三洋とトヨタという直接対決がある。前半戦の山場だ。

ところで、きょうテレビを観ていて一番感心したのは、マンオブザマッチを受けた神戸製鋼の今村選手が質問に堂々と答えていたこと。高校、大学時代、無口で寡黙だった選手なのだが、大人になったなぁなんて、ちょっとお父さん気分になってしまった。

そういえば、今節のマンオブザマッチは、全員が初受賞で日本人選手だった。しかも文句なしの受賞者が多い。若い力も出てきている。この調子で行こう!


◎トップリーグ第5節結果(11日)
トヨタ自動車○56-10●サニックス(前半14-3)
神戸製鋼○27-24●NEC(前半10-11)
東芝○36-21●リコー(前半29-6)

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