« 2009年11月29日 - 2009年12月5日 | トップページ | 2009年12月13日 - 2009年12月19日 »

2009年12月6日 - 2009年12月12日

TL第10節土曜の結果

土曜日は昼間、私用で家にいなければならず、トップリーグをテレビ観戦。まずは、ヤマハ発動機ジュビロ対福岡サニックスブルースを観る。サニックスのオリジナリティあるプレースタイルに思わず拍手した。とにかくボールを動かし続ける。いいトライをとる。菅藤キャプテン、いいなぁ。チームの強みをどう作っていくか。多くの指導者にとって参考になるだろう。貫くスタイルのあるチームは面白い。なにより、観ている人が楽しいと思う。ヤマハも対抗してボールを動かし続けて逆襲していくところがいい。

続いて、サントリーサンゴリアス対リコーブラックラムズ、近鉄ライナーズ対ホンダヒート戦を並行して観る。いきなり、リコーNO8ハビリが古巣サントリー相手に先制トライ。グレーガンがラーカムにタックルすると、ラーカムがハンドオフでかわしてスタンドを沸かせる。有賀の好ステップ、トライ。グレーガンもいつもより、気合い入っているみたい。ガツガツ行っていた。リコー健闘したが、サントリーは後半出場のLO眞壁、SOピシらの活躍もあって最後は突き放した。

花園は、サニックスが火を付けたのか、ホンダもアグレッシブにがんがん攻めた。途中から大雨になってボールが手につかないシーンもあったが、終了間際まで、ホンダが14−8とリード。しかし、勝ちきるということは本当に難しい。ホンダは攻め込んだときにスコアできず、逆に近鉄は我慢のディフェンスからチャンスを作り、SO重光がトライ、ゴールも決めて逆転勝ちした。ホンダのジョン・シェラッドヘッドコーチの茫然自失の表情が印象的だった。勝てば残留争いから抜け出すきっかけになるところだっただけに悔しいだろう。ホンダ、リコーと昇格組が着実に力をつけている。残り3節もいい試合を見せてくれそうだ。

◆トップリーグ第10節結果(12日)
ヤマハ発動機●22−29○福岡サニックス
近鉄○15−14●ホンダ
サントリー○38−22●リコー
東芝○37−19●クボタ


追記◎みなさん、放送についてのご意見ありがとうございました。ラグビーを愛する人がJSPORTSの中にいて奮闘してきたからこそ、多くの試合が放送されてきたし、今もNZのようなラグビー王国と比較しても異例の試合数が放送されています。しかし、僕も11月のテストマッチはたくさん観たかった(泣)。限られた予算の中で、何を放送して何をしないか、視聴者数を見つつ、ぎりぎりの判断が続いているということだと思います。来年はシックスネイションズは例年通り全試合放送の方向、スーパー14も昨年並み、また、1月からは「ワールドセブンズシリーズ」を各大会毎にハイライトで30分放送することが決まっているようです。7人制の放送があるのは喜ばしいですね。また、今季の大学選手権は1回戦から全試合放送です。僕も微力ながら、放送数増えるように頑張ります!

| | コメント (4) | トラックバック (3)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ワイルドカードといっても

木曜日、トップリーグのワイルドカードトーナメントのチケット発売に関するプレスリリースが流れてきた。ワイルドカードは今季から新設されるもので、トップリーグの5位から10位が日本選手権出場枠「2」を賭けて争うもの。トップ4は無条件で日本選手権への出場権を得る。

ワイルドカードトーナメントは以下の試合順で行われる。

・セミファイナル(1月16日・花園)
12:00 8位 対 9位(①)
14:00 7位 対 10位(②)
・ファイナル(1月23日・秩父宮)
12:00 6位 対 ②
14:00 5位 対 ①

と、決まってはいるものの、今季は順位が最終節まで決まらない可能性がある。発売は12月19日からだが、チケットを買う方も困ったものだろう。とりあえず、この両日は、身体空けて待っていましょう。花園ラグビー場では、名物のこたつシートもあり。

さて、今週末のトップリーグ第10節、すでに土曜日のメンバーは発表になっている。残留争いから一刻も早く抜け出したいホンダヒートは、近鉄ライナーズにチャレンジ。トゥプアイレイ、ポンギの強力CTBで活路を見いだせるか。両WTB木村、山田にも期待がかかる。そういえば、11月29日、鹿児島で山田選手と少し言葉を交わした。
「髪の毛伸びたね」
「はい、スキルが伸びないんで、髪の毛伸ばしてます」
「ネタかっ」

サントリーサンゴリアスは、体調不良だったグレーガンも先発で、リコーブラックラムズのSOラーカムとの元ワラビーズ対決。どんな感じになるのかな。JSPORTSで放送あり。

| | コメント (17) | トラックバック (0)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

もうすぐ花園

きょうは、ずっとパソコンに向かっていた。ふと、「髪の毛伸びたなぁ」と思って気分転換に髪を切りに出かけた。会員カードを見たら、前回行ったのが10月中旬で驚いた。

ここ4年ほど、ほぼ1か月に一度行っていたのに、東京ブレディスローカップの10日前からそのままだったなんて。ブレディスローカップに日本代表シリーズ、ラグビー愛好日記3の各種イベントと、走り回っているうちに12月になっていたわけだ。

そして、大学選手権、高校大会などが始まる。昨日の日記でも紹介した、JSPORTSの「部活ケンミン地図」、けっこう楽しめる。母校が花園に出場するトップリーガーたちが後輩達にメッセージを送っているのだが、初出場の静岡聖光学院のOB小野澤選手は戸惑いつつこんなコメントを。

《僕はその後「グラウンドとしての花園」に立つことは出来ましたが、「あの花園」ということになると想像も出来ませんし羨ましく思います。OBとしてもどのように構えていて良いのかもわからないので、これから開幕までこっちはこっちで勝手にドキドキして待ってます》

ホンダヒートの金栄釱(キム・ヨンデ)選手もいい。泣けます。「花園」の開幕がすごく楽しみになってきて、パソコンの前で一人盛り上がっている。

| | コメント (3) | トラックバック (1)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

上井草で写真撮り忘れ

火曜日は、早稲田大学ラグビー部の上井草グラウンドに行ってきた。12月25日発売のラグビーマガジン2月号の取材である。中竹竜二監督、田邊秀樹選手にインタビューした。帰り道、ブログ用の写真を撮り忘れたことに気付く。ペー・パー子化していたはずなのに、失格である。

まずは田邊選手に聞いた。早慶戦の脳震盪で早明戦は欠場。ウォーターボーイを務めた。「試合に出るより疲れました」。つまり、自分が出られないからこその、もどかしさである。今回の抽選については、主務の大川くんに電話で実況してもらったみたいで、「よくこのブロックに(これだけのチームが)揃ったなという感じもするし、ラッキーだとも思います。まずは初戦にベストゲームをして、ここを突破して勢いに乗りたいです」。体調はもう大丈夫みたいなので、大学選手権に向けて気合いが入っていた。

中竹監督は、「2回戦はいつも苦戦するんです。そこに強い相手がいるのはある意味ラッキーです」と組み合わせを歓迎。ただ、シーズイン後も個々のスキルアップに重点を置き、チームとしてどう得点していくかは、12月から取り組み始めたこともあって、「1点差とか2点差でよろよろとでも勝っていければいいですね」と言っていた。1回戦から楽な試合は一つもないと腹をくくっているようだ。

組み合わせが決まった直後に数名の監督やキャプテンにお話しを聞いたが、「一回戦から気を引き締めていく」と慎重な発言が多かった。そして、何より感じるのはみんなどんな組み合わせであれポジティブであろうとしていること。法政の文字キャプテンも、「みんな強いですから、どこと当たろうと、一戦一戦大事に行くだけです」と話していたし、同志社の村上キャプテンは、「リーグ戦で負けたので、ぜひ戦いたかった。思い通り過ぎたくらいです」と、いきなり関西対決でもう一度チャンスが来たことを喜んでいた。

関東第5代表、関西第5代表ともに決定戦は13日。ここで大学選手権出場の16チームが確定する。

お知らせ◎JSPORTSでは、12月27日に開幕する全国高校ラグビー大会と高校バスケの共同プロモーション企画として【部活ケンミン地図】という特集サイトを開設しています。都道府県別に、ハナゾノとウインターカップの出場校やご当地自慢を紹介したり、全14チームのトップリーガーからのメッセージを掲載。各都道府県ページに出没しているご当地コスチュームキューピーも必見です。

◇部活ケンミン地図
http://www.jsports.co.jp/kenmin/index.html
ご当地自慢や、各都道府県の代表校への激励メッセージなどの投稿も可能ですので、サイトまで、どしどしメッセージをお寄せください。

さらに高校ラグビーと高校バスケの優勝校を予想して、商品券10万円やDVDスクールウォーズ全9巻など豪華プレゼントが当たる【部活ケンミンキャンペーン】を実施中!
◇部活ケンミンキャンペーン
http://www.jsports.co.jp/kenmin/campaign/index.html

| | コメント (2) | トラックバック (0)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

大学選手権対戦カード決定

7日夜、JR新橋駅前のSL広場には、約500名のラグビーファンのみなさんが集っていた。12月20日に開幕する全国大学選手権の公開抽選会。ビルの2階のバルコニーのような場所で行われた抽選会で僕は司会進行のお手伝いをしたのだが、広場のお客さんの多さに驚いた。約500名は僕の感覚的数字である。組み合わせは大型ビジョンに逐次映し出されたので、道行く人、電車に乗ろうとする人も何事かと足を止めていた。そういうのを、上から見ているのはちょっと面白かった。

抽選によって決まった組み合わせは日本協会のサイトなどですでにご存じの方も多いと思うが、今年も、関東学院大対帝京大(12月20日、秩父宮)という注目カードが実現した。この勝者が早稲田大と関西第5代表(立命館大対中京大の勝者)の勝者と12月27日に秩父宮ラグビー場で対戦することになる。このブロックは最大の注目を集めそう。

関東リーグ戦1部の王者・東海大は、筑波大との1回戦。この勝者は、関西2位の天理大、同3位の摂南大の勝者と12月27日に瑞穂ラグビー場で対戦する。対抗戦2位の慶應大は、12月20日、博多で福岡大と対戦。この勝者は法政大対流通経済大の勝者と12月27日の秩父宮で戦うことに。そして、6日の早明戦で底力を見せた明治大は1回戦で関東第5代表(拓殖大対東北学院大の勝者)と対戦。この勝者は、関西王者・関西学院大対同志社大の勝者と12月27日、瑞穂ラグビー場で相まみえる。このブロックはどこが勝ち上がってもおかしくない。

抽選後、各監督、キャプテンを報道陣が取材したのだが、帝京大の岩出監督は「東京でずっと戦えるのはラッキーです。それが一番嬉しい」と自信の表情。すぐ近くで取材を受けていた関東学院の桜井監督に「でも、くせ者やからなぁ。春口さんに、アドバイス禁止って言うといて」と早くも牽制。このお2人は仲がいいようだが、表情は臨戦モード。岩出監督が「Bチーム出してよ」とさらに畳みかけると、「意地張らしてくださいよ」と桜井監督が返し、早くも火花が散っていた。

慶應大の林監督は、「98年に僕がコーチ時代、対抗戦2位で博多に行き、福大と対戦したことがあります。いい思い出だし、遠征も嫌ではないですね」と博多行きを歓迎。「帝京大戦では予期せぬことへの対応力が問われていたと思います」と対抗戦での逆転負けを振り返り、そのあたり「しっかり準備していきたい」と話されていた。

各チーム、主力に負傷者もあり、彼らがいつ復帰できるかも明暗を分けることになるのかもしれない。

1回戦の会場はイベント終了後にすぐ決まったのだが、各チームの負担(移動、宿泊など)をできるだけ軽くすることと、入場料収入などを考慮して決められたようだ。

追記◎
東アジア競技大会から男女7人制代表チームが帰国。こちら、メダリストがもらった大会マスコットのDONY(ドニー)くん。金メダルかけてます。

Dony


| | コメント (10) | トラックバック (0)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

男女7人制、金と銀

香港で行われていた東アジア競技大会の7人制ラグビーで、日本は男子が金メダル、女子が銀メダルを獲得した。

男子日本代表は、第5戦で中国に敗れたものの、中国が香港に敗れたため、一次リーグ1位日本、2位香港となり、両者の決勝の末、日本が26-24で勝利。今年の最大のターゲットだった金メダルを獲得した。女子は、一次リーグ2位となり、3位のグアムと戦って勝ち、決勝で中国と対戦。敗れたものの銀メダルを獲得した。

<男子結果>
※一次リーグ
第4戦 ●12-14○中国代表
第5戦 ○41-7●グアム代表
※決勝戦 ○26-24●香港代表

<女子結果>
準決勝 ○19-5●グアム代表
決勝戦 ●12-34○中国代表

◎首脳陣コメント
・男子日本代表 村田亙監督
「嬉しいの一言。嬉しさを通り越して感動しています。最後まで選手を信じていました。今日の初戦の中国戦では負けてしまいましたが、今後アジアを牽引していくためにもアジアNO1の地位を守り続け、さらなる強化を進め、世界での金メダルをめざし戦っていきたいと思います」

・男子日本代表 和田耕二主将
「中国に負けましたが、目標であった金メダル獲得を達成したことは、我々日本代表にとって今後につながる結果だったと思います。今後は、今大会の課題を修正して、世界一を目指しさらなるレベルアップを図って行きたいと思います。スリランカ、香港と2週連続で続く大会に肉体的・精神的な疲れはありましたが、チーム一丸となって金メダルを取れたことは、本当に嬉しく思います」

・女子日本代表 黒岩純コーチ
「残念な結果だったが、選手は一生懸命戦ってくれた。中国は強かったが、決して勝てない相手ではない。今後も継続的に強化を図り、強豪相手に勝利できるようにしっかりと強化していきたい」

・女子日本代表 辻本つかさ主将
「負けたことは正直悔しいです。しかし、今後につながる試合ができました。この悔しさを忘れずに女子ラグビーの発展のために、これからも頑張って行きたいと思います」

追記◎東アジア競技大会とは、東アジア地域の10の国と地域の各国・地域内オリンピック委員会(NOC)で組織される東アジア競技大会連合が主催する総合競技大会のことです。

※年明け、神戸で開催される恒例の全国高専大会の組み合わせはコチラ

| | コメント (3) | トラックバック (1)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

早明戦&TL第9節結果

日曜日は、JSPORTSの仕事で国立競技場だった。朝、のぞみで東京へ戻ったのだが、ある高校ラグビー部の監督さんに会って言葉を交わした。教え子の活躍を見に早明戦に向かうようだった。

戦前の成績はあてにならないのが伝統の一戦だが、不振だった明治がここ一番、持てる力を存分に発揮して対抗戦優勝がかかる早稲田を苦しめた。LO友永、FL三村らを怪我で欠く明治だが、FL西原キャプテン、NO8杉本らを軸にブレイクダウンで圧力をかけ、CTB衞藤らの好タックルで早稲田の攻撃を寸断。前半6分、モールから杉本がトライ、28分には、左右に大きく振り回して最後は、杉本が右コーナーぎりぎりに飛び込み、前半を14-3とリードで折り返した。

早稲田はHO有田が胸を痛め(肋骨か胸骨?)、LO中田も右足首を痛めて退場する緊急事態。しかし、ラインアウトのスローイングは、高校時代にスロワーの経験があるFL山下が務め、中田に代わって出場したLO星野が持ち前の突進力を披露して、後半徐々に盛り返した。それでも逆転したのは、後半も30分。明治のノータッチキックからのカウンターアタックでフェイズを重ね、最後はPR瀧澤がタッチライン際からパスを内に戻し、これをサポートしていたSH櫻井がインゴール右中間に押さえた。自身「アカクロを着ての公式戦では初めてです」という貴重なトライだった。中竹監督が「山中はマークされていたし、きょうの試合のあの時間帯では、いつも及第点のプレーをしてくれる吉井のほうがいいと思った」と、後半20分過ぎ、SO吉井、SH櫻井を次々投入したのも奏効した。最終スコアは、16-14。

CTB村田、宮沢、FB田邊らBKの要を怪我などで欠いた上に次々に主力が退場するなかで、「逆境を楽しめ」(中竹監督)の言葉に応えるように早田キャプテンを中心に結束。後半は運動量、ブレイクダウンの激しさで明治を上回っての勝利だった。「前半は完全に受けてしまった。しかし、スロワーもロックもいなくなったなかで、選手達が自分たちで修正して勝ちきってくれたのは素晴らしい。よくやってくれた」と中竹監督。「ただし、本当のゲームは終わっていない。これから選手権までしっかり反省したい」と、まだまだ学生日本一にまでには成長が必要だと語っていた。早田キャプテンは「絶対に諦めるな、やってきたことを出せば勝てると言い続けました。負傷者の代わりに入ったメンバーがよく頑張ってくれました」と安堵の表情だった。

明治の吉田監督は「早稲田は三連覇をかけて戦っているチーム。ゲームの中での自信が刻み込まれていると思いました」と相手を称えつつ手応えをつかんだ表情。西原キャプテンは「前半からファイトしていたので、後半は疲れがあった」と後半の失速について語った。しかし、前半から全力で飛ばしたからこその接戦であり、明治も自信をつけることができたのは確か。SO田村は「力負けです」と完敗を認めたが、「去年はこれで終わりだったけど、今年は大学選手権がある。まだ学生日本一の夢は捨てていないし、きょうのような試合を続けられれば可能性はあると思っています」と前向きだった。

トップリーグ6日の結果は以下の通り。九州の知人から、「最後に九州電力の手から勝利がスルリとこぼれ落ちました」とメールが入った。記録に後半39分にヤマハのFL八木がトライ。五郎丸がゴールを決めて逆転勝ち。ヤマハは4位の座を死守。同勝ち点でトヨタが続き、神戸製鋼がこれを追う。

◎トップリーグ第9節(6日)結果
九州電力●19-21○ヤマハ発動機(前半12-14)
福岡サニックス●17-46○サントリー(前半12-20)
ホンダ●19-45○東芝(前半14-21)
近鉄●13-26○神戸製鋼(前半6-7)
クボタ●28-55○三洋電機(前半0-43)

| | コメント (3) | トラックバック (4)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

« 2009年11月29日 - 2009年12月5日 | トップページ | 2009年12月13日 - 2009年12月19日 »