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花園準々決勝結果

1月3日、東大阪市の花園ラグビー場では全国高校大会準々決勝が開催された。第1試合は朝10:30のキックオフにもかからわらず、早くから大観衆がスタンドを埋めていた。

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第1試合では、地元の大阪朝鮮が流経大柏と対戦。ともに準々決勝の大舞台で緊張感があったのか、前半は動きが固かった。柏は陣地を稼ぐキックが余り伸びなかったのが痛かった。大阪朝鮮は後半持ち前の強く低いタックルで柏の反撃をしのぎ、12-5で逃げ切った。初のベスト4を決めた大阪朝鮮だが、呉英吉(お・よんぎる)監督の表情は厳しかった。「おごりがあったのかもしれない。試合前ふわっとした雰囲気があった。前半は地に足がついていなかった。しかし、キャプテンがよく立て直してくれた。後半はよく走り、よくタックルした。子供達の成長を感じる。どこまで成長するか楽しみです」

第2試合は、優勝候補筆頭の東福岡に東海大仰星が渾身のチャレンジ。前半なかばまでは東福岡がWTB川原田のトライなどで13-0とリードするが、前半終了間際から仰星がボールをよくつなぎ、後半も攻め続けた。しかし、東福岡のディフェンスはなかなか崩れない。しっかしラインで守るときと、一気にターンオーバーを狙うときに見極めの良さはオールブラックスなど海外のトップチームのようだ。それでも、前半22分、仰星がスクラムからの移動攻撃でトライを獲り、7-13と迫ったのは見事だった。直後に簡単にトライで突き放す東福岡の強さも圧巻。最後には自陣からFB藤田の快走、そしてPR垣永のトライ。見応えのある試合だった。

第3試合は、東のAシード、桐蔭学園がWTB竹中の突進を起点に2トライを奪ってリードすれば、常翔学園がワンチャンスをものにしてトライを返す拮抗した展開。後半に入っても、常翔はボールを持った選手が思いきって仕掛けて攻めたが、桐蔭のしつこいタックルが次々に常翔に襲いかかってトライを許さなかった。13分、桐蔭はモールを押し込み、少し離れたところにWTB竹中が走り込み、4人のタックルを外してインゴール右中間に抑え込んだ。「うちが1試合分少なかった。それだけの差ですよ」と藤原監督は謙遜したが、ボールへの働きかけの素速さは上回っていた。「ちびっこ軍団ですから、全国の小さなチームに夢を与えられるように頑張ります」と準決勝を見据えていた。

第4試合は、交流の深いチーム同士の戦いとなった。昨年の準決勝のカードでもあり、これまでの公式戦ではすべて御所実業が勝利していたのだが、きょうの京都成章の出来は素晴らしかった。「負傷者が出たのでシンプルに前にでることにした」(湯浅監督)という通り、短いパスで一人一人が前進、局地戦のサポートを分厚くしてボールをキープ。ディフェンスでは、全員が運動量豊富に走り回り、最後までその動きは衰えなかった。御所実業からは公式戦初勝利。2年連続の準決勝進出となった。その組織だった動きの素速さに感心させられた。

試合後、準決勝の抽選会が行われ、以下の通りの組み合わせとなった。

◎準々決勝結果(1月3日)
流経大柏●5対12○大阪朝鮮
東海大仰星●7対23○東福岡
常翔学園●10対31○桐蔭学園
御所実業●5対17○京都成章

◎準決勝組み合わせ
東福岡 対 京都成章
大阪朝鮮 対 桐蔭学園

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    コメント

    トンガリキッズって人も村上と同類だね。わっかってない。村上が貴重?笑わせる。佐々木選手のキャプテン起用について質問したジャーナリストは他にもいるでしょ。問題は質問する場所や質問の仕方でしょ。他にも質問の仕方はあるだろうし。それを活字にしたのも村上だけ。それがどれだけくだらないかはサントリーの成績が証明してます。くだらない無能なジャーナリストって意味じゃ貴重ですかね。他にはいないから。

    投稿: 太郎 | 2010年1月 5日 02:35

    東福岡高校のプレーは、ラフプレーが多いんでしょうか?

    投稿: ジャツカル | 2010年1月 4日 20:14

    テレビで観られなかったので、ここにゲームの様子が書かれているので助かります。

    今の高校生ぐらいから、日本で開催されるワールドカップで活躍するジャパンの選手たちが出てくるのでしょうね。そう考えると、とても期待しちゃいます。将来のジャパンの卵たち、ガンバレ! そして、大きく育ってください。

    投稿: サファイヤ | 2010年1月 4日 12:20

    間違えました、竹中選手ですね。失礼しました。

    投稿: neuron | 2010年1月 4日 06:29

    桐蔭のWTB竹下選手、まだ2年生ながらすごい突破力ですね。9年後のRWCが楽しみな選手の一人です。

    投稿: neuron | 2010年1月 4日 06:28

    太郎さんいい加減にしたら? 作り話でしょう? 拝読していて非常に楽しいこのブログを汚すようなことを、書かないで下さい。
    ご著書に全然興味が無くて読んでいないのなら、このブログをお読みになられる事も、ないのではないですか? 
    釣られて話したくもないけど、一昨年怪我というものでほとんど出られなかった選手がもしいたとしたら、その人の今年の主将就任というものは「びっくり」で、それを監督に聞いてくださるジャーナリストの存在は、貴重だと思いますよ。

    投稿: トンガリキッズ | 2010年1月 4日 04:11

    村上さんを解説に使ってる時点でJスポーツ疑いますけどね。今日たまたま近所でラグビースクールの初練習があっててみてたんですが中学の部の子供たちが言い争いをしてました。言い争いの内容がサントリーの佐々木選手がキャプテンになったことに不満な選手が多いと主張する子供とそんなことないと主張する子供の言い争いです。かなり興奮してるようだったので不満な選手が多いと主張してる子供に誰からきいたのかたずねてみたら村上さんの本に書いてたそうです。私は村上さんの本には全く興味もないから当然読んでなかったので本屋で見てみるとサントリーに清宮氏にそのようなこと言ってるみたいですね。全くあきれました。こんなくだらない質問された清宮氏に同情します。清宮氏とラグビーの話ができる機会がありながらこんなバカな質問できるのは村上さんくらいのもんでしょ。ラグビーファンは佐々木選手のキャプテン就任に不満がある人がいるかどうか知りたがってるの?違うでしょ。もっと戦術的なこと、技術的なこと、サントリーの将来、日本ラグビーの将来たくさんあるはずなのに。それとね、こんなくだらない話を本にして世の中に出してるのが一番腹立たしい。中学生くらいになれば本も読むでしょ。こんなくだらない話でも子供が読めば勘違いもしますよ。実際喧嘩してた子供がいたんですから。自分の書いた記事が読んだ人にどんな影響を与えるか自覚がないんでしょ。ワールドカップ開催が決まってオリンピック種目にもなってジュニアの底辺拡大なんか大事な問題でしょうにその大事な年代が勘違いしてしまうようなくだらないことまで本にしてるとは信じられない。本に清宮って字があるだけで売れるんでしょうけど。少しは考えたらどうでしょうかね。

    投稿: 太郎 | 2010年1月 4日 02:16

    Jスポのラグビーのホームにあるスポーツナビの「JSPORTS高校ラグビーNAVI」のバナーや「世界ラグビーNAVI」のタイトル横にあるのがアメフトのボールなのは何故ですか。こんな事村上さんに言ってもしょうがない事ですが…。この辺からもJスポーツのラグビー愛のなさが伝わって来るような気がします。

    投稿: 2764 | 2010年1月 4日 01:28

    横井章さんのアドバイスをどんな形で理解し消化したのか、楽しみな戦いでした。京都成章と御所の対決、また見たいです。横井さんのアドバイスをうけた皆さんのエピソード聴きたいな。愛好日記トークライブ・・・楽しみにしています。

    投稿: 九州のはちべい | 2010年1月 3日 19:27

    抽選を固唾をのんで見た方も多いのでは…東福岡と桐蔭学園が当たらないでよかった。
    それにしても、8校ともいい味出してましたね。メインとバックは満員でしたし、好い準決勝を期待しましょう。

    投稿: エリス少年 | 2010年1月 3日 18:47

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