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無償の喜び

早稲田大学ラグビー部の監督に辻高志さんが決まった。現役時代は、気迫のこもった低いタックルが印象的だった。引き締まったチームを作ってくれるものと期待している。サントリーサンゴリアスは、エディ・ジョーンズさんが監督に。体力面をさらに高めていくだろうと思う。清宮監督とともに、長谷川慎、高野貴司コーチらもチームを離れる。お疲れさまでした。

長谷川慎さんと僕は実は同じラグビースクールに所属していた。もちろん、歳は離れているけれど。その京都ラグビースクールの先生から、「ホームページをリニューアルするのでメッセージを」との連絡。驚いたのと同時に、今も僕の時代と同じデザインのジャージみたいで嬉しかった。少しでも子供たちを元気づけられるメッセージをと思って書き送った。元気に育ってくれて、そんな選手達を取材できる日が来るといいなぁ。

昨夏、急逝された石塚武生さんの思いを綴った「一万回の体当たり タックルマン石塚武生 炎のメッセージ」(大元よしき著 ウェッジ刊)を読んだ。死の直前まで身体を張って子供達に接し、普及活動でも子供達の体当たりを受け続けた石塚さんの熱い思いを、著者の大元さんがストレートに受け止めて書きつづっている。石塚さんが伝えたかったことはたくさんある。仲間を生かしたときに得られる「無償の喜び」もその一つだろう。まっすぐな本だ。このまっすぐな気持ちを、まっすぐ受け止められる人間でいたいと思う。

日本ラグビー協会の森喜朗会長の著書「日本の未来をラグビーが救う ノーサイドの心」(小学館)が出版された。こちらも、ストレートにラグビーの魅力が語られる。読み進むうち、ワールドカップ招致を目指し、すでに鬼籍に入った奥克彦さんや、町井徹郎さんのことを思い出して、2019年大会、成功させなきゃいけないと改めて思った。

トップリーグ2009-2010に使用された試合球を、日本協会登録の高校生以下のチームに進呈する、「未来のトップリーガーへ」プログラムの当選チームが抽選の結果決まった。3月7日のオールスター戦で進呈式がある。

当選チームは以下の通り。
<ラグビースクール>札幌少年ラグビースクール(北海道)、トライ・アタック(東京都)、小金井ラグビースクール(東京都)、大阪ラグビースクール(大阪府)、豊中ラグビースクール(大阪府)、北神戸ラグビークラブ(兵庫県)、下関ラグビースクール(山口県)、太宰府少年ラグビークラブ(福岡県)、帆柱ヤングラガーズ(福岡県)、草ヶ江ヤングラガーズ(福岡県)、つくしヤングラガーズ(福岡県)、ブランビーヤングラガーズ(福岡県)
<中学校>浅野中学校ラグビー部(神奈川県)、専修大学松戸中学校ラグビー部(千葉県)、法政大学第二中学校ラグビー部(神奈川)、福岡市立次郎丸中学校ラグビー部(福岡県)

<高等学校>愛知県立愛知工業高等学校ラグビー部(愛知県)、福岡県立光陵高等学校ラグビー部(福岡県)、福岡県立新宮高等学校ラグビー部(福岡県)、大分県立由布高等学校ラグビー部(大分県)

◎イベント報告
このブログでも告知させてもらった「勝手にアフターマッチFANクション」。盛況のうちに終了したようです。2月20日、花園で行われた日本選手権準決勝のあと、定員一杯の20名で開催。主催者によると「ドタキャンゼロの20人が参加していただけたのはラグビーファンの律儀さですね」とのこと。写真のように、老若男女いろいろなお客さんが集ったのだとか。東芝ファンで東京からいらっしゃった方もいた様子。途中で当日のマッチオフィシャル、桜岡、原田、戸田の3レフリーが来店。1時間ばかりファンのみなさんと交流したほか、後半には近鉄の応援団の方が呼んでくださった近鉄の大西選手、金選手も来店。結局7時までの予定が10時までの長丁場になったようです。主催者によれば、「これはキックオフ。次回は、もっとライトなファンな方にも気軽に来てもらえるよう考えていきます」とのこと。

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    コメント

    勝手にアフターマッチFANクションに夫婦揃って参加してきました!
    初めはどうなることかとキンチョーしましたが
    すごくいい出会いがありました!
    やっぱり共通の好きなモノがある人とはすぐに打ち解けられますね。
    それがラグビーなら尚更かと!

    また次も参加したいと思います!
    次はシーズンインFANクションとか!
    せっかく知り合えたのに次のシーズンまで一緒に観戦に行けないのは残念なので。

    投稿: ミヤギ | 2010年3月 2日 18:07

    浪速の江戸っ子さん、ありがとうございました。改めて感じ入りました。
    みんなで力を合わせて世界を変えようよ...という事でしょうか?映画のエンドロールで映像に合わせて流れたのを聴いて感動したので、覚えようと思って必死で反芻したのですが無理でした。
    今までとはまた違った気持ちでこの曲を聴けそうです。

    投稿: kerikeri | 2010年2月25日 18:56

    早稲田の新監督に辻さんですか、7年位前だったでしょうか、堀越正巳さんが開かれていた小学生向けのラグビー教室にお手伝いで来られ、7月の暑い熊谷で汗びっしょりになって、子供達に指導して下さいました。
    私も一緒に居合わせて、辻さんのラグビーに対する熱さと、子供好きな一面をじかに感じました。早稲田の新チームは、熱くなりますよ。

    投稿: KimuSige | 2010年2月25日 14:17

    (I feel that there is a dream. So rare, so real.)
    私には夢がある……とっても貴重で、とっても誠実な夢
    All the world in union, the world as one
    全ての世界はつながっている……そう、世界は1つ
    Gathering together, one mind, one heart
    全人類が共に集まり、一つの精神、一つの心を共有する
    Every creed, every colour, once joined, never apart
    全ての主義、全ての人種……一度一緒になれば、それは二度と離れ離れにはならない
    Searching for the best in me, I will find what I can be
    自分の中の『ベスト』を探すんだ、自分が出来る事はきっと見つかるさ
    If I win, lose or draw, it's a victory for all
    勝つ時も、負ける時も、そして引き分けの時もあるだろう、でも、全てが『勝利』なんだ
    ※Chorus(サビ)
    It's the world in union, the world as one
    世界は1つの『共同体』
    As we climb to reach our destiny, a new age has begun
    自身の運命を登る時、新しい世紀は始まる
    We may face high mountains, must cross rough seas
    高い山に直面するだそうし、荒波うねる海を渡らなければならないときがあるだろう
    We must take our place in history, and live with dignity
    そんなときこそ歴史を認め合い、尊厳を持って生命を讃えるべきなんだ
    Just to be the best I can, must to goal for every man
    自分に出来るベストを尽くし、目的を成し遂げればいいんだ
    If I win, lose or draw, it's a victory for all
    勝つ時も、負けるときも、そして引き分けの時もあるだろう、でも、全てが『勝利』なんだ
    ※Chorus...(繰り返し……)

    投稿: 浪速の江戸っ子 | 2010年2月25日 12:30

    勝手Fとは面白い企画ですね
    こんな文化が定着するといいなあ
    関係者がさりげなく立ち寄ってくれるようなスタンスが美しいと思います

    投稿: ナベゾ | 2010年2月25日 05:36

    どなたかインビクタスのエンドロールで流れたワールドインユニオンの日本語の歌詞をご存知の方、おられましたら教えて下さいませんでしょうか?是非知りたいのです。お願いします

    投稿: kerikeri | 2010年2月24日 18:31

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    2009-2010年のラグビーシーズンは、 日本選手権の決勝戦を残すのみとなりま [続きを読む]

    受信: 2010年2月24日 23:40

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