« 引っ越し完了 | トップページ | 桜はこれから »

日本ラグビー学会

日曜日は、大阪・吹田市の関西大学で開催された「日本ラグビー学会第3会大会」に行っていた。午前中は研究者からの研究発表。NZワイカト大学の西尾健さん、ワイカトユニオンの宮浦成敏さんによるNZワイカト協会のジュニアラグビーのシステムと運営や、NZユース世代の強化ストラテジーの発表、ラグビーによって障害を負った立命館大学院生の中村周平さんによる、「より安全なスポーツを目指して」など、興味深い話が多く聞かれた。

特別講演は、「感動こそ人を育てる」と題し、山口良治さん(京都市立伏見工業高校ラグビー部総監督)が約90分、自らのラグビー人生を振り返り、身振り手振りで熱く語った。「優しさが一番大事、だから頑張れる」、「思い描かないことは、絶対に実現しない」、「環境のせいにするな、言い訳を探したら、感動なんてしないぞ」、力のある言葉が次々にあふれ出る。最前列で話を聞いていた中学生たちが、目を輝かせて聴いているのが印象的だった。あれは大阪の大東市立四条中学のみんなかな。最後は、山口先生もその中学生達と握手していた。この感激を忘れないで行こう。

ジンポジウムは、恒例になった「他競技に学ぶ」。今回は、大阪体育大学教授で、女子バスケットボール部を指導する中大路哲先生、関西大学の男子ハンドボール部監督の中川昌幸先生、ここに大阪府教育センター長の川村幸司さんが加わり、京都大学教授の小田伸午先生がコーディネーターとしてシンポジウムを進行した。

大体大の女子バスケットボール部は強豪だが、練習時間は一日1時間半のみ。それでフィットネスで負けないチームを作っているという。秘訣は無駄のない考え抜かれた練習。たとえば、シュート練習ならパスを出す人も集中して練習する。付随する動きを、すべて集中力高くこなすことで効率よく練習する。集中力がない日は、5分で切り上げて家に帰すそうだ。「悪い癖がつきますからね。だらかうちの部は、練習できない恐怖があるんです」。

技術的な話では、攻撃側の選手がフェイントをかけるとき、「防御側は動かないという考えもあります」と言い、「だって攻撃側はディフェンスを動かして穴を作りたいわけです。相手に先に動いてもらって、その逆を行きたい」。だから、ディフェンスがじっとしていると困るわけだ。ただし、タックルのあるラグビーでは少し事情は違う、ということも解説されていた。

去年の武道、一昨年のサッカーと、他競技から学ぶことはいくらでもある。次はレスリングとか柔道、相撲などから、ブレイクダウンでの動きとか参考になることを聴いてみたいなぁ。

3月26日~28日、香港(香港スタジアム)にて行われていた「IRBセブンズワールドシリーズ香港大会(香港セブンズ)」3日目(最終日)の男子7人制日本代表の試合結果は以下の通り。男子7人制日本代表は、同プールの香港、ウェールズと勝ち点が並び、得失点差の結果、プール2位通過。ボウルトーナメントに進んだが、ボウルトーナメント初戦の準々決勝でスコットランド代表に敗退し、本大会を終了した。

◇試合結果
・ボウルトーナメント準々決勝
●10-12○男子7人制スコットランド代表(前半5-7)

3月29日までフランスへ遠征中の「平成21年度高校日本代表」第4戦目の試合結果は以下の通り。

◇試合結果
○32-7●パリU19選抜(前半5-0)

|

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


  • « 引っ越し完了 | トップページ | 桜はこれから »

    「日記」カテゴリの記事




    コメント

     ジョシュ・ルーシー氏(Josh Lewsey)は、どでかい感動を求めているのだろうか……。本当にエベレスト、登るのですか?

    投稿: rugbyhead | 2010年3月30日 00:03

     こんばんは、盾津クラブ(有本先生がおられた高校のOBが母体です)の菊本です。(大東市立四条中学校コーチ)
     昨日は、ご迷惑おかけしました。すいません。村上さんを生で見た生徒は大喜びでした。有難うございました。
     やはり、昨日ラグビー学会に参加させて頂けた中学生と、参加しなかった生徒のやる気の差はとても大きいです。山口先生のお話、自分自身のモーティベーションも高くなりました。

     今日の練習は、昨日プラス東大阪ラグビーカーニバルで盾津クラブ(東大阪ラグビー協会所属)の一員としてNZワイカト協会のポール・ホッダーさんのセッションに参加させて頂き、キャッチ、パス(プッシュパス)デシジョンメイキング、タックルの基礎を習った生徒達は、自らの足りない部分を改善すべく一生懸命に練習していました。一方で、やらない方がましな練習をしていた生徒たちの2つに分かれてしまいました。そんな時に、生徒のあこがれOB河口くん(四条中→常翔啓光学園在学中)が来てくれて、締めてくれました。感謝です。やはり、全ては『出会い』と感じました。
     改めて有本先生、灘先生に感謝しております。もちろんラグビーにも感謝していますよ^^)
     山口先生のお話を聞いて、自分の力のなさを実感しました。しっかりコーチングを習います。全ては生徒のために!生徒がラグビーを通して、しっかりと人生を習えるように。魂を鍛えることが出来るように!
     何を書いているか、分からない文になりました。すみません。

    次回は、終了後のファンクションに参加します。反省です。

    投稿: 菊本 孝一 | 2010年3月29日 21:20

    学会に参加する機会のある先輩諸氏の話を総合すると、学会の楽しみは終了後のファンクションにあると口を揃えておっしゃいます
    ラグビー学会も美味しいモノ出たんでしょうか?

    投稿: ナベゾ | 2010年3月29日 05:37

    コメントを書く



    (ウェブ上には掲載しません)


    コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



    トラックバック

    この記事のトラックバックURL:
    http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/86642/47935680

    この記事へのトラックバック一覧です: 日本ラグビー学会:

    » 韓国代表候補にドコモ鄭智弘選手入り [韓国ラグビー情報=한국럭비 정보]
     <<韓国代表情報>> ■NTTドコモFL鄭智弘(チョン・チホン)정지홍(帝京大 [続きを読む]

    受信: 2010年3月29日 17:41

    « 引っ越し完了 | トップページ | 桜はこれから »