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2010年9月12日 - 2010年9月18日

大阪懇親ライブ

金曜日の夜は、大阪・北浜のラグビー普及促進居酒屋「ラグビー部マーラー」で、「ラグビー部マーラー懇親トークライブVol.1」が開催された。僕と松竹芸能の小川恵理子さんで、トップリーグのこと、ジャパンのことなどラグビー四方山話となったのだが、小川さんは、昨シーズンまでABCラジオのムキムキ!ノーサイド劇場のパーソナリティを務めたこともあって、「オフサイドとかよく分からないんです」と言いながら、的を射た面白発言を繰り返していた。

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「ちゃらちゃらした選手はあんまり好きではないんです。ラグビーを好きな女性はそういう人が多いと思います」と、髪型とか、ちゃんとしてほしいという話になったときには、客席から、「私はあれがいい」と某選手のことを指して反論も。けっこうお客さんとやりとりしながら進むリラックスした雰囲気に。ちなみに、小川さんは大阪城公園でパートナーを見つけたそうだ。「試合を見に行ったら、泥だらけになって、タックルしかしてなかったんです。ほんとは違う人が好きやったけど、それを見て、この人は信頼できると思ったんです」。

僕の大学ラグビー部の同期が3人も来てくれて、息子を見る親のような気持ちになったらしく、帰り道に「気疲れしたわ」と言っていた。来てくれて、ありがとう。そういえば、僕はいつのまにか完全に関西弁になっていた。たぶん、これだけ標準語を使わなかったトークライブは初めての気がする。お客さんの温かい雰囲気とか小川さんの語りが柔らかいのでそういう感じになったみたい。

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約1時間のトーク後は食事しながら各テーブルでラグビー談義。大学や高校でラグビーをする選手のお父さんもいたし、近鉄、神戸製鋼、同志社大学などさまざまなチームのファンのみなさん、そしてニュージーランドでコーチの勉強をし、すごく詳しく戦術の解説をしてくださる方もいた。楽しい夜だった。いろんなゲストの方と、今後も大阪懇親トークライブは継続していきたいので、ご興味のある方ぜひどうぞ。

懇親会の後半、秩父宮ラグビー場での試合結果が入った。NTTコミュニケーションズシャイニングアークスが、クボタスピアーズを破った。NTTコムが実力があるという話はトークの中でも触れていたし、お客さんもそう感じているようだったので、この結果にも「やっぱり」という空気が広がっていた。

参加者のみなさん、イベントをお手伝いいただいた皆さん、ありがとうございました。

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追記◎11月に来日予定だったメルボルン・レベルズがチームの事情によって来日しないことになった。したがって、11月20日に予定されていた「日本A代表強化試合(対メルボルン・レベルズ戦)」も中止になる。日本A代表の今後のスケジュールは、いま調整中。なお、同日14時キックオフの関東大学リーグ戦1部「法政大学対東海大学」の試合は予定どおり行われる。

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必見・変顔キング

今週末のトップリーグ第3節の先発メンバーが次々に発表なっている。リコーブラックラムズ対福岡サニックスブルース、三洋電機ワイルドナイツ対ヤマハ発動機ジュビロなど、注目カードが並んでいる。サニックスはインパクトプレーヤーのヴァレンス、ヘスケスがリザーブに控える。この二人の動きは必見だ。好調のヤマハが三洋に対してどんな戦いを挑むのかも楽しみ。この秩父宮ラグビー場の2試合はいい試合になるだろう。

その土曜日、僕はJSPORTSで名古屋の瑞穂担当である。豊田自動織機シャトルズ、トヨタ自動車ヴェルブリッツのホームチームが、東芝ブレイブルーパス、神戸製鋼コベルコスティーラーズをそれぞれ迎え撃つ。引退を表明している大畑大介はCTBでの先発。さて、どんな試合になるか。日曜日、北海道の月寒ではサントリーサンゴリアス対NECグリーンロケッツ戦。サントリーのアタックとNECのディフェンス、果たして結末は。

と、いろいろ楽しみは多いのだが、トップイーストのセコムラガッツのホームページで面白い企画がアップされているのをご存じだろうか。

題して、【山賀敦之の「変がお」ぷりちぃコロシアム】。セコム入りしてからの山賀選手のラグマガ写真名鑑での変顔をすべて紹介し、本人の評価付きで解説している。

たとえば、2004年度の写真はこんな感じ。

タイトル 「トロピカル・アイランダー」篇
本人満足度 ★★★★☆
撮影秘話=当時のチームメートだったフレティ・マホニ氏がさりげないおしゃれで、道端に咲いている花を摘んで髪に挿したのをヒントにしたという。ハイビスカスを頭につけて「イメージはアイランダー。南国を意識してトロピカルで可愛いらしい雰囲気を出したかった」と自画自賛の作品

ぜひ、ご覧あれ。

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愛好ライブ・フィットネス編

水曜日の夜は、ラグビー愛好日記トークライブだった。新宿の道楽亭で午後7時キックオフ。今回は、日本代表のストレングス&コンディショニングコーチの太田正則さん、サントリーサンゴリアスの長友泰憲選手をゲストに、主にラグビー選手の身体作りについて伺った。太田さんは、175㎝、80㎏という小さな身体で三洋電機のフランカーとして活躍した。同時期には、シナリ・ラトゥ、飯島均、宮本勝文といった錚々たる面々とプレーした。「自分をいじめるのが好きだったので(笑)」と、フィットネスコーチの道を選んだ。長友選手もトレーニングが大好き。そんな2人の話は、ラグビー選手の肉体の凄さを感じさせる興味深いものになった。

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いまラグビーの代表的なフィットネステストになっている「7ミニッツ」、「ビープテスト」を、実際の信号音を聞きながら解説してもらったり、練習中に装着して選手の心拍数や移動距離、スピード、コースなどがデータ収集できるGPSを紹介してもらったりもした。7ミニッツというのは、簡単に言うと無酸素運動能力を測るもので、80mのコースを使い、走ったり止まったりしながら7分間に何本走れるかというテスト。

ちなみに、一番凄いのは大畑大介選手で、2007年のワールドカップ前、最高の数値を出していたようだ。アキレス腱断裂のリハビリ後である。世界のWTBは16が基準値になるようで、大畑選手はそれくらいは行く。長友選手は「僕はフィットネス苦手なんで」と言いながら、15くらいは行くらしい。こうしたテストは、苦しいときに頑張れるメンタル面も露わになるのだが、日本代表の中で、限界ギリギリまで行ってから、もう一度スピードアップできるという意味で一番凄いのは大野均選手なのだそうだ。

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GPSの話では、太田さんが指導する大学生にGPSを付けさせ、何も言わずに山を走らせたら、ショートカットしているのがバレたり、きつそうな顔をする演技も心拍数が分かるので意味がないなど、面白い話も。しかし、太田さんも「僕の現役時代になくて、良かったです」と言っていたが、「選手にとっては最悪です(笑)」(長友選手)。

話は多岐にわたったのだが、サントリーは春からの徹底したトレーニングで身体を絞り(体脂肪を落とし)、いま徐々に筋肉を増やしていってるそうだ。シーズン後半には筋肉で体重が増えていく予定で、そのあたりはエディ・ジョーンズ監督がしっかり管理しているらしい。長友選手も春の日本代表の活動からチームに合流したとき、「僕と平さんがついていけなくて」と他の選手のフィットネスレベルの向上を実感したそうだ。これについては太田さんが「日本代表の選手は他の選手が身体作りをしている時に試合をしているので、そういう意味ではハンディがあるんです。でも能力が高いからすぐ追いつくんですけどね」と説明していた。その長友選手が話していた練習が、40メートル12本を2セット、300mメートル走、1キロメートル走と続くとかで、気が遠くなるような練習。

この他、日本代表の堀江翔太選手はバランスボールの上に立ってウエイトトレーングをする、トンプソン選手はバランスボールの上に立ってラインアウトのキャッチの練習をする、長友選手もバランスボールの上でスクワットできるとか、ものすごい運動能力の数々を聞かせてもらって、参加者のみなさんも、口あんぐり、という感じだった(※バランスボールはプロ仕様のもので、一般用のバランスボールの上に立つと、割れてしまう場合があるので絶対に真似しないでください)。

日本代表について5年になる太田さんは、「日本代表選手のフィットネスは着実に向上して世界レベルに近づいています。来年のワールドカップでは最高のコンディションで臨めるよう、自分の役割を果たしていきます」と締めくくってくれた。太田さんと長友選手の誠実な話でとてもいい会になった。太田さん、長友選手、そして参加者のみなさん、ありがとうございました。

追記◎福岡サニックスブルースの走り回るフィットネスは、太田さんも「素晴らしい」と話していて、実際にサニックスのフロントローはバックス並みの数値を出すのだそうだ。スクラムは押すより、耐える方が3倍疲れるらしいのだが、それでも走るサニックスは、実は筋力を使わずに効率よく動く術を身につけているのではないか、と。そんな話もあった。

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近畿大学を取材

土・日の録画を見ようとしつつ、なかなか時間がとれなくて、やっと秩父宮ラグビー場のトップリーグ2試合(NEC対クボタ、東芝対NTTコム)とワラビーズ対オールブラックス戦を見た。大学も関東学大と大東大が接戦をするなど、見たい試合が多いのだが。ワラビーズとオールブラックスのハイスピードラグビーは面白かった。今年のトライネーションズは試合が進むにつれて、オールブラックスとワラビーズの差が詰まってきたように見えた。来年のワールドカップはニュージーランド開催だからオールブラックスが圧倒的有利だが、決勝トーナメントの組み合わせ次第で何が起こるかは分からない。

NTTコムの頑張りは、3節以降も面白い試合がたくさん見られそうだという期待感を抱かせた点でも素晴らしい。マーク・ジェラードの最後のトライにはしびれた。ラグビーを一度プレーした者なら誰もが憧れるトライ。かわして、走って、最後のディフェンダーをかわしきってインゴールへ飛び込む。長い距離を走って、しんどそうだったけど、最高に気持ち良かったはず。君島の絶妙のキックを追いかけた友井川のトライも綺麗だった。

さて、火曜日は関西大学Aリーグの近畿大学ラグビー部の取材だった。東大阪市にあるグラウンドは鮮やかな人工芝。ただし、これはサッカー部、アメリカンフットボール部との共用らしい。グラウンドに入っていくと選手達が皆気持ちよく挨拶をしてくれた。さっそく、昨季の入替戦に勝ってAリーグに返り咲いた近大の現在をヘッドコーチの神本さんと紀キャプテンに聞いた。

Kamimoto

神本さんは、神戸製鋼に6年間所属してプレーしたCTBだった。首の怪我もあって若くして引退したが、同時に近大のコーチとなり後輩達を指導している。昨シーズン、Bリーグに降格してからは何が問題なのか考え続け、たくさんのOBや関係者の助言を聞き入れつつ1年での再昇格に結びつけた。「うちはディフェンスのチームなんです」と、しつこいディフェンスからの切り返しで攻めるスタイルを磨く。10月10日の開幕戦は、同志社大学が相手だ。近大は同部史上、いまだ同志社に勝ったことがない。Aリーグ再昇格の初戦の相手としては不足なし。モチベーションも高まっているようだ。紀キャプテンも「歴史を変えたい」と話していた。天理大の充実が伝えられる関西大学Aリーグだが、順位争いは混戦模様で再昇格の近大は鍵を握る存在になりそうだ。

このレポートは今月25日発売のラグビーマガジンに掲載される予定。今号は大学写真名鑑付きの大学特集だ。詳細は、ラグマガをお楽しみに。


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TL第2節土・日の結果

日曜日は富山だった。金曜、土曜は各地で好ゲームが展開された。開幕節は昨季の順位の近い者同士の対戦が多かったので僅差勝負は予想できたのだが、今節は上位と下位の対戦もあった。結果としては、リーグ全体の実力拮抗を示すものとなった。

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こちら日曜日朝の富山駅。北口で今年導入されたというトラムが目に飛び込んできた。2007年のワールドカップ・フランス大会で訪れたボルドー、リヨンなどを思い出した。まずは、白えび天丼で腹ごしらえ。トップリーグ初開催となる富山県総合運動公園陸上競技場に向かった。天気予報では雨の可能性もあったのだが、僕が競技場入りした午後1時は、日差しが強く、グラウンド脇に立っているだけで汗が流れた。

走り勝つラグビーを貫く福岡サニックスブルースと、ムービング・ラグビーを掲げてボールと人を動かし続けるスタイルを追求する神戸製鋼コベルコスティーラーズの対戦は、過去2年、3点差での1勝1敗。今年も僅差勝負が予想されていたが、終わってみれば、サニックスが思い描いた通りの試合運びで神戸製鋼を下した。

サニックスの菅藤友キャプテンは言った。「トライを取られるならモールだと思っていました。スクラムの劣勢も想定内です」。神戸製鋼FB正面のトライで先制され、モールを押し込まれて2トライ目を献上。スクラムで何度も押し込まれ、ゴールラインを背負う時間が長くなった。それでも前半を3-12で粘ると、後半、WTBカーン・ヘスケス、CTBアマシオ・ヴァレンスを次々に投入して攻勢に出た。

このアグレッシブな攻撃に神戸製鋼はタックルミスを繰り返し、失点。攻めても大事なところでミス。追撃のトライをあげられないまま終盤になってしまう。最後は、交代出場の橋本がトライをあげたが8点差で敗れ、「7点差以内負け」のボーナス点をあげることもできなかった。

怪我で欠場の平島キャプテンに代わってゲームリーダーを務めたCTB大橋は、「後半リードされ、攻撃面で焦ってしまった」とうなだれた。サニックスの菅藤キャプテンは「去年より上の順位(去年は7位)に行くためには、5位の神戸製鋼に勝たなくてはいけないと思っていた」と後半の逆転劇に手応えをつかんでいたが、藤井監督は4トライのボーナス点をゲットできなかったことが残念だったようで、会心の笑顔とはいかなかった。

それにしてもサニックスのカーン・ヘスケスの突破力は凄まじい。後半頭から投入され、何度も大幅ゲイン。大畑、今村、大橋といった選手が次々とタックルを外されたシーンは圧巻。誰が見ても分かりやすい走りは、今季のトップリーグで人気を集めそうだ。顔もいいしね。まだ録画を見ていない方は必見。多くのラグビーファンのみなさんに、ぜひ生で見てほしい選手である。

トップリーグ土曜、日曜の結果は次の通り。
◎トップリーグ第2節結果(9月11日)
クボタスピアーズ●3-15○NECグリーンロケッツ(前半3-3)
東芝ブレイブルーパス○33-28●NTTコミュニケーションズシャイニングアークス(前半19-14)
ヤマハ発動機ジュビロ○30-10●近鉄ライナーズ(前半13-10)
トヨタ自動車ヴェルブリッツ○50-5●コカ・コーラウエストレッドスパークス(前半31-5)
◎トップリーグ第2節結果(9月12日)
三洋電機ワイルドナイツ○54-0●豊田自動織機シャトルズ(前半28-0)
神戸製鋼コベルコスティーラーズ●19-27○福岡サニックスブルース(前半12-3)

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