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2010年11月14日 - 2010年11月20日

関西大学A第6節土曜の結果

土曜日は、神戸ユニバー記念競技場だった。連日の神戸である。朝、自宅近くのバス停から四条河原町に向かい、阪急電車に乗ったのだが、そういえば、こうして4年間大学に通ったなぁとしばし感慨にふけった。

総合運動公園の駅に着いたら、摂南大学のスポットコーチを務める南條賢太さんに会って、ラグビー談義。地元東大阪でラグビーの普及に努めたいと話し、今はいろんなチームを見て回って勉強中とのことだった。昨季までに所属した近鉄も離れ、今は個人で動いているようだ。

さて、関西大学Aリーグの第6節、第1試合は首位を走る天理大対いまだ勝ち星のない摂南大の対戦。立ち上がりは、摂南が攻め込んだのだが、天理は相手キックをチャージしたNO8山路がそのままボールを確保して前進し、ラックからSO立川が抜け出し、最後は今季初先発の1年生WTB松井が先制トライ。11分には、CTBバイフがタックルを弾き飛ばしてトライをあげ、以降も、FWの素速い集散とSO立川、両CTBがチャンスを作ってトライを重ねた。

後半22分に交替するまで、SO立川は7トライ中7ゴールを決め、その後、キッカーを務めたバイフもすべて成功させたため、10トライで77点というキリのいいスコアになった。摂南大は、前半34分にモールからトライをあげたほか、ブレイクダウンでも健闘したが天理のスピードに振り回された。

天理のHO立川直道キャプテンは、大勝にも反省点をあげた。「ペナルティも多く、キック処理も悪くて地域がとれなかった。ディフェンスは悪くないのですが、同じような課題が続いているのは問題ですね」

この結果、第2試合で関西学院大が同志社大に敗れれば、1敗のチームがなくなり、天理の優勝が決まることになった。天理大首脳陣、選手全員が残って観戦する中、試合は白熱した。同志社がWTB正海のトライで先制すれば、関西学院もモールを押し込みトライを返す。前半はエリアマネージメントでも勝った関西学院が、21-12とリードして折り返した。後半の立ち上がりは同志社がNO8四至本、CTB西田、WTB正海らの突進で激しく攻める。2分、18分とSO森田がPGを決めて、21-18の3点差。

22分、関西学院がNO8小原のトライで28-18と突き放すと、再び同志社攻め込み、31分、ゴールラインに迫るもここで前にいる味方選手にぶつかるアクシデンタルオフサイド。観戦者側も力の入る攻防が続いた。同志社もアグレッシブに攻めたが、関西学院は個々の堅実なタックルと、ブレイクダウンのターンオーバー、ラインアウトスチールなどでしのぎ、同志社FB勝山がトライをあげた時には、後半39分になっていた。SO森田のゴールも決まって、スコアは28-25の3点差。「インジュリータイム3分」の場内アナウンスにスタンドが沸く。同志社最後のチャンスは、自陣22mライン右中間のスクラム。ここから展開して攻めた同志社だが、最後はミスが出てノーサイドとなった。粘りきった関西学院のディフェンスは立派だった。

「やっと天理との優勝決定戦の切符をつかめました」と緑川キャプテン。ここ2年は関西リーグを天理に勝って制しているが、「今年は挑戦者」を強調した。12月の第1土曜日も熱い試合になりそうだ。※関西リーグは、勝敗数が同じチームが並んだ場合は、当該チームの勝者が上位になるため、最終戦で勝ったほうが優勝となる。

◎関西大学Aリーグ第6節結果(20日)
天理大○77-5●摂南大(前半28-5)
関西学院大○28-25●同志社大(前半21-12)

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谷口到選手&お知らせ

Taniguchi

19日の金曜日は神戸製鋼の灘浜グラウンドに行き、谷口到選手を取材した。この秋は15人制日本代表、7人制日本代表の両方に選出されたが、ロシア戦で首を痛め7人制のほうは辞退することになった。現在は、トップリーグ後半節での復帰に向けて怪我を治すことに専念している。「ワタさん(7人制代表の村田亙監督)に、選んでもらえたから、15人制のほうの首脳陣にも見てもらえたと思うし、恩返しがしたかったのですごく残念です。電話して謝りました。いつか必ず恩返ししたいと思っています」。

谷口選手は、茨城県の茗溪学園出身。茗溪の選手というと、子供の頃からラグビーに親しみ、中学、高校の一貫教育の中で、あのハンドリングラグビーを体現していくイメージがあるが、谷口選手は中学まではサッカーをしていた。茗溪学園高校を受験し、入学後、柴田部長に声をかけられてラグビーを始めている。かなり生意気な生徒だったようだが、ストレートに熱いので好感を持たれるのだろう。「周りの人に支えられてここまで来ました」と話していた。

日本代表に選出されたとき、早稲田大学の辻高志監督から「おめでとう」と電話があったそうだ。そう、辻監督も茗溪学園の卒業生である。谷口選手が高校3年のとき、辻さんが練習にやってきたときのエピソードがある。「小さなお兄さんが練習に入ってきた。全然知らなくて、OBかな、と思いながら練習していたら、アタック・ディフェンスの練習にもまじっている。僕はそのとき生意気で、自分が強いと思っていた。先輩だと思ってなめんなよって、トップスピードで当たりにいったんです。そしたら逆にひっくり返された。びっくりしました。そしたら、あれがNECの辻さんだって。ポジションを聞いて、さらに驚きました」

このインタビューは、日本協会メンバーズクラブの会報誌に掲載されるもの。来月中旬に発行される。取材の後半は、昔の早明戦などの話で盛り上がった。谷口選手は、高校3年生の時に見た、早明戦が大好きらしく、何度もビデオを見返しているらしい。明治のキャプテンは、現神戸製鋼の松原裕司選手だった。「松さんがNO8で、強くて、早くて、凄かった。俺もNO8になりたいって思ったんです。同じチームでプレーできるなんて、信じられないですよ」。

お知らせ1◎11月27日、12月18日の花園アフターマッチFANクションについては、何度かお知らせしていますが、「修ちゃんを救う会」への寄付のため、チャリティオークションが開催させることになりました。当日試合があるトップリーグ4チームも、ぜひ協力したいということで、実現するものです。ぜひ、多くのラグビーファンの皆さんにご参加いただきたいと思います。通常の募金も受け付けます。参加申し込み方法は、画面左に詳細があります。rugbylove15@yahoo.co.jp へ、①11月27日、12月18日のどちらに参加希望か、②お名前、③参加希望人数、④ご連絡先携帯番号、を記入の上、メールをお送りください。受付後、事務局から受付完了メールを返信させていただきます。

また、アビスパ福岡、福岡ソフトバンクホークスも、「修ちゃんを救う会」の募金に協力してくれることになりました。
11月20日(土)、アビスパ福岡vs東京ヴェルディのレベルファイブスタジアムのイベント広場付近で、コカ・コーラウエストレッドスパークスラグビー部、福岡医療福祉大学の皆さんで募金の呼びかけを行うそうです。実施時間=13:00~14:30(上記試合開始前~試合開始まで)、上記試合終了後より1時間程度。

11月21日(日)には、福岡ソフトバンクホークス「感謝の集い」2010会場(ヤフードーム階段前、臨時バス降車場付近)にて実施。コカ・コーラウエストレッドスパークスラグビー部が募金を呼びかけます。実施時間=9:00~12:00。

お知らせ2◎東京都港区と日本ラグビー協会の提携事業「みなとスポーツフォーラム」の次回は、12月1日(水)に行われますが、サントリーサンゴリアス前監督の清宮克幸氏が講師になります。2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップに向けて、日本代表がホストユニオンとして決勝トーナメント進出以上の結果を残すために必要なことや、今からやらなければならないことなど、たっぷりとお話されるとのこと。先着300名。お早目にお申込みください。

申込みや詳細は以下より。
http://www.rugby-japan.jp/news/2010/id9221.html

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紅葉&マコウ、ムリアイナ新記録

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きょうの朝、散歩に出たら、紅葉が一気に赤くなっていた。気になって紅葉の名所である真如堂に行くと、カメラ片手に多数の観光客が。これから10日間くらいが、いい感じなのかな。

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猫も紅葉狩り。

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今週末は、大学ラグビーも各リーグで順位争いの鍵を握る試合が多い。充実の明治は21日、昨季の大学王者・帝京との対戦。14日にはジュニア選手権でも慶應を下しており、チーム全体に勢いがある。興味深い試合になる。リーグ戦は、土曜日にシーズン序盤の不振からの巻き返しをはかる法政が東海にチャレンジ。混戦の関西大学Aリーグは、今週末の結果がどうあれ、その次の週まで順位争いはもつれそう。

ヨーロッパで快進撃のニュージーランド代表オールブラックスは、20日、アイルランド代表と対戦する。この試合で、キャプテンのリッチー・マコウと、FBのミルス・ムリアイナが93キャップとなり、ショーン・フィッツパトリックが持っていたNZ記録の92キャップを抜き、同国史上最多キャップ保持者となる。「キカイダー先輩」(by榎本淳平)ことブラッド・ソーンは、50キャップの記念試合となる。ちなみに、グラハム・ヘンリー監督は、先週のスコットランド戦の勝利で、テストマッチ99勝(ウエールズ監督、ブリティッシュ・アイリッシュライオンズ監督も含む)。テストマッチ100勝って、オールブラックスの監督しかできない気がするけど、ウエールズ22勝、ライオンズ1勝も輝かしい。

先発メンバーとキャップ数(先週まで)は以下の通り。NZ協会のホームページより。SBWは、ベンチスタートだ。

1. Tony Woodcock (72)、2. Hikawera Elliot (1)、3. Owen Franks (20)、4. Brad Thorn (49)、5. Tom Donnelly (14)、6. Jerome Kaino (36)、7. Richie McCaw (92)、8. Kieran Read (28)、9. Andy Ellis (16)、10. Daniel Carter (77)、11. Hosea Gear (4) 、12. Ma’a Nonu (54)、13. Conrad Smith (43)、14. Cory Jane (21)、15. Mils Muliaina (92)
16. Andrew Hore (48)、17. John Afoa (28)、18. Anthony Boric (18)、19. Liam Messam (6)、20. Alby Mathewson (3)、21. Stephen Donald (21)、22. Sonny Bill Williams (2)

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紅葉&NEC告知

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きょうも京都の紅葉を。これは吉田神社。鴨川縁では、銀杏と桜の葉のコントラストがまぶしい。下の写真は百万遍にて。

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トップリーグのNECグリーンロケッツからは、11月20日、第6回となるNEC杯千葉県ラグビースクールトーナメント大会のお知らせが。この大会は、地域の子ども達の健全な育成とスポーツ振興を図る一助として開催させているもの。当日は、千葉県下のスクールから、小学1年生から6年生まで合わせて600名以上が集うという。

11月20日(土)9:30~16:00
※雨天翌日21日(日)に順延
場所=NEC我孫子事業場多目的グラウンド(車での来場は不可)

ずいぶん前にコメント欄にあったご質問に答えようとして、あっという間に時が過ぎてしまった。質問はこういうものだった。「出血ではない場合でも、一時出場が認められるケースってあるのでしょうか?」また、「なぜラグビーは交代ではなく、入替なのか?」

お答えします。まず、一時交替ですが、トップリーグ、大学はじめ、どのカテゴリーでも原則として一時交替は出血の場合のみです。出血していないのでは?と見えるときもありますが、出血と判断しての交替になっているはずです。競技規則にはこうあります。「出血をおさめるか開いた傷口を覆うかの両方、またはいずれか一方の処置を受けるために競技区域からプレーヤーが出たときには、一時交替を認める」。また、交替と入替という言い方は、負傷による交替と、戦術的入替を区別するためのものです。

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紅葉&デフラグビー

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京都の紅葉、そろそろ来てます。

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16日、男子7人制日本代表が、中国の広州へ出発した。現在行われているアジア競技会の7人制ラグビーの部は、21日~23日に行われる。女子は、19日の出発。朗報を待ちたい。

日本聴覚障害者ラグビー連盟広報の柴谷晋さんからメールをもらった。高校ラグビーの大分県予選準決勝で、大分雄城台(おぎのだい)高校が勝って決勝に進出したとの報告である。この高校のラグビー部キャプテンは、デフラグビーの期待の星である大塚貴之君なのだ。試合では、大塚君も鋭いステップでトライを奪ったという。

最後は19-19の同点から雄城台のスタンドオフがラストワンプレーでドロップゴールを決めるという劇的勝利だったようだ。決勝戦は、11月21日(日)。相手は大分舞鶴高校。難聴で音がほとんど聞こえない大塚君は、日常生活では相手の唇の動きで言葉を読みとり、ラグビーでは手を使ったサインで仲間と意思疎通を図っているという。花園出場の夢を叶えるための決勝戦に、柴谷さんも応援に行くようだ。

柴谷さんは、10月31日、東京・辰巳の森海浜公園ラグビー場にて行われた、第3回デフラグビーフェスティバルの様子も伝えてくれた。

《大型台風14号の北上により開催が危ぶまれましたが、無事実施することができました。実は、デフラグビーと台風は深い関係にあります。1995年9月、日本で初めてのデフラグビー合宿が行われた日に、大型台風に襲われながらも中止せず、感動の一時を過ごしました。その時の苦労と感動を忘れないようにと、チームは、クワイエットタイフーン(静かなる台風)と名付けられたのです。その感動から15年後のこの日、クワイエットタイフーンの対戦相手は、昨年同様、東京外人ラグビークラブ。レフリーは、なんと藤実さん(日本協会A1級)。クワイエットタイフーンは、新人センター岩田篤典(日本福祉大学)が果敢に攻め込みますが、トライには届かず。逆にミスから2トライを奪われ、0‐14で前半終了。後半、HO黒田義則(大阪教員)のトライで返すも、5‐35でノーサイド。3年連続の敗戦となりました。しかし、アフターマッチファンクションでは、東京外人クラブから「年々スコアが縮まってきた。来年は危ない」との声も。来年8月のフィジー遠征に向け、若い選手たちに期待がかかります》

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オールブラックスが止まらない

先週末も南北半球が対戦するテストマッチが多数行われた。オールブラックスの勢いが止まらない。ソニー=ビル・ウィリアムズ(SBW)もオフロードパス連発で手がつけられない感じになっている。そのハイライトをどうぞ。スコットランドを難なくひねるオールブラックスを、来年のワールドカップで日本はどう止めるのか。

http://www.youtube.com/watch?v=yxM15O1Ivg0

一方、ワラビーズはイングランドに敗れたが、ビールは止まらない。

http://www.youtube.com/watch?v=ajVDwPrCtgU

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関西大学A、14日の結果

男子7人制日本代表のアジア競技会に参加するメンバーに、渡邉洸太郎(三洋電機ワイルドナイツ 192㎝、92㎞、24歳)が追加された。桑水流(コカ・コーラウエストレッドスパークス)、谷口(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)という長身選手が負傷したためだが、7人制ラグビーでは空中戦を支配する長身選手が一人は必要。期待がかかる。

Nagai

14日は大阪の長居にいた。関西大学Aリーグの取材である。第1試合は、全勝の天理大学と同志社大学の対戦。同志社は、立ち上がりからブレイクダウンで激しく体をぶつけ、天理大のテンポを見出し、BKのラインディフェンスも積極的に前に出て、天理のスペースを奪いにかかった。「同志社は捨て身で来た。ラインアウトも獲れずに苦労した」と天理の小松監督が言うとおり、序盤は同志社ペースだった。

しかし、前半12分、天理がNO8山路のカウンターアタックでできたラックから大きく展開、SO立川のロングパスで左WTB塚本がトライすると、以降は、ハベア、バイフの両CTBが同志社の前に出るディフェンスを巧みなステップワークでかわしてチャンスを作り、スコアを重ねた。終わってみれば、トライ数で9本対0本という天理の完勝だった。

この試合のことと、天理のレポートを今月発売のラグマガに書く予定です。

第2試合は、天理を追いかける関西学大と、いまだ勝ち星のない摂南大の対戦。こちらは、関西学大がFW戦で圧力をかけ、モールからHO緑川が先制トライし、22分には相手のミスボールを奪ってCTB村本がトライ。「つなぎのミスが多かった」と大﨑監督が言うとおり、課題も多かったが、余裕をもった勝利に見えた。摂南大は、次戦の天理戦に巻き返しを期す。

◎関西大学Aリーグ第5節結果(14日)
天理大○59-6●同志社大(前半26-3)
関西学院大○45-7●摂南大(前半19-0)

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