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2010年11月28日 - 2010年12月4日

関西大学A結果ほか

土曜日は近鉄花園ラグビー場だった。関西大学Aリーグの最終戦は、全勝の天理大と、1敗で追う関西学院大との戦いとなった。勝った方が優勝という大一番。立ち上がりは両チームとも、やや堅さが見られたが、9分に、天理がゴール前のモールを粘り強く押し込んでNO8山路がトライすると、天理が攻勢に出る。

16分の天理CTBバイフのトライは見事だった。 ゴールまで30メートルほどに迫ったラックから左に展開すると、SO立川からCTBハベアにボールが渡る。ここでタックラーに極限まで接近しながらハベアが素速く左にパスを浮かすと、バイフが間髪を入れずに走り込んでそのままインゴールまで駆け抜けた。このトライに象徴されるように、天理は、やや外側にかぶり気味に出てくる関西学院のディフェンスを、立川、ハベアを軸にかわしては前に出た。後半は、WTB塚本の力強い突進なども出て、終わってみれば50−14の快勝だった。

関西学院もHO緑川がトライを返したほか、ブレイクダウンで天理の攻撃をスローダウンさせるべく激しく戦った。その中でスコアを重ねた天理の攻撃は見事だった。「FW勝負と思っていたなかで、モールでトライもとってくれたし、ディフェンスモ頑張ってくれた。BKも持ち味を出してくれて、完璧な試合運びだったと思います」と小松監督。35年ぶりの優勝、小松監督がCリーグから立て直し、18年かけての頂点だけに目は潤んでいた。「弱い時代から、先輩達がひとつひとつ積み重ね、こういう日を迎えられました。本当に嬉しいです」

Tenri

◎関西大学Aリーグ結果
天理大○50−14●関西学院大(前半24-0)

関東大学対抗戦は、慶應が帝京に勝利。これで、明日の早明戦で早稲田が勝てば、3チームが並ぶことになり、その場合は3チーム間の対戦でのトライ数で順位が決まる。現時点では慶應がトライ数で勝っているので、明日の試合でノートライゲームになったりすると、慶應が優勝することになる。慶應の奮闘、素晴らしいと思う。録画を見るのが楽しみだ。

トップリーグでは、トヨタ自動車が東芝に勝利。トヨタは本当に東芝に強い。それだけでなく、両チームが力を出し合えるいい関係なのだろう。こちらも早く録画を見たいなぁ。

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嵐の中、トヨタへ。菊谷&北川選手に会う

3日の金曜日は、トヨタ自動車ヴェルリッツのクラブハウスに行ってきた。昼過ぎ、京都を出発しようとしたら、朝は晴れていたのに、突如、雷が鳴って強風が吹き荒れた。京都駅に行くと新幹線が上下ともに遅れていた。なんとか名古屋に到着して地下鉄でトヨタ自動車のスポーツセンターへ。このスポーツセンターが毎度驚かされる。野球場、体育館、プール、陸上競技場、テニス場、なんでも揃っている。

Club1

ヴェルブリッツのクラブハウスも立派だ。副務の林さんに「久しぶりですか?」と問われたが、何年前に来たか分からないくらいである。明日の東芝戦を控え、緊張感漂うクラブハウスだったが、主務の福田さんらに温かく迎えていただいた。取材は、菊谷崇選手と北川俊澄選手のインタビュー。12月中旬以降に、ぴあのWEBで紹介されるもの。お二人に、プレーオフへの意気込みなど訊いた。写真は、カメラマンの要望に応えてポーズをつけるのを照れる2人。かっこいい写真なので、ぜひアップされたものをご覧いただきたい。

明日の東芝戦について問いかけると、両選手とも「東芝と試合するのは楽しい」と話す。昨季、2勝しているということではなく、「東芝と戦うと気持ちいいんです」と北川選手。菊谷選手も「スタイルが似ているというか、思い切って力を出し合えるんですよね」と対戦を楽しみにしていた。両選手とも、日本代表で「成長できた」と話し、現代表での細やかな指導に感謝していた。北川選手の仕事量は、ラックで相手選手を押しのけてボールを出す回数などがトヨタの中でも突出しているという。それもJKに厳しく指導された成果のようだ。

そういえば、ロシア戦のあとのノーサイドプロジェクトイベントの話になって、「日本代表全員て来てくれて、ありがとうございました」と言ったら、「僕らも嬉しかったですよ」と北川選手。「でも、僕待ち時間多かったんです。周りのみんなは囲まれていて。あれ、俺、人気ないなぁって(苦笑)」。好感度アップ!

ポーズ写真を撮影中は、ベテランの難波選手や、今季好調のWTB水野選手がやってきた。水野選手は、前節のリコー戦で、リコーのタマティ・エリソン選手を抜き去ってトライをあげている。「そのときは分からなかったんですけど、あとで録画を見たら、あんな抜き方ができていたんですね」と笑顔。昨年からとても調子がいい、とのこと。

Club3

インタビューが終わって、クラブハウスの玄関に行き撮影。今春、みんなで書いた色紙が飾られている。クラブハウスにはあちらこちらに手作り感あるものが貼ってあった。目に見えるところに貼ることによって、意識を保ち続けるのが狙いのようだ。色紙を見て行くと、菊谷選手が「謙虚」、北川選手は「向上心」などなど、私のNO1宣言は面白い。

Club

帰ろうとしていたら、お風呂セットを持った3人が入ってきた。中央はFL荒木達也選手(東海大OB)がななぜかキャッツのタオルを広げた。左は、PR星野真吾選手(同志社大OB)、右はFL槇原航太選手(立命館大OB)。

Club2

さて、明日のトヨタ自動車対東芝。相手を尊敬する者同士の凄まじい試合になりそうだ。と言いながら、僕は花園で関西大学Aリーグの解説へ。

追記◎明日の朝(4日)7時30分くらいから、NHKラジオ第一に出演して、10分弱、大学ラグビーの混戦模様を話す予定です。起きていたら聞いてくださいね。

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大学抽選会・動画ライブ中継&TL9節情報

第47回全国大学選手権大会の組み合わせ抽選会が、インターネットでライブ中継されることが決まった。今年の抽選会は、過去2年のように街頭で公開抽選という形はとらず、協会の会議室で行われるのだが、これを動画ライブでみなさんに見ていただこうというもの。日本ラグビーフットボール協会ホームページ(http://www.rugby-japan.jp/)よりアクセスすれば、見ることができるようだ。Twitterとも連携するらしい。ライブ中継予定時間は、12月6日(月)、16:00~17:00。

このあたりの詳しいことに疎い僕としては、とりあえず、全国どこでもインターネット環境があれば見られますよ、と言うしかない(汗)。僕は抽選の解説役を務める予定。また、本抽選会後、19時から大学選手権2回戦(12月26日開催分)のチケットをWEB上にて限定特別先行発売も開始させりるようだ。先行期間=12月6日(19:00~23:00)

今週の土・日で関東大学対抗戦、関西大学Aリーグの最終順位が確定する。それぞれの上位チームの対戦相手はどこになるのか、対抗戦の順位が優勝争いに大きな影響を与えることになりそうだ。

トップリーグは第9節を迎える。すでに、4日のメンバーが発表になっているが、瑞穂で開催されるトヨタ自動車ヴェルブリッツ対東芝ブレイブルーパスの上位対決は、今節屈指の好カード。豊田自動織機シャトルズも地元でNECグリーンロケッツにどう対するか注目される。翌日は、京都、高知、福岡、熊本と今節は西日本でたくさんの試合がある。僅差勝負になりそうなカードが多く、各地のスタジアムが大いに賑わうことを期待したい。

福岡サニックスブルースからのプレスリリースでは、当日、グローバルスタジアムにて「玄海天然印 特製ふるまい鍋」を実施するという。来場者の先着500名を対象に、玄海の海の幸をふんだんに使った「玄海天然印特製ふるまい鍋」(宗像観光協会より提供)を無料で配るというのだ。また、試合終了後は福岡サニックスブルース、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスの勝利チームへ、「宗像産沖ノ島姫ブリ(宗像市提供)」贈呈式がある。さらに来場者にも抽選で「宗像産沖ノ島姫ブリ(宗像市提供)」をプレゼント、とのこと。なにやら、美味しそうな試合である。なお、当日は駐車場の混雑が予想される為、JR鹿児島本線「赤間」駅より無料シャトルバスが運行される。

各会場での「握手をしよう」プロジェクトで、すでにピンバッジはゲットされただろうか。どの会場でも試合開始40分前から直前まで。第2試合のチームは第1試合のハーフタイムに実施している。各試合、各チーム200個程度。グッズがなくなり次第終了。「FOR ALLピンバッジ」を集めるための「コレクションシート」も配布されている。

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オールブラックス心斎橋

Talk1

12月1日の夜は、大阪・心斎橋で、アディダス×オールブラックス ドリームタックル2010のトークイベントだった。オールブラックスから、ジミー・カウワン選手、アンソニー・ボーリッチ選手、神戸製鋼コベルコスティーラーズから大畑大介選手、正面健司選手がゲストとして登場し、ワールドカップの価値や意気込み、代表選手としての自覚など話してもらった。大畑選手と正面選手が、来秋のワールドカップ出場を目指す、と言ってくれたのは嬉しかった。そう、誰にでもチャンスはある。多くの選手に、トップリーグの後半節でいいパフォーマンスをして、ワールドカップを目指してほしい。前日にも大畑選手は、そんな話をしてくれた。

僕は進行役を務めたのだが、先日までのオールブラックスのヨーロッパ遠征で、FWの選手が素晴らしいスキルを見せていたので、FW選手がキックやパスなど非常に器用だという話を振ってみると、身長2mのLOであるボーリッチ選手がこう答えた。「僕も全体練習終了後は、試合の最後に何が起こるか分からないので、ドロップキックの練習を欠かしません」。大畑選手も「それはすごい」と驚き、お客さんも感心していた。「さすが、オールブラックス」という雰囲気になった瞬間、ボーリッチ選手が、「ジョークですけど」。えーっ!メモとっている人もいたのに〜と、大爆笑となった。空気読めるね、ボーリッチ選手。

「オールブラックスでも、キックが得意でないFW選手が蹴って相手にボールを渡してしまった時は、ヘンリー監督に怒られますから、蹴りません」(ボーリッチ選手)。ちなみに、最近のオールブラックスで一番キックが得意なのは、アリ・ウィリアムズ選手とのこと。

Talk2

トークの最中には、お互いにアディダスのオリジナルシューズをプレゼントし合うコーナーもあったのだが、コベルコスティーラーズのカラーで作られたシューズのサイズがでかかった。ジミー・カウワン選手32センチ、アンソニー・ボーリッチ選手33センチである。「僕らのミニチュアみたい」と大畑選手。

約30分のトークの後は、4人のサイン入りボールをプレゼント賞品にして、クイズ大会。「現在、オールブラックスの最多キャップ保持者は、リッチー・マコウと、誰?」、「この4人のなかで一番キャップ数が多いのは?」、「オールブラックスの今年の戦績は何勝何敗?」、「4人の中で一番手が大きいのは?」、「ボーリッチ選手とカウワン選手、生まれた場所が北にあるのはどっち?」などなど。次々に手が上がって正解だったのには驚いた。みなさん、めちゃくちゃ詳しい。ちなみに、手の大きさはその場で比べたのだが、ボーリッチ選手がかろうじてカウワン選手に勝っていた。カウワン選手は身長186センチくらいなのだが、手と足がすごく大きいのだ。

実は、神戸製鋼の2人は練習後、神戸から駆けつけたのだが、一緒にジョシュ・ブラッキー選手、ピーター・グラント選手もやってきて、旧交を温めていた。大畑選手に、「ブログ載せなくていいんですか?」と促されて、つい一枚お願いすることに。みなさん、お疲れ様でした。

Talk3


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大畑大介ラストラン?

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30日は、神戸製鋼コベルコスティーラーズのクラブハウスに行っていた。大畑大介選手と平島久照選手のインタビューである。これは、12月10日あたりに、ぴあのWEBに掲載されるもの。トップリーグ後半戦への意気込みなど訊いた。デジカメが不調で携帯にて撮影。

ところで、12月11日の秩父宮ラグビー場のチケットが売れ行き好調らしい。指定席はもうなくなったのだとか。東芝ブレイブルーパス対神戸製鋼コベルコスティーラーズ、三洋電機ワイルドナイツ対サントリーサンゴリアスという、現時点でのトップ5のうち4チームが揃うこともあるのだが、今季限りで引退を表明している大畑大介選手の秩父宮ラストランになる可能性があることも大きいようだ。リーグの残り3試合はすべて兵庫県のホームズスタジアムで行われる。トップリーグプレーオフ、日本選手権などで、秩父宮の試合にあたるか、決勝戦まで勝ち進まなければ大畑選手が再び神戸製鋼のジャージを着て秩父宮ラグビー場に立つことはないわけだ。

「このあいだ花園でファンのみなさんにサインしていて、あれ、これで花園で試合後にサインするのも最後かな、と思いました。引退の日が近づいてきている感じがしてきましたね。秩父宮ラグビー場は、日本代表でよくプレーしたし、思い出がたくさんあります。相手が東芝というのもいいですね。僕が神戸製鋼の次に好きなチームですから。できたら、ジョンさん(松田努選手)に出てきてほしいです。日本代表で一緒に戦いましたから」

当日の2試合目は、サントリーサンゴリアスが登場。大畑選手と日本代表の両WTBとして一時代を築き、今も代表でプレーする小野澤宏時選手がいる。大畑選手が「日本のエースWTBは小野澤だと思っています」と賞賛するトライゲッターだ。それぞれのファンにとって、12月11日は、感慨深い日になりそうだ。

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スリランカセブンズ&オールブラックス

スリランカセブンズに参加していた、U24男子7人制ラグビー日本選抜は、プレート準優勝で大会を終えた。カップの優勝はフィジーバーバリアンズ。日本の決勝の相手は、ニュージーランドレジェンド。アジア競技会の金メダルメンバーではなく、若手主体だが、7人制の国際大会経験者を増やしていくのは、今後の強化にプラスになる。

アジア競技会に続いて指揮を執った村田亙監督は次のようにコメント。
「集まって2回の練習で大会に参加する、という厳しいスケジュールでしたが、プール戦を2勝1敗と勝ち越せたのは選手の頑張りだと思います。トーナメントでは昨年優勝の南アフリカバーバリアンズと戦い、差は開いてしまいましたが、この試合で各選手が果敢にタックルに行った結果が、その後のプレート準決勝、ケニア戦勝利へとつながったのだと思います。最後の試合で力尽きましたが、この世代の可能性を見ることができた、良い機会となりました」

プレート決勝戦のメンバーは以下の通り。釜池真道、森谷和博(後半2分、→高井迪郎)、吉田一希、小峰徹也、佳久創、江見翔太、羽野一志

連日の取材、解説で少々疲れ気味の月曜日、たまった原稿書きでほとんどの時間をとられつつ、土・日の録画をちらっと見る。東海大、ミスは多いが余裕がある。関東学院の選手が細く見えるのは、実際の体格のせいだけではないだろう。しかし、関東学院の攻撃も小気味良い。大東大もいい選手がいる。選手権の組み合わせが楽しみになってきた。法政は大学選手権出場を逃すかぁ。同志社と並んで寂しい結果に。

オールブラックスの強さは相変わらず。ダン・カーターがテストマッチの得点記録を塗り替え、さらに世界記録を更新。最後は、30キャップ目で初トライを記録したPRアフォアの独走もあり。ウエールズのWTBジョージ・ノースは18歳。193㎝、104㎏の体格でオールブラックスと堂々と戦っている。日本で言えば高校3年生。末恐ろしい逸材だ。

カーターの記録達成のPG、アフォアの独走など、ハイライトはコチラに。
http://www.youtube.com/watch?v=KoD-Vpbv3xo&feature=channel

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関西大学A&TL8節結果

日曜日も花園ラグビー場にいた。関西大学Aリーグは、12月4日の天理大対関西学院大の1、2位対決を残して、28日の3試合で終了。3位以下の順位が確定した。僕はJSPORTSの解説で、それぞれの勝敗によって順位がどうなるかを確認しながら話さねばならなかった。関西大学Aリーグは、勝ち星の多いチームが上位になる。同じ勝ち星で複数チームが並べば、当該チーム間の対戦で勝ち星が多いチームが上位。この日は、最終的に4チームが3勝4敗で並ぶ可能性があった。

第1試合は、3勝3敗の立命館大と、2勝4敗の京産大の対戦。立命館が勝てば、3位か4位、負ければ5位か6位、京産は、勝って4位か5位、負ければ選手権はおろか入替戦確定の崖っぷちだった。そんな状況もあってか、京産大は開始直後から凄まじい集中力で、ボールを前に運び、次々にトライを重ねた。一人一人がボールを大切に保持し、タックルされると大切に味方に手渡すように前に出る。FW背後で俊敏に動き回ったSH田中の活躍もあって立命館を翻弄し、前半だけで29-5とリード。後半は立命館も巻き返したが、最後は突き放した。フィールド脇で戦況を見つめ続けた吉田明監督も会心の勝利だっただろう。

第2試合。フィールドに出る同志社大フィフティーンも目には光るものがあった。それは、キックオフ前に気持ちが昂ぶって流れるものとは少し違っていた。京産大が勝ったことによって、同志社の6位以下が確定し、37年ぶりに大学選手権に出場できないことが確定したのである。すると、この試合が4年生にとっては最後になるかもしれないという複雑な涙だった。この時点で彼らにできることは、確実に勝利し、同時に行われていた大体大対近大の結果によって入替戦を回避することしかなかった。

試合は気持ちのこもったものになり、8位が確定している摂南大もいい試合でリーグを締めくくろうと互いに果敢に攻め合った。最終的にはブレイクダウンで優位に立った同志社が、WTB大久保のスワーブからのトライなど、華麗な個人技も披露して快勝した。終了間際、痛む右足をものともせず独走トライした四至本はインゴールで涙をこらえきれなくなった。「もっとこのチームのために、何かできたんじゃないかって…」。多くの選手がさまざまな思いの中でフィールドを後にした。中村直人ヘッドコーチは言った。「同志社を選んで入ってきてくれた選手達に力を出させてあげられず、コーチとして、OBとして申し訳ないです」

同時刻に行われていたもう一試合は、近大が勝利したため、順位は以下のようになった。
3位・近大、4位・大体大、5位・京産大、6位・立命館大、7位・同志社大、8位・摂南大。この日、花園第2グラウンドで行われていた、朝日大対環太平洋大は、朝日大が、59-12で勝ち、関西第5代表決定戦で京産大と対戦することになった。

◎関西大学Aリーグ結果
立命館大●12-39○京都産業大(前半5-29)
同志社大○55-7●摂南大(前半15-0)
近畿大○30-19●大阪体育大(前半13-0)
◎第47回全国大学選手権・東海北陸中四国代表決定戦
朝日大○59-12●環太平洋大(前半33-0)

◎トップリーグ第8節結果(28日)
NECグリーンロケッツ●6-38○神戸製鋼コベルコスティーラーズ(前半6-7)
コカ・コーラウエストレッドスパークス●22-82○東芝ブレイブルーパス(前半3-49)

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TL第8節土曜の結果&花園ファンクション

土曜日は東大阪市の花園ラグビー場だった。快晴の花園は、全国高校大会への準備もあって絨毯のような芝生が輝いていた。第1試合のヤマハ発動機ジュビロ対福岡サニックスブルースは、前半、サニックスがボールを大きく動かして3トライを重ねるなどヤマハのディフェンスを翻弄。しかし、トライ後のゴールが1本も決まらず、15−3で折り返し。後半は、ヤマハがモールを軸にしっかりボールをキープし、サニックスの防御背後へのキックを巧みに使って追撃し、逆転。最後にサニックスも追い上げたが及ばなかった。ヤマハは貴重な勝点「5」をゲットした。

2試合目は、近鉄ライナーズが序盤から攻勢に出て、そのまま快勝するかと思われたが、防御を大きく崩しながらパスが後方にずれるなど、最後の詰めが甘く、スコアが伸びなかった。豊田自動織機シャトルズは、NO8斉藤らを負傷で欠きながらの粘り、CTBジョセフ・ヴァカの個人技によるトライで7点差まで追い上げ、ボーナス点「1」を獲得した。これが最後に効いてくるかもしれない。

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試合後は、メインスタンド2階の食堂にて、ノーサイドプロジェクト主催のイベント「花園アフターマッチFANクション」が開催され、80名以上のお客さんが集った。ゲストは、「来てくれたらラッキー」というノリだったのだが、実際には、たくさんの選手が来てくれた。

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まずは、シャトルズから曽和裕雅(写真、向かって右)、岡崎聖生(左)の両選手。曽和選手は、「花園で試合をすると、刈谷へ帰れ!と野次が飛ぶのですが、ワタクシ、八尾の生まれです」と笑わせ、大阪のファンのみなさんからは拍手喝采。浪速高校、龍谷大学の出身で、近鉄の重光選手の大学の先輩にあたることもあって、この日、ハイタックルのあった重光選手に対して、「ええ加減にせえと、きつく言っておきました」と爆笑を誘っていた。

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続いてやって来てくれたのは、ライナーズから、タウファ統悦、佐藤幹夫、坂本和城、大西将太郎、袋井隆史の5選手。「ノックオンしてすみません」と切り出して、笑いを誘ったのは、トライチャンスにボールをこぼした統悦選手。「どうしたの?」と問うと、「ウケるかなと思って」と、これはスベっていた。この日は、「修ちゃんを救う会」に寄付するためのチャリティオークションも行われたのだが、試合のあった4チームが選手のサイン入りジャージを提供。それぞれ1万円以上で落札された。会の最後にはライナーズのプロップ成選手が来てくれて、自分のジャージを提供。ジャンケンでゲットしたファンの方が、募金箱に寄付してくださる温かい場面もあった。先日のラグビー部マーラーでのトークライブ時の約束を果たしてくれた成選手、律儀ないい男だ。
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さすがに近鉄ライナーズのファン方々が多く、近鉄グッズには人気が集まったが、ライナーズ全員のサイン入りボールには5万円以上の値がついた。浄財は、写真の通り、大西将太郎選手が持つ募金箱へ。最終的には、10万円以上の寄付が集まった。試合後は、ファン同士も交流しましょう、という花園アフターマッチFANクション。12月18日、トップリーグの行われる花園ラグビー場でも開催される。ぜひ、ご参加を。詳細は、画面左上にあります。

■トップリーグ第8節結果(27日
リコーブラックラムズ●26−29○トヨタ自動車ヴェルブリッツ(前半6-14)
サントリーサンゴリアス○50−14●NTTコミュニケーションズシャイニングアークス(前半31-6)
三洋電機ワイルドナイツ○44−6●クボタスピアーズ(前半15-6)
ヤマハ発動機ジュビロ○31−30●福岡サニックスブルース(前半3-15)
近鉄ライナーズ○25−18●豊田自動織機シャトルズ(前半20-11)

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