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お答えします。16

高校3年生のyuukiさんから、「大学の体育会でラグビーをやるかどうか悩んでいるのですが」というコメントがありました。悩んでいるなら一歩踏み出すべきです。自分に合っているかどうか、ついていけるかどうかは、やってみないと分からない。多くの選手が自分の潜在能力に気付いていないと思うし、難しいと感じるくらいのレベルでやらないと成長できません。分厚い壁に真っ向勝負で立ち向かっていくのがラグビー精神だと思います。踏み出さないと、きっと数年後にも同じことに悩むでしょう。

僕は大阪体育大学で、体育会そのものだから参考になるかどうか分かりませんが、京都の府立高校出身者からすると、啓光学園、大阪工大高、天理など強豪校からやってくる選手は輝いて見えました。実際に一緒にプレーすると鍛えられているのがすぐ分かります。でも、それは自分がこれまで厳しい練習をしていなかっただけだから、それ以上に練習するしかない。大学入学前から一人で京都の大文字山を走って上がったり、近所の寺の階段をひたすら走ったり、とにかく練習だけはついていけるようにしました。体力的についていければ、あとは技術、経験の勝負。それは日々の練習、試合で手を抜かず、追いついていくしかない。自分より上手い選手達のプレーを体感しながら、そこに近づいていく自分を確認できるのは得難い体験です。迷ったら、とにかく前へ。思い切りラグビーを楽しんでください。

先日、マイケル・ジョーンズと、リッチー・マコウのどちらが、ベターなオープンサイドフランカーか?というご質問がありました。個人的には、マイケル・ジョーンズの走り方が大好きだったし、クロンフェルドのひたむきなサポートプレーも好きでした。個人的な好みでいくと、マイケル・ジョーンズです。ただ、マイケル・ジョーンズが活躍した時代と現代ではラグビーの質が各選手の役割も多くなっています。またアマチュア時代とオープン化時代では、練習時間も格段に増えており、選手の置かれる環境が違いすぎます。小林深緑郎さんにも見解をうかがってみましたが、「比較は難しい」という答えでした。現在、世界中にラグビーを職業とする選手が多数います。その中で抜きんでた力を発揮しているリッチー・マコウは、総合力で史上最高のフランカーだと僕は思っています。そういえば、数年前にカンタベリー協会の125周年の式典を取材したことがありますが、カンタベリーの歴代ベストFLもリッチー・マコウでしたね。

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    コメント

    Jスポーツのアナウンサーはトライ後のキックをコンバージョンと言っていますが、昭和50年頃得点表示がトライとキックを合わせてゴールという表示からトライとゴールを別々に表示することになったのでトライ後のキックはコンバージョンではなくゴールが正しいのではないですか!

    投稿: クラモト | 2012年12月30日 08:54

    リッチーマコウのマウスピースの色って何色ですか?

    投稿: ton | 2011年10月 4日 20:48

    村上さん、お久しぶりです。実は私も28歳でラグビーを始めました。しかも、当時のクラブチャンピョンの曼荼羅クラブで浜松から毎週末通ってました。どうせやるなら本気のチームでと思いやってみました。最初は本当にきつかったですが、へたくそながらに周りがだんだん認めてもらえるのが楽しくてやってました。今はときどき顔を出す程度になってしまいましたが、今年は多く参加したいと思っています。たまに、東京で飲みますが、腹を割って話せるいい仲間に出会えたことが本当にやってよかったです。とにかくやってみることだと思います。曼荼羅クラブの東日本クラブリーグの1部復帰を祈願して。

    投稿: まつかわ | 2011年1月28日 08:58

    体育会でラグビーをするか否か?
    村上さんのご意見を否定するつもりはありません。

    私は、学生時代から50歳になる今に至るまで、一つのクラブチームでラグビーを続けています。
    所謂『本チャン』の人から見れば、どこか甘えていると見えることも事実だと思います。
    ですが私のクラブにでも尊敬するプレーヤーは沢山おり、私自身クラブでラグビーをしたことで多くのことを学ばせてもらいました。

    つまり、若いあなたに申し上げたいことは「どこでもいいからラグビーをやってください!」ということです。
    積極的にラグビーに取り組めば、自分が真剣に突っ込んでいった分、何かを返してくれると思うのです。
    ラグビーで強くなれることもあるでしょう。ですが、自分の弱さを確認できることもラグビーの魅力であると思うのです。
    頑張ってください。

    投稿: 道楽者 | 2011年1月27日 23:31

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