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TL2010‐2011表彰式

Cup

31日、東京国際フォーラムでジャパンラグビートップリーグ2010-2011年間表彰式が開催された。前日の決勝戦で優勝した三洋電機ワイルドナイツから始まり、各賞が発表され、受賞者にトロフィーや盾が手渡された。三洋電機の飯島均監督は、「思っていた以上に重たいトロフィーですね。創部51年、諸先輩の志を達成できました。FWがキックを蹴り、BKがモールに入る。ステップアップしたプレーで勝てたことも嬉しいです。チームとして12回目の決勝です。今まで運がなかったぶん、神様がこのタイミングで私たちに幸運をくれたと思います」とコメント。会心の笑顔を見せていた。

三洋電機は、反則数が最も少ないフェアプレー賞も受賞。一般の選考委員が投票するベストファンサービス賞は、7年連続で神戸製鋼コベルコスティーラーズ。そして、注目のMVPは堀江翔太選手に。これだけは事前に知らされていなかったらしく、自分の顔写真とMVPの文字が映し出されたスクリーンを、確認するように眺めていたのが面白かった。「ただただびっくりです。一戦一戦、目の前の相手がFWだろうと、BKだろうと、絶対に負けない気持ちで戦ってきました。それがMVPにつながったのかもしれません。来年も狙いたいと思います」と、驚きながらも堂々とコメントしていた。

個人賞は以下の通り。MVPと新人王については、トップリーグ部門長、エリアコミッショナーなどからなる選考委員が選出。ベストフィフティーンは、各報道機関のラグビー担当記者、トップリーグの監督、主将が投票。ベストホイッスルは監督投票。また、特別賞が、男子7人制日本代表、最年長出場記録などを塗り替え続ける松田努選手に、功労賞が今季限りで引退する大畑大介選手などに贈られた。

Ohata

大畑選手は、病院からやって来たようで、足を引きずりながらの登場。「ラグビーを通して多くの人に支えられてきた人間として、表彰していただき感謝しています。ラグビーに向き合ってきた道が間違いではなかったと、自分を誉められる賞だと思います。これからも、ラグビーの発展に力添えできるよう頑張って行きます。皆さん、本当にお世話になりました」

◎個人賞は以下の通り
◆トップリーグMVP=堀江翔太(三洋電機ワイルドナイツ)初受賞
◆新人賞=日和佐篤(サントリーサンゴリアス)
◆最多トライゲッター賞=小野澤宏時(サントリーサンゴリアス)2年連続2回目
◆得点王=オレニ・アイイ(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)初受賞
◆ベストキッカー=田邉淳(三洋電機ワイルドナイツ)2年連続2回目
◆ベストホイッスル=平林泰三 4年ぶり2回目
◆プレーオフMVP=山田章仁(三洋電機ワイルドナイツ)初受賞

Best15

◆ベストフィフティーン
PR1 久保知大(東芝ブレイブルーパス)初受賞
HO 堀江翔太(三洋電機ワイルドナイツ)2年連続2回目
PR3 畠山健介(サントリーサンゴリアス)3年連続3回目
LO 大野均(東芝ブレイブルーパス)5年連続6回目
LO ダニエル・ヒーナン(三洋電機ワイルドナイツ)2年ぶり2回目
FL スティーブン・ベイツ(東芝ブレイブルーパス)3年連続3回目
FL 中山義孝(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)初受賞
NO8 ホラニ龍コリニアシ(三洋電機ワイルドナイツ)2年ぶり3回目
SH 田中史朗(三洋電機ワイルドナイツ)2年ぶり3回目
SO オレニ・アイイ(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)初受賞
WTB 山田章仁(三洋電機ワイルドナイツ)初受賞
WTB 小野澤宏時(サントリーサンゴリアス)6年連続7回目
CTB ライアン・ニコラス(サントリーサンゴリアス)3年連続4回目
CTB 霜村誠一(三洋電機ワイルドナイツ)4年連続4回目
FB 田邉淳(三洋電機ワイルドナイツ)2年連続3回目

追記1◎山田選手のトライ後のチャージについて、コメントでご質問ありました。トライ後のチャージは危険な行為ですが、本人は、トライを防ごうとボールの下に体を入れてもぎとろうとしたが、間に合わずにバランスを崩してぶつかってしまったようです。悪質ではないと、アシスタントレフリーも判断したようです。

追記2◎この日の朝、こんなメンバーで座談会をした。元木由記雄、岩渕健輔、清宮克幸の三氏。進行役をして、めちゃくちゃ圧力感じたなぁ。これからの日本ラグビーのことを、いろいろと話しています。内容は、2月24日発売のナンバー誌に掲載される予定。

Kiyomotoiwa

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    「日記」カテゴリの記事




    コメント

    功労賞の大畑選手、これは当然ですね。
    松尾雄治、平尾誠二に次ぐスターではないかと個人的に思います。
    さらに個人的なスターに、かつて同志社でウィングとしてプレーしていた辻選手(大西選手などを中心に国立まで行った世代)がいましたが、この二人はとにかく足が速かった。
    この2人以降、久々にビビっと来たウィングが慶応時代の山田選手。ちょっとタイプが違うと思いますが、手がつけられなくなる凄みがありました。ただ、語弊があるのを承知で書きますが、慶応らしさがなくなりましたね、悪い意味で。学生の時の方が単純にかっこよかった。昔に戻ってほしい。
    最後にもう一人。桐蔭の竹中選手。筑波というのがいいですね。頑張って欲しい。同志社の救世主になってくれたらなお良かったけど…

    投稿: テルキー | 2011年2月 2日 22:10

    前半最後のトニーブラウンのリスタートキックって最近イングランド協会かどっかの問い合わせで意図的に出したらフリーキックで再開にする文章出ませんでしたっけ?まだ施行されてないだけかな

    投稿: ファイブエイス | 2011年2月 2日 19:16

    \(*`∧´)/三洋・山田の体当たりは明らかに反則もの。ラグビーでの危険なプレーに対してルールブックでは、事象(結果)そのもそをとらえていて動機までは関知しない(第10条の4)。見た感じでは故意の様子。MVPに価値しない行為。

    投稿: エリス少年 | 2011年2月 1日 21:26

    村上さんのブログをいつも楽しみに、読破しています。
    山田選手の件ですが、やっぱり賛成出来ません。悪質性がない、故意でないなら、お咎めナシなら「ハイ・タックル」も勢いで入ってしまった分も、ノーペナルティか? 否でしょう。やはり、その事象に対して、対処していただきたい。でなければ、テレビ中継がもし増えてきた場合、若いラガーマンが真似をしたりすると思う。現状の彼には、日本のラグビー界を引っ張っていって欲しい存在ではないですね…

    自身が目立つスタンスでなく、周囲から信頼される社会人になってもらいたいです。

    投稿: 40代のラガーマン | 2011年2月 1日 12:53

    ちょっと脇道にそれたことですがテレビで観た三洋優勝の表彰式でも、あとから見た写真でもトニーブラウンの右手が何かおかしかった。肩が脱臼しているのをガマンしてあの場にいた感じ。
    杞憂であればいいのですが、日本選手権が心配です。
    でも、そろそろ彼抜きでしっかり優勝しないといけない時期に来ているのかもしれません。

    投稿: 常葉 | 2011年2月 1日 08:33

    並んで写ると三人とも背丈そんなに大差ないんですね
    態度のデカさの順に背が高いように思っていましたが...

    投稿: ナベゾ | 2011年2月 1日 05:14

    復活してもいいと思うけどせめてファンの前で謝罪してほしい

    投稿: その辺の力 | 2011年1月31日 23:59

    ロアマヌ選手について、確かに厳しい問い方やなと思いました。でも不快には思わなかった。
    受け入れないのも小さいし、受け入れるのも抵抗あるし、複雑です。
    正直、思い出したくなかった名前です。ましてこの時期には…

    投稿: 照 | 2011年1月31日 23:19

    三洋電機が悲願の初優勝…

    なのにヤフースポーツアクセスランキングの20位まですべてがサッカーという現実。

    このままではW杯も野球に食われて終わりですね。もし11年に日本でやってたらと思うと…

    投稿: 通りすがり | 2011年1月31日 22:10

    山田選手のトライ後のチャージについては、たしかにあれだけのスピードですから、バランスを崩したらコントロール不能ですね。
    たとえば首に行く気がなくても、全速力で走っていってタックルして、結果的に首にいってしってハイタックル取られることも多いですよね。
    でも、コントロール不能というわけでもない状態でハイタックルした場合(故意に?)だと悪質。やっぱり悪質かどうかというのがラグビーにおいては重要なのでしょうか?

    ワイルドカードトーナメント 2回戦 神戸製鋼とサニックスの試合の44分で、谷口選手がパリンガタイ選手に対するペナルティを取られた場面で、密集の中でパリンガタイ選手の顔を、それが顔だと目視で認識できている状態で、後ろから両手で顔面をはがいじめにし、引きずり出しました。そしてそれに怒ったパリンガタイ選手と押し合いになり、他の選手に引き離されてからも、パリンガタイ選手に対して、目を覆いたくなるような悪態をついていました。これに対して、特に誰もシンビンになるわけでもなく、ノープロブレム(普通のペナルティだよ)というレフェリーの判断でした。
    全速力でタックルに行って首にかかってしまった西端選手がが一発シンビン、後に追加処分まで受けたのに対し、うわーこれはレッドだな~と思わせたプレーがノープロブレム。

    ラグビーにおいて、結果的にそうなってしまったことが問題なのか、悪質性が重要なのか、はっきりせず混乱しています。

    関西のチームは個人的にも応援しているだけに、残念でした。ファウル云々より、これからのラグビー界を発展させるためにも、ラガーマンとしての態度も重要だと考えています。

    また、ラグマガ3月号ロアマヌ選手のJKのインタビューについては、私も前回のコメントに同感です。ロアマヌについてインタビュアーが必要以上に批判的に感じました。

    投稿: ほら兄龍こり兄 | 2011年1月31日 22:08

    ベストフィフティーン。MVP。新人賞。

    そして、特別賞。功労賞。

    文句なし。と言う感じですね。

    明日から2月、日本選手権。
    それが終わるとワールドカップ。
    JAPANにどんな顔が選ばれるか?
    どんでん返しがないように・・・。祈っています。

    2月24日のナンバー。楽しみに待っています。

    投稿: 元 単身赴任パパ | 2011年1月31日 22:01

    凄い面子ですね。対談内容が気になります。それより凄まじい圧力、オーラが想像つきます(笑)

    投稿: ハヤト | 2011年1月31日 21:05

    なぜ、4強からしかベストフィフティーンが選ばれないのでしょうか?
    選考方法に疑問です。

    ベストレフェリーがあるのであれば、ワーストレフェリーも発表してもらいたい。
    公に出来なければ、降格などの処分も受けるべきではないか?
    ラグマガに書いてあったロアマヌ問題はどう考えてますか?
    トゥーロンでもしっかり結果を残しているので、本人が反省してるのであれば、もう一度チャンスは与えてやれないものだろうか?

    投稿: 博多なおきち | 2011年1月31日 20:50

    大畑選手は病院からでしたか。
    駅で見かけましたが、階段を登るのも厳しそうだったので…。


    怪我が治ったらオール京産を作って出場してもらいたいです。村上さんはオールタイダイで(笑)

    投稿: はり | 2011年1月31日 19:53

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    » 『信じる力』 大畑大介著 [ココロミ]
    信じる力作者: 大畑 大介出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2011/02/09メディア: 単行本大畑大介の本が出版されます。トップリーグでは、「功労賞」を受賞。 写真は、ラグビー愛好日記「TL2010‐2011表彰式」より 2月6日の日本選手権1回戦で、神戸製鋼はトヨタ自動車を倒しました。そのメンバーの中に、大畑大介の文字はなかったけれど、若手選手たちの気迫は、トヨタ自動車を上回っていたように見えました。神戸製鋼に限らず、現役ラグビー選手たち、大畑大介という偉大な先輩に続き、そして追い... [続きを読む]

    受信: 2011年2月 8日 23:57

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