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サニックス&激闘史&プチお答え

福岡サニックスブルースから、2011年度新体制のお知らせ。藤井雄一郎監督は変わらず、キャプテン=永下安武、副キャプテン=小野晃征、FWリーダー=杉浦敬宏、BKリーダー=濱里周作がそれぞれ発表された。

15

水曜日は、日本ラグビー激闘史の発売日だった。通算15号は、神戸製鋼V7が表紙。井沢航が率いた大東文化大の6年ぶりの学生日本一。そしてヒーローは平尾誠二さんだ。目次を開くと、創部11年目にして関西社会人Aリーグを初めて制したワールドの選手達が。賞状を持っているのは、ポール・マッガーンと松尾勝博、これ懐かしいなぁ。

高校ラグビーは、相模台工業の連覇達成。相模台のキャプテンは、難波英樹である。この当時の高校ラグビー界のスーパースターだ。細かく読んでいくと、相模台工業高校でラグビー部に所属しながら、年齢制限で試合に出られなかったベトナム人のトラン・タン・ロン君を。優勝後に胴上げした記事もある。あったなぁ。

プチお答えします◎コメント欄に「ラグビーでよく、フォワード(FW)の人たちが縦に突っ込んでいってるのですが、あれは何の意味があるのでしょうか?」との質問がありました。ご指摘の通り、バックス(BK)にパスを出したほうがトライになるケースなのに、FW選手がタテに行ってトライチャンスを潰すことはあります。
 しかし、多くの場合はFWがタテに走ることによってBKの走るスペースを広げているのです。15人制のラグビーでは、15人が横に広がって網を張るようにディフェンスすると、攻撃側は突破が難しくなります。ラグビーは原則として前にパスができないので、目の前が空いているように見えても、ただ横にパスを回しているだけだと、ディフェンスラインに囲まれてしまいます。そこで、FWがタテに走ることでディフェンスを複数集め、BKが走るスペースを作るのです。あるいは、そのまま網を破ることができれば、他のディフェンダーはオフサイドの位置に追い込まれ、タックルすることができません。そうなれば、BKはやすやすとトライをとることができます。
 グラウンドの真ん中でタテ突破を繰り返し、ディフェンダーが真ん中に集まってくれば、大きく外側にボールを展開。逆に、大きく左右にボールを動かしておいて、ディフェンスラインを横に広げておいて、パワフルな選手をタテに走り込ませる。タテとヨコをうまく組み合わせてディフェンスを破るのが、攻撃の基本的なスタイルです。

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    コメント

    御質問です。密集ラックでの攻防についてです。
    ボール保持側に対して、非保持側が体当たりする場面がありますが(バインドしてないように見えます)ルール解釈上どこまで可能で、反則とみなされるのか。オーバーの許容範囲をおしえてください。

    投稿: ひたっこ | 2011年4月14日 12:44

    質問にお答えくださって、ありがとうございました!村上さん!
    なるほど、そういうことだったんですね。
    わかりやすくて納得できました!
    これからもブログ見続けます!
    応援してます!
    ありがとうございました~!!

    投稿: さとる | 2011年4月14日 10:52

    FW縦突っ込みの意義、素晴らしい疑問ではないですか。現ラグビーファンだけでは8年後の超ビッグイベントは成功しません。村上さんの分かりやすい解説に超期待です。

    投稿: こばちゃんさん | 2011年4月13日 22:43

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