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イタリア戦結果ほか

怒濤のテストマッチ5連続放送を見た。最後の2試合、フランス対アイルランド、アメリカ対カナダを解説した。勝敗について触れるので録画で見る方はご注意を。まずは、フィジーで行われたトンガ対フィジー戦。立ち上がり攻め込んだトンガがミスボールをフィジーに拾われてトライを奪われる。フィジーの快勝だったが、トンガはパフォーマンスに波がありすぎて、日本戦でのメンバーなどが読みにくい。FBに入ったイオンギのスピードは日本にとって要注意だ。

トライネーションズは、南アフリカ代表スプリングボクスがダーバンでオーストラリア代表ワラビーズを迎え撃った。ここまでの2試合とは打って変わって、2007年W杯の優勝メンバーがずらりと並んだが、ワラビーズFWが健闘し、クーパー、ビールらBKの個人技でディフェンスを破り、先週、プレースキックが不調だったオコナーがPG、ゴールを決め、アウェイで競り勝った。それにしても、スプリングボクスのFBフランソワ・ステインの風貌、ワイルドになりすぎでは。あんなに可愛かったのに。

日本を飛ばして、フランス対アイルランドは、フランスのライン全体で前に出てくるディフェンスと、変幻自在のボールつなぎに、日本にとって難しい相手であることを再確認。新鋭NO8ラカフィアはスピードがある。アメリカ対カナダはアメリカが再三仕掛けながら、ミスでスコアできず、逆にカナダの逆襲で一気にトライを奪われていた。日本もそうならないように、得点機を必ずものにしなければいけない。カナダのディフェンスの粘り、さらに磨かれれば日本もかなり苦労するだろう。

そして、日本代表である。アウェイでのイタリア代表戦。大型FWの重いスクラム、モールに苦しめられた。攻めに入ればイタリアのディフェンスラインが前に出てこないこともあって大きくゲインするシーンが続いた。立ち上がりに2トライを奪われたものの、WTB宇薄、CTB平がトライを返し、後半は、苦しめられたモールからひとつペナルティトライを奪い返し、残り15分、28-24と4点差を追う展開に。

イタリアは、後半途中から、SOオルケラ、CTBカナーレ、PRカストロジョバンニら、ベテラン勢を投入し、ゲームを落ち着かせた。特にカストロジョバンニを軸にしたスクラムは強烈だった。日本代表はラインアウトも安定せず、FW戦では圧力を受け続けた。スクラムの崩壊はW杯に不安を抱かせる。21日に対戦するアメリカ代表も巨漢揃い。セットプレーの修正に、ここで目処をつけなければ。

イタリア代表○31-24●日本代表(前半14-17)

◎ジョン・カーワン ヘッドコーチ
「立ち上がりは自分たちのテンポでプレーすることができませんでしたが、今日の試合はとても良い経験をしたと思います。一度、日本代表のリズムを築けると、こちらの思うプレーをすることができました。特にラインブレイクがうまく活かされたので、様々なアタックプランを試せたことは成果だと思います。北半球のラインアウト、スクラム、モールのプレッシャーを80分間感じることができたのもRWCに向けて大きな経験です。次のアメリカ戦で今日の修正点にしっかり対応し、RWC本番は万全な態勢で臨みたいと思います」

◎菊谷崇キャプテン
「ワールドカップに向けてイタリア代表と対戦することができ、良い経験となりました。北半球のスクラム、ラインアウト、モールなどのプレッシャーを含め、自分たちのミスから相手に得点を与えてしまいましたが、この段階でこの試合を経験できたことはチームにとって大きなプラスです。今回の経験を無駄にすることなく、次のアメリカ戦で結果を出して、RWC初戦のフランス戦に万全な態勢で臨みたいと思います」

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    コメント

    5年前の6-52、4年前の12-36からはかなり進歩して試合になってました。ミルコベルガマスコやらアンドレアマージやらフランスをやぶったメンバーがいなかったとはいえ、実力が上がってると信じて本番も期待したいです。

    投稿: 山田 | 2011年8月15日 20:54

    試合直後のJAPANの円陣にニック・マレット監督が来てましたね。あんな光景は初めて見ました。たぶん、「強くなったな~。いい試合だったよ」とでもいう感じでほめてくれてたんでしょうね。菊谷が嬉しそうだった。いい光景でした。

    投稿: デンタルフロス | 2011年8月15日 20:25

    jジャパンにとってはいい試合だったと思います。カーワンジャパンの得点源は一時期モールだけでした。そして相手より勝っているのはスクラムだけ、という時期もありました。カーワン以前の日本人監督時代の速いパス回しだけが勝っているラグビーに似て異なるラグビーを見ることができました。あんなにセットプレーがダメでも(でもハタケは反則取られていたけれどトイメンには勝っていた、本当にダメだったのはまともなスローインが殆どできないパナのダメフッカー)アンストラクチャーから攻め続けられるオフェンスシステムです。

    フランスは、どう頑張っても勝てるわけはありません。次回のW杯のエディーさんのためにも2勝だけは!

    それから、ニコラスミスすんな!

    投稿: 青高OB | 2011年8月15日 18:58

    壊滅したスクラム、ほとんどマイボールが取れなかったラインアウト、は不安いっぱいですね。仕上げのパスの精度がもう少し高ければ、それでももしかしたら、と思えるところまで強くなったことを喜ぶべきか?平島選手のイエローは素人にはよく分からないものでした。

    投稿: スカーラ | 2011年8月15日 12:30

    イタリア戦、勝てそうだったんですけどね、勝てないのが二流国と一流国の差なんですかね。

    投稿: タマモクロス | 2011年8月15日 00:17

    関係ない話ですが、ここ2日高校野球をテレビで観てたらバックスタンド最前列に座ってるおじさんが、昨日は赤白の桜の日本代表のユニホーム、今日は慶応のタイガージャージを着用してました。ラグビーファンなのでは?

    投稿: ふくやん | 2011年8月14日 21:15

    夜中、目覚ましをかけることなく寝るも、奇跡的に試合開始直後に目覚める。意気上がって、観戦開始、のはずが、2トライ取られたあとの記憶はありません。80点くらい取られそうな雰囲気だったのに、この結果ですもんね、見とけば、と後悔。
    ま、智弁和歌山、白樺学園戦のようなスリルはなかったんだろうけど。

    投稿: テルキー | 2011年8月14日 18:28

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    » イタリア遠征テストマッチ 日本代表 対 イタリア代表 結果 [ココロミ]
    録画でみたので結果は知っていたのですが、惜しかったね~。前半、2本のトライを獲られた時には、この展開でよくこの点差だったわ、とも思ったけど、BK陣の意図した繋ぎトライあり、ペナルティトライありと、見せ場もあった。なんたって、『平島選手を勝手に応援する会』(会員2名。って2名かよ・・・笑)の会員としては、後半33分、スクラムのコラプシングでシンビンには異議ありだぞー。だって、対面があんなに長髪じゃ、そりゃ~、平島選手だってドン引きでしょう。フロントローであの長髪は、反則だと思う。もちろん冗談だ。... [続きを読む]

    受信: 2011年8月19日 15:47

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