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トップ4出揃う

日曜日の午後5時半、イーデンパークに近づくと、オールブラックスのサポーターで黒、黒、黒、その中にフランスのジャージの人が多いのがなんだか微笑ましい。きのう、きょうと2日ともチケット買ってるのかな。チケット売り場では、当日券を売っていた。きょうも満杯にはならないということか。

昨日同様、テレビ関係者が食事する部屋で、ウェリントンの南アフリカ対オーストラリアの試合を観戦した。前半は、オーストラリアがLOホーウィルのトライで先制し、南アフリカの攻撃を堅実なタックルで止め続けて、8-3とリードした。ポーコックがボールに絡みまくっている。一方、南アフリカのボールハンターFLブルソーは19分あたりで負傷退場してしまった。しかし、後半になると、南アフリカが攻勢に出て、14分、SOステインのPGで8-6の2点差。さらにステインのDGで、8-9と逆転。このあたり、オーストラリアもミスが多くなっていた。流れは南アフリカかと思われたが、オーストラリアは交代出場のCTBバーンズの好タッチキックで陣地を進めると、南アフリカがラインアウトで反則。WTBオコナーがPGを成功させて再逆転。スコアは11-9となり、力の入る攻防が続く。最後はちょっと南アフリカが走れなくなった感じがしたが、紙一重の勝負だった。

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2試合目、100キャップ目となったミルズ・ムリアイナが最初に一人で登場すると、ほぼ満員のスタジアムは総立ちの拍手。そして、オールブラックスのハカはカパオパンゴ、リードするウィップーの気迫もいつもより凄まじい気がした。だが、試合内容は、アルゼンチンの鉄壁のディフェンスで拮抗した展開となる。来年から、トライネーションズに参加する予定のアルゼンチンが、それにふさわしい実力を見せつけた。

基本的に一対一のタックルで抜かれない上、必ずボールに絡んでスローダウンさせるので、オールブラックスがテンポよく攻撃できない。SHウィップーがPGを確実に成功させて加点するが、前半31分、スクラムからNO8セナトーレが抜け出し、ゴール前のラックからFLカベージョが素早く持ち出してトライ。コンテポーミが難しいコンバージョンも決めて6-7と逆転に成功した。しかし、その後もウィップーがPGを決め、前半を終えて12-7。後半に入ってもアルゼンチンのディフェンスはなかなか崩れなかったが、20分過ぎになって少しずつ緩くなった。後半27分、NO8キアラン・リードがトライ。37分、WTBジェーンがタッチライン際でボールを残し、LOブラッド・ソーンがトライ。突き放した。

オールブラックスSOコリン・スレイドは負傷退場。アーロン・クルーデンが入って無難にプレーしたが、準決勝のSOをどうするか。スレイドの怪我はどうなのか。気になるところである。これで、準決勝のカードは以下の通りとなった。

◎準決勝
ウエールズ対フランス(15日 21:00)
オーストラリア対ニュージーランド(16日 21:00)

なんと、4チーム中3チームまではプール2位通過。そして、フランスを除く3チームがニュージーランド人監督である。この2試合も何が起こるか分からない。試合終了後は、100キャップのミルズ・ムリアイナのセレモニー。そして、両チームの選手が花道を作ってムリアイナを送り出した。なんか、引退セレモニーみたいだったが、このW杯のあと、日本のNTTドコモ入りするので、ニュージーランドの皆さんとお別れ、という雰囲気になったのかもしれない。

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    コメント

    ベスト4が、第1回NZ大会と同じ顔ぶれになるとは。ワラビーズのマッケイブは相変わらずタックルしまくってましたが、最後にはまた肩をさすりながら退場。マッケイブかファインガが使えるなら、調子悪い時のクーパーより、この日も交代出場してハツラツとプレーしたバーンズをSOにした方がいいかもしれませんね

    投稿: コドロニュー | 2011年10月10日 19:03

    先ずはじめにアルゼンチンって素晴らしいチームだと思います。
    戦う気持ちの次元が違ったと思います
    負けてしまったのですが、素晴らしい集中力でした

    私の優勝予想は、本命はオールブラックスです
    ですが・・・・・
    ワラビーズ侮れないと見ます。
    確かにスプリングボクストの戦いで消耗はしちるでしょうが、素晴らしいポテンシャルゲームで何度も見ました。


    準決勝で当たるんですね。準決勝ってホント面白い試合ですね。

    投稿: ささき | 2011年10月10日 17:34

    こんにちは村上さん、

    何年か前の、ぴあのトークバトルで、

    当時サントリー監督だった清宮克幸さんが、

    「ジャパンの日本人が一人で

    他の十四人が外国人でも

    俺は全然気にしないで応援できる

    ジャパンのユニフォームを着ていれば

    日本人も外国人もない」

    と発言し、

    その時、司会だった村上さんも

    清宮氏に全面的に同意していましたが、

    村上さんは今も同じ意見でしょうか?

    投稿: 日本代表のファン | 2011年10月10日 16:52

    イーデンパークで、KIWI達に囲まれて観戦をしました。アルゼンチンの奮闘に前半の観客席は寒かったです。最後は盛り上がりましたが。
    翌日オークランドで話しかけてきたおじさんが決勝は、フランスともう一度やりたいと言っていた。
    オーストラリアに勝つ予定のようですが。
    カーターのいないオールブラックスは勝てるか心配です。

    投稿: ラグビーマンM | 2011年10月10日 16:08

    < 準々決勝のトラウマ >

    ゲーム前の下馬評もABS勝利が大方。
    どうせ後半20分位からトライをドンドン取るだろうと予想はしてたが...アルゼンチンの「絶対トライさせないぞ~!」というディフェンスの凄さが勝っていたので、後半に入ると走馬灯の様に2007年フランス戦であれよあれよと負けてしまった記憶が蘇り、イヤ~な予感が。

    後半27分に初めてトライするまではドキドキで生きた心地がしなかった私。
    2007年の記憶は思ったよりも私の中で‘トラウマ’となっている事に改めて気づかされました。

    「もう準決勝以降はどうでもいい!フンっ!」とならなず...ホッとしました。
    アルゼンチンの頑張りには感動で、素直に拍手です!

    投稿: 裏H会員No.3 | 2011年10月10日 13:23

    あのタッチライン際でのオフロードは凄かった・・・
    日本戦でもうすずきがタッチに出たと勘違いして立ち止まったシーンがあったけど、ああいうところでの飽くなき攻撃精神はさすが王国ですね。

    投稿: 山田 | 2011年10月10日 10:24

    いやー、準々決勝はどの試合も白熱したよい試合でしたね!下馬評・ランキングで低い方が、素晴らしいディフェンスで頑張り勝ってしまったというパターンでした(アルゼンチン以外は)。

    個人的には、アップにすると、オーストラリア選手の顔やジャージがボロボロになっているのが印象的でした(途中経過で、豪が100以上のタックルで南アは数十だったような)。あと、アナウンサーがフランスに対しして"One big performance in every World Cup"と言っていたのに、思わず相打ちしました。

    投稿: ラグビー中年 | 2011年10月10日 09:05

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