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W杯準々決勝初日結果

W杯準々決勝、土曜日の内容を書きますので、録画を見る方ご注意ください。写真は、試合前にテストで動き回るスパイダーカム。

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8日午後6時、開門と同時に入ってきたお客さんを見て気分が高揚した。何か、いい試合が見られそうな予感。まずは、メディア関係者が食事をする部屋でウェリントンにて行われていたウエールズ対アイルランド戦を見た。前半のウエールズの集中力高いディフェンス、統制のとれた攻撃に感心させられた。今回のウエールズは、ニュージーランドの識者から「もっとも、よくコーチングされたチーム」と言われている。細部にコーチ陣の指導が行き届いているのだ。頭抜けたスター選手がいないなかで見事な戦い。FBハーフペニー、度胸ある。

後半に入ると、アイルランドも強気に攻め、WTBアールズがトライを返しSOオガーラが難しいコンバージョンを決めて、10-10の同点。今度はウエールズSHフィリップスがショートサイドを突いて左コーナーぎりぎりにダイブ。力は拮抗しているのだが、スクラム、ラインアウトはウエールズが安定しているように見える。CTBジョナサン・デービスのトライでリードを広げたウエールズ。タックルミスがほとんどない快勝。ガットランド監督、故郷でやりましたな。

オークランドのイーデンパークで行われたイングランド対フランスの一戦は、フランスがSHヤシュビリの2本のロングPGでリード。ハイパントの巧みにつかって相手陣に入り、イングランドにPGチャンスさえ与えない。前半22分には、WTBクレールがゴール前でスピンしながら相手のタックルを翻弄してトライし、完全にペースを握った。後半は、イングランドがPKからも速攻をしかけて、15分、FBフォーデンがトライして16-7とし、37分にはWTBクエトーがトライして、19-12まで迫ったがそこまで。フランスが逃げ切りに成功した。

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試合後のイーデンパークは、フランス・サポーターの大歓声のなか、フランスの選手たちがグラウンドを一周。子供連れの選手もいて、まるで優勝したような雰囲気だった。写真は、スクラムのサイドアタックで何度も前に出たNO8アリノルドキ。

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プールマッチで、オールブラックスとトンガに2敗しながら、準決勝進出。やっぱりフランスはフランスだった。両チームがよく攻めたので、とても面白い試合になったのだが、イングランドは焦って攻めすぎの感じがした。そういうタイプの選手が多いからか。もっとスマートに戦うべきだった気がする。

今回のW杯は面白いことが次々に起きる。明日はいったいどんな驚きが待っているのだろう。それにしても、マカウ予想。2戦2敗である。

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    「日記」カテゴリの記事




    コメント

    ジャージをパンツに入れないのは、捕まれづらいからだと思う。中に入れてたら後ろから相手がパンツを掴み易い。ソックスは折り返しにマウスガードをしまえるし、足の保護にもなるし、通気性も重要。進化するし、ラグビーやってたら分かりそうだけど?裸足にスパイク履くほうが考えられないし、履く必要を感じないなら、下げるなり、脱げばればいいのでは?服装は日本がうるさいと思う。元々日本にはスポーツは無く、武道の精神にルールが輸入され、戦後、理性を持ちながら戦うラグビーが教育上有効と考えた指導者も居る。ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワンやノー・サイドなんか海外で聞かない。楽しいからプレイし、だからプレイという。不満があるなら、ここに書くより、当事者人に責任を持って言って欲しい。

    投稿: ドニントンパーク | 2011年10月10日 11:19

    おはようございます!!
    東京は、半袖ではやや肌寒い20℃前後、日差しの無い曇り空とラグビーにはもってこいの天候ですが、ウエリントン、オークランドはいかがでしょうか?
    今から準々決勝2日目の2試合が待ち遠しくて仕方ありません。
    本日の試合、南アvsオーストラリア、NZvsアルゼンチンの予想&展望を。

    【南アvsオーストラリア】
    個人的には、南ア勝利60%、オーストラリア勝利40%の予想。
    南アは終始自慢のFWで圧力をかけてくるでしょう。ハインリッヒ・ブルソー、スカルクバーガー、ピエール・スピース、ベンチににフランソワ・ローが控えるバックロー陣は、恐らく世界一の強さ。ヴィクター・マットフィールドの怪我が気がかりですが、出場出来るのでしょうか?万が一出場が困難でも、ダニー・ロッソーの好調っぷりなら十分カバー出来ると思います。不安の種とすればCTB陣。ヤン・デヴィリアス、フランソワ・ステインの離脱の穴をいかに埋められるか。個人的には、キック&ディフェンスに定評のあるブッチ・ジェームズを12番で使うのがベストだと思います。手堅い試合運びになることを考えると、ブライアン・ハバナ、JP・ピーターセンの両WTBがボールを持って走るシーンはそう多くないでしょうから、CTBジャック・フーリーがどれだけゲインを切れるかがポイントになりそうです。
    オーストラリアのキーマンは、何と言ってもFLデイヴィット・ポーコック。予選プールのアイルランド戦を振り返ると、スクラムとラインアウトの劣勢は避けられないでしょうから、如何に彼がターンオーバーを作れるか。本調子に戻らずボールに絡めなければ、オーストラリア勝利の可能性は低くなるでしょう。南アの強力FWに対抗するには、NO8にはウィクリフ・パールーを先発、南アのベテラン勢がバテたところでラディケ・サモを投入するのが効果的では。
    心配なのがプレースキッカー。SOクェイド・クーパー、WTBジェームズ・オコナーも十分上手いのですが、好不調の波が激しいのが気になります。2007年大会の準々決勝イングランド戦、終了寸前のPGをスターリング・モートロックが外したのが頭を過ぎりまして…。オーストラリアに限った話ではありませんが、勝ち進んだW杯を振り返ると、マイケル・ライナーやマシュー・バーク、エルトン・フラッタリーと、安定したキッカーの影響が大きいかと。
    南アは世界一のキッカー、モルネ・ステインを擁するのも大きな差かなと思います。

    【NZvsアルゼンチン】
    個人的には、NZ勝利80%、アルゼンチン勝利20%の予想。またまた個人的には、アルゼンチンに番狂わせを期待したいのですが…。
    FWは、NZのFLリッチー・マコウの存在感が薄くなるくらい十分対抗出来ると思いますが、BKの決定力不足と正確なキッカーの不在が響きそうな気がします。22歳の新鋭、ニコラス・サンチェスのスキルも想像以上の高さですが、前回大会のヒーロー、ファン・マルティン・ヘルナンデスと比較するとどうしても見劣りしてしまいます…。
    PGを狙い過ぎて外して意気消沈するより、タップキックからの速攻、ラインアウトからのモールで攻めた方が、意外と勝機があるかもしれません。スコットランド戦で負傷したFWの大黒柱、ファン・マヌエル・レギサモンとファン・フェルナンデス・ロベは出場出来るのか、彼らがキーとなりそうです。
    NZも決して余裕綽々ではなく、ダン・カーター不在をどれだけ埋められるか。現在のアルゼンチン相手なら、ピリ・ウィップーがSOでも問題ないと思いますが、アルゼンチンのプレッシャーでパニックに陥ると危険です。NZのトライの9割以上を占めるアンストラクチャーからの攻撃、とりわけキックキャッチからのカウンターアタックで、パスを回さずに個々が強引な突破を図るようになると、W杯史上最大の番狂わせも大いに考えられます。
    世界三本指に入るアルゼンチンのスクラムも侮れません。トニー・ウッドコック、ベン・フランクス、オーウェン・フランクス、ケヴィン・メアラムらが対抗できるか。個人的にはクロケット(現:クルセーダーズ)を招集しなかったのが響きそうな気がしてなりません。


    予想はともあれ、キックオフは2時間半後☆
    大いに盛り上がりましょう!!!

    投稿: あっ君 | 2011年10月 9日 10:36

    フランスやイングランドのジャージがナイキでストッキングも含め、今回のナイキのユニフォームは薄いなあと感じますし、サッカーをやっていた人間として、ラグビーで何でストッキングが必要なんだろうと昔から疑問に思っているのですが、試合前、試合中を含めジャージをパンツから出していたり、ストッキングを意図的に下げているのは相手に失礼であり、ましてや揃っていないというのは論外であると教わっていましたし、私自身もそう思います。身だしなみが揃っていないというのはプレーや試合以前のマナーの問題です。
    試合中に下がってしまうのは仕方がないと思いますが、イングランドの⑧,⑬は予選の時から試合前から下げています。
    プレーだけではなくレフリングについてもワールドカップでは話題に上がるのですが、質や品を落とすようなプレーや行為、スタイルを既成事実として認めてしまうのは辞めましょう。
    レフリーは威厳を持って服装に於いても正すべきです。

    投稿: 文責 西藤道雄 | 2011年10月 9日 09:03

    はじめまして!
    今回のW杯から、初めて海外のラグビーを見ています。
    そんな私でも、予選プールを見ていて、フランスはダメだって思ってたのに、なんなんでしょう、昨日の試合。無性に腹が立ちます。(笑)次の準決勝が楽しみでなりません!

    投稿: ちあ | 2011年10月 9日 09:03

    ウェールズとフランスが勝って嬉しい。特に若くて楽しみな選手が多いウェールズ。プール戦で活躍したフックやスコット・ウィリアムズ、バーンらもまだ残ってる。試合終盤、フックがSOに入ったが、交替したプリーストランドが心配だ。肩を痛めたように見えた

    投稿: コドロニュー | 2011年10月 9日 08:22

    9月9日の開幕式&開幕戦(NZvsトンガ)以降、休日は勿論のこと、会社から帰宅後はほとんどTVに釘付けです。
    今週1週間、仕事もロクに手につかないくらい(汗)楽しみにしていた準々決勝2試合を、本日たっぷりと堪能しました☆

    本日の準々決勝2試合の感想を一言。

    【アイルランドvsウェールズ】
    正直なところ、戦前の予想を完全に覆されました…。予選プールから仕上がりは良いなと感じていましたが、まさか好調アイルランドを蹴散らかすとは…(汗)
    WTBシェーン・ウィリアムズのタッチライン際すれすれの快走、PRアダム・ジョーンズのスクラムの押し、SHマイケル・フィリップスのサイドアタックには感服しました。が、今でも脳裏に焼き付いているのは、FLサム・ウォーバートンの密集での仕事ぶりと、FBリー・ハーフペニーのフィールディング&キックですね★
    ウォーバートンのボールへの絡みの巧さは、南アのハインリッヒ・ブルソーと同レベルとは言わないまでも、NZのリッチー・マコウ、オーストラリアのデイヴィット・ポーコックに引けを取らないでしょう。かつての名FL、コリン・チャービスやマーティン・ウィリアムズとは違ったタイプで、準決勝での動きも楽しみです。
    また、ハーフペニーのハイパントの落とし所、キック処理もなかなか目を見張るものがありました。派手さはありませんが、あれだけ堅実なプレーをしてくれると、FW陣も助かりますよね。
    一方のアイルランドは、プール戦のオーストラリア戦がまるで嘘のような大人しさでした…。開始早々あっさりトライを奪われたところを見ると、実はゴールラインを背負ってのディフェンスは、それほど強くなかったのではないかと思います。オーストラリア戦では天候の影響もあり、ライン展開が少なかったために目立ちませんでしたが、バックスラインのタックル自体がしっかりと決まっていなかったのも、敗因の一つかもしれません。
    ただ、FWの力強さは相変わらずでした。ドナカ・オカラガンとポール・オコンネルの両ロック、FLショーン・オブライエンの突進は強烈。しかし、FWのサイドアタックの際にも、正面からブチ当たらずに、ステップを切ってタックルを交わすような当たり方をしていたのが気になりました…。ウェールズからすれば、前述のペネトレータ達の一直線の縦突進が最も嫌なはずだったのに…。最後に強みを活かし切れなかったのが残念でした。
    アイルランドのベテラン陣は、W杯後に数名が引退するとの情報でしたが、既に決定している選手は誰なんですかね??CTBブライアン・オドリスコルは今回が最後の大会と騒がれていますが…、ご存知の方いらっしゃいましたら、教えていただければ幸いです。

    【イングランドvsフランス】
    こちらは、戦前の予想は五分五分でした。というのも、順当にいけばイングランドでしょうが、1999年大会の準決勝(vsNZ)、2007年大会の準々決勝(vsNZ)と、大波乱を1回やってのけるのがフランスですから。しかも、1999年大会は予選プールでフィジーに大苦戦(物議を醸したオブライエンレフリーの認定トライで逆転勝ち)した後からの復活、2007年大会は同じく予選プールでアルゼンチンにノートライで敗れてからの復活。今回も予選プールでトンガに敗れてからの…と考えていましたが、本当に現実になるとは(汗)
    最終スコアこそ19-12、最後のSHモルガン・パラのPGがゴールポストに当たった時はヒヤッとしましたが、80分通しての試合内容はフランスの完勝でしたね。全員が一体となって動いていましたが…、際立っていたのはNO8イマノル・アリノルドキ、SHディミトゥリ・ヤシュビリ、WTBヴァンサン・クレールあたりでしょうか。
    アリノルドキのサイドアタックはパンチがありましたね。終盤に肩を痛めた時も、気合いを入れて戦列に戻ったのが印象的でした。ヤシュビリのボックスキック、裏へのキックも効果的でした。ただ、この試合一番のファインプレーは、前半の自陣ゴール前、イングランドボールのラインアウトをスティールしたこぼれ球の、パラへのクイックパス。もしパス出来ずにイングランドFWに奪われていたら…。フランスのW杯波乱伝説は、今大会は見られなかったかもしれません。
    ヴァンサン・クレールの、タッチライン際からのFBマクシム・メダールへのラストパスも印象的。イングランドBK陣が再三タッチライン外に押し出されていたのと対照的でした。1999年大会のNZ戦番狂わせの立役者、ドミニシやベルナサルといい、フランスのWTBは小柄でも粘り強い選手が多いですね。
    イングランドは、正直なところ特徴らしい特徴を見せないまま終わってしまった感じです…。勿論ベスト8の力は十分にあるのですが、セットプレー、ラインアタック、キックどれを取っても中途半端な気がしました。
    この試合に関しては、なぜ早い段階でCTBマヌー・トゥイランギにもっとボールを持たせなかったのかが疑問でした。彼の縦突破が唯一効果的だったにも関わらず…。ゲインラインを越えられない状況で、WTBまでボールを回し過ぎていたように思います。SO周辺でFWを突っ込ませてゲインラインを切った後、更にトゥイランギで突破を図り、最後に切り札WTBクリス・アシュトンへ回せば、違った展開になったかもしれません。
    また、SOジョニー・ウィルキンソンのキック成功率の低さは連日話題になっていましたが…、どちらかと言うと結果論に過ぎない気がします。むしろ、キック以外のプレーでも、2003年、2007年大会の輝きは既に失われていたような気がしました。そもそも、今のイングランドの戦法には、ウィルキンソン、控えのトビー・フラッドでは勝ち切れないのでは。何故パス&キックのバランスの取れたチャーリー・ホジソン(現:サラセンズ)をスコッドから外したのかが大会前から疑問でした。或いは、FW戦とCTBの縦突破を起点とするなら、例えばかつてのポール・グレーソンのような、モンスターキックで陣地を取れるSOを呼ぶべきだったのでは…。と今更言っても仕方ないので、来年の6ネーションズを楽しみにします。


    明日の予想についてもコメントしたいのですが…、この時間(3:25!?)なので、明日早く起きれたら追記します。

    では。

    投稿: あっ君 | 2011年10月 9日 03:32

    ウェールズのタックルには、魂を感じました。解説の今泉さんも指摘されていましたが、ウェールズの選手のタックルがあまりに強いので、アイルランドの選手がボール持つと斜めに動いてくまうくらい、の迫力!。この試合はレベルの高いプレーがいくつもあったので、指導者の方はさぞや満足されたでしょうね。

    一方のフランスの勝ちは、正直、ホッとした感じです。イングランドが、グループリーグをあんなヒドイ内容で勝ち上がってきたから、お灸をすえる意味でも、いい結果でしたよ。フランスのやる気が、ウェールズの魂にどう応えるのか、準決勝が楽しみになりました。

    投稿: こもねこ | 2011年10月 9日 03:31

    ひょっとすると、4強の顔ぶれも最終順位も24年前と同じに…なんてことになるかもしれませんね。

    投稿: のらりん | 2011年10月 9日 02:09

    個人的にはアイルランドを応援していたので残念でした。
    それにしてもウェールズの低く刺さるタックルは見てるこっちが痛いと感じるのだから、アイルランドの選手にとっては本当に厄介だっただろう。この素晴らしいタックルを考案したジャパンが今はそれを捨てている。カナダ戦を見直すと遠藤のお姫様タックルに怒りを通り越して呆れてしまう。しっかりとタックルしていた堀江、ニコラスからしたら許せないだろうなぁ。

    投稿: トンガ | 2011年10月 9日 00:51

    ウェールズ強かったですね。ひょっとすると・・・ですね。それにしてもフランスはよくわからんです。

    投稿: ふくやん | 2011年10月 8日 20:54

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