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2011年8月7日 - 2011年8月13日

大阪でのイベント&出版情報

8月23日から31日まで、大阪市中央区東心斎橋のスポニチプラザ大阪にて「ラグビーW杯 頑張れジャパン at スポニチプラザ大阪」というイベントが開催される。トークショーや代表メンバープロフィール、日本代表ジャージの展示などもある。ワールドカップ気分を盛り上げるためにも、訪れてもてはいかがだろう。

トークショーは、23日午後4時が、元日本代表監督の萩本光威さん。28日は、午後2時から元日本代表LOの大八木淳史さん、そして、30日午後4時からは、元日本代表WTB坂田好弘さんが登場する。萩本さん、大八木さんは、W杯に選手として出場。坂田さんは、2007年大会の開会式に世界のレジェンドとともに登場した。さまざまなエピソードが語られるはず。入場は無料です。※大八木さんのトークは、当初27日と書いていましたが、28日です。変更を知らず、大変失礼しました。

▽住所
〒542-0083
大阪市中央区東心斎橋1-19-11鰻谷スクエア1階
(地下鉄御堂筋線・心斎橋駅から徒歩3分)
▽電話 06(6244)2311
▽営業時間 午前11時から午後7時

スポーツライター大友信彦さんの、「オールブラックスが強い理由 ラグビー世界最強組織の常勝スピリット」(東邦出版)が刊行された。日本代表のジョン・カーワンヘッドコーチ、パナソニックワイルドナイツのトニー・ブラウン、田邉淳、堀江翔太、東芝ブレイブルーパスのデヴィッド・ヒルらへの丹念なインタビューで、その強さが浮き彫りにされている。W杯前に必読かも。

追記◎実は僕の著書も、9月中旬、岩波ジュニア新書より、「仲間を信じて。~ラグビーが教えてくれたもの~」と題して出版されます。W杯とは直接は関係なく、大畑大介、菊谷崇、大東和美(Jリーグチェアマン)、井口剛志、林敏之、神谷考柄(奇跡の弱視ラガーマン)という6名のみなさんを取材して、ラグビーによる成長物語を書きました。全編書き下ろすのは、「空飛ぶウイング」以来です。中学、高校生のみなさん、ラグビー選手を持つ保護者のみなさん、そして、学校の先生にも読んでほしいと思っています。発売が近づいたら改めて詳しくご紹介します。

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日本代表イタリア戦メンバー

日本時間の14日、早朝3時45分キックオフで行われる対イタリア代表戦の日本代表戦メンバーが発表になった。ジョン・カーワンヘッドコーチは「最後のセレクションマッチ」と言うが、メンバーは決まっているはず。イタリア戦、アメリカ戦でベストのメンバーを固めていくということだろう。イタリアはシックスネイションズでフランスに勝っている。超大型FWとどの程度戦えるか、W杯への試金石となる。

今週末のJSPORTSは、テストマッチの放送が5試合連続である。これ、初回放送で全部見ると、どうしても徹夜になってしまう。

■放送スケジュール
8/13(土)午後8:39~フィジー vs. トンガ J sports 2
8/13(土)午後11:50~南アフリカ vs. オーストラリア J sports ESPN【生中継】
8/13(土)深夜3:35~イタリア vs. 日本  J sports ESPN【生中継】
8/14(日)午前6:00~フランス vs. アイルランド J sports ESPN
8/14(日)午前10:00~アメリカ vs. カナダ J sports Plus【生中継】

◎日本代表先発予定メンバー
1平島久照、2堀江翔太、3畠山健介、4ジャスティン・アイブス、5北川俊澄、6菊谷崇、7マイケル・リーチ、8ホラニ龍コリニアシ、9田中史朗、10ジェームス・アレジ、11宇薄岳央、12ニコラス ライアン、13平浩二、14遠藤幸佑、15ウェブ将武/16湯原祐希、17藤田望、18トンプソン ルーク、19西原忠佑、20日和佐篤、21アリシ・トゥプアイレイ、22マリー・ウィリアムス

◎ジョン・カーワン ヘッドコーチ
「今回のイタリア遠征は、ヨーロッパスタイル(北半球)のラグビーを経験することが大きな目的です。特にスクラムやスローゲームへの対応について、地元ベネトンクラブと合同練習を重ね、実践を通して経験を深めることができました。イタリア代表戦に向けて、順調に調整できていると思います。 今までとは異なり、よりタフでフィジカルな試合になると思いますが、受けに回ることなく、自信を持って、今まで練習でやってきた成果を見せて欲しいです。特に前半最初の20分から、積極的なジャパンスタイルで試合に臨みたいと思います。またイタリア代表戦、アメリカ代表戦は、ワールドカップ(初戦フランス代表戦)に向けた最後のセレクションマッチとなります。選手全員にチャンスがありますので、与えられたチャンスを生かして、レベルアップしたパフォーマンスを期待しています」

◎菊谷崇キャプテン
「まず、ヨーロッパの代表チームと試合ができる環境を与えて頂いたことに感謝したいと思います。このイタリア代表戦は、ワールドカップ初戦となるフランス戦に向けて、いかに自分たちのゲームができるのかを見極める大事な試合になります。ジャパンのやりたいテンポアップとセットプレーをどれだけできるのか、このイタリア代表戦でしっかり試したいと思います。引き続き、ラグビー日本代表へのご声援よろしくお願い致します」

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激闘史ウエールズ

昨日発売された日本ラグビー激闘史は、1974-76年号。表紙は、1975年に来日したウエールズ代表のSOフィル・ベネットである。切れ味鋭いサイドステップを武器に活躍した選手だ。この年、ウエールズは五カ国対抗で優勝し、史上最強メンバーとしての来日だった。

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僕はこのとき10歳。京都ラグビースクールに通っていたので、大敗した日本代表について、友達から悔しい質問を受けたことを覚えている。しかし、このときのウエールズはすごすぎた。NO8マーヴィン・デイビス、SHガレス・エドワーズ、WTBジェラルド・デイビス、JJウィリアムズ、FBのJPRウィリアムズなど、伝説の選手がずらり。国立競技場の試合では、JJを石塚武生さんがタックルして倒し、試合後に胴上げされたほどのスーパースター軍団だった。9月24日に行われた最終戦の国立競技場が5万5千人。ウエールズは、来日5戦で約15万人の観衆を集めた。それだけプレースタイルに魅力があったということだろう。これに匹敵するチームの来日は、1987年のオールブラックスくらいだろうか。

今号のヒーローは原進。のちにプロレスラー阿修羅原となった選手だ。名門伝説は近鉄。全国社会人大会優勝8回、準優勝9回、日本選手権優勝3回という歴史は輝かしい。復活を望むファンが多いのは当然だ。近鉄歴代ベスト15を見ていて、フィリップ・ラヤシの名を発見。ラヤシ、すごかったよなぁ、たしかに。

ページをめくると、日本代表が初めてNZUに勝った試合の写真があるのだが、サントリーの有賀剛選手のお父さん、有賀健さんの勇姿が。1975年の日本選手権決勝は近鉄対早稲田大学で、6万人を超える大観衆。この1週間前にサッカーのベッケンバウアーがドイツのバイエルンミュンヘンで来日して5万5千人だから、ラグビー大したものである。

追記◎猛暑のなか、ふらりと下鴨神社へ。世界遺産の糺の森(ただすのもり)で、「第一蹴の地」の石碑を眺める。この森で京都で最初にラグビーボールが蹴られた。ときどき、ここに来て初心に帰る。

Simo

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山中選手の件

山中亮平選手のドーピング違反の件、8月10日、国際ラグビーボード(IRB)から処分内容が公表された。育毛剤を口ひげ生育促進のために使用したことは認められたのだが、処分を軽減する理由にはならなかった。2008年のU20世界大会で本人がIRBの講習会を受けており、この薬物については知っていなければならなかった。処分内容は以下の通り。

山中選手のコメントもその後に記したい。なお、山中選手は神戸製鋼コベルコスティーラーズに退部届を出し、受理された。今後は、神戸製鋼の社員として社業に専念するという。2年間は、日本だけでなく、世界でも、ラグビーに関する活動には参加できない(練習、指導も不可)。日本代表のドクターも選手に使用薬品やサプリメントの提出をさせていたが、そこにも提出がなかったようだ。トップアスリートは禁止薬物については、細心の注意を払わなければいけないということだし、日本協会でもこれまでさまざまなドーピングの講習会を行っているが、より細部にわたって注意を喚起することが求められる。

1.国際ラグビーボード(IRB)による制裁の種類および内容等
対象:山中亮平選手
違反の種類:IRBドーピング防止規則違反
ドーピング検査による検体からの禁止物質
「メチルテストステロン及び/又はメタンドリオール(男性化ステロイド)」の検出
内容:2年間の資格停止処分 
期間:2011年4月28日※~2013年4月27日(同日を含む)
※当該プレーヤーが違反を疑われる通知を受け、暫定的資格停止処分を科せられた日付

2.財団法人 日本ラグビーフットボール協会の対応
規律委員会を開催し、IRBの決定内容を受け入れ、これを適用するものとした。

日本ラグビー協会矢部達三専務理事のコメント
「このたび、ドーピング防止規則違反によって日本代表選手が資格停止処分となったことは、まことに残念な結果です。本件に関しましては、IRBによって最終的な処分が決定しており、内容については、選手本人及び我々日本ラグビー協会におきましても厳粛に受け止めてまいりますとともに、今後、より一層の指導徹底を行なっていく所存です」

■山中亮平氏 コメント
「私の不注意から、ラグビーファンの皆様、関係者の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけしましたことを心からお詫び申し上げます 。2年間資格停止という厳しい処分を受けましたが、これを真摯に受け止めて、この期間を耐え 、元気にグラウンド戻ってきたいと考えています」

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藤田選手、王国で活躍

東福岡高校のFB藤田慶和選手は現在、ニュージーランドのセントビーズカレッジに留学中なのだが、大活躍している。8月6日には、クルセイダーズ地区(カンタベリー、ウエストコースト、タスマンなど)の高校大会の準決勝で、FBで出場した藤田選手は、なんと4トライの活躍。セントビーズは4年連続で同地区の決勝戦に進出した。準決勝での4トライは、同大会の新記録。決勝戦は、8月13日。対するは、ネルソン・カレッジ。将来、スーパーラグビーでのプレーにも可能性が広がる活躍ぶりだ。

そのニュージーランドで開催される「ラグビーワールドカップ201」開幕まで、約1カ月となった。JSPORTSは、全試合を生中継するのだが、9月10日の日本代表対フランス代表の戦を、秩父宮ラグビー場で、みんなで見ようという企画がある。パブリックビューイングが行われるのは、9月10日の午後3時から。当日は、午後1時から、関東大学対抗戦Aの青山学院大学対早稲田大学戦があるのだが、パブリックビューイングのみを観戦する場合は、対抗戦終了後に無料で入場できる。全席自由。

お答えします◎先日、コメント欄でご質問のあったAED(自動体外式除細動器)の備えについてですが、日本協会所属の各チームが持っていなければならないという決まりはないようですが、公式戦の行われる競技場には備えられており、社会人チーム、学生チームについては、それぞれの会社、学校で備えられているところがほとんどです。トップリーグのチームは、僕の聞いた範囲では練習場に設置しています。

エナメルバッグがなぜ四角いかについては、関係者に聞いても今のところ分からず、引き続き確認してみます。

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プチお答えします&菅平ほかイベント告知

ニュージーランド短期ツアーはさすがに疲れて月曜日は頭が働かず。冬の国から帰ってきたのでこの暑さもいつも以上に感じる。僕はオークランドに滞在したのだが、外でじっと観戦しているのは寒いけれど、普通に出歩く程度であれば、コートは不要だし、肉厚の人は、ポロシャツだけで歩いている姿もあった。W杯が開催される9月、10月であれば、フリースを持っていれば大丈夫な気がする。ただし、オークランドは暖かく、南島のダニーデンなどは寒いので、現地へ行く方は、観戦する場所によって気温など調べたほうがいかも。

いくつかご質問にお答えします。コメント欄で以前からご質問のあった、レフリーのキース・ブラウン氏と、トニー・ブラウンが親戚かどうかという件、ご本人に聞いたわけではないのですが、関係者からもそういう話は聞かないのでおそらく親戚ではないと思います。いずれ、トニー・ブラウン氏に直接聞いてみます。ブラウン選手、現在もニュージーランドの州代表で活躍中です。

ニュージーランドのランファリーシールドについてもご質問がありました。現在、ニュージーランドでは、州代表選手権「ITMカップ」が行われていますが、これとは別に、ランファリーシールドという盾の争奪戦があります。これは、1902年に当時のニュージーランド総督ランファリー卿が、成績優秀だったオークランドに贈呈された「盾」のことで、以降、盾を保持するチームが、他の州代表からの挑戦を受け、勝者がこの盾を保持するスタイルがずっと続いています。1976年に州代表選手権が始まる前までは、この盾争奪戦が最も権威ある試合でした。今も人気があり、7月23日、ITMカップのカンタベリー対サウスランドは、ランファリーシールドもかかっていて、サウスランドが盾を奪取しました。

他にもいくつかご質問ありますが、追々お答えします。

お知らせ◎8月20日、第4回菅平チャリティー・トークイベント(主催:大阪ラグビーネットワーク)を11時30分から1時間程度、サニアパークの駐車場にある管理センターで行います。僕(村上晃一)が進行役を務め、日本協会のコーチングコーディネーターの中竹竜二さんを招いて、日本ラグビーの一貫指導体制などについて、あるいは最近の若い世代の選手たちの様子についてうかがいます。入場は無料ですが、募金をつのり、菅平高原で医療活動にあたる診療所に全額寄付されます。20日の午後は、早稲田大学対関東学院大学、帝京大学対慶應義塾大学という注目カードもあり、その前に、ちょっと立ち寄って日本ラグビーの未来について考えてみてはいかがでしょう。

さて、8月下旬はさまざまなトークイベントが開催されますが、再度書いておきます。ご参加、ご検討ください。

8月26日=『ラグビートークライブ*プレミアム神戸』神戸製鋼コベルコスティーラーズのチームアドバイザー元木由記雄さんと、神戸で活躍するKiss FM KOBE代表の横山剛さん、ホスピタリティプランナー永末春美さんが参加。村上晃一が進行して、ラグビーやチームワークについて語ります。

8月27日=『ノーサイドプロジェクトW杯直前パーティー開催』(HUB 高田馬場店)
司会:村上晃一、有働文子、ゲスト:日本代表SH日和佐篤(サントリーサンゴリアス)ほか調整中

8月31日=『ラグビーワールドカップ2011 NZ大会開催記念イベント』(THE FooTNiK 大崎店)
スペシャルゲスト:大畑大介、ゲスト:小林深緑郎、藤島大、村上晃一、司会・進行: 田村一博(ラグビーマガジン編集長)、森本優子(ラグビーマガジン編集部)

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NZ対豪州結果

ただいま7日夜である。イーデンパークでのブレディスローカップを取材後、翌早朝にオークランドの空港を出発して帰国した。強行軍だったけれど、イーデンパークの柿落し、そしてオールブラックスのハイレベルの組織ディフェンスを目の当たりにするなど、貴重な経験だった。

Eden1

8月6日、新装なったイーデンパークには約5万4千人の観客が集っていた。スコアは、30-14と、大きくは開かなかったが、内容はオールブラックスの快勝だった。試合前から降り出した雨は激しくはならず影響も最小限に。キックオフ直後から両チームは仕掛け会ったが、オールブラックスの集中力はすさまじかった。SHゲニア、SOクーパー、FBビールを軸にボールをワイドに展開するワラビーズの攻撃を、SOカーター、CTBスミスを中心にしたディフェンスでボールキャリアーにプレッシャーをかけ、パスのコースも押さえて、ワラビーズにつけいる隙を与えなかった。

前半5分に、SOカーターのPGで先制すると、8分には、ワラビーズのキックをキャッチしてのカウンターアタックから連続攻撃を仕掛け、最後はCTBノヌーがトライ。ワラビーズもHOモーアらがFW周辺を縦に抜け出して何度もゲインしたが、スコアには至らず、逆にオールブラックスH0メアラムがトライを追加して、17-0とリードを広げた。

ワラビーズは、WTBオコナーが3本連続してPGをミスするなど、得点機を生かせず、オールブラックスのディフェンスの圧力に、SOクーパーのトリッキーなパスも不発に終わった。オールブラックスもスクラムでは反則もとられたし、ラインアウトも乱れるシーンがあったが、ディフェンスはほぼ完璧だった。ワラビーズのボール保持者にプレッシャーをかけ続け、パスのコースを抑える。何より、各選手のリアクションの素早さには恐れ入った。

Henry

記者会見でのグレアム・ヘンリー監督の表情は明るかった。監督就任以降、イーデンパークでは12戦負けなしである。「きょうの勝利と、W杯での対戦は別のものだと考えています。しかし、ディフェンスは最高でした。チームとしてステップアップできていると感じます」。キャプテンのリッチー・マコウは、「最後の20分は燃料切れでしたが、いい試合ができました。満足できる出来ではありますが、これで安心しないようにしたい」と冷静に語った。

Eden4

今年のトライネーションズは、各対戦が2戦ずつなので、両国の定期戦にかかるブレディスローカップは、カップを保持しているオールブラックスの防衛ということになった。お客さんもほとんど帰ったイーデンパークの外観。照明の色がさまざまに変化するようになっていた。

Eden5

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