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2011年8月28日 - 2011年9月3日

網走取材記3

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3日は、網走ラグビーフェスティバルだった。呼人スポーツトレーニングフィールドでは、トップリーグ7チームによる4試合が行われた。朝は快晴。夕方には少し雨も落ちたが、大雨にはならなかった。予定されていた神戸製鋼コベルコスティーラーズとホンダヒートの試合は、ホンダが負傷者などもあって2チーム作れなくなったため、代わってコカ・コーラウエストレッドスパークスが2チームを作り、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス、神戸製鋼コベルコスティーラーズと戦った。ただし、神戸製鋼との試合は20分ハーフという変則マッチだった。

僕はメイングラウンドで行われた、第1試合=サントリーサンゴリアス対ホンダヒート、第2試合=東芝ブレイブルーパス対トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦の場内放送を担当した。本当は矢野武さんと実況解説の予定だったのだが、矢野さんが台風の影響で急きょ来られなくなったため、僕が進行することに。第1試合は、サントリーの山岡俊選手が試合のみどころを語り、試合中は、ホンダの北川忠資選手が解説してくれた。

第1試合は、サントリーNO8ジョージ・スミスと、ホンダCTBタイロン・スミスの兄弟対決もあり、楽しみにしていたのだが、サントリーの強さが際立つ内容だった。サントリーは、CTB宮本啓希、村田大志、WTB大島佐利、宮本賢二の若いBKを、SH成田秀悦、SO曽我部佳憲がテンポのいいパスさばきで走らせた。強風が吹き荒れていたのだが、風上でもキックはほとんど使わず、ボールを保持して攻め続ける。ホンダの粘り強いディフェンスにターンオーバーされることもあったが、FL元申騎を筆頭にアグレッシブに前に出て、次々にトライを重ねた。最終スコアは、59-24。

解説の北川選手と何度も感心したのが、ジョージ・スミスの仕事の質の高さだ。ホンダに攻め込まれたシーンで素早く戻ってパスをカットし、味方にパスしてピンチを脱し、すぐに次のブレイクダウンで仕事。低いタックル、ボールへの絡み、ボールを持っての着実なゲイン。「ずっとスミスだけ見ていたいくらいですね」と北川選手が話すほど。一方、ホンダのスミスもお兄さんと同じように、タックルしてすぐにボールを奪い、何度もチャンスを作った。ホンダも敗れはしたが、マイボールキックオフのボールを確保しての連続攻撃からWTB木村允彦がトライを奪い、NO8川添学が俊足を飛ばして80m独走トライするなど、見せ場はいくつも作った。ここに元オールブラックスのロドニー・ソーイアロが加われば攻撃力は増す。トップリーグ再昇格で十分に戦える戦力だという印象を受けた。

第2試合は、トップリーグの開幕節で実現するカードとあって注目度も高かったのだが、8月22日からの合宿の疲れもあってか、東芝ブレイブルーパスの動きが重く、トヨタ自動車ヴェルブリッツの選手達に何度も大幅ゲインを許した。試合前には、東芝の東さん、トヨタの福田さんという両マネージャーに来ていただき、試合中は、日本ラグビー協会のレフリーコーチ畠本さんにやさしいルール解説をしてもらった。

トヨタは、SH麻田一平、SO文字隆也の軽やかなパスワークで、CTBガレスピー、WTB水野弘貴、WTB有田啓介らを走らせ、FWでは、FL荒木達也、ヘイデン・ホップグッドなどがよく前に出ていた。ハンドリングエラーなどミスは多かったものの、手応えのつかめる試合だったろう。

元気のなかった東芝だが、PR三上正貴、LO中田英里、バーナード・アップトンの新戦力が先発し、SOは廣瀬俊朗。和田賢一監督には、ヒルをCTBで出場させる考えもあるようだ。残念ながら廣瀬は開始30分ほどで膝を痛めて退場してしまった。大事には至らなかったようだが、「ちょっと怪我が多いと言われているんですよね」と、本人も残念そうに語っていた。代わって入った吉田良平、高山国哲もいい動きをしており、SOのポジション争いが激化している。最終スコアは、53-24。東芝の和田監督は厳しい表情で、「他人任せのプレーになっている。この試合に臨む気持ちという、理屈ではないところで負けているのが悔しい」と語った。

40分3本目で、期待のルーキー豊島翔平が登場したのだが、活躍するところまではいかなかった。「これがトップリーグだと実感しました。抜けないし、スペースが見つからなかった」とトップ社会人チームの洗礼を受けたかっこうだ。

Matasushita

試合後は、網走市の水谷市長から、勝利チームに、鮭20匹、ジャガイモ100キロ。敗れたチームには敢闘賞として、鮭10匹、ジャガイモ50キロが贈られた。目録の代わりの鮭とジャガイモの模型。この日は欠場したが、トヨタの松下選手に持ってもらった。運営側の優しい心を感じる。

写真は、左から廣瀬俊朗(東芝)、オト・ナタニエラ(東芝)、麻田一平(トヨタ自動車)。オト選手は相変わらずボールを持って激しく前に出ていたし、麻田選手は円熟味のあるパスワークを披露してくれた。

Tri

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス対コカ・コーラウエストレッドスパークス戦は、35-17でNTTコムが勝利。僕は見られなかったのだが、LOアイザック・ロス、FBソセネ・アネシら新戦力も活躍し、8月31日の近鉄ライナーズ戦に続いての快勝で、仕上がりは順調のようだ。コカ・コーラウエストと神戸製鋼は、21-12でコカ・コーラウエストが勝ったようだ。

今季は、ワールドカップもあって、トップリーグ開幕時期が遅れる。今から2カ月近くあり、各チームはまだ調整段階。この夏合宿で出た課題をこれからじっくりと修正していくことになるわけだ。それにしても、各チームの日本人ルーキーと新外国人選手のレベルの高さを再確認する取材だった。開幕が楽しみだ。

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網走取材記2

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2日の網走は雨。気温もぐっと下がって、午前11時時点で国道脇の温度計は23度だった。まずは、クイズ。この背中(2人)は誰でしょう? 答えは後半に。

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朝9時からの東芝ブレイブルーパスの練習に行くと、どしゃぶりの雨を気にせず普通に練習していた。豊島翔平、増田慶介ら黄金ルーキーを確認。増田選手、がっちりしてるなぁ。

練習後、今季からチームを率いる和田賢一監督、豊田真人キャプテンに話を聞いた。「昨年はタイトルがとれなかった。今年は原点に立ち返る。東芝はスタンディング・ラグビー。一対一のコンタクトのところから激しく練習しています」と和田監督。ルーキーたちの能力の高さが、2年目、3年目の選手に刺激を与えているという。

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豊田選手とは久しぶりにゆっくり話せた。キャプテンに指名された気持ちを聞いてみたら、「待ちに待った指名でした」との答え。「和田さんから何も言われなかったら、自分で立候補しようと思っていました。先頭で体を張ればみんながついてくる。東芝はそういうチームだと思います」。潔く、さわやかなコメントだった。

東芝の練習がはじまってしばらくすると、神戸製鋼コベルコスティーラーズ、コカ・コーラウエストレッドスパークスも次々にやってきて練習を始めた。練習後、神戸製鋼の苑田右二ヘッドコーチ、そして、平島キャプテンが日本代表で不在のため、大橋由和バイスキャプテンに話を聞いた。

「ムービングラグビーを進化させたい」と苑田ヘッド。「今年のトップリーグは厳しい戦いになる。個々がしっかり状況を判断でき、タフな選手の多いチームが勝ち残る」。大橋選手も日本一奪還に向けていろいろ話してくれたのだが、収録後、「もう一回撮ってくれませんか。あんまりいいこと言えへんかった」。それを聞いた苑田ヘッドが「お前は、口じゃなくてプレーで見せろ」と笑顔で突っ込んでいた。

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愛好日記読者向けの大橋選手コメント。「ラグビーを愛するみなさん、みんなでワールドカップを盛り上げましょう!」。最初の写真が気に入らず、こんなポーズを決めてくれた。でも、僕は最初のほうがいいと思う。これ紹介して怒るような大橋選手ではありません。

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「愛好日記読んでね!」

午後は、ふりしきる雨のなか、トップリーグ最昇格を果たしたホンダヒートの練習グラウンドへ。芝生が水に浮いているような状態。ロドニー・ソーイアロ、タイロン・スミスなど今季の新戦力選手が目に飛び込んできた。オーラが出てる。そして冒頭の写真の2人。あれ? 答えは、元オールブラックスのルーベン・ソーンと、アーロン・メイジャー。

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ソーンさんがホンダに所属していたこともあって、3週間のスポットコーチでやってきたようだ。メイジャーさんには、「ニュージーランド行くなら存分に楽しんでね」と言われ、ソーンさんは、JSPORTSの告知Vの物まねをしてくれた。見てるんだ。

その後、上野三四郎監督と田中貴士キャプテンに話を聞く。「2年前にトップリーグに昇格したときは、一部の選手に突破の部分を頼っていましたが、昨年から全員で守り、全員で攻めるスタイルですし、メンタル面も成長していると思います」(上野監督)。田中キャプテンは、「6位以内に入り、日本選手権に出場することが目標」と話した。かなり厳しく鍛えられているようで、レベルアップを実感しているようだ。写真は、田中キャプテン(向かって左)と、北川忠資選手。明日の網走ラグビーフェスティバルでは、北川選手が場内アナウンスを手伝ってくれる。

Honda3

お知らせ◎週刊メールマガジン「ラグビー!ラグビー!」ワールドカップ直前キャンペーンについて、編集長・永田洋光さんからのお知らせです。【9月のワールドカップ期間中は月8本の特別体制で現地からの生情報をお届けします。それに合わせて、ワールドカップ開幕の9月9日16時半までに登録すると今年の日本代表戦のマッチレポートを無料でお届けします。さらに登録頂いた方の中から大友信彦氏の「オールブラックスが強い理由」(東邦出版)を2名様に、白夜ムック「ラグビー黄金時代大事典」(白夜書房)を5名様にプレゼント致します。ぜひこの機会にご登録ください】

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網走取材記

Ueno

9月1日、まずはトヨタ自動車ヴェルブリッツの練習へ。人数が少ないように見えたのだが、アイイ選手や中山選手は怪我のために豊田で調整中のようだった。日本代表もいない。練習後、朽木監督と上野キャプテンに話を聞いた。「アイイが止められたら終わりのチームではなく、オプションを増やしたい」と朽木監督。上野キャプテンは「目標は日本一」と力強かった。雑談中に好きな選手のことになり、HOとしては、オールブラックスのメアラムのような選手になりたいという。「僕は体が小さいから、大きな選手は参考にならないんです」

Toyo

午前中の取材が終わった後は、東芝ブレイブルーパスのルーキー豊島翔平選手にインタビュー。東芝に入社を決めた理由について聞いてみると。「立川さん、松田さんという尊敬するフルバックがいるチームだし、学びたいと思いました」。2009年U20世界大会(JWC)に参加して意識が変わったという。だからこそ、厳しい練習で知られる東芝にやってきた。3日のトヨタ戦も出るみたいなので楽しみ。このインタビューは、10月発行予定の日本協会メンバーズクラブ会報誌の掲載されるもの。

Hirabara

午後は、コカ・コーラウエストレッドスパークスの練習へ。向井昭吾監督が生き生きと選手を鍛えているのが印象的だった。元気だ。背中は平原キャプテン。背中の文字は、コカ・コーラウエストの企業メッセージ。「みんなの あしたに ハッピーを」。これはラグビーにも通じていて、勝つことでみんながハッピーになれるというわけだ。チームのスローガンは今年も攻め続ける「オール・アタック」である。

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夕方、サントリーサンゴリアスが網走入り。さっそくトレーニングを開始した。なんか、筋肉の躍動感が今季もアグレッシブに戦いそうな雰囲気をかもしだしている。エディ・ジョーンズさんにもインタビューしたのだが、「見ていて美しいと思えるようなラグビーで、しかもタフに勝ちたい」と目標を語った。もちろん、二冠がターゲットである。

Takemoto

そのあと、竹本キャプテン、佐々木選手にも話を聞いたのだが、二人とも腕がぱんぱんに膨らんでいた。佐々木選手は、ジョージ・スミス選手にジャッカルの方法をアドバイスしてもらったらしく、「ちょっと僕の考えていたのと違いました。そのままやってみたらボール奪えました」とはやくも実戦で試しているようだ。そして、竹本キャプテンのこの腕。春に38㎝の腕周りだったのが、42㎝になったらしい。オーストラリア代表FLで腕の太いポーコックにちなんで、ポーコックメニューというのをやっているみたい。チーム全体にスピードもパワーもアップし、「信じられない(くらい動き続ける)ラグビーをやれると信じています」と、自信のコメントを聞かせてくれた。

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大崎トークライブ&網走

9月1日の朝、羽田空港から女満別空港へ。網走でトップリーグ各チームの合宿を取材するためだ。JSPORTSの仕事である。女満別空港の気温は、なんと、34度超! そのまま各チームが練習するグラウンドへ。ご覧の快晴。

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昨夜は、山手線「大崎駅」の駅から直結しているTHE FooTNiK 大崎店というパブで、ラグビーマガジン主催のトークイベントに行ってきた。田村一博編集長、森本優子さんを進行役に、ゲストが小林深緑郎さん、藤島大さん、僕、そしてスペシャルゲストとして大畑大介さんが参加。店内は、100名を超える満員のお客さんで熱気にあふれていた。このお店、ガラス張りなので、外から店内が見える。道行く人が、何をやってんだろうと、のぞいているのも面白かった。写真は、ラグマガ別冊のワールドカップ展望号。情報満載の労作だ。

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4年前も、同様にラグマガ取材のワールドカップ展望トークライブがあった。久しぶりに旧知の面々と一緒にイベントに臨めたし、最近は関西でのトークイベントが多かったから、久しぶりにお会いしたお客さんもいて、なんか落ち着くというか、ホームグラウンドに帰ってきた感じがあった。それにしても、大畑大介さんは華がある。最近、テレビなどに数多く出演しているからかもしれないが、以前にも増してキレのあるトークで場を盛り上げてくれた。

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大会予想は実に楽しかった。決勝トーナメントの組み合わせ予想では、僕が最も順当にニュージーランド対オーストラリアにしたのに対し、みんなひねっていた。小林さんは、南アフリカ対オーストラリア。「毎度ニュージーランドに裏切られているので、今回は最初から違うように予想します。W杯で今のニュージーランドに勝てるのは南アフリカだけです」。森本さんは、ニュージーランド対イングランド。「ウィルキンソンが何かやってくれそう」などなど。

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日本の勝敗予想は、期待感ただよう甘めと辛いものが人それぞれに。それぞれ理由が面白いのだけれど、今回のカナダ戦は前大会同様、レフリーはジョナサン・カプラン氏。「前回はインジュリータイムを長くとって、日本びいきだったと言われていますからね」という藤島さんの気になるコメントも。大畑大介さんは、3勝2敗。つまり、準々決勝まで行く計算。「選手はみんなその気でいますから」と選手目線。打ち合わせしたわけでもなんでもないのだが、それぞれが違った意見で面白かった。結局、みんなサービス精神旺盛ってことかも。みなさんの質問に答えるコーナーあり、プレゼントコーナーありで、あっという間の2時間だった。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

追記◎ライブが始まる前に大畑さんと、初戦の緊張感について少し話した。W杯の初戦というのは誰だって緊張するのだが、1999年大会初戦のサモア戦は、キャンプ地とも違うし、初めてのグラウンドだったため、緊張感がより増したらしい。逆に2003年大会では、キャンプ地のタウンズヴィルでの試合で、地元サポーターの支援を受けて、スコットランド代表と好勝負ができた。今回の初戦の会場は、ノースハーバーだ。ここは、昨年、日本代表が試合しているし、JKの生まれ故郷にも近く、フランスに挑戦する日本への応援はホームと同じ感じになるだろう。「だから、チャンスなんです」。力強い言葉だった。

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ジュビロが「らぐナビ」スタート

イベントの連続で、エネルギー発散して突っ走ったら、体の中がからっぽになって、ブログの更新ができなかった。たまにこういうこともある。ニュージーランドへ行く前に網走に行くので、長期出張の準備を始めた。そうだ、散髪行こう! というわけで、2カ月もつように、田中選手までは思いきれなかったが、かなり短くした。

きょうは、ラグビーマガジンのワールドカップ直前トークイベントである。満員御礼状態のようで、楽しみ、楽しみ。ファンのみなさんも、盛り上がってきたんだろうなぁ。あとは、開幕戦で日本代表ががんばってくれれば、火がつくのだけど。

「ラグビーはルールが難しいから・・・」とお悩みの方に朗報。ヤマハ発動機ジュビロの公式ウェブサイトで、分かりやすくラグビーのルールを解説する動画コンテンツ、『らぐナビ』がスタートした。ホームページには、「過去の試合映像や練習風景、選手による解説を交えて、試合観戦に必要な基礎知識を楽しく学べる内容に仕上がっています」とある。

全12回に分けて1週間に一度くらいの更新のようだ。スマートフォン(iPhone/Android携帯)にも対応しているという。第1回は、選手の紹介も兼ねてのポジション編。ラグビーのルールに自信がないという人は、ワールドカップの前にのぞいてみてはどうだろう。

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日本代表壮行会

月曜日は東京にいた。新宿にて行われたラグビーワールドカップ2011 ニュージーランド大会出発前記者会見と、壮行会を取材するためだった。

まずは新宿のホテルで記者会見。長髪だった菊谷崇キャプテン、谷口到選手が散髪していた。短いほうが似合っていると思った。田中史朗選手は日本テレビに出演して丸刈りにしたのを見た人もいたと思う。「何かインパクトのあることをしたくて」と言っていた。

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会見では、冒頭で日本協会の森会長が、アメリカ戦の各新聞の記事を読みながら、それぞれの評価を紹介した。「問題はあるが、チームとしてまとまってきているという評価でしょう」と前向きの発言。矢部専務理事も、「厳しい論調もありますが、日本ラグビーがんばれ!というメッセージと感じています。お礼申し上げます」とメディアに感謝した。

ジョン・カーワンヘッドコーチは、「いかに私や選手が興奮しているかを伝えたい。人生最高のとき、それがワールドカップなのです」と話し始め、最後は「我々のプレーで日本国民に希望を与える。それをしなければいけない」と締めた。菊谷キャプテンもポジティブに話した。「帰ってきたときには、この倍以上の報道陣のみなさんを集められるように、がんばってきますので、ご準備をお願いします」。

写真は、田中選手の頭を磨く菊谷キャプテン。報道陣にこんなサービスも。

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会見終了後は都庁の展望室で約500名を集めての壮行会。これ、壮観だった。石原慎太郎都知事も登場してコメント。「楽しみたいなら自費で行け。ワールドカップに行くなら全部勝ってこい! みんなで、がんばろうぜ!」と元気のいい激励。指揮者の小澤征爾さんや、女優の吉永小百合さんからメッセージが届き、舘ひろしさんは、現場にやってきて激励。「石原さんは全勝して優勝しないと、2019年に東京の会場を貸さないと言ったけどけど、それは無理。でも、プールマッチで3勝はできる!」とラグビー愛好家らしくフォローした。

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元日本代表選手もたくさん招待されていた。大畑大介さん、元木由記雄さん、シナリ・ラトゥさん、田沼広之さん、平尾誠二さん、林敏之さん、などなど。スリムクラブ、ジャルジャル、ブラックマヨネーズの応援メッセージのあとは、日本テレビとJSPORTSのワールドカップ番組イメージソング「覚醒アイデンティティ」を歌うflumpoolがライブで歌を披露。壮行会を盛り上げた。

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追記◎知人にフランスの雑誌を見せてもらって、ページをぱらぱらとめくっていたら、ん? これ、デュソトワールやん。うん? ルージュリーもいるやん、というわけで、フランス代表選手が下着メーカーの広告に出ているものだった。

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上海セブンズ結果

8月27日、28日に開催されていた上海セブンズに参加していた男子7人制日本選抜大会の2日目の結果が届いた。大会結果は、優勝=韓国代表、2位=香港代表、3位=日本選抜ということになった。村田監督のコメントと、現場にいた知人の大会レポートをご紹介したい。

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準々決勝
17-10 マレーシア代表(前半10-5)
準決勝
0-26 香港代表(前半0-14)
3・4位決定戦
26-7 カザフスタン代表(前半14-7)

◎村田亙監督
「今年こそはと、これまで逃していたこの大会での優勝を目指し臨んだが、準決勝で香港に敗れてしまいました。1日目で怪我人が出てしまい、思ったような戦いをすることはできませんでしたが、3位を死守したことは来年につながっていきます。また今回、久内選手がチームが選ぶMVPとなり、若い選手の活躍は今後につながると思います。ほかの選手にもいい刺激を与えてくれました。 今年も訪問した日本人学校の皆さんや、上海のたくさんの方に応援していただいたことは大変ありがたかったです。関係者の皆さんにはこの場を借りて感謝を申し上げます」

昨日に続いて、知人の大会レポートを。

日本選抜の準々決勝の相手はマレーシア。昨年も敗れた要注意の相手です。この試合もスピードある相手ウイングにいきなり先制トライを決められましたが、前半間際に豊島選手のトライで追いついた日本選抜は後半再び豊島選手がトライを決めリードします。自陣ゴール前から強引に押し込まれ同点に追いつかれましたが、テアウパ選手が力強いランでチャンスメイクし、藤原選手がトライを決め勝利しました。

準決勝の相手は香港です。ここまでの試合で非常に調子のよい相手に終始圧倒されてしまいました。トゥキリ選手を投入しましたが、ブレイクダウンで大きく劣勢となり、山内キャプテンが激しいタックルを見せるなどの個々の奮闘もかなわず0-28で完敗となりました。そして迎えた3位決定戦ですが、力に勝るカザフスタンを相手にトゥキリ選手のトライで先制します。途中山内キャプテンがシンビンとなる間に同点に追いつかれます。しかし、この大会での日本のトライ王・豊島選手が逆転のトライを決め前半でリード、後半も2トライで突き放し、守っても久内選手が巨漢のカザフ選手を粘りのタックルで倒すなどディフェンスでも見せ場を作った日本選抜が勝利し3位となりました。

坂井選手、佳久選手が初戦でケガをしてしまいメンバーの少ない中での苦しい戦いでしたが小澤選手、久内選手ら新戦力が活躍し、収穫もある大会だったと感じております。日本に勝った香港と韓国で行われた決勝は、韓国が終盤に粘りをみせて引き分けに追いついた後、延長戦でもシンビンで一人少ない劣勢を跳ね返してサヨナラトライで大会3連覇を果たしました。

ミナミさん、ありがとうございます!

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湯原選手壮行会&上海セブンズ

日曜日は、千葉県の印西市に行ってきた。北総線「印西牧の原駅」で下車して、駅に直結している「BIG HOPガーデンモール印西」の公園劇場ステージへ。午後1時より、印西出身で初めて日本代表に選出され、ワールドカップ(W杯)に出場する湯原祐希選手の壮行会が行われた。

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ご覧の立派なステージで、壮行会セレモニー、トークイベント、湯原選手のスローイングをキャッチするラインアウト体験会、プレゼント抽選会など盛りだくさんの内容だった。藤岡範子さんの明るく元気なMCに感心した。写真は、奥さんとお子さんからの花束贈呈。

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流通経済大学柏高校時代の恩師である松井監督らから激励の言葉を贈られると、「久しぶりに印西に帰ってきて、こうした壮行会を開いていただき、自分は幸せ者だと思います。たくさんの恩師の方に来ていただいていますが、ワールドカップに行けるのはみなさんのおかげです。試合に出て活躍することが恩返しだと思っています」と抱負を述べた。

僕はトークイベントからラインアウト体験会のあたりを進行したのだが、小学1年生で湯原選手がラグビースクールに通い始めたエピソードがなんど聞いても笑える。テレビで見たアメリカンフットボールがかっこよくて、お父さんに、「これがやりたい」とせがんだら、ラグビースクールに連れて行かれた。そのまま3年生までラグビーだと気づいていなかったのだ。「いつまでたってもヘルメットをかぶらせてくれないと思っていたんです」。

会場には、流通経済大学柏高校の選手も来ていて、ラインアウトの体験会などの手伝いをしてくれたのだが、みんな湯原選手より大きかった。湯原選手は173㎝しかない。その体で世界のトップ選手と渡り合うことについて問いかけると、「大きな選手は小さな選手とは組みにくいんです」と低さの利点を紹介。堀江、青木とのHOのポジション争いについては、「僕はスクラムワークには自信がある」と違いを語っていた。

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プレゼントのジャンケン大会は、印西ラグビースクールが強さを発揮。次々プレゼントをゲットした。ラインアウトの体験会でもみんな積極的に前に出てきて、すごく元気ある子供たちだった。このスクール出身で流経大柏に入学する選手は多いという。イベント終了後は、サインを待つ列がなかなか途切れなかった。これだけ応援されたら、がんばるしかないね。最後は、印西市議の中沢さんが、一次リーグ突破のために3勝が必要ということで、「イチ、ニ-、サンショウ、ダー!!」と締めてくださった。

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「HSBCアジアラグビーセブンズシリーズ2011上海セブンズ(2011/8/27~28)男子7人制日本選抜大会1日目の結果が届いた。

■結果
プール戦第1戦
26-0 男子7人制中華台北代表(前半19-0)
プール戦第2戦
26-5 男子7人制タイ代表(前半7-5)

知人に上海セブンズのレポートを贈っていただいた。

「アジアセブンズシリーズとして3回目を迎えた今回はHSBもスポンサーとなり、会場も昨年の現地クラブチームのグラウンドから、中心部に近いスタジアムへと替わり大会としてグレードアップしています。開会式も縮小するほど午前中までの大雨が、日本選抜の試合前には上がり、幸先よく初戦を迎えました。
 初戦の中華台北戦は豊島選手のトライで先制。その後もテアウパ選手、父親の母国との対戦となった佳久選手のトライと、負傷退場の坂井選手に替わった小澤選手が3本のコンバージョンを決めるなどで台湾に快勝しました。
2戦目のタイ戦はノックオンからの逆襲でタイに先制されましたが、豊島選手が速攻から攻め込んでトライを奪い、逆転して前半を折り返すと最年少メンバーの久内選手や渡邊選手のトライで後半突き放した日本選抜が勝利を収めて予選トップで通過となりました。
 日本選抜の明日の準々決勝相手はマレーシアになります。フィジーより帰化したメンバーも多く、昨年予選で敗れた相手でもあるので気が抜けませんが、アジアチャンピオンとして必ずや優勝を果たし、ワールドカップに望む日本代表に景気づけをしてくれると信じております。
 他チームでは2年連続上海セブンズチャンピオンの韓国がフィリピンに敗れる波乱がありました。香港、中国は順当に予選をトップで通過しています。

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ノーサイドPJ2011夏W杯直前パーティー

土曜日の夜は、高田馬場HUBで、ノーサイドプロジェクト2011夏 ワールドカップ直前パーティーだった。ゲストは、サントリーサンゴリアスから、青木佑輔選手、日和佐篤選手、東芝ブレイブルーパスから大野均選手、湯原祐希選手、マイケル・リーチ選手という予定されていた5名に加えて、パナソニックワイルドナイツの田中史朗選手。当日夜に、日本テレビのニュース番組に出演するとのことで、その前に来てくれた。定員100名いっぱいのお客さんを前に、トークあり、ゲームあり、クイズ大会ありで、らぐびーどっぷりの楽しい時間を過ごした。

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今回は、お客さんと選手が直にふれあえる時間を多くとったのだが、日本ラグビーフットボール協会、ニュージーランンド政府観光局や資生堂からの協賛品もあって、プレゼントもいっぱい。クイズタイムでは、ジョン・カーワンヘッドコーチのテストマッチのトライ数は?という問いに、小学5年生の少年が正解したり、先日のギネスに挑戦したスクラムの人数を記憶して答えてくれる人がいたりで、答えの度に大きな拍手が起きた。

盛り上がったのは、サントリー・パナソニックチームと、東芝チームに分かれての「ぴったり合わせましょう!」。それぞれが出されたお題について、スケッチブックで解答し、日本代表がひとつになっているところを証明する企画。まずは、日本代表で一番持てるのは?というお題に、両チームが「平」と書いた。そして、チーム一のきれい好きは?「小野澤」と息もぴたり。酒豪は?には、大野選手が「俺」と書いて、これも合った。JKを漢字一文字で表すとしたらは、東芝が「激」。サントリー・パナソニックは、「嵐」。そして、最後に、ワールドカップでは何勝する?に、両チームが「全勝」と書いて、会場の盛り上がりはピークに。お客さんからの、さまざまな質問に選手が答えるコーナーもあり、田中選手が「まずはフランスに勝ちたい」と語って盛り上がった。

心から日本代表を応援する空気にひたれて幸せな時間だった。イベントの様子を撮影した写真は、近くノーサイドプロジェクトのホームページでも紹介される予定。感心したのは、いったんお客さんの拍手で送り出された選手が、出口で待ってお客さんを送り出してくれたこと。試合後の交歓風景みたいだった。

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こんなヘビーなファンも。「侍 大野均」と記された応援旗。そして、ニュージーランドで応援するファンの方が持参した日の丸には、ゲストやお客さんがサインをして、はやくもワールドカップモード全開。この日の丸は31日のラグビーマガジンのトークイベントにも持って行かれるようだ。

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終了後は、運営スタッフ全員で「ノーサイドクラブ」に行って反省会。このお店は、以前は早稲田通り沿いにあったのが、今は神田川沿いに場所を移して営業されている。ラグビーを愛する竹内マスターが迎えてくれた。ありがとうございました。ノーサイドプロジェクトについては、今後も継続して、ノーサイドという言葉とラグビーを広める活動を続けていきたい。国内シーズン中にまたイベントができたらいいなと思う。

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