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2011年9月4日 - 2011年9月10日

開幕戦結果

7回目のラグビーワールドカップが始まった。オークランドのイーデンパークは黒一色にみえるのだが、よく見ると、トンガの赤、アルゼンチンの水色、フランスの青、南アフリカの緑などなど、オープニングセレモニーとあって各国のジャージを着た人たちが集っていた。

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華やかなオープニングセレモニーのあとは、いよいよニュージーランド代表オールブラックスとトンガ代表が登場。国歌のとき大画面に映し出されたトンガのフィナウ・マカ主将の涙が世界一を巡る闘いが命がけのものであることを実感させた。互いのウォークライも気合いが入っていた。写真は、放送席から見たスタジアムとオールブラックスのハカ。

試合はキックオフ直後からオールブラックスがフィールドを自在に駆け抜けた。4分、SOカーターのPGで先制すると、10分、WTBカフイの突破でチャンスを作り、最後はFBダグがトライ。19分には、ソニー・ビル・ウィリアムズのトリッキーなパスからWTBトエアヴァが抜け出し、カフイがトライ。28分にもダグがトライを追加して、22-0とした。後半はトンガのディフェンスが前に出てきたこともあってスコアが伸びず、スクラムでも押し込まれ、ラックサイドをつかれてトライを奪われたが、最後はCTBマア・ノヌーの好サポートからのトライでダメを押した。最終スコアは、41-10。

トンガは健闘したとは思うが、ディフェンスでもっと前に出ていれば、さらに点差を詰められた気がする。組織的には整っていたが、トンガ特有の思い切ったタックルが少なかった。オールブラックスのグラハム・ヘンリー監督、リッチー・マコウ主将は、試合後の記者会見でも、ご覧の通り厳しい表情。「いくつかのトライチャンスに取り切れなかった。トンガのディフェンスも良かったと思う」とマコウ主将。後半、スクラムがうまくいかなかったことについて、「どう修正するのですか?」と報道陣に問われ、ヘンリー監督が「そんなこと、ここで言えるわけがない」と言い返す場面も。

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両チームとも、これから日本代表が戦う相手なのだが、簡単な相手ではないことは明らか。トンガは「日本とカナダには絶対に勝つ」と話し、ニュージーランドは内容が悪いなかでトンガに41-10である。しかし、その前に10日のフランス戦である。いい結果と、チームが成長できるような試合内容を見せてほしい。ノースハーバースタジアムでの日本代表対フランス代表は、NZ時間で午後6時キックオフ(日本時間午後3時)である。

日本代表メンバー変更◎LOジャスティン・アイブスが、左膝靭帯損傷のためメンバーから外れ、LO北川勇次選手(パナソニック ワイルドナイツ)が招集されることになった。昨日、カーワンヘッコーチは、アイブス選手の膝の状態が悪いことについて報道陣に問われると、「眞壁と北川に打診する」と話していた。北川勇次選手は次ぎようにコメント。「4年に1度のワールドカップで、自分が今できるプレーを100%出せるように頑張ります。また、チームメイトであるジャスティンの怪我による召集なので、ジャスティンの分まで頑張ってきたいと思います」

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W杯開幕日

9日の朝、地元の新聞はワールドカップ一色、というかオールブラックスの記事でいっぱい。リッチー・マコウがほとんどの表紙になっている。NZヘラルド紙の試合予想企画では、マコウならぬ「リッチー・マカウくん」がオールブラックスの勝利と予想。ブレディスローカップでは外している。今回は大丈夫かな?

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前日、開幕戦のオールブラックスとトンガの記者会見が行われた。トンガ代表には、ラインアウトのコーチで、クボタスピアーズにいたトウタイ・ケフが帯同している。SHタニエラ・モアは、NZのチーフスでプレーしている。「オールブラックスのやることは分かっている。どこまで我慢して止められるかだ」と話した。トンガ代表がオークランド入りするときには、空港に4,000人のファンが集ったという。トンガ・コミュニティはNZに多く、日本戦でもトンガのホームのような雰囲気になりそうだ。

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ノースハーバースタジアムで行われた日本代表のキャプテンズランを取材。縦のスタンドもできて、高いゴールポストもやや低くなり、W杯仕様に様子が変わっていた。

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選手達はリラックスした表情を浮かべていた。ちょうどサントリートリオがいたので撮影。青木、日和佐、平の三選手。平選手は、「去年、ノースハーバーと試合したときより、芝生が短い気がします。走りやすいですね」と話していた。

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報道陣に囲まれたJKは、「エキサイティングな気分だ。フランスのBKは危険で、何をしてくるかわからない」と警戒しつつ、「勇敢な姿勢を見せたい」と気合いを込めた。

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平、畠山両選手も会見に臨んだ。畠山選手は、「フランスのスクラムは強いが、イタリア戦でヨーロッパのスクラムを経験できたことは大きかった。8人でまとまって勝負したい。コミュニケーションが大切」とコメントしていた。

さあ、今夜は開幕戦。いよいよ始まります。

追記◎このノースハーバースタジアムで、JAPANの応援にみんなで「上を向いて歩こう」を歌おうという企画がある。「JAPANがNZ入りしてからこの歌をチームソングとして歌っているということなので、私達ファンもJAPANの応援ソングとして歌うのはどうかなと考えています」と連絡をいただいた。現場へ行く方、参加してみては?

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仏戦日本代表メンバー

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8日の朝、日本代表のフランス戦メンバー発表記者会見があった。出席したのは、ジョン・カーワンヘッドコーチ(JK)、菊谷崇キャプテン、小野澤宏時、田中史朗、堀江翔太の各選手。

「アイブスと今村を怪我で選出できなかったが、現状のベストメンバーを組んだ。フランスがベストメンバーで臨んでくれることは光栄なことです。万全な準備だけでは何の意味も持ちません。自分たちが持てる力を更に10%レベルをあげて、相手のペースに巻き込まれるのではなく、80分間を通してジャパンスタイルを示したいと思います」(JK)。

菊谷キャプテンはこう話した。「意外に、いつもの同じ心境でリラックスできています。W杯で結果を出すことが日本開催の2019年大会につながると思います。2003年W杯のフランス戦で、日本はブレイブブロッサムズと言われましたが、それ以上の熱い試合を見せたいです」

ほぼ8月13日のイタリア戦と近いのだが、アイブスがトンプソンに、宇薄が小野澤に代わったことになる。小野澤はこう喜びを語った。「我々はセレクトされる側。いつでも選ばれるようにいいパフォーマンスを心がけるしかない。今回のメンバー発表では名前が呼ばれるように祈っていました。僕の前後5名くらいは誰が呼ばれたか覚えていません。呼ばれたときはこんな感じでした」とガッツポーズをしてみせた。

会見後の囲み取材でも小野澤は、「選手は選ばれるように努力し、選ばれなければ次の試合に向けて努力する。それだけができることです。今回は嬉しかった」と笑顔。実は昨日の練習ではすでに選手には伝えられており、表情が明るくなっていた。勘のいい記者にはバレていた。それを突っ込まれると、「喜びを隠すスキルがほしい」とおどけてみせた。

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◎フランス戦の日本代表先発メンバー
1平島、2堀江、3畠山、4トンプソン、5北川、6菊谷、7リーチ、8ホラニ、9田中、10アレジ、11小野澤、12ニコラス、13平、14遠藤、15ウェブ/16青木、17藤田、18大野、19谷口、20日和佐、21ウィリアムス、22トゥプアイレイ

あれ?と思ったら、元日本代表のジャック・タラントさんが、テレビ局のカメラマンとして取材に来ていた。JKと談笑。

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こちらは、イーデンパークの仮設スタンド。大会終了後は取り外される。でも、これちょっと怖いかも。

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イーデンパークのメディアセンター。ラグビー発祥エピソードの主人公ウィリアム・ウェッブ・エリスの彫像があった。

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オークランド1日目

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7日の朝、オークランドに着いた。成田からの便はワールドカップを見に行くツアー、個人のお客さんでいっぱいだった。それだけで、大会が始まるのだとわくわくした。税関を通過すると、オールブラックスのマコウ、メアラム、SBWらの出迎えが(写真)。

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街中はワールドカップのディスプレイが目立つ。日本代表の練習は、ノースハーバーのシルバーデールクラブにて。なにやら話し込む遠藤と小野澤のWTB陣。フランス戦の打ち合わせかな?

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菊谷キャプテンは、「気負いはまったくない。ヨーロッパのチームとはなかなか対戦機会がない中で、フランスがベストメンバーを組んでくれるのは光栄」と話した。日本代表は8日朝にメンバー発表記者会見を行う。

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日本テレビ、JSPORTSの解説でやってきた大畑大介さんが、神戸製鋼の今村雄太、谷口到らを励ます。

フランスは、デュソトワール主将ほか、アリノルドキ、ヤシュビリ、ルージュリー、メダールなどベストメンバー。日本としてもやりがいのある相手である。

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練習取材後、オークランドのメディアセンターで取材パスを受け取る。街中を車で走ると、カーター祭りだった。下着のポスターがデカデカと。そして、脇にスプレーする姿も。

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夕方からは、ニュージーランド政府観光局のボール型アトラクションに招かれた。東京タワーにもお目見えしたやつだ。

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昼にランチを食べたときや、買い物をしたときも感じたのだが、ニュージーランドの人々はほんとうにやさしい。ラグビーを愛する人たちを無条件に歓迎してくれるのだ。歓迎のスピーチは、第1回W杯優勝メンバーでもある元オールブラックスのアラン・ウェットンさん。神戸製鋼に所属していたこともあって、「コンニチワ、ダイジョウブ?」と日本語で話しかけてくれた。

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追記◎変顔キングの山ちゃんが、また面白いことをやっている。

セコムラガッツのホームページ

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W杯まで4日他&PV告知

網走に行ってバタバタと取材をしている間に、3日の朝にNHKラジオに出演したことや、5日の夜にNHKのBS1で、先日も紹介した宿沢ジャパンのドキュメンタリーの再放送があることなど告知を失念していた。関係者のみなさん、すみません。W杯開幕前に仕事をためこんでしまって、耳から煙が出ている。開幕まであと4日しかない。

知人が9月2日の日経新聞に平尾誠二さんのコラムが掲載されていたのを教えてくれた。「力は出し切らないと増えない」。高校時代の恩師・山口良治さんに教えてもらったことだという。これ、いい話です。

ヤマハ発動機ジュビロからは、「ヤマハスタジアム満杯プロジェクト」スタートの告知が。今季のトップリーグでは、4試合がヤマハスタジアムで開催されるのだが(10月29日、12月18日、1月21日、2月5日)、ここで10,000人以上の観客動員をし、スタジアムを満杯にするプロジェクトだという。具体的には、ヤマハ発動機ラグビースクールの活動、地元中学や小学校でのタグラグビー授業サポート、タグラグビー体験会などを展開。情報発信を活発にし、会場でのアトラクションの充実や応援スタイルの確立でスタジアムに行きたくなるような仕掛けをし、ファンクラブも新設するという。すでに入会を受け付けている。詳細は、コチラより。

W杯にちなんだ話題では、大阪の堺市ラグビーフットボール協会が、9月8日~9月13日まで、観戦・視察・親善のため、オークランド、ウェリントンに訪問にするようだ。今回の訪問は堺市とウェリントン市が姉妹都市であることでさまざまな交流をするのだが、日本で開催される2019年W杯で、堺市最大のグラウンド「堺市サッカー・ナショナルトレーニングセンター」をオールブラックスの合宿地として誘致する意向もあってのこと。ウェリントンと堺市協会主催によるウェルカム昼食会や、ウェリントン市長への表敬訪問、NZ日本大使館訪問、NZラグビー協会訪問などが予定されているという。2019年大会への動きは、もう始まっているわけだ。

JSPORTSからのお知らせ◎日本ラグビーフットボール協会と秩父宮ラグビー場のある東京都港区がタッグを組んで9月16日(金)に「日本代表 対 ニュージーランド代表」戦のパブリックビューイングイベントを開催します。そのイベントに、J SPORTSから100名様を無料ご招待いたします! ゲストに、元日本代表選手CTBの元木由記雄さんと難波英樹さんとお迎えして世界ランキング1位のオールブラックス戦を一緒に観戦しましょう!
■イベント概要はこちら
<日時>2011年9月16日(金)
16:00開場 16:30開演 17:00キックオフ 19:00頃終了予定
<場所>
赤坂区民センター 区民ホール
(東京都港区赤坂4-18-13 赤坂コミュニティープラザ3階)
http://www.kissport.or.jp/sisetu/akasaka/index.html
<ゲスト>
ゲスト:元木由記雄さん&難波英樹さん(元日本代表CTB)
進行:谷口広明さん(J SPORTS実況) 
▼参加を希望される方はJ SPORTSの下記のサイトよりご応募ください。
[→] http://www.jsports.co.jp/notice/notice_110902.html

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日本選手権&Tシャツ・チャレンジ画像

日曜日、新幹線の遅れなどあったものの自宅にたどりついた。網走に行っている間に、第49回日本ラグビーフットボール選手権大会の日程及び試合会場決定の発表があった。

2012年2月25日(土)に開幕し、決勝戦は、3月18日(日)、東京・国立競技場にて開催される。1回戦は、駒沢陸上競技場と近鉄花園ラグビー場で行われ、3月4日の2回戦は熊谷ラグビー場。準決勝は、国立競技場と花園ラグビー場で開催される。今年度は、秩父宮ラグビー場は芝生の養生のため使用されない。春にワールドセブンズシリーズが行われることも影響しているだろう。

ワールドカップの開催もあり、シーズンが長くなる。そのとき、日本ラグビーが盛り上がっているかどうか、ワールドカップの結果が大きく影響することになるなぁ。

さて、こちらは、ほのぼの映像。イングランド代表のFLジェームズ・ハスケルとジョー・ワーズリーのTシャツ・チャレンジである。

http://www.youtube.com/watch?v=45D55CorGhQ&feature=youtube_gdata_player

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