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2011年9月18日 - 2011年9月24日

満員のイーデンパーク

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24日のオークランドも快晴。天気は安定している。夕方、イーデンパークに向かう道すがら、オールブラックスやフランスのサポーターと多数遭遇。フランスのバスク地方からの応援団もいた。写真は、夕日をあびるイーデンパークのメインスタンド。このあと、オールブラックス対フランス戦の内容に触れますので、録画で見る方はご注意ください。スコアは書きません。

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オールブラックス対フランス戦は、6万人を超える満員のスタジアムで行われた。試合前から、フランスのサポーターの歓声は凄まじかった。下の写真は、試合前練習のフランス代表。いつものことだが、フランスはランニングのとき各選手の距離がやたらに近い。まるで鳥の編隊飛行みたい。これがチームの結束力を高めるのだろう。

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試合前のハカ。なんと、勝負どころの試合で舞う「カパオパンゴ」だった。ここで会場のボルテージは最高潮に。立ち上がりはフランスが思い切って攻め、すさまじい攻防が繰り広げられた。しかし、オールブラックスのBKは、スペースがあれば、いくらでもトライがとれる。対戦相手はいかに彼らにスペースを与えないかに力を注ぐしかないと感じた。

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試合後、リッチー・マコウの100キャップ記念セレモニーがあった。記念のキャップの贈呈式に、元NZラグビー協会チェアマンのジョッグ・ホブス氏が出てきたのは感動した。元オールブラックスのキャプテンであり、NZ協会の中心人物だったのだが、現在は闘病中である。声を振り絞ってマコウの功績を讃えている姿に胸を打たれた。

日本代表情報を、ラグマガの森本さんが教えてくれた。24日、ネーピアでの練習は時間が変更されたという。大野選手によると「選手たちから、“何かを変えたい”という声が出た」そうで、時間を午前中に繰り上げコンタクトの伴う激しい内容で2時間を越える練習になったとのこと。精神的には追い込まれていると思うが、覚醒した日本代表の試合が見たいものだ。

追記◎ニュージーランドの時間が25日から1時間早くなります。したがって、日本との時差は4時間。サマータイムというやつです。ご注意ください。

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W杯23試合目終える

オーストラリア対アメリカ戦の試合内容に触れますので、録画で見る方はご注意ください。結果は書きません。

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一日のうちに四季があると言われるオークランドも、23日は朝から気持ちのいい快晴が続いた。ホテル近所の桜も今が見ごろ。

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道端にも、家の庭先にも色とりどりの花があふれていた。

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きょうは一試合のみの開催。プールCのオーストラリア対アメリカ戦だけ。アメリカは、次のイタリア戦の必勝を期して、ロシア戦勝利のメンバーから14名を入れ替える思い切った編成だった。中3日でイタリア戦を迎えるためだが、白星の狙える試合にターゲットを絞り、ほかの試合は若手に経験を積ませる。その手法が前大会から定着し始めている。ただ、日程を平等にしても、この傾向は変わらないかもしれない。次大会に向けても、この問題は尾を引いていきそう。

試合のほうは、アメリカがワラビーズのスクラムの猛プッシュを受けながら、NO8ギャギアノがサイドをついてナイストライ。なかなかいいチャレンジをしていた。ワラビーズも余裕のゲーム運び。2010年以来の出場となったドルー・ミッチェル、ロブ・ホーンも活躍し、SOで途中出場のベリック・バーンズも安定感あるプレーぶり。最後に、CTBファインガがタックルの際に首を強打して退場したのは心配だが、ワラビーズにとって収穫の多い戦いだった気がする。ベリック・バーンズをSOにして、クエイド・クーパーをいろんなポジションで出場させるのもアリかな。

※この日記を書いた後、ロブ・ホーンの頬骨骨折、パールー、ビールの肉離れも明らかに。幸い、次の試合は10月1日のため、選手の招集も含めてじっくり考えられるようだ。

最後は知人にもらったオークランドの夜景です。

Aucklandnight


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マコウ100キャップほか

みなさん、コメント欄にたくさんのご意見ありがとうございます。過去最多のコメント数です。それだけ、何か言わずにはいられない試合内容だったということでしょう。その思いは選手や関係者にも届いていると思います。僕もみなさんのご意見を胸に刻みました。ありがとうございます。日本代表のW杯はあと一試合、選手たちが持てる力を出し切る戦いを期待したいと思います。

さて、こちらは今朝のニュージーランド・ヘラルド紙についていた、リッチー・マコウの100キャップを祝うジャイアントポスター。

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マコウは、1980年12月31日生まれの30歳。2001年11月17日のアイルランド戦で代表デビューし、いよいよ次戦でNZ史上初の100キャップ到達となる。戦績は、87勝12敗。初めてキャプテンになったのは、2004年、23歳のとき。これまで62テストマッチでキャプテンを務めている。明日のフランス戦のイーデンパークは超満員間違いなし。

プールマッチの順位争いは佳境に入る。決勝トーナメント進出には、各プールで2位までに入ることが条件だが、1位、2位がどうなるかで、トーナメントの組み合わせが変わる。今週末の注目は、フランス対オールブラックスだが、フランスはSOトランデュックなど主力を数名控えに回したことで、「フランスB」と揶揄されている。プールCのオーストラリアがアイルランドに負けたことで、このままいけば、トーナメントの片側のブロックに南半球3強国がすべて入ることになり、フランスは2位通過で逆のブロックに入ったほうが勝ち進みやすいというわけだ。もちろん、フランス側は否定。控えのSOスクレラが怪我で戦線離脱し、SOが手薄になっていることなど、さまざま理由を述べている。しかし、「フランスだけはわからない」というのが各メディアの一致した意見。なんと、リッチー・マカウくんは、フランスの勝利を予想。オールブラックス勝利への切なる願いなのか。

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きょうの夜は、オーストラリア対アメリカ戦がある。オーストラリアのキャプテンは、SHゲニア。メンバーは、控え選手主体なのだが、SHゲニア、SOクーパーのHB団は変えていない。優勝に向けては、このHB団の成長が鍵だからだろう。今週末、僕が最も注目しているのは、プールBのスコットランド対アルゼンチンだ。このプールは、イングランドも含めて3チームが、2位以内を争っているわけだが、前大会3位のアルゼンチン、7大会連続のベスト8を狙うスコットランドの生き残りをかけたビッグマッチとなる。

プチお答えします◎以前のコメントで、W杯ではアフターマッチファンクションは行われているのですか?というものがありました。今大会は、ナイター試合も多く、終わってメディアの取材を受けると、夜11時を過ぎることもあり、毎試合のファンクションは行われていません。しかし、日本とオールブラックスは、ロッカールームで簡単な乾杯をしたそうです。プールマッチの最終戦ではアフターマッチファンクションが予定されているとのことです。

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トンガ戦結果

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21日の朝、街中を散策していたら、日本から応援に来た知人に会った。「きょうは、どんな内容でもいいから勝ってほしい」。ファンガレイのノースランドイベントセンターに訪れた、たくさんの日本代表サポーターの皆さんも同じ気持ちだったろう。芝生席が大半のバックスタンドは、ご覧のようにトンガと日本のサポーターで立錐の余地なく埋まっていた。

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オールブラックス戦に主力を温存したのだから、絶対に勝たなければいけない試合だった。ただ、トンガもPNC(パシフィックネーションズカップ)の時よりも数段強くなっており、勝つなら綱渡りのような試合になると思っていた。だからこそ、ミスのないよう慎重に戦わなくてはいけなかったのに、日本代表はキックオフ直後、自陣からボールをつないでミスをした。ここから最初のトライを奪われるまで、7分間も自陣ゴール前にくぎ付けになった。なんとも拙い試合の入り。なぜ、いつまでたっても課題が改善されないのか、疑問の立ち上がりだった。

それでも日本はWTB遠藤の大幅ゲインでチャンスをつかみ、ゴール前のラインアウトからモールで押し込んだあとPR畠山がトライ。同点に追いつく。ところが、直後のキックオフでは、日本側が一度はボールを確保してラックにしながら、トンガ選手に足を使われてボールが外に出てしまい、そのままトライを許す。17分、大ピンチをリーチのカバーディフェンスでしのぎ、26分には、CTBニコラスの突破で攻め込んで最後はリーチがタックルをすりぬけながらインゴールに手を伸ばし、10-12と迫った。前半を終えて、13-18は、後半、トンガの足が止まると読んだ日本にとっては、悪くはない点差だったろう。

「ボールを動かして、トンガを疲れさせようというプランでした」。菊谷キャプテンは試合後に話した。トンガはそれを見越してブレイクダウンで激しくファイトし、ライン全体で前に出てきたのだから、もっと防御背後へのキックを使う手もあっただろう。時折使ったキックもボールを動かしてからなので、追いかける選手が少なくなっていた。きょうのトンガにはシンプルなキックで良かったはず。プラン通りにやりすぎて、試合の流れの中でトンガの弱みを突くことができていなかった気がする。

試合運びの拙さもあって、ブレイクダウンで9つのターンオーバーを許し、トンガの強い部分ばかり際立たせてしまった。PNCではすべて決まったアレジのコンバージョンが3本外れたのも痛かった。なにより、「ブレイブ・ブロッサムズ」と呼ばれる試合ではなかったのが寂しかった。巨漢FWのトンガにパワー負けはある程度仕方のないことだが、試合運びのクレバーさでもトンガに上回られたのは残念。負けの内容が悪すぎる。リーチの我慢強いカバーディフェンスがなかったらさらに失点は増えただろう。マイケル・リーチは、負けチームながらマンオブザマッチに選ばれた。
「負けて悔しいです。マンオブザマッチをもらえて光栄なことですが、勝ってもらいたかった。ボールを自分たちがキープしてプレーしていれば勝てた試合でした。次の試合は切り替えて頑張りたいです」

「よいパフォーマンスができなかった。それに尽きると思います」とジョン・カーワンヘッドコーチ。「(目標の2勝を逃したことについて)次の大会の出場権を獲得したかったので残念です。ただ、カナダ戦が控えているので明日から顔を上げていきたい。ポテンシャルを出し切る試合ができれば、接戦に持ち込めると思っています」

試合後、ロッカールームに引き上げてくる選手やスタッフの表情は憔悴しきっていた。気持ちの切り替えは難しいかもしれないが、ここまで来たら、JKジャパンとして取り組んできたやり方を貫いて「91年大会以来の勝利」という結果を残すしかない。

試合後、1年前からニュージーランド・ハミルトンにやってきて、ワールドカップを待ちに待っていた森田さん(先日の日記でも紹介)と会った。きょうも、昼間に日の丸をまとって、街中を練り歩いていた。「ネイピア(カナダ戦)も行きます」と気丈に語っていたが、ほんとに頭が下がる。きょうはスタジアムにたくさんの日本人サポーターが来ていたし、ニュージーランドの人たちも日本を応援してくれていた。カナダ代表は強敵だが、最後は、感謝の気持ちを勝利という形で表してほしい思う。

◎W杯プールA結果
トンガ代表○31-18●日本代表(前半18-13)

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ファンガレイでのあれこれ

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20日の朝、オークランドの中心部から北へ車で2時間半ほどかけて、トンガ戦の行われるファンガレイにやってきた。車窓からは、羊、牛、馬、ニュージーランドらしさを感じさせる風景が続いた。写真の下にいるのは馬。天気もよく、オークランドより暖かいのだが、こちらも天気は変わりやすい。左にタスマン海と南太平洋に挟まれていて、高い山もないからなのだが、きょう(21日)の夜は、どうやらひどい雨は降らないらしい。

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ファンガレイのノースランドイベントセンターは、1万8000人収容の小さなスタジアム。前日練習の日本代表もリラックスした雰囲気だった。

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報道陣に囲まれる田中選手。「完勝したいが、トンガも強い。我慢の試合になる。最後は走り勝ちたい。この試合に勝てなかったら、僕らの言うことを誰も信じてくれなくなる」と決意を語った。ほんと、この試合は、日本ラグビーの今後を大きく左右する大一番になる。

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日本代表ジャージを着た少年に会った。日本の報道陣からも写真を撮られていたのだが、どうやらお父さんが昔、高校日本代表と対戦したときのもののようだ。高校ジャパンの印は取れたのかな? それを大事にしてくれているというのは嬉しい。背番号は9だった。

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こちらは、トンガのバス。大会参加の各チームはこのバスに乗って練習会場や試合会場に入ってくる。トンガも日本戦は、もちろん必勝態勢。自信のコメントが多い。

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ファンガレイの街はコンパクトで可愛らしかった。街中には、大会ボランティアの女性が数名いて、W杯で訪れた日本人などに食事するところの案内などしていた。商店のディスプレイはここで試合をするチームを歓迎するものが目についた。

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JSPORTS組はイタリアンを食べたのだが、その周辺には日本食のお店も。ニュージーランドはどこに行っても日本食がある。

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夜は、さらに車で1時間ほどのベイ・オブ・アイランドに行った。ホテルの庭では、家族がラグビーボールで遊んでいた。ここでは、ジェイワールドトラベルのツアーでやってきた皆さんのディナートークショーに参加。平尾誠二さんと、サンケイスポーツ記者の吉田宏さんと、今大会のこれまでの日本代表の戦いや、トンガ戦の展望など語った。

平尾さんが、1982年に19歳で日本代表のニュージーランド遠征に参加して、学生の家にホームステイして大変だったことや、1987年の第1回W杯では、「グラウンドにエリスカップが置かれていて、みんなべたべた触っていた」という牧歌的なエピソードなど紹介。今大会については、「僕もずっとW杯を見てきているけど、今大会は面白い。セカンドティアの国が強くなり、お金を払って見る価値のある試合が増えました。これは2019年の日本開催ワールドカップにとってもいいことです。あとは日本が勝ってくれれば。明日のトンガ戦は、チームにとってはプレッシャーがかかると思いますが、本当に見ごたえのあるゲームになると思います」などさまざま語ってくれた。

知人で指揮者の佐渡裕さんと先日話したという平尾さんが興味深いことを言っていた。「オールブラックスのウォークライって三拍子なんだね、って佐渡さんが言うんです。ふつう、戦う前の音楽は二拍子らしい。二拍子は強制だと。戦う前の三拍子は、あれが初めてじゃないか。ワルツは三拍子なんだけど、喜び、自主性、楽しみとか、そんなことを表すという。これがオールブラックスの強さと関係しているかもしれないなと。外の人は面白い見方するなって思うんですよね。オールブラックスももちろん、決め事はあるんだけど、余白が多い気がする。そこが彼らの強さにあるし、ラグビーというゲームの根幹なのかなと」。さて、トンガは何拍子だっけ。

イベントの帰り道、満天の星空を眺めた。まるでプラネタリウムみたい。南十字星も見える。ツアーガイドの方から、「あれ、雲みたいに見えますけど、マゼラン星雲です」と言われ、感動。

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新刊のご案内「仲間を信じて」

ワールドカップ開催期間中に恐縮ですが、9月22日、岩波ジュニア新書より、拙著「仲間を信じて ラグビーが教えてくれたもの」が発売になります。

現在開催されているワールドカップとは直接関係ないのですが、6人のラグビーマンの成長物語です。ジュニア新書ということで、主に、中学、高校時代を書いています。ラグビーというスポーツが彼らの人格形成にどのように影響したのか。また、彼らがラグビーから学んだものはなんだったのか。

この春は、6人の方々や先生、ご両親などに何度もお会いし、ご協力いただきました。ありがとうございました。登場人物は以下の目次にある通りです。それぞれラグビーに出会ったことで人生を豊かにした人ばかり。彼らが成長する過程には、熱血漢の指導者がいて、厳しくも温かい大人たち、そして信頼できる仲間がいました。中高生のみなさんだけでなく、子供たちの教育に悩む先生や、保護者のみなさんにも読んでいただきたい内容です。ラグビーを知らない人、観戦初心者の人でも読みやすいようにしたつもりです。読んでいくうちに、少しずつラグビーに詳しくなっていくと思います。

最後の神谷くんは無名ですが、弱視のハンディがありながら東大阪市の日新高校ラグビー部でレギュラーとしてプレーした立派な選手です。その前向きな生き方に感銘を受け、どうしても書きたかった人です。

岩波書店のオンラインショップはこちら。
http://www.iwanami.co.jp/shinkan/index.html

岩波書店 岩波ジュニア新書
「仲間を信じて~ラグビーが教えてくれたもの~」
定価819円

目次
1 努力する天才  大畑大介(元日本代表WTB)
2 一所懸命を楽しむ  菊谷崇(日本代表キャプテン)
3 苦を乗り越えて得た自信  大東和美(Jリーグチェアマン)
4 信じられる師と出会って 井口剛志(早稲田大学4年)
5 ONE FOR ALL、 ALL FOR ONE  林敏之(元日本代表LO)
6 夢みるちから 神谷考柄(元・東大阪市立日新高校ラグビー部)

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トンガ戦メンバー

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19日朝、ホテル近くの湖周辺を散歩する。フィジー代表の選手たちがランニングしていた。

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あっ、桜だ。ホテルの近くにあったのに、これまで気づかなかった。七分咲きくらいかな。

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もう一つは五分咲きくらい。

9月21日(水)、ファンガレイにて行われるトンガ代表戦の日本代表メンバーが発表になった(19時30分キックオフ/日本時間16時30分キックオフ)。平浩二が足を痛めて欠場する。ニコラスとのコンビでの突破は、日本代表のひとつの形だけに痛いが、1991年大会以来の勝利に向けて、出場メンバーには力を出し切ってもらいたい。

◎トンガ戦の日本代表先発メンバー
1平島、2堀江、3畠山、4トンプソン、5北川、6谷口、7リーチ、8菊谷、9田中、10アレジ、11小野澤、12ニコラス、13トゥプアイレイ、14遠藤、15ウェブ/16青木、17藤田、18大野、19バツベイ、20日和佐、21宇薄、22ウィリアムズ

◎ジョン・カーワン ヘッドコーチ
「今週は、試合の間隔が4日しかないので、厳しい週となります。けが人も出ているなかで、ひとつひとつを確実にやっていく他ありません。トンガ戦に向けては、ボールをキープし、フランス戦で見せたパフォーマンスをスタンダードとして、競り勝ちたいと思います。速いラックをしかけ、80分間ひたすらタックルをして、セットピースでしっかり競いあいたいです。そして、ジャパンスタイルで流れをつくって、自分たちの最高のレベルを出し切ることが目標です」

◎菊谷崇キャプテン
「このワールドカップで2勝することを目標しています。トンガ代表戦は、激しい・タフなゲームになると思いますが、80分間全力で自分たちのペースで試合を運び、勝利を必ず勝ち取りたいです」

プチお答えします◎SO(スタンドオフ)を「フライハーフ」と表現する件ですが、世界的にはフライハーフのほうが一般的です。NZでは、ファーストファイブエイス(1FE)と呼ぶのがポピュラーです。スタンドオフでも通じます。トンガ戦、カナダ戦については、両方とも日本代表がファーストジャージを着用します。これは、事前のマネージャーミーティングで対戦カードごとに「くじ引き」で決められたそうです。日本は大村チームマネージャーが両方勝ったというわけです。もうひとつ、あのファンファーレみたいなのは、フランス大会から使われているものです。

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雲とファンゾーン

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18日の夜、オークランドのウォーターフロントにあるスタジオから出て、クイーンズワーフの「ファンゾーン」に行ってみた。その前に、橋がヨットを通すために上がっていて、なかなか渡れない。でも、いい眺めだった。

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この埠頭には強大な建物が2つ建設され、連日さまざまなイベントが行われ、W杯のオフィシャルショップや、ジャイアント・ラグビーボールなどが並んでいる。こちらは、その屋根の形から、「ザ・クラウド」(雲)と呼ばれている建物。「クラウド」の中には、巨大スクリーンが4つ。バーもついていて、ビールを飲みながら無料で試合が観戦できる(ビール他飲食は有料です)。

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向かい側は「RWC2011ファンゾーン」と名付けられ、こちらは、巨大倉庫のなかのよう。バーが並び、テレビが数えきれないほどある。こんなマコウの巨大写真が出迎えてくれる。

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僕はクラウドで、フランス対カナダの試合を見たのだが、チケットがないなら、ここで十分に楽しめそう。

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日本代表負傷交代

日本代表に負傷者が出たため、メンバーに変更があった。左太もも肉離れのSH吉田朋生選手に代わってトヨタ自動車ヴェルブリッツのSH麻田一平選手が、右足関節靭帯損傷の疑いのあるCTB今村雄太選手に代わって、前大会にも出場しているブライス・ロビンス選手(ホンダヒート所属)がそれぞれ招集された。経験ある2選手なのでバックアップメンバーとしては心強い。

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18日のオークランドは朝から雨が降りしきっていたのだが、午後オークランドのクインズワーフにあるスタジオにやってくると、ご覧の快晴。

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このマリーナでは、ボートショーが開催されており、多くの人でにぎわっていた。

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きょうは、僕と深緑郎さんは解説はなし。今朝の新聞を読む深緑郎さん。見出しの「COP THAT COBBER!」という意味がわからなかったので、コーディネーターのシーナさんに聞いてみたら、ラグビーをしている旦那さんに聞いてくれた。「ダチがやられたぜ!」みたいな感じらしい。NZとオーストラリアで使われる表現みたい。やさしく言えば、隣国の友人オーストラリアがアイルランドにぶっとばされちゃった、というところか。

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記事の中にオールブラックスのソニー・ビル・ウィリアムズの写真があったのだが、ボールがこんなに小さいんじゃあ、片手で簡単に持てるわなぁ。ハンドボール並みです。子供たち、基本はしっかり両手ですよ。

きょうは、ウエールズ対サモア、イングランド対グルジア、フランス対カナダの3試合が行われた。録画を楽しみにしている方も多いと思うので結果、内容は避けたい。決勝を見据えてメンバーを変えつつ戦うチーム、この一試合にすべてをかけるチーム、それぞれターゲットが違うので、思わぬ接戦や大善戦も起こるのがプールマッチ。タフな日程の4試合をどう戦うか。登録メンバーの能力をフルに活用しながらの総力戦は、W杯ならではの面白さだ。

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