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2011年10月30日 - 2011年11月5日

5日の江戸川&TL2節結果

5日の土曜日は江戸川区陸上競技場にいた。JSPORTSで関東大学リーグ戦の日本大学対法政大学戦を解説するためだ(文末にトップリーグ第2節の結果あり)。リーグ戦は、現在4位以下が大混戦。この両チームも、1勝3敗同士で、ここで負けると大学選手権出場枠の5位以内に残ることすら難しくなる。

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前半は日大がブレイクダウンで激しくボールに絡み、FL高野のトライなどで12-9とリード。SOから今季SHにポジションチェンジした小川が好キック、好タックルを連発するなど、チームをけん引した。後半に入ると、法大がスクラムで圧力をかけ、SO加藤の前に出ながらの巧みなパスさばきで次々にゲインラインを切った。FB竹下のカウンターアタックも効果的で、武者、西内の両FLもよく前に出た。特に、武者の低いタックルはたびたび試合の流れを変え、後半なかばに、21-17とリードした局面でさらに突き放すトライをあげたのは値千金。ラックのこぼれ球に素早く反応しての見事なトライだった。11点差で残り時間僅かになっても、アグレッシブにトライを狙い、CTB岡本がインゴールにグラバーキック、これをWTB山本が競り勝って押さえ、ダメ押しした。

きょうの法大はスクラムの勝利と言ってもいい。後半投入されたPR石澤は、小野木監督によれば「スクラムもフィールドプレーも彼はインパクトプレーヤー」とのことで、その役割を果たしたかっこう。日大は、不動の3番・高信貴が負傷欠場。急造メンバーで苦しい戦いになった。「まずは2勝ですね」と安堵の小野木監督。残り2試合で選手権出場を確かなものにしたい。

日大では、後半、7人制トンガ代表のマイケル・バー・トロケが登場したが、これは法大が徹底マークして止めた。バー・トロケ選手は、クボタ、釜石シーウェイブスでプレーしたNO8ソロモン・バー・トロケさんを父に持つ。日本の小学校に通い、中学1年までは釜石に住んでいた。だから日本語は堪能。トンガに帰ってラグビーを始め、高校はニュージーランドのキングスカレッジへ。加藤監督に聞いたところでは、スーパーラグビーのクルセイダーズのアカデミーでプロを目指していたのだが、「ラグビーだけの人間になってほしくない」というご両親の願いで日本の大学に進むことにしたのだという。

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第2試合は、青山学院大学対日本体育大学。ここまで4連敗同士の対戦で、互いに負ければ入替戦も覚悟しなければならない大切な一戦だった。互いにミスも多いのだが、必死さが伝わる熱い試合だった。青学がPGで先制するも、日体大はWTB片山のトライで逆転。今度は青学がモールを押し込んでトライを返すと、前半終了間際に日体大NO8高井が俊足を飛ばしてトライし、前半は14-13で日体大がリードした。

後半もスコアは行ったり来たり。しかし、21-13の日体大リードで迎えた後半20分過ぎからは青学の猛攻が始まった。自陣からボールをつないだWTB大口のトライなどで、27-21と逆転すると、なおも相手陣に攻め込む。ここは日体大も耐え、残り3分、高井の突進で青学陣深く入る。しかし、青学の懸命のタックルにミスが出てノーサイドとなった。両校の応援団が声をからす大接戦だった。

第2試合のレフリーは、NZウェリントン協会のリチャード・J・ゴードンさんが務めたのだが、なんと彼は21歳。関東協会とウェリントン協会の交流は10年続いており、この年の6月~7月には日本からレフリーを派遣。今回ゴードンさんが来日したわけだ。関係者によれば、ゴードンさんは、ウェリントン協会のトップレベルで3年の経験があり、来年にもNZ協会の公認レフリーになりそうだという。

◎11月5日、江戸川区陸上競技場の結果
法政大学○35-17●日本大学(前半9-12)
青山学院大学○27-21●日本体育大学(前半13-14)

■トップリーグ第2節結果(5日)
ヤマハ発動機ジュビロ○45-17●リコーブラックラムズ(前半9-10)
東芝ブレイブルーパス○34-14●コカ・コーラウエストレッドスパークス(前半5-7)
パナソニック ワイルドナイツ○38-26●NECグリーンロケッツ(前半31-0)
トヨタ自動車ヴェルブリッツ○45-7●Honda HEAT(前半17-0)
サントリーサンゴリアス○46-15●NTTドコモレッドハリケーンズ(前半27-8)
近鉄ライナーズ○21-14●神戸製鋼コベルコスティーラーズ(前半15-7)

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ブラッド・ソーンTLデビューほか

トップリーグ第2節は、W杯に出場していた各国代表選手が多数メンバー入りした。サントリーサンゴリアスでは、リザーブだが、南アフリカ代表のLOダニー・ロッソー、SHフーリー・デュプレア。リコーブラックラムズは、先発でイングランド代表のFLジェームズ・ハスケル、そして控えにはオールブラックスCTBマア・ノヌーが。あの爆発的突破力がはやくも見られるのか。

これだけではない。日曜日には、オールブラックスの世界一メンバーであり、ニュージーランドの最強LOブラッド・ソーンが新潟でトップリーグデビューする。対戦相手のNTTコムには、元オールブラックスのアイザック・ロスがいる。オールブラックスLO対決となるわけだ。所属する福岡サニックスブルースの藤井監督、ソーン選手の公式コメントは以下の通り。

◎藤井雄一郎監督
「正直、私自身、ブラッドが来日しても、すぐにプレーするのは無理と思っていました。しかし、来日直後に彼のほうから、『許されるなら次の試合に出られないか』と…。実際、ブラッドはサニックスのDVDと次の試合相手のDVDを持ち帰り、すぐに練習に合流してサインプレーやスクラムも合わせました。もちろん世界一のロックです。だからこそ、あっという間にチームに馴染んでいました。ブラッドが試合に出ることで試合に出られなくなる選手までもが、必死で彼に『自分たちのラグビー』を教えている姿を見て、改めて、チームの奥深さというものも知りました。とんでもない選手が来たことで、チーム内に、とんでもない化学変化が起こりつつあるような気がします」

◎ブラッド・ソーン選手
「今季、福岡サニックスブルースに加われて、とても嬉しく思っています。チームのために全力を尽くすことが楽しみでなりません。オールブラックスでの日々は本当に楽しいものでした。ワールドカップで優勝することができて、とても嬉しかったです」

ソーン選手が自ら出場を志願したというのは嬉しい話だ。先週のリコーのハスケル選手もそうだったけど、本当のトップレベルの選手は常に全力を尽くす。そういう姿を今節も見たい。

お知らせ1◎河北新報の11月6日朝刊に、11月13日、ユアテックスタジアム仙台で行われるサントリーサンゴリアス対NTTコミュニケーションズシャイニングアークスの告知が、全10段を使って掲載される。僕も見どころ書いています。この日は、12:00から女子7人制ラグビー東日本高校選抜エキシビションが行われるので、お近くの皆さんはぜひユアテックスタジアムへ。

お知らせ2◎お馴染みになった第16回みなとスポーツフォーラムが、11月16日、講師に日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクターの中竹竜二氏を招いて開催されます。ニュージーランドで行われたラグビーワールドカップ2011の結果を受けて、今後日本代表はどのような形で強化を進め、強豪国との距離を縮めていくのか。コーチングディレクターとして、今後の日本ラグビー界の強化プランを話してくれるとのこと。会場では東日本大震災への義援金募金活動も行われます。詳細はコチラより。

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3日の秩父宮ラグビー場

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11月3日は、秩父宮ラグビー場にいた。きょうは伝統の慶明戦に、昨季の大学選手権優勝、準優勝チームの対戦とあって、お客さん、よく入っていた。第1試合の明治大対慶應義塾大戦は、15,042人。帝京大対早稲田大戦ではさらに増えて、19,894人となった。久しぶりの大学ラグビーだったのだが、昨季のこともいろいろ思い出しながら楽しんだ。

第1試合の前半は、慶應が常に地域取りで優位に立った。明治はキックでの地域挽回を図るのだが、そのラインアウト、あるいはキックリターンから慶應がワイドに展開しながら攻める繰り返し。慶應もミスでチャンスをつぶしていたが、前半終了間際に明治スクラムでプレッシャーをかけ、フリーキックから速攻。ラックからCTB仲宗根が縦に出て、FL竹内がこれに続き、CTB岩淵、WTB浦野とつないで、10-6と逆転につながるトライをあげた。

後半になると、明治がボールを持っての突進でアグレッシブに攻め始める。地域的にも常に慶應陣内で戦い、4分には、NO8堀江がパワフルにタックラーを弾き飛ばしてトライ、15分にはモールからPR石原が単独で持って出て、18-10とした。慶應も盛り返したが、明治のしぶといディフェンスがトライを許さなかった。

「きょうのテーマはチャレンジャーでした。ひたむきに明治が取り組んできたラグビーをやりきろうとしました。なかでも一番取り組んだのがディフェンス。きょうはタックルの勝利です。ただ、攻撃の選択など課題はあります」。明治らしい力強いトライが奪えたからか、吉田義人監督の声も弾んでいるように聞こえた。慶應の野澤ヘッドコーチは「勝つことは難しい」とぽつり。

第2試合は、帝京がSH滑川のトライで先制したが、早稲田も前半20分、WTB中鶴が4人のタックルをかわして8-5とする逆転のトライ。後半も攻めあったが、9分、早稲田陣内ゴール前のスクラムからSO森田がディフェンスラインを突破してトライし、12-8と逆転。これが決勝点となった。その後は、早稲田もよくボールを動かして攻めたが、帝京の固いディフェンスの前に追加点を奪えなかった。

早稲田の辻監督は「きょうはシンプルに前に出よう、一対一で勝負しようとしました。ミスが出ましたが、いかに大事な場面でミスが起きないようにするか、練習していくしかない。でも、早稲田はまだまだ伸びる」と前向きにコメント。足の怪我で途中退場した山下キャプテンは「帝京のブレイクダウンは思った以上に強かった。それがこの結果になったと思います。最後のPKは僕がいてもスクラムを選択していたと思います」と語った。

帝京の岩出監督は「緊張感あるゲームでした。早稲田はいつも最高の相手、その存在が我々を伸ばしてくれる」と語ったが、内容には満足はしておらず、「課題は多い」と気を引き締めた。森田キャプテンも冷静だった。「勝利は嬉しいのですが、まだまだ積み重ねることがあると感じるゲームでした。(決勝トライは)僕の対面の外側の選手が飛び出したので、そこを走っただけです」。ピンチのときには、「いつも監督さんに難しいシチュエーションを楽しみ、自分たちのエネルギーに変えていこうと言われているので、それをみんなで言い合っていました」と、淡々と振り返った。

帝京と明治は、ともに5戦全勝。11月20日に対決する。

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レジェンド&ヘンリーさん勇退

来年の10月28日から8日間、福岡県で開催される「2012ゴールデンオールディーズ・ワールドラグビーフェスティバル福岡」の記者会見が都内で行われ、大会ホストチームが、「JAPAN LEGENDS」となることが明らかにされた。公式ホームページに詳細あり。大畑大介さん、元木由記雄さん、アンドリュー・マコーミックさん、冨岡鉄平さん、田沼広之さんらが名を連ねる予定。

このチームは、2010年4月に急逝された元日本代表・渡辺泰憲(わたなべ やすのり)選手の「引退してからもう一度『JAPAN』の皆でチームを作りたい」という希望を実現すべく結成された。大会期間中は、海外チームとのエキシビションマッチをはじめ、参加者との交流や地元の子供たちを対象としたラグビー教室の開催など、ラグビーの普及活動を精力的に行うという。まだ先の話ではあるけれど、楽しみがひとつ増えましたね。

大会についての詳細は以下より。
http://www.goldenoldies2012-fukuoka.jp/team/legends.html

グレアム・ヘンリーさん(65歳)が、オールブラックスの監督から引退することが明らかになった。オークランド・ユニバーシティ・クラブで記者会見に臨んだヘンリーさんは、95歳になるお母さんや、妻、3人の子供たちの、「長い間のいつも変わらぬ無条件のサポート」に感謝の言葉を述べた。

オールブラックスのコーチを8年にわたって務め、最後はワールドカップの頂点に立った。その間、103テストマッチを戦い、88勝。85.4%の勝率は、1995年以降のプロ化時代のコーチとしてベストの数字だ。次期監督は、アシスタントコーチだったスティーブ・ハンセン氏が有力視されているが、果たして。

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きょうはひたすらパソコンに向かう日だったのだが、昼間ちょっと用事で外出した際に、八坂神社、円山公園をのぞいてみた。紅葉の様子を見たのだが、少し赤くなっている気もあるけど、まだまだこれから。11月中旬から下旬が見ごろだろう。

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ニュージーランドから帰ってきて、東奔西走しているうちに、ラグビー王国での楽しい日々を忘れそうになっている。下の写真は、イーデンパークのプレスルームに飾ってあった伝説の選手の胸像と、テレビのレポーターをするある国の元代表選手。3人とも名前が言えたら、相当なマニアです。

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SBWとセブンズ

W杯後、その去就が注目されていたソニー・ビル・ウィリアムズ(SBW)は、来季、スーパー15のチーフスでプレーするようだ。一年はオールブラックスでもプレーする。あのオフロード・パスが、今度はチーフスで。W杯でニュージーランドへ行っているとき、何人もSBWに惚れこんでいる女性に出会った。ハミルトンに引っ越す人、出るかも。

ウエールズのWTBシェーン・ウィリアムズは、12月のオーストラリアとのテストマッチでインターナショナルレベルからは引退。アイルランドのブライアン・オドリスコルは代表からの引退は考えていないようだ。

W杯の決勝戦には各国のレジェンドが多数やってきていた。そのとき書けなかったのだが、試合前のピッチに、豪華な3人が。元オールブラックス主将のHOフィッツパトリックさん、元オーストラリア代表SOマイケル・ライナーさん、元南アフリカ代表スプリングボクス主将のフランソワ・ピナールさん。さすがに、ニュージーランドのお客さんも写真を撮りまくっていた。僕ら出演陣はピッチ上では動く場所を極端に制限されるので、こんな写真しか撮れず。

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11月4~6日に、シンガポールで開催される「シンガポールクリケットセブンズ2011」に参加する男子7人制日本選抜のメンバーが発表になっている。11月12~13日にタイ・バンコクにて開催予定でした「HSBCアジアセブンズシリーズ2011タイセブンズ」は、洪水被害の影響のため、延期することが決定している。

◎男子7人制日本選抜参加メンバー
シュウペリ・ロコツイ(NTTドコモ)、渡邊太生(東芝)、ロテ・トゥキリ(北海道バーバリアンズ)、赤堀龍秀(リコー)、坂井克行(豊田自動織機)、豊島翔平(東芝)、小澤大(流経大)、オペティ・ファエアマニ(流経大)、羽野一志(中央大)、平川哲也(流経大)、江見翔太(学習院大)

監督・村田亙、トレーナー・南川真一、ストレングス&コンディショニングコーチ・下農裕久、テクニカル・岩井優

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トークライブ告知2本

大阪と東京とでW杯を振り返るトークライブがあります。ご興味のある方、ぜひご参加ください。

大阪◎北浜のラグビー部マーラー・トークライブ
~2011ワールドカップを振り返る~

ワールドカップの熱もさめやらぬうち、大阪でも、この4年に一度の世界大会を大阪でも振り返ろうじゃないかというわけで、元日本代表キャプテンのアンドリュー・マコーミックさんがゲストに来てくれます。ニュージーランド出身のマコーミックさんならではの視点も興味津々。いろんな角度からワールドカップを振り返りましょう。

詳細、申し込み方法は以下の通り。
日時 11月17日 午後7時開演(午後6時30分より開場)。
会費:3,500円(ドリンク、軽食込み)
場所:ラグビー部マーラー(大阪市中央区東高麗橋5-6南野ビルB1)
進行:村上晃一
ゲスト:アンドリュー・マコーミック(NTTドコモレッドハリケーンズ)
▼お申し込みは、メールにてアドレスinfo@npo-orn.orgの大阪ラグビーネットワーク、マーラーイベント担当加島まで。
お名前、メールアドレス、電話番号、お申込人数をお知らせください。受付中です。
※お申込人数が複数の場合は同伴の方の氏名も全てご記入願います。先着順に受け付けさせて頂き、担当者からメールで連絡させて頂きます。

東京◎ラグビー愛好日記トークライブ特別編
~2011ワールドカップを振り返る~

久しぶりの愛好日記トークライブです。オールブラックスの優勝で幕を閉じたワールドカップを、開幕から決勝戦まで現地で体感した小林深緑郎さん、藤島大さんと共に振り返ります。裏話満載の楽しいトークライブになりそうです。もう一人のゲストは、選手かコーチか、それとも? 過度な期待はしないでくださいね。

日時:2011年12月1日(木)午後7時開演(午後9時終演予定、午後6時30分より開場)
パーソナリティ:村上晃一
ゲスト:小林深緑郎(ラグビージャーナリスト)、藤島大(スポーツライター)、もう一人(おたのしみ)
場所:Com.Caffe音倉
http://www.otokura.jp/about/
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-26-23 EL NIU B1F
(NTTdocomoが1Fに入っているビルの地下)
Tel&Fax:03-6751-1311
京王線・小田急線 下北沢駅 北口・西口1 より徒歩2分
参加費:3,000円
※ライブ中はご自由に飲食できます。小皿料理数品と飲み物各種ご用意してあります(飲食代は各自お支払いください)。
◎お申し込みは、火曜日(11月1日)10:00より。
以下の連絡先に、メールかファックスにてお願いします。
メール:bunchou@jcom.home.ne.jp
FAX:042-421-0406 佐藤

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TL開幕節日曜の結果

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日曜日は、東大阪市の近鉄花園ラグビー場にいた。小雨が降り続ける曇り空だったが、写真の通り、緑の鮮やかな芝生が印象的だった。試合も、なかなか面白い内容が続いた。

第1試合は、再昇格のホンダヒートと、初昇格のNTTドコモレッドハリケーンズが対戦。バックスタンドはドコモの応援で赤く染まっていた。内容も予想に違わぬ大接戦になった。前半は、ラインアウトを完璧に支配したドコモが、SOハミッシュ・ガードのPG、NO8イオンギ・シオエリのトライなどで13-10とリードしたが、互いにチャンスをイージーミスでつぶす、もどかしい展開だった。

後半に入ると、ドコモは交代出場したSO伊藤宏明の正確なキックでホンダ陣に入り、優位に試合を進める。逆にホンダはラインアウトでミスもあって苦境に立たされた。しかし、「コンタクトゾーンでみんなの意識が高かった」(田中キャプテン)と言うとおり、一年間鍛え上げてきたコンタクトの強さでドコモを止め続ける。後半は、ドコモの伊藤とホンダFB嶋がPGを決めあい、36分、嶋のPGで19-19の同点。最後は互いにターンオーバーを連発して攻めあったが両者ともに力尽きた。ポイントは「2」ずつ分け合うことに。

昨季はホンダに対して3戦3勝だったドコモの高野ヘッドコーチは、「非常に残念です。1点差でも勝ちたかった。前半のミスが後半に響きました」と無念の表情。平瀬キャプテンも「ホンダのプレッシャーが強く、思い通りにボールを運べませんでした」と唇をかんだ。ホンダの上野監督も「残念です。イージーなミスもあり、明らかな反則もあった」と語ったが、ディフェンスには手ごたえを感じているようだった。

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第2試合も近鉄ライナーズとコカ・コーラウエストレッドスパークスがシーソーゲームを繰り広げた。前半は近鉄がリコ・ギアの1トライとPGでリードするも、コカ・コーラウエストはFBウェブのPGで追撃。13-9と食らいついた。後半に入ると、まずは、コカ・コーラウエストがCTBベイトマンのトライで逆転。相手キックのリターンで新加入のFLジョニー・ファアマトゥアイヌが身長2mとは思えない軽やかなステップでチャンスを作ったものだ。しかし、近鉄はSO重光の40m超のPG2本で再び逆転。19-16とすると、連続攻撃で相手の反則を誘い、さらにPGを追加。その後はPR成昂徳が独走するなど猛攻を仕掛け、27分、ゴール前ラックからSH金哲元が左中間に飛び込んで29-16と突き放した。

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試合終了後は、ラグビー場2階食堂で、「花園アフターマッチFANクション」が行われた。コカ・コーラウエストから三根、西浦、山田の三選手が参加、近鉄からはタウファ統悦、成、田邉のフロントローコンビ、そして、レフリーを務めた原田隆司さんがやってきて、「ここだけの話」をしてくれた。なので、ここでは書けません。あしからず。

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本当はこの文末にトークライブの告知を2本、入れたかったのだが、分量が多くなるので、別に書きます。この次の日記をご覧ください。

■試合結果
トヨタ自動車ヴェルブリッツ●15-36○東芝ブレイブルーパス(前半3-15)
ホンダヒート△19-19△NTTドコモレッドハリケーンズ(前半10-13)
近鉄ライナーズ○32-16●コカ・コーラウエストレッドスパークス(前半13-9)

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