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2011年11月20日 - 2011年11月26日

7人制日本代表結果&お知らせ他

HSBCセブンズワールドシリーズ2011 オーストラリア大会(2011/11/25~26)に参加している日本代表の1日目の結果が届いた。残念ながら3敗で、プールB4位となり、明日26日の2日目はボウルトーナメント準々決勝でアルゼンチン代表と対戦する。

□試合結果
●0-33○7人制オーストラリア代表(前半0-12)
●7-31○7人制南アフリカ代表(前半7-7)
●0-21○7人制アメリカ代表(前半0-14)

年末の12月27日から開幕する第91回全国高等学校ラグビーフットボール大会のシード校が発表になった。今回は、全51チームが参加。初出場はなし。シード校は春からの戦績をもとにシード委員会で決められ、2回戦からの登場となる。Aシード3校、Bシード10校は、以下の通り。國學院栃木は初のAシード獲得。組み合わせ抽選会は、12月3日に行われる。

Aシード=東福岡、常翔学園、國學院栃木
Bシード=京都成章、東海大仰星、御所実業、石見智翠館、佐賀工業、四日市農芸、黒沢尻工業、流通経済大、國學院久我山、桐蔭学園

お知らせ◎『仲間を信じて』(岩波ジュニア新書)のサイン会のお知らせです。12月10日(土)、午後4時から秩父宮ラグビー場近くの「リブロ青山店」(外苑前の交差点)にて行います。9月に発売になったこの本ですが、僕がワールドカップでニュージーランドにいたため、まったく販促活動ができませんでした。過去に本を出したときは、発売日の近くでサイン会を開催していたのですが、今回は無理かと思っていたら、リブロ青山店の皆さんのご協力で実現することに。ただ、あまりに発売日から時期がずれているため、めちゃくちゃ不安です。購入しようと思っていたけど、まだ買っていないという方、もう一冊買ってプレゼントにでもするかと思ってくださる方、心よりお待ちしております。来てください!

内容は、6人のラグビー人の成長物語。「努力する天才」大畑大介(元日本代表WTB)、「一所懸命を楽しむ」菊谷崇(W杯日本代表キャプテン)、「苦を乗り越えて得た自信」大東和美(Jリーグ・チェアマン)、「信じられる師と出会って」井口剛志(早稲田大学4年)、「ONE FOR ALL、ALL FOR ONE」林敏之(元日本代表LO)、「夢みるちから」神谷考柄(元日新高校PR)。最後の神谷君は、弱視のハンディがありながら、高校3年間、スクラムの最前列で力強く戦った奇跡のラガーマンです。どの章も、ぜひ多くの方に読んでいただきたいエピソードであふれています。とくに、ラグビーを見始めたばかりのファンの方、ラグビーを始めて間もない中高生、その保護者のみなさん、そして先生方に読んでいただきたいと思っています。

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ラグマガ1月号

京都は観光客が一番多いシーズン。ちょっと繁華街に出たら、ものすごい人だった。紅葉の時期だからなのだが、これから12月頭まで紅葉を楽しめそう。

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明日25日は、ラグビーマガジン1月号、ラグビークリニックの発売日。ラグマガは、シーズン途中の細かなレポート、そしてインタビュー。日本代表FLマイケル・リーチのインタビューは、東芝ブレイブルーパス、日本代表について。「東芝は、スタッフから1年目の選手まで一体感がある。東芝に来て良かった」。ワールドカップについては、「ジャパンのラグビーって速いじゃないですか。だったらもっと走らないと」などなど、実際にその舞台に立ったからこそ、シンプルな言葉も説得力がある。

解体心書は、神戸製鋼コベルコスティーラーズ谷口到。茗溪学園に高校から入り、筑波大学では3年時に足の病で、いったんは表舞台から姿を消した異色の経歴。やんちゃな彼を、見放さず、育てる神戸製鋼の先輩たち。いいストーリーだ。

ブラッド・ソーンのインタビューもある。紳士として知られる素顔は、本当に優しく、強い。ワールドカップの決勝戦(対フランス戦)、プロフェッショナルとして長くやってきて、試合後に泣いたのは初めてだったようだ。8歳、6歳、5歳、2歳という四児の父。こんなお父さん、頼もしいだろうなぁ。

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ラグビークリニックの特集は、「アンストラクチャー」。ここ数年、よく使われるようになった言葉だ。総論はサントリーサンゴリアスのエディ・ジョーンズGM兼監督。「アンストラクチャーという言葉がラグビー用語として意識されたのは、おそらく2000年ごろ。オーストラリアの武器である『ストラクチャー』に対して、NZ側が自分たちの強みを、生かすために言語化した、『そうじゃない局面』」というわけで、これを詳しく解説してくれている。

ウェールズのウォーレン・ガットランドのコーチング哲学もある。ウェールズの強さの中身がよくわかる。「最高の選手になるのは、もっとも才能豊かでなければいけないということはない」。「ラグビーは分からないことだらけ。だから学び、対話する」。世界のトップコーチは謙虚です。

お知らせ◎おなじみとなった「みなとスポーツフォーラム」の第17回は講師に明治大学ラグビー部監督の吉田義人さんを招いて開催されます。テーマは「世界に通じる選手とは」。選手指導・育成から世界で戦うことの意義などについて。

詳細&お申込みは以下より。
http://www.rugby-japan.jp/news/2011/id11825.html

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早慶戦ほか

11月23日は、秩父宮ラグビー場だった。快晴だったこともあって、客席は、1万9658人。攻守が激しく入れかわる展開に大きな歓声があがっていた。

Chichibumiya

前半1分、早稲田がWTB原田のPGで先制すると、慶應も12分、CTB仲宗根がPGを返す。15分、先にトライをとったのは早稲田だった。慶應がミスしたボールを拾って、SO小倉、FB井口らが抜け出し、最後はFL山下が左コーナーぎりぎりに迫って内側へパス。ラックからさらに山下がインゴールへボールを持ち込んだ。慶應もHO  がトライを返したが、その後は、SO小倉の正確なハイパント、小倉、井口のキックパスなどで俊足WTB原田、中靏が走り回り、早稲田が慶應を翻弄した。前半を終えて、34-10。

後半に入っても、早稲田の攻勢は続いた。山下、FL金、小倉、井口、CTB布巻らユースレベルの代表経験者がその才能を存分に発揮する。ブレイクダウンでも激しく前に出ていた。井口の復帰は大きかった気がする。慶應にとっては、後半6分に、WTB児玉がゴールにボールを持ち込みながら、ノットリリースザボールの反則をとられたのが痛い。再び接戦に持ち込むチャンスを逸した。

早稲田は31分、ゴール前のラインアウトからのモールでFL山下がトライ。36分にも、キックパスでWTB中鶴がトライ。ダメ押しした。「きょうのテーマは、ディフェンス。ターンオーバーからのトライが多かったことは評価できる」と早稲田の辻監督。山下キャプテンは、「早慶戦は理屈じゃない。シンプルに前に出た結果です」と冷静に振り返っていた。1年生が3人先発していたことについては、辻監督は「ベストのメンバーを選んだらそうなっただけです」と実力者であることを強調した。キックパスが多かったことにつては、チームとしての方針というより、「個人練習の成果」と選手をたたえた。

慶應の田中監督は、「第88回の定期戦で21勝目を目指しました。攻めていたボールをターンオーバーされ、ボールを動かされたことは悔しい。修正する部分はたくさんあります。しかし、最後にあきらめずにトライをとってくれ、仲宗根が難しいゴールを決めてくれた。大学選手権に向けての希望のトライです」と振り返った。

早稲田の調子が上がってきたことで、早明戦(12月4日)も楽しみになったし、帝京大対筑波大、成蹊大対日体大(12月3日)も興味深い。関東大学対抗戦の最終節は面白そうだ。

◎関東大学対抗戦A11月23日の結果
早稲田大学○54-17●慶應義塾大学(前半34-10)

お知らせ◎北海道大学、東北大学、九州大学、名古屋大学など八大学のラグビーOB会が、「八大学講演会&年末懇親会」イベントを開催します。2011年12月8日(木) 18:00 受付開始 19:00 開演で、森重隆さん(福岡高校ラグビー部監督 元日本代表/新日鉄釜石監督・主将)が講演をします。席に余裕があれば参加希望を受け付けているとのこと。詳細は、以下のサイトより、締め切りは11月30日(定員オーバーならば抽選)とのこと。
https://sites.google.com/site/8daigakurugby/

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激闘史&お知らせ

きょうは、いくつかお知らせを。

30

水曜日は、日本ラグビー激闘史の発売日。この本が出始めてから、ずっと情報を書いてきましたが、今回の30号をもって最終号です。特集は2009年から2011年シーズン。9月~10月のW杯は、日本代表対フランス代表戦レポート。2010年三洋電機のトップリーグ初優勝、しかも初の社会人単独タイトル。エディ・ジョーンズ監督率いるサントリーの日本選手権制覇。そして、東福岡高校と桐蔭学園高校の両者優勝。帝京大学初優勝など。ヒーローは菊谷崇。帝京大の特集もあり。ニュース欄には、2019年W杯開催決定の喜びも。

30冊全部揃えた人には、全巻購読キャンペーンとして、特別編集の小冊子とDVD(オールブラックスU23対全早大)がプレゼントされます。このDVD、全早大のWTBとして出場し、2トライした日比野弘さんの副音声もあるという貴重なもの。今からでもまとめて30冊買えるということです。

ラグビー愛好日記トークライブを、12月1日、久しぶりに東京で開催するとお知らせしましたが、藤島大さん、小林深緑郎さに加えて、もう一人のゲストが元日本代表でサントリーのプロップとしても活躍した中村直人さんに決まりました。藤島さんと小林さんには、ワールドカップを振り返り、今後の日本ラグビーの進むべき方向性についてたっぷりと語ってもらい、中村さんには、スクラムのことを軸にお話を聞きたいと思っています。若干残席があるので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

日時:2011年12月1日(木)午後7時開演(午後9時終演予定、午後6時30分より開場)
パーソナリティ:村上晃一
ゲスト:小林深緑郎(ラグビージャーナリスト)、藤島大(スポーツライター)、中村直人(元日本代表PR)
場所:Com.Caffe音倉
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-26-23 EL NIU B1F
京王線・小田急線 下北沢駅 北口・西口1 より徒歩2分
参加費:3,000円
※ライブ中はご自由に飲食できます。小皿料理数品と飲み物各種ご用意してあります(飲食代は各自お支払いください)。
◎お申し込みは、メールかファックスにてお願いします。満席になり次第締め切らせていただきます。あらかじめご了承ください。
メール:bunchou@jcom.home.ne.jp
FAX:042-421-0406 佐藤

NECグリーンロケッツが11月26日、第7回NEC杯千葉県ラグビースクールトーナメント大会を開催する。当日は、千葉県下スクールの小学1年生から6年生まで合わせて550名以上が集い、ラグビーを通じて交流を図る。
日時:平成23年11月26日(土) 9:30~16:00
※雨天翌日に順延
場所:NEC我孫子事業場多目的グラウンド
(車での来場はお断りしています。とのこと)

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7人制情報ほか

「HSBCセブンズワールドシリーズ2011 オーストラリア大会(ゴールドコースト)(2011/11/25~26)」に参加するため、11月21日に出発した男子7人制日本代表選手に変更があった。パナソニックワイルドナイツの笹倉康誉選手が足首の怪我のため、九州電力キューデンヴォルテクスの荒牧佑輔選手が追加されることに。

Goa_sevens_champions_hong_kong

アジアラグビー協会からの情報によると、HSBCアジアン・セブンズシリーズ2011の最終ラウンドとなるゴア大会(インド)は20日に決勝トーナメントが行われ、香港代表が優勝(写真)。2位は、中国。日本はこの大会には参加していないが、総合ランキングでシリーズチャンピオンに輝いた。総合2位はゴア大会を制した香港。韓国、中国、フィリピンが3位に。

トップリーグは第4節を終了し、来週末はお休み。12月3日から再開される。どのチームのコーチも開幕前「まずは最初の4節に集中します」と話していたのだが、4試合すべてに4トライ以上のボーナス点をあげて満点の「20」で首位に立ったのは東芝ブレイブルーパスだった。SOデイビッド・ヒルは、得点ランキングでも、64点でヤマハ発動機の五郎丸歩と並んでトップ。トライ数でも5選手が同数ではあるが、4トライでトップだ。

順位は1位東芝、2位サントリー、3位パナソニック、4位リコーと続く。5位近鉄、6位トヨタ自動車。3節まで唯一勝ち点のなかったコカ・コーラウエストもようやく1点を獲得。HondaHEATが、パナソニックと接戦し、7点差以内の負けに与えられるボーナス点を獲得したのは、残留争いのなかでは大きなポイントだろう。

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20日の秩父宮&TL4節結果

20日も秩父宮ラグビー場だった。昨日とはうってかわって快晴。グラウンドもかなり乾いている。第1試合は、東日本トップクラブリーグ(TCL)の決勝戦、駒場WMM対神奈川タマリバとの対決。駒場WMMは、TCL昇格4年目で初めて神奈川タマリバクラブを破り、初の暫定1位で決勝に駒を進めた。つまり、これは再戦だった。

互いに的確なタックルの応酬で拮抗した試合になり、前半は14-12で駒場がリード。後半の序盤はタマリバがFWで圧力をかけながら駒場陣内に攻め込んだ。タマリバもよく攻めるのだが、駒場の激しいタックルでミスが出る。駒場FL千葉、タマリバFL清登の背番号7同士がアグレッシブに戦う。

後半16分、左コーナーでトライを防いだタックルには観客席から拍手が起きた。CTB阿部の強烈なタックル、FB斉藤のやわらかいステップワークは特筆もの。対するタマリバは整った組織的攻撃で前進し、23分、タマリバがドライビングでトライして逆転。難しいゴールをWTB笹井が決めて、19-14とする。さらに1トライを追加して24-14。終盤攻め込んだ駒場だが、チャンスのラインアウトを確保できず。そのあとも連続攻撃を仕掛けながら、タマリバの粘り強い防御にあったが、39分、ようやくFB斉藤がトライ、ゴールも決めて、24-21。自陣から最後の攻撃を仕掛けた駒場だが、時間切れとなった。互いに全力を出し切る好勝負だった。

第2試合は、関東大学対抗戦Aの全勝対決だった。先制したのは明治大。SO染山が38mのPGを決める。前半14分、帝京大はラインアウトからのモールでゴールに迫り、FL松永がサイドアタックでゴールラインぎりぎりに迫って、HO白が素早くインゴールに押さえた。明治は自陣からは基本的にキックで敵陣に入ろうとしたのだが、帝京に切り返され、攻めてもミスが多く、自陣に押し込まれた。ハーフタイムで、明治の吉田監督は「明治らしく戦おう」と指示したようだが、前半の明治は、ミスと反則でまったく「らしさ」を出せなかった。

後半も帝京は、SO森田のタッチキックでゴール前に迫り、相手ボールをLOボンドがスチールしてモールを組み、SH滑川がサイドをすりぬけてトライをあげた。これで17-3。明治も、7分にラインアウトのモールからFL竹内がトライを返し、NO8堀江らの力強い突破で攻勢に出たのだが、ブレイクダウンで帝京が激しく絡んだことで、テンポのいい攻撃はできず終い。17-8のまま試合は終了した。前半から後半なかばまでの、帝京の安定感ある試合運びが勝敗の分けた。

明治の溝口キャプテンは「13年ぶりの対抗戦優勝は考えないようにしたが、個人個人に重みというか、プレッシャーはあった」と持ち味が出せなかった一因を語った。帝京の森田キャプテンは「明治は優勝をかけてタフな精神状態で臨んでくる。その相手に勝つことでさらに成長しようと試合に臨みました。ただ、練習でやったことが出なかったので課題は多いです」など、冷静に試合を振り返っていた。

帝京が対抗戦で早稲田、明治、慶応に勝つのは史上初。そして、この勝利で、帝京の対抗戦1位が確定した。実は対抗戦は以前から「優勝」という冠は正式には決めていない。関係者や報道陣の間でそういう言い方をしているだけなので、よく混乱が起きていたのだが、今季より順位の決め方が明文化され、勝敗が3チーム同数の場合は、すべて1位として記録に残すことになった。ただし、大学選手権の組み合わせを決めるときに順位付けが必要になるので、2校が勝敗で並んだ場合は、当該校の勝者が上、3校が並んだ場合は、対抗戦全試合の総得失点数差、総得失トライ数差、総得点、総得トライ数、抽選という順番で順位を決める。今回は、もし、帝京大が最終戦で筑波大に敗れ、明治が早稲田に勝った場合は、1敗が3チーム並ぶことになるので、この順位決めが必要になる。ということで、大学選手権を見据えれば、まだ1位は決まっていない。岩出監督も「1位と言っても、3チームが並ぶ可能性があるということだけでしょう? 次に勝ってスッキリ(優勝を)決めたい」と淡々としていた。

■20日の秩父宮ラグビー場の結果
駒場WMM●21-24○神奈川タマリバクラブ(前半14-12)
明治大学●8-17○帝京大学(前半3-10)

■トップリーグ第4節日曜の結果
福岡サニックスブルース●15-32○NECグリーンロケッツ(前半10-13)
HondaHEAT●16-19○パナソニックワイルドナイツ(前半10-0)
コカ・コーラウエストレッドスパークス●20-27○リコーブラックラムズ(前半6-14)
NTTドコモレッドハリケーンズ●10-62○トヨタ自動車ヴェルブリッツ(前半3-24)
※すみません。当初、トヨタとドコモの結果が漏れていました。

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