« 2011年2月20日 - 2011年2月26日 | トップページ | 2011年3月6日 - 2011年3月12日 »

2011年2月27日 - 2011年3月5日

オールスター前日、大畑選手が…

トップリーグオールスター戦は、いよいよ明日(6日)。土曜日は、瑞穂運動公園の北陸上競技場で練習そして、ラグビースクールの子供達や、観戦ツアー参加者とのタグラグビーなどが行われた。

Tlas

きのうの日記で書いた菊谷選手のキックティー係の件はなくなって、前後半ともJSPORTSで解説席に座るようだ。きょうの練習には明日、引退セレモニーが控える大畑大介選手も顔を見せ、報道陣の質問に答えた。

「去年のオールスターのとき、来年の俺のラストゲームはここだって言っておいたんです。3月の一週目で引退したいと思っていたので、グラウンドに立てないのは残念です。でも、神戸製鋼ファンのみなさんだけでなく、ラグビーを愛する皆さんの前で挨拶できるのは、ありがたいこと。何を言うかはまだ考えていません。そのときの想いを伝えたいと思います。明日で引退はしますけど、僕は死ぬまでラガーマンです」

オールスター、チャリティマッチは、6日午後1時にキックオフ。あさ11:00からさまざまなイベントがあるが、ハーフタイムも20分とって、タグラグビー、ゴールキック対決、大畑選手、舘ひろしさんのミニトークなど行われる。試合後は、チャリティーオークションもあり。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

オールスター&高校選抜情報

金曜日は、トヨタ自動車の菊谷崇選手と会う機会があった。日本代表のキャプテンでもある菊谷選手は、ただいまシーズン中の怪我のリハビリ中。かなり良くなっているので、4月1日からの日本代表合宿には万全の状態で参加できそう。ワールドカップイヤーとなった今年、日本代表キャプテンとしては、「チームが一つになれるようなことを、いろいろとやっていきたい」とチームの一体感を作っていくのが自らの役割だと強調し、「9月10日にチームがいい状態になるように持っていきたい」とワールドカップを見据えていた。

というわけで、菊谷選手はオールスター戦の後半にJSPORTSで解説、前半はキックティー係などするようだ。金曜日、GREENの堀江選手(三洋電機ワイルドナイツ)が怪我を抱えているため出場を辞退し、代わって、NECグリーンロケッツのHO 臼井陽亮選手が出場することが発表された。

4月1日~7日まで、埼玉県の熊谷ラグビー場では、第12回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会が開催されるのだが、その出場チームが発表された。抽選会は、3月21日(祝・月)に行われる。

<第12回全国高校選抜大会出場チーム>札幌山の手(8年連続8回目)、立命館慶祥(初出場)、秋田工業(3年連続6回目)、仙台育英(2年ぶり10回目)、秋田中央(2年連続4回目)、桐蔭学園(10年連続11回目)、國學院大學栃木(2年ぶり2回目)、國學院大學久我山(2年ぶり9回目)、茗溪学園(7年連続7回目)、日川(6年ぶり2回目)、尾道(5年連続6回目)、北条(2年連続3回目)、東福岡(6年連続9回目)、大分舞鶴(2年ぶり8回目)、長崎南山(2年ぶり2回目)、熊本西(4年ぶり2回目)、佐賀工業(2年連続8回目)、正智深谷(3年連続10回目)、長崎北陽台(2年連続3回目)、チャレンジ枠=市立船橋(初出場)、洛北(初出場)、実行委員会推薦枠=三好(初出場)、崇徳(初出場)
北信越 2 チーム(3月19日決定予定)、東海2チーム(3月19日決定予定)、 近畿 5チーム(3月27日決定予定)、

お知らせ◎3月6日(日)25時20分~50分、「君に届け熱き歓声~音のないラガーマンの挑戦」(制作局OBS大分放送)が放送される。放送エリアは関東地域のみですが、全国のJNN局で順次放送予定です。詳しくは地元局にご確認ください。
[番組内容]
大分県立大分雄城台高校ラグビー部に所属する3年生の大塚貴之さんは先天性の感音性難聴で、生まれつき音や声をほとんど聞き取ることはできない。補聴器の使用が認められていないラグビー競技では、審判のホイッスルはもちろん、味方の出す声も聞こえない。手話を使わない大塚さんは、試合中、味方が出す指のサインを見て、次の動きを把握している。しかし、誰よりもラグビーを愛する大塚さんを、大分雄城台高校ラグビー部の堤監督は今年度のキャプテンに指名した。音や声が聞こえない世界で、チームメイトに支えられながらも、懸命にラグビーに取り組む大塚さん。彼自身も、言葉ではなく行動でチームをけん引し、チームと共に成長している。高校ラガーマンとして臨む最後の大会で、悲願の花園出場を目指して戦うキャプテン大塚さんの挑戦を追う。
番組ホームページはコチラ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

オールスター&NZU来日情報

3月6日のトップリーグオールスター2011「FOR ALLチャリティーマッチ」のチャリティー先に「ニュージーランド地震被災地支援」が追加されたことはお伝えした。本日、協会広報からキャプテン会議の廣瀬俊朗選手(東芝ブレイブルーパス)のコメントが公表された。「我々の仲間がニュージーランドで苦しい思いをしています。皆様のお力を借りながら少しでも被害に遭った方々を励ますことが出来ればと思います。ご協力よろしくお願いします」

また、当日のレフリーを務める谷口かずひとさんが、NZでレフリングを学んだ師匠アラン・ライリー氏(現IRBレフリーアセッサー)から譲り受けた昔のNZ協会公認レフリーシャツで笛を吹くことになった。支援の気持ちを表してのもの。

昨日発表された選手が、怪我、体調不良によって変更になった。辞退は、畠山健介、安江祥光の2選手。代わって、浪岡祐貴(豊田自動織機シャトルズ )、手塚洋成(クボタスピアーズ)の2選手が入る。

NZのラグビー関連では、4月にニュージーランド大学クラブ選抜(NZU)が予定通り来日する。今回で13回目の来日。4月20日=全大体大、23日=九州代表、29日=関東代表、5月3日=全早慶明三大学選抜と対戦予定。また同時期に、NZワイカト州21歳以下代表も来日し、U20日本代表などと試合する。

NZUの初戦だが、全大体大は、NTTドコモ、近鉄、ホンダ、豊田自動織機でプレーする卒業生の選抜となる予定。午後5時30分に大阪体育大学のグラウンドでキックオフとなるのだが、実は現在、大体大は人工芝の張り替え工事(現在のものは8年使用)を行っている。新しい人工芝は最新式で、ラグビー界では世界初となるミスト付き。人工芝は日差しが強いときに表面が熱くなるのが難点だったのだが、これが改善されることになる。当日が、お披露目式となる。観戦は無料。

また、5月3日に対戦する全早慶明三大学選抜だが、この三大学が選抜を編成するのは初めてのこと。今回は、現在の4年生、つまり、今シーズンの関東大学対抗戦で優勝争いを繰り広げた3チームの選抜になるわけだ。これは、三大学のファンのみなさんには、たまらないのではないか。三大学の代表者がセレクターになるようだが、どんな編成になるのか、楽しみだ。

お知らせ◎日本ラグビー協会と港区が共催で行っている「みなとスポーツフォーラム」の次回は、3月17日に開催される。講師は、日本協会コーチングディレクターの中竹竜二氏。テーマはズバリ「2019年、世界で勝つために」。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
http://www.rugby-japan.jp/news/2011/id9971.html

| | コメント (2) | トラックバック (1)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

オールスターメンバー&トヨタ退部選手

3月6日(日)、名古屋市瑞穂公園ラグビー場にて開催されるトップリーグ オールスター2011「FOR ALLチャリティーマ ッチ」の出場予定メンバーが発表になっている。

このメンバーは選手間投票で選ばれている。怪我をするなどコンディションの悪い選手はのぞいて15名を決め、監督推薦によって選ばれた10名の選手が加わっている。選手同士で投票するのがユニークなところ。3年連続の出場は、山村亮、大野均、堀江翔太、畠山健介、三根秀敏、田中史朗、西浦達吉、北川智規の8選手。過去2年は、契約の関係や帰省などで外国人選手は入っていなかったのだが、今回は、トヨタ自動車のオレニ・アイイが先発出場。アイイ選手は自身の子供達を日本の学校に通わせていることもあって、今は生活のベースは日本。この試合に出るのも意欲的だったようだ。出場選手以外では、東海地区のトヨタ自動車、豊田自動織機、ヤマハ発動機の選手やキャプテン会議メンバーが集まる。

FOR ALL ORANGE ALL STARS
監督:朽木 泰博
<選手間投票(15名)> PR久保知大、HO湯原祐希、PR山村亮、LO望月雄太、LO大野均、FL金栄釱、FLタウファ統悦、NO8豊田真人、SH三井大祐、SOオレニ・アイイ、WTB水野弘貴、CTB大西将太郎、CTBカトニ・オツコロ、WTB廣瀬俊朗、FB松田努
<監督推薦(10名)> PR安江祥光、HO荻原要、PR伊藤雄大、LO笠原雄太、SH佐藤貴志、SO河野好光、WTB星野将利、FB松下馨、FL杉本晃一、CTBダスティン・クーパー

FOR ALL GREEN ALL STARS
監督:田村誠
<選手間投票(15名)> PR木川隼吾、HO堀江翔太、PR畠山健介、LO篠塚公史、LO三根秀敏、FL土佐誠、FL菅藤友、NO8斉藤祐也、SH田中史朗、SO君島良夫、WTB小野澤宏時、CTB櫻谷勉、CTB霜村誠一、WTB長友泰憲、FB栗原徹
<監督推薦(10名)> PR西浦達吉、HO蔵憲治、PR松園正隆、LO石川茂幸、SH日和佐篤、SO野口裕也、WTB北川智規、FB永留健吾、CTB濱里周作、FL山口智史

と、ここまで書いて更新したら、トヨタ自動車ヴェルブリッツからのリリースが。

「退部選手、退任スタッフのお知らせ」だった。日本人選手に関しては、移籍ではなく、社業に専念ということになるらしい。難波選手もついに引退である。12年間在籍。お疲れ様でした。

◆2010年度 退部選手
ダスティン・クーパー29歳CTB・WTB
アンガス・マクドナルド29歳FL・No8
日高 太支23歳LO
内藤 慎平28歳WTB・FB
高山 勝行30歳HO
難波 英樹34歳CTB
◆2010年度 退任スタッフ
スティーブン・タイナマンFWコーチ
南里 重章トレーナー

| | コメント (4) | トラックバック (0)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

愛好日記7年目

愛好日記7年目に突入である。この更新で、2156回目。ついこのあいだ2000回だと思ったら、月日が過ぎ去る早さに愕然とする。先日、時間を見つけてクリント・イーストウッド監督の「ヒアアフター」を観た。イーストウッド監督の映画は10本ほど観ているけど、一番好きかも。しかし、マット・デーモン、よう働くなぁ。

Cover_1104

日本選手権決勝、日本代表スコッド発表などで書けなかったのだが、ラグマガ4月号発売中。トップリーグ特集は、悲願の初優勝を果たした三洋電機ワイルドナイツの霜村誠一キャプテンのインタビュー。「今年は、ずっと決勝で勝つためにはどうしたらいいのか、という考え方をしてきたから、試合に賭ける思いもこれまでより強かった」。プレーオフの前、みんなでソフトボール大会をしたらしい。「なんでも良かったんです。プレーオフに向かう前に、みんなで気持ちを共有することが大事だと思ったので」

「解体心書」は、サントリーサンゴリアスのジョージ・グレーガン選手(今季限りで引退)。「日本のトップリーグであれ、スーパーラグビーであれ、フランスであれ、テストマッチであれ、ベストのチームとは成功するチームです。それがどんなチームかといえば、一貫性があり、基礎ができている、インテリジェントなチームです。そして、練習姿勢。これが重要です」。携帯の着メロを問われて、「マナーモード」と答えるあたり、真面目で謙虚なグレーガン選手らしいかも。

Super15_11

今号は、スーパー15の別冊付録がある。表紙の選手は、ブルスの快足NO8ピエール・スピース。3連覇なるか。ハイランダーズのコーチは元日本代表のジェイミー・ジョセフ。SOに負傷者が出て、三洋電機ワイルドナイツのトニー・ブラウンが急きょ呼び寄せられれてたが、名簿にはもちろん間に合わず。日本選手権決勝は左足の付け根の痛みで欠場したが、スーパー15で元気にプレーできるのか、ちょっと心配。このスーパー15の選手達の中から来季日本でプレーする選手が新たに出そうで、そのあたりも気にしながら観ると面白いかも。

Rugbyclinic_24

ラグビークリニックの特集は、「ニッポンのラグビー。」桐蔭学園の「小さくても逞しく。」、エディ・ジョーンズ監督の「世界が見つめる日本。」、天理大学の「現代の接近プレー。」など興味深い特集が並ぶ。帝京大学フロントローの鍛え方もあり。

3月6日のトップリーグオールスター2011「FOR ALLチャリティーマッチ」の当日イベントが発表になっている。11時15分からは、ラグビー場前広場にて、15分ずつのミニトークライブも行われる予定。試合後は、大畑大介選手引退セレモニーもある。

Ohata

その大畑選手の「信じる力」(KKベストセラーズ)を読んだ。その前向きな姿勢が元気をくれるが、その中に、オールスター戦について触れている部分がある。この試合は、大畑選手がキャプテン会議の代表を務めた時に提唱してスタートさせたものだ。「本来なら、3月のチャリティマッチを僕は自分の引退試合にするつもりでいた。それだけの思い入れが、この試合にあったからだ。(略)選手だけでなく、チームの運営スタッフ、ファンの人たちも含めて、みんながラグビーという一つの輪のなかに入るような組織ができたらいい。選手が試合をしてお客さんが見に来るのではなく、全員が参加できる形にしたかった」。残念ながらプレーはかなわないが、フィールドには立ってファンの皆さんにお別れの挨拶がある。大畑選手はそのことを楽しみにしている。

すでにチャリティマッチで集められた寄付金を贈る団体などについて発表されているが、ニュージーランド地震への救援金、義援金も加えられることになった。


| | コメント (14) | トラックバック (1)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2011年度日本代表スコッド

2月28日、午後2時より日本ラグビー協会会議室で、2011年度日本代表スコッド発表記者会見が開催された。今回発表されたのは41名。初選出は、LOジャスティン・アイブス、FL西原忠佑(三洋電機ワイルドナイツ)、SH日和佐篤(サントリーサンゴリアス)、CTB上田泰平(ホンダヒート)、WTB宇薄岳央(東芝ブレイブルーパス)の5名。また、SH麻田一平(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)が2001年以来のスコッド入り、WTB山田章仁(三洋電機ワイルドナイツ)も2010年スコッドに続いて選出された。宇薄は昨年の育成枠で合宿には参加経験がある。以上の7名がキャップのない選手達。SH吉田朋生(東芝ブレイブルーパス)は、怪我のために選出が見送られている。

1

ジョン・カーワンヘッドコーチ(JK)はセレクションポリシーについて、「日本代表の試合運びを知っている選手と、経験ある選手を脅かし、モチベーションを高めるような選手を選びました」と語り、強化の継続性を重視し、さらにレベルアップするための選考だということを強調した。アイブスについては、仕事量を評価し、「現在のLOを次の次元に引き上げてくれる」と期待を寄せた。「西原は7番のスペシャリストとして、上田はアウトサイドブレイクが特徴的、日和佐は日本スタイルにも合っており、ジャパンを次の次元に引き上げてくれる選手、麻田は今季一貫して高いパフォーマンスをしており日本代表でプレーさせたい、山田は他の選手と違う能力を持っており楽しみにしている」など、それぞれの選考理由を語っていた。

スコッドに加えてバックアップメンバーも選考されており、その名前は明らかではないが、57名の選手がメディカルチェックを受け、負傷者など出た場合、メンバーに入れるように準備することになる。41名のスコッドは、4月1日からの宮崎合宿で始動。4月30日から始まるアジア五カ国対抗でいったん30名に絞られ、7月のパシフィックネーションズカップで改めて30名を決める。秋のワールドカップについては、6月17日に出場メンバーの第一次登録締め切りがあり、ここで50名を登録。最終締め切りは8月22日で、登録した50名から30名に絞り込む。

未発表だった8月の試合については、8月13日にイタリア代表と(場所は未定)、21日にアメリカ代表と壮行試合(秩父宮ラグビー場ナイター)を行う。ワールドカップへの出発は、8月30日。

◎2011年度日本代表スコッド(各ポジションでキャップ数の多い順)
FW22名=PR1平島久照、川俣直樹、金井健雄、HO青木佑輔、堀江翔太、湯原祐希、木津武士、PR3畠山健介、山下裕史、藤田望、LO大野均、北川俊澄、トンプソンルーク、北川勇次、眞壁伸弥、ジャスティン・アイブス、FL菊谷崇(キャプテン)、タウファ統悦、マイケル・リーチ、西原忠佑、NO8ホラニ龍コリニアシ、谷口到
BK19名=SH田中史朗、和田耕二、麻田一平、日和佐篤、SOジェームズ・アレジ、ショーン・ウェブ、山中亮平、CTB今村雄太、ライアン・ニコラス、平浩二、アリシ・トゥプアイレイ、上田泰平、WTB小野澤宏時、遠藤幸佑、山田章仁、宇薄岳央、FB有賀剛、田邉淳、ユーティリティBKブライス・ロビンス

| | コメント (14) | トラックバック (1)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日本選手権決勝結果

日曜日の秩父宮ラグビー場は快晴だった。観客は、14,477人。トップリーグ決勝と同じカードになり、そのときは敗れたサントリーサンゴリアスが、三洋電機ワイルドナイツに快勝して9年ぶりの日本選手権制覇を果たした。

Suntry

サントリーは、試合後に竹本キャプテンが、「自分たちのラグビーを80分間やりきれた」と語った通り、立ち上がりから攻め続けた。SOピシの個人技は準決勝と同じく防御を切り裂いたが、SH日和佐が密集サイドを少し持ち出したボールに後ろから走り込むランナーのスピード、タイミングも素晴らしく、何度もラインブレイクした。

前半11分、WTB小野澤のトライも日和佐の右横に走り込んだもの。三洋電機もFB田邉のPGで差を詰めたが、ディフェンス面でサントリーの勢いを押しとどめることはできなかった。ハーフタイムの飯島監督は、「サントリーの当たりも強いのですが、私たちのシステムが崩れているところがあったので、そこを確認しました。後半は攻めるしかない」と語り、その言葉通り、後半19分のノートンナイトのトライで、29−20と9点差まで詰め寄り、なおも攻めたがスコアはここまで。

残り20分は、後半17分に投入されたSHグレーガンが見事なゲームリードを見せる。24分には、自ら密集サイドを破ってチャンスを広げ、WTB長友のトライを演出。34−20とリードを広げると、ディフェンス面でも卓越した危機管理能力で危険なスペースを埋め、三洋電機の反撃の芽を摘んだ。世界最多139キャップの元オーストラリア代表選手は、現役最後の試合でもタイトルを獲得してみせ、キャリアにまた一つ勲章を付け加えた。見事である。

Gg

「素晴らしいチームです。一生懸命練習しました」とは、エディ・ジョーンズ監督の第一声。「三洋は強いチームです。サントリーがスイッチを切ることはありませんでした。サントリーのプレースタイルには勇気がいります。日本一のチームだと証明できて嬉しい。三洋電機のキープレーヤーを仕留めたのも大きかったです」

詰め寄られた時間帯に、シンプルにミスをすることなくプレーできたことは、勝因の一つだろう。スクラム、ラインアウトの安定も大きかった。一シーズン、チームの方向性を貫いた優勝だった。

Bokin

この日は、事前に告知されていた通り、ニュージーランド大地震に対する募金活動が行われた。ハーフタイムには、日本代表のジョン・カーワンヘッドコーチが日本語で挨拶し、協力を呼びかけた。写真は、坂田好弘さんと、トップリーグのキャプテン会議の荻原要、廣瀬俊朗両選手。

Toshiba

東芝ブレイブルーパスの選手達も、募金活動に協力するため駆けつけた。

スタジアムには、ニュージーランドへのサポートを示すボードなどが掲げられ、ニュージーランドのジャージや、クルセイダーズカラーの赤と黒の腕章など身につけている人も多かった。皆さん、ありがとうございました。

Kio

このボードの文字は、「Kia Kaha CHCH」。CHCHは、クライストチャーチを示し、その前の言葉は、マオリ語で、「強くあれ」、「くじけるな」、「偉大であれ」という意味で、ニュージーランド復興のシンボルとして使われているもの。みなさんの気持ちは、ニュージーランドの人々に届いていると思います。

◎日本選手権決勝結果
サントリーサンゴリアス○37−20●三洋電機ワイルドナイツ(前半24-6)

| | コメント (7) | トラックバック (2)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

« 2011年2月20日 - 2011年2月26日 | トップページ | 2011年3月6日 - 2011年3月12日 »