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TL第10節の結果

15日は、近鉄花園ラグビー場だった。かつては、1月15日といえば日本選手権だったなぁ、なんて思いながら近鉄電車に揺られた。トップリーグ第10節の2試合をJSPORTSで解説したのだが、2試合とも見どころ多い好ゲームになって時間が経つのが早かった。ラグマガにトヨタのことを少し書く他、この試合についていくつか書くので内容は短めにしたい。

第1試合は、ヤマハ発動機ジュビロ(7位)対NECグリーンロケッツ(4位)の対戦。試合前、NECのネマニ・ナドロの短パンが6XOだという小ネタを仕入れた。XXXXXXOである。NECにはこれまで4XOしかなかったらしく、特注だとか。もちろん、足のサイズも破格で、33㎝くらいらしい。

試合前までは14トライをあげて最多トライゲッター争いのダントツ首位。ヤマハ発動機も警戒していたのだが、この日も2トライをあげた。なかでも、前半34分のトライが圧巻だった。SO田村のキックパスに対して、左タッチライン際を追うと、左手を伸ばしてこれをワンハンドキャッチ。競り合った相手を軽くはじくと、次のタックラーには右手でハンドオフ。そのまま50mを走りきって逆転のトライをあげた。ちょうどバックスタンドに陣取ったNECサポーターの前ということもあって、みなさん大喜び。後半のトライは、そこまでのNECのつなぎが見事だったのだが、広いスペースでナドロを一対一になってしまうと、タックルするのは難しいと感じさせるトライだった。

試合の方は、ヤマハ発動機の果敢な攻めをNECのディフェンスがよくしのぐ内容。ヤマハがトライを獲りきれない場面が何度もあり、NECが競り勝った。

第2試合は、王者パナソニックワイルドナイツ対トヨタ自動車ヴェルブリッツ。今季は、トヨタが不振なのだが、毎年両者は僅差勝負になる。「うちのこと、得意なんでしょうね」と、パナソニックのゲームキャプテン堀江翔太選手。その言葉通り、トヨタが立ち上がりから攻勢に出る。WTB遠藤の思いきりのいいカウンターアタックなどでチャンスを作り、WTB久住、FL菊谷らがトライ。前半を17-15と、リードして折り返した。

パナソニックも少ないチャンスを獲りきる集中力は卓越しており、後半は、WTB北川智規らのトライでリード。最後の望みに賭けて攻めるトヨタの猛攻も落ち着いて止め、4点差の勝利をものにした。トヨタも4トライをとり、7点差以内の負けということもあって、勝ち点2を獲得。トップ8争いになんとか踏みとどまった。

パナソニックの霜村誠一キャプテンは強度の打撲で戦線離脱中。まもなく復帰のようだが、その間ゲームキャプテンを任されている堀江選手は、「霜村さん、早く帰ってきてほしいです。僕はキャプテンのキャラじゃないから」と、キャプテン復帰を待望していた。しかし、記者会見での受け答えは、堂々としたもの。ちょっとキャプテン就任が早まっただけ、との声もある。

神戸製鋼コベルコスティーラーズの林慶鎬選手が、きょうの試合でトップリーグ100試合出場を達成した。おめでとうございます。

■トップリーグ第10節結果
コカ・コーラウエストレッドスパークス○23-11●NTTドコモレッドハリケーンズ(前半13-11)
ヤマハ発動機ジュビロ●19-23○NECグリーンロケッツ(前半13-15)
リコーブラックラムズ△33-33△NTTコミュニケーションズシャイニングアークス(前半26-16)
神戸製鋼コベルコスティーラーズ○52-23●HondaHEAT(前半26-6)
サントリーサンゴリアス○43-26●近鉄ライナーズ(前半31-0)
パナソニックワイルドナイツ○31-27●トヨタ自動車ヴェルブリッツ(前半15-17)
東芝ブレイブルーパス○35-10●福岡サニックスブルース(前半14-10)

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    コメント

    レフリングはあれなんですが。
    トヨタ パナソニックはなんとも。
    元々厳格に反則を取るという印象でした。
    流れ 客観的一般的に説明出来るレフリングをお願いしたいと思います。
    その後のノットリリースもひどいですね。
    さっきは悪かったホップグッドみたいな(笑)

    レフリー個人攻撃ではなく、ジャパンがこんなレフリングされたらキレませんか

    日本の試合を海外のプレイヤーやレフリーが見る機会は絶対あるわけで(ここ重要(笑)、
    これ(プレー)をこれ(レフリング)でこれ(解説)なんだみたいに感じると思います。
    解説実況が辛辣であることは、少なくともジャパンの為、レフリーの為になると思いますm(_ _)m
    生意気な意見すいませんm(_ _)m


    投稿: けんじ | 2012年1月19日 23:50

    村上さんのブログ、本当に毎日楽しみにしています。毎日ありがとうございます。トップリーグも毎週楽しみでできる限り観戦に行っています。トップリーグは毎年レベルもが上がっていると思うのですが、反比例するように観客が減っているなぁと心配です。ノヌー、デゥプレア選手などワールドクラスの外国人選手を観れるのはすごい楽しみですが、彼らに高い年棒を支払っているトップリーグのチーム(と言いますか会社)のメリットって一体何処にあるのでしょうか?以前、欧州やらオセアニア地区での販売戦略やら、従業員の福利厚生に資するのようなことを聞いたことがありました。ラグビーファンとしては本当にありがたいと思っていますが、余りにトップリーグの観客も伸びず不人気なので、正直会社の費用対効果にあっているのか、もしそうでなければこれからも有力選手や、将来ジャパンになってくれそうな選手が継続して来てくれなくなりのではないか心配です(円高効果が薄れたら直ぐにでもすおなりそうで不安です)。トップリーグのチームは持たない某製粉会社の株主総会で、「ラグビーみたいな不人気の競技のスポンサーを続ける意味は何だ?」みたいな質問を聞いたことがあります。村上さんに質問するのは筋違い気がしますがご意見を教えていただけないでしょうか?

    投稿: 山田 | 2012年1月16日 21:53

    あ、村上さんも花園だったんですね。私はバックスタンドにいました。曇ってて寒かったです。好カードなのにメインスタンドの観客が少なくて残念でした。
    昔、社会人大会の準決勝とかで、帰りの東花園の駅が入場規制されて、隣の花園駅まで歩いて行って電車に乗ったなんていう時代が懐かしいです。

    投稿: らぐじ~ | 2012年1月16日 16:14

    第10節での、トヨタ自動車松下選手ですが、
    「検査の結果異常もなく、大事には至りませんでした。」と、チームブログの方に記載がありました。
    今季不調のトヨタの中で、チームの要して活躍しただけに、この怪我はチームにとって痛手ですね。

    対パナソニック戦は、負けはしましたが終盤になって、いいゲームをできるようになってきたので、一戦一勝で一つでも順位をあげていって欲しいです。

    投稿: ヴェルたか | 2012年1月16日 15:26

    Jスポーツで観ていました。

    トヨタ自動車ヴェルブリッツの松下選手は大丈夫だったのでしょうか?

    投稿: ざきさん | 2012年1月16日 14:52

    トヨタ自動車の松下選手のその後がわかったら教えて下さい。救急車もきていたので心配です。大したことがないといいですが。

    投稿: 山田花子 | 2012年1月16日 12:01

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