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TL第11節・日曜の結果

日曜日は、東大阪市の近鉄花園ラグビー場に行ってきた。トップリーグ第11節の2試合を取材するためだ。まずは、ラグビー場至近の「春美」でタコ焼き食べて腹ごしらえ。久しぶりに行ったけど、美味しかった。お持ち帰りもできます。

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第1試合は、NTTドコモレッドハリケーンズ対リコーブラックラムズ。この試合は、リコーの攻撃力が爆発した。WTB横山伸一が快足をとばして先制トライすると、ドコモの猛攻を粘り強いディフェンスで耐え抜き、20分、CTBノヌーがラインブレイクして中央トライ。その後も、SH池田、横山がトライを加えて点差を広げた。マア・ノヌーは、オールブラックスでのプレーを思い出させるステップにタックル、素早いロングパスを繰り出して、何度もチャンスを作り、トライを生みだした。そのノヌーを、ドコモのFBムリアイナが抜き去るシーンもあって、この2人のマッチアップは見ごたえがあった。そういえば、ノヌーはPGも狙った。入らなかったけど。

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ドコモがようやく得点したのは、後半15分。自陣からつないでFLセテファノのトライだった。これで47-7。直後にノヌーが勢い余ってのショルダーチャージでシンビン(10分間の一時退場)になると流れはドコモに。ゴール前のモールを押し込み、途中出場のイオンギがトライして47-14。24分にも、FW・BK一体の波状攻撃からイオンギがトライ。WTB才口のゴールも決まって、47-21とする。だが、反撃もここまでだった。

ドコモはディフェンスの人数は揃っているのに、リコーのスピードにタックルできないシーンが何度かあった。リコーのパススピードの速さ、個々のスピードにディフェンスの幅を広げられた。ゲームキャプテンの箕内も、「セットプレーで思ったほど圧力をかけられなかった」とディフェンスを破られた一因を語った。

リコーの滝澤キャプテンは、「一人一人が自分の仕事をしてくれたが、後半受けに回った。そこを修正して東芝戦い臨みたい」と次節を見据えた。マンオブザマッチは、4トライをあげた横山伸一。

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第2試合の近鉄ライナーズ対NTTコミュニケーションズシャイニングアークスの戦いは、序盤から目まぐるしく攻守の入れ替わる展開になった。NTTコムがNO8マーフィーのトライで先制すると、近鉄もCTB大西がトライを返し、なおも右に左にボールを動かし、タウファ統悦らが次々に抜け出して攻め込んだが、ターンオーバーからNTTコムに切り返されて、CTBネルにトライを奪われる。

その後、NTTコムはFB栗原のPGで加点し、20-14とするが、前半終了間際、近鉄がCTBイエロメのトライでSO重光のゴールで逆転。20-21で前半は終了した。後半は近鉄が先にトライをとる。縦に横にボールを動かし、最後は、WTBギアがラックからボールを出して、タックラーを引き付けながらパス、走り込んだ重光がゴールラインに手を伸ばした。NTTコムも栗原のPGやWTB友井川のトライで反撃したが、19分に近鉄WTB坂本が決勝トライ。NTTコムの激しいプレッシャーのなかで、パスをつないだ近鉄のキープ力が光るトライだった。「1点差でも勝つことをターゲットに、この一週間準備してきました。自陣からも積極的にボールを動かした選手は立派でした」と前田監督。NTTコムの大沼監督は「近鉄の強いランナーにディフェンスを破られました。勝ち点2(4トライ以上、7点差以内負けのボーナス点)がとれたことをポジティブにとらえて、次に臨みます」と前向きに話した。

マンオブザマッチは金哲元(キム・チョルウォン)。素早いパス捌きで近鉄の連続攻撃の起点になっていた。近鉄がトップリーグで勝ち越すのは初めて。試合後、大西将太郎選手にも話を聞いたのだが、「今シーズンはプレーしていて楽しいです」と活き活きした表情だった。近鉄応援団は、スコアボードの下にも。

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他会場も含め、日曜日の結果は以下の通り。サントリーを東芝が破ったことで、パナソニックが首位に立ち、サントリーは2位に。プレーオフセミファイナルの組み合わせは、1位対4位、2位対3位。それぞれの勝者によるファイナルとなる。残り2節の結果次第で、組み合わせが変わるわけで、この勝ち点争いも面白い

■トップリーグ第11節日曜の結果
NTTドコモレッドハリケーンズ●21 – 68○リコーブラックラムズ(前半0-33)
NECグリーンロケッツ○24 – 18●コカ・コーラウエストレッドスパークス(前半7-6)
HondaHEAT●14 – 27○福岡サニックスブルース(前半14-12)
パナソニックワイルドナイツ○29 – 27●神戸製鋼コベルコスティーラーズ(前半10-13)
サントリーサンゴリアス●18 – 21○東芝ブレイブルーパス(前半6-7)
近鉄ライナーズ○38 – 33●NTTコミュニケーションズシャイニングアークス(前半21-20)

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    コメント

    最初にパナソニックとサントリーが試合してるのは、プレーオフも考えての事じゃないですかね?
    大体この2チームはプレーオフで再度戦う可能性が高いですからね。
    でも、日本選手権含め何度も戦うと一般層は特にですがラグビーファンでもどこがチャンピオンか分かりづらいし違和感あります。
    それに、クラブチャンピオンは日本選手権に必要だと思えません。
    最後に、パナソニックが試合したの太田の競技場。
    あのインゴールは酷いでしょ。
    トップチームが戦う環境とは思えません。秩父宮もそうだし。
    2019年大丈夫かな?

    投稿: 辰巳 | 2012年1月24日 08:20

    ラグビー人気の話が出たので、少し。

    皆さん、結構ルールが分からないとおっしゃるのは、確かにその通りなんです。ただ、関係者の方は、それに正面から応じようとし過ぎなんじゃないかと思うんです。

    要は、ラグビーってこんなに楽しいスポーツなんやで~ってのが伝わればいいわけですよね?
    つまり、どういう風に観戦を楽しんだらよいのかを伝えることがまず一番のはずです。ルールは、楽しむために必要なら教える。

    僕は、何人もラグビーファンでない友人を観戦に連れていきましたけど、
    あそこではボールの取り合いが起きてる、
    あそこでパスしたら外に押し出されるリスクが高まるからパスしなかった、
    あそこで抜けたのは、自ら動いてスペースを作ってパスしたパサーの功績、
    とかいうようなことを(当然もっと噛み砕いてですが)、現実に起きているせめぎ合いの中身、意味を伝えましたね。

    で、細かいルールよりは、
    DFがいて簡単に抜けないトコロを抜けたときのエキサイティングさとか、
    次につなげるために身体を張るプレイの献身的価値とかを強調してます。

    そういう解説だと、ルールは理解できてないままで、結構楽しんでくれましたね。ファンになってくれた人もいました。

    だいたい、1回、観戦にしたぐらいでルールが分かるようになるわけないですしね。コアなファンですら追いつけてないルールを説明するのは、不毛だと思います。魅力を感じれば、自分でルールを覚えようとするでしょうし。
    ファンでない人を取り込むには、1回の観戦チャンスで、その魅力が伝わるようにしないと。
    観戦のポイント、楽しみ方の説明こそが大事だと思います。

    投稿: かもめのJONA | 2012年1月24日 02:45

    東芝-サントリー戦を観ました。東芝のファンという訳ではありませんが、東芝の勝利に溜飲が下がる想いです。サントリーの戦い方は勝つラグビーかもしれませんが、見せるラグビーではないと思います。エディ・ジョーンズの目指すラグビーがあんなつまらないラグビーであれば、JAPANのGMをやってほしくないです。

    投稿: 単なる一ファン | 2012年1月23日 22:42

    そういえば、先日、朝日新聞に「春美」が紹介されてました。値段まで出てたので、あの安さに驚いて、みんな殺到しなければいいんですが(笑)

    投稿: らぐじ~ | 2012年1月23日 13:21

    トップリーグの盛り上がりに欠ける理由の1つは、サントリー(東芝でしたっけ)とパナソニックを開幕戦に戦わせることでは。
    相撲で言えば、初日に、横綱、大関クラスが戦ってるようなもんで…
    全勝対決という、盛り上げやすいコンテンツをみすみす1つ失うのはもったいない。

    投稿: テルキー | 2012年1月23日 07:33

    私はJスポーツでパナソニック対神戸製鋼を観戦しました。
    神戸ファンとしてはノーサイドのホーンが鳴った後で逆転負けしたので悔しい一戦でしたが、見ごたえのあるおもしろい試合でした。

    ところが観客は公式HPによるとたったの2010人。
    パナソニックはこの競技場では10何連勝とからしいですが、バックスタンドに陣取った応援団は数える程。やはり三洋でなくなったのが効いているのか。
    トップリーグを実力、人気で引っ張るこの2チームの観客動員がこれだとこの先とても心配です。

    シーズンも終盤に差し掛かり、優勝争い・プレーオフ入り争い・残留争いで面白いカード目白押しにも関わらず、他の競技場でも6000人を超えたところなさそうですし…

    投稿: オールドコアファン | 2012年1月23日 07:23

    今日はJスポーツで東芝-サントリー戦を観戦しました。久々に本当に感動しました。東芝の最後まで諦めない・走り続ける姿勢に。途中のパスミスやノッコンなど修正が必要な部分は確かにありますが、本当に見ごたえのあるゲームでした。サントリーも非常にハードなディフェンスで最高のゲーム運びだったと思いますが、やはり、少し消極的だったのかな? という感は否めません。
    ところで、サントリーのFL“スミス”選手のディフェンス・ジャッカルは本当に素早かったし、職人技でした。しかし、ゲームの後半、明らかにオフ・サイドの位置でプレイしているのにレフリーが見えてないと言うのは、レフリー陣には本当に確認と反省をしていただきたいです。あれだけ熱いプレーをしている選手、寒い中足を運んでいるファンのみなさまに申し訳ないと思います。しかも最近はアシスタント・レフリーの導入をしているのだから、あのプレイの位置は恐らく見えていたはずです。
    一ファンとしては、ライアンのハイ・タックルは見れずにベイツのタックルはすぐにハイ・タックルに取るし、ベイツの好ディフェンスでサントリー側のナット・リリースと見れるプレイがベイツのロール・ア・ウェイとなるし。見てて、納得がいかないシーンが幾つもありました。レフリー関係者は、ゲームが終わった後はやはり絶対、確認と省みる作業をしていただきたいです。何より、アシスタント・レフリーの制度はしっかり機能させてほしいです。やったんもん勝ちのプレイは、見てて、とても残念に感じます。

    投稿: 40代のファン | 2012年1月23日 00:02

    通常のバックスタンドだけでなく、サッカーのようにゴール裏にも集まった近鉄応援団。
    私も一緒に傍で応援しました。
    スタジアムもとても良い雰囲気だったと思います。
    他会場もこんな感じに盛り上がるといいですね。

    投稿: sella | 2012年1月22日 21:42

    村上さんこんばんは。私も今日花園で観戦して、アークスの応援をしてきました。先日はfacebookでのメッセージにお返事頂きましてありがとうございます。今帰りの新幹線の中からコメントを書いています。初花園で拮抗したいい試合を観戦できまして、とても嬉しかったです。大声を張り上げておもいっきり応援してきました。アークス後僅かで勝利することができました。勝ち点2を獲得できました。花園また来期もアークスの応援で行きたいです。秩父宮とはまた雰囲気が違って、楽しん観戦することができました。隣に近鉄の応援にいらしていた方に、大声張り上げて煩くしてすみませんと言いましたら、おもろくていいやんかあと言われまして、大阪弁って面白くって暖かい言葉だなあと感じました。28日のホンダ戦アークスの応援に行きます。帰りの新幹線の中でアークスのバカラットコーチと同じ車両になりましたので、お声をかけてお話と握手をさせて頂きました。28日秩父宮に応援に伺いますと伝えましたら喜んで下さいました。益々ラグビー、ナイスガイなラガーマンの方々に魅了させられています。

    投稿: 櫻子 | 2012年1月22日 20:42

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