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トップリーグ年間表彰式

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27日の月曜日は東京国際フォーラムで、トップリーグの年間表彰式があった。優勝のサントリーサンゴリアス、準優勝のパナソニックワイルドナイツなどのチーム表彰、そして、得点王、新人賞などの個人表彰が行われた。

優勝杯を受けたエディ・ジョーンズGM兼監督は「タフでレベルの高いコンペティションでした。優勝したことは、努力の成果であり、幸運もあったと思います。竹本キャプテン、有賀バイスキャプテンの牽引力も大きかった。日本選手権ではさらにいいプレーを見せたいと思います」とコメント。竹本隼太郎キャプテンも「やるべきことはまだあるし、チームの成長は続いています。この優勝を日本選手権につなげていきたい」と気持ちは次の目標に向かっていた。

フェアプレー賞は、レッドカードもイエローカードもゼロだった東芝ブレイブルーパスが初受賞。監督の投票で決めるベストホイッスルは、平林泰三レフリー。新人賞はマイケル・リーチ、MVPはジョージ・スミスがそれぞれ受賞した。他の受賞者は別掲の通り。リーチ選手は、ベストフィフティーンにも選出され、ダブル受賞。どっちが嬉しいですか?と聞くと、「やっぱり、こっち」とベストフィフティーンのトロフィーを持ち上げた。「こっちは、全部の選手の中から選ばれる賞ですからね」とほほ笑んでいた。

ジョージ・スミス選手は、優勝、ベストフィフティーン、シーズンMVP、プレーオフMVPと4冠に輝いた。ボールを奪い、、ボールを持ってゲインもし、地味な仕事もこなす。質の高いプレーは、若い選手も手本とするべきものだろう。スミス選手は、身長は180㎝で、サントリーFW第三列の佐々木隆道(184㎝)、竹本隼太郎(181㎝)よりも小さい。それでも、オーストラリア代表で110キャップを獲得している。「小さいことをハンディと思ったことはありますか?」と質問すると、こう答えた。「ありません。むしろ、小さいことがアドバンテージだと思っているんです。大きな選手よりも、ボールへのリアクションが素早くできるでしょう? 子供たちがラグビーを学ぶ場合、パス、キャッチといったスキルを身に着けることが大事です。基礎スキルがしっかりしていれば、どんなポジションでも対応できますから」。また、今回の受賞については、「サントリーのプレースタイルが自分に合っていたと思います。ボールを奪うだけでなく、ボールをたくさん持つ機会があった。オールラウンドに活躍できる場を与えてくれました」と話していた。

式終了後、竹本隼太郎選手にインタビューした。これは、メンバーズクラブ会報誌に掲載されるもの。一つ一つの質問をじっくり考えて答えるところに誠実さを感じた。畠山健介選手が取材を冷やかしにやってきた。

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◎表彰者一覧
■優勝
サントリーサンゴリアス(4年ぶり2回目)
■準優勝
パナソニックワイルドナイツ
■第3位
東芝ブレイブルーパス
NECグリーンロケッツ
■フェアプレーチーム賞
東芝ブレイブルーパス(初受賞)
■ベストファンサービス賞
神戸製鋼コベルコスティーラーズ(8年連続8回目)

個人表彰
■トップリーグMVP
ジョージ・スミス<サントリーサンゴリアス>(初受賞)

■新人賞
マイケル・リーチ<東芝ブレイブルーパス>

■最多トライゲッター
19トライ
ネマニ・ナドロ(初受賞)

■得点王
182得点(2T/38G/32PG)
五郎丸歩<ヤマハ発動機ジュビロ>(初受賞)

■ベストキッカー
172得点(38G/32PG)
五郎丸歩<ヤマハ発動機ジュビロ>(初受賞)

■ベストホイッスル
平林泰三(2年連続3回目)

■プレーオフトーナメントMVP
ジョージ・スミス<サントリーサンゴリアス>(初受賞)

■ベストフィフティーン
PR1平島久照<神戸製鋼コベルコスティーラーズ>(3年ぶり2回目)
HO 堀江翔太<パナソニックワイルドナイツ>(3年連続3回目)
PR3 畠山健介<サントリーサンゴリアス>(4年連続4回目)
LO 大野均<東芝ブレイブルーパス>(6年連続7回目)
LOダニエル・ヒーナン <パナソニックワイルドナイツ>(2年連続3回目)
FLジョージ・スミス<サントリーサンゴリアス>(初受賞)
FLマイケル・リーチ<東芝ブレイブルーパス>(初受賞)
No.8豊田真人<東芝ブレイブルーパス>(初受賞)
SH 日和佐篤<サントリーサンゴリアス>(初受賞)
SO 重光泰昌<近鉄ライナーズ>(初受賞)
WTBネマニ・ナドロ(初受賞)
WTB 北川智規<パナソニックワイルドナイツ>(2年ぶり5回目)
CTB ジャック・フーリー<パナソニックワイルドナイツ>(初受賞)
CTB小野晃征<福岡サニックスブルース>(初受賞)
FB 五郎丸歩<ヤマハ発動機ジュビロ>(初受賞)

■特別賞
リーグ戦100試合出場達成選手
中居智昭<東芝ブレイブルーパス>
小野澤宏時<サントリーサンゴリアス>
久富雄一
大野均<東芝ブレイブルーパス>
相馬朋和<パナソニックワイルドナイツ>
大西将太郎<近鉄ライナーズ>
林慶鎬<神戸製鋼コベルコスティーラーズ>
木曽一
■特別賞
近鉄ライナーズ応援くらぶ

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    「日記」カテゴリの記事




    コメント

    ラグマガによると、新年度から二つの大学ラグビー改革が行われるとのこと。トップリーグも16チームに増やすのなら、来期下部へ降格するチームの内、順位上位の2チームを残留させる形で、新年度から速やかに実施するべきだと思う。前年度にチーム増の予告無しと、少々乱暴なやり方にはなるが、2019を考えると1年のロスは痛過ぎるので。それにしても改革スピードが余りにも遅過ぎる。2003年度の大学選手権改革がたったの1年で頓挫した後、割りと早い段階でラグマガ記載の改革案と全く同じものを協会アンケートで提案したことがあります(結局、8シーズンも旧制度のまま放置。抽選制導入でお茶を濁す)。また、トップリーグに関しては、発足3~4年目からサッカーのJ2にあたる2部リーグが当然始まるだろうと思ってましたし。14チームに拡大した時も、下部リーグの強化チームの状況を見て、早めに16チームに増やすことを検討するべきだと思っていました。このスピード感で、果たして2019年に間に合うのでしょうか?

    投稿: 坂石町分 | 2012年3月 1日 09:38

    わたしはTLとは別のカップ戦があってもいいし、大学がTLに本気でチャレンジする機会は依然意義があると思いますが、TL終了後のその上位(+α)だけによる現状の方式だとTLプレーオフの焼き直しのように見えてしまっています。
    そこで、TL全チーム参加で、TLと平行して行うように改めるのはいかがでしょうか。
    TL14チームと大学1位、大学2位とクラブ1位の勝者の全16チーム参加のノックアウト方式です。

    (例)
    1/8 TL9節、大学決勝
    1/15 TL10節、大学2位-クラブ1位
    1/22 日本選手権1回戦
    1/29 TL11節
    2/5 日本選手権2回戦
    2/12 TL12節
    2/19 日本選手権準決勝
    2/26 TL13節
    3/4 日本選手権決勝
    3/11 TL準決勝
    3/18 TL決勝

    TLと並行して行うことにより、大学選手権から間が開きすぎるという問題も解消されます。
    また、TL全チームによる一発勝負により、リーグ戦とはまた違った顔ぶれが決勝に残ってくるかもしれません。

    投稿: かもねぎ | 2012年3月 1日 09:08

    神戸のファンサービス8連覇は大したもんだと思いますが、最高のファンサービスは、強い神戸の復活ですので、来年は頑張ってください。
    13人の相手に負けるとか、リーグ下位に負けるとか、どんくさいなー、という例が今年は多かった。

    投稿: テルキー | 2012年2月29日 20:25

    私もはるぼうさんと同じく、日本選手権の存在意義が理解できません。
    毎年、社会人クラブは大学王者に決まったように惨敗、その大学王者もトップリーグ勢にはまず勝てない状況です。
    そのため日本選手権、特に一、二回戦は全く興味を持てません。
    また、トップリーグの総当たり戦での一位、プレーオフでの優勝チーム、そして日本選手権の優勝チームが3つ異なる場合も当然有り得ます。
    その場合、どこが国内最強のクラブなのか全く分かりません。
    現状では、総当たりの一位の価値はほとんど無意味なものになってしまっているとも思います。

    私ははるぼうさんの

    2・ TLのプレイオフを日本選手権とする。

    に賛成です。

    日本選手権の目的や意義を協会もきちんと考えてほしいと思います。

    投稿: ラグビーフリーク | 2012年2月29日 17:18

    ベスト15にも外国人枠があるのでしょうか。
    なければロックより後ろは全員外国人になってしまいそうな気がするのですが(笑)

    投稿: かもねぎ | 2012年2月28日 13:14

    真下チェアマンがTLの増枠に言及されたようですが、わたしも基本的に賛成です。
    トップチャレンジ1の4チームと三菱重工相模原あたりまではTL参入に向けてチーム作りをしているように見えますが、地域リーグでのそれ以外のチームとの力の差が大きく、100点ゲームをしている現状は非常にもったいないと思います。

    と同時に、TL内での上位(特にトップ3)と下位の力の差は依然大きいと感じます。
    1回戦総当たりだったころのスーパー14では総得失点差が±200を超えるチームはほとんどなかったのですが、今期のTLは東芝が+302、サントリーも+234、下位4チームは-200点台という現状では、上位対下位の対戦に勝敗への興味は乏しく、観客を呼び込むのは難しいように思います。

    全国リーグを拡大して、2部制にし、1、2部の入れ替えを頻繁にするというのがベストだと思うのですがいかがでしょうか。

    (例)
    ・8チームずつの2部制(全16チーム)
    ・ウィンドウマンスを挟んでそれぞれ1回戦総当たりの前後期制(各チーム14試合)
    ・前期→後期、後期→前期で1、2部3チームずつ入れ替え
    ・前後期の成績は総合しない(前期優勝にもタイトルを与える)
    ・後期の順位を年間順位とし、プレーオフ進出チーム、地域リーグとの入れ替えチームを決定する

    いろいろ問題もあると思いますが、いかに多くの魅力的な試合を生み出してラグビーファンを増やし、かつ多くの企業、クラブに参入してもらえるにはどうすればいいか、協会のみなさんに真剣に考えていただきたいと思います。

    投稿: かもねぎ | 2012年2月28日 12:59

    2,3年前にこのコメント欄でどなたかが
    書いてたのを覚えてますが、私や私のまわりの
    ラグビーファンは、今の日本選手権のあり方にみな疑問です。 何を頂点としてシーズンが盛り上がっていくのか、シーズン全体のグランド・デザインのようなもが変です。 プロ野球で日本シリーズが終わったあとに、セ・パ両リーグのAクラスの6チームがもう一回、戦うようなもので、
    1.フットボールの文化にはリーグ戦と平行してする
      カップ戦があるので、日本選手権はNHK杯争奪のカップ戦にする。

    2・ TLのプレイオフを日本選手権とする。

    3・ 日本選手権の廃止

    上記のどれかでしょう。

    投稿: はるぼう | 2012年2月28日 11:48

    一昨日の決勝戦をライブで観れずにスポーツニュースで結果を知りました

    後半24分のジョージ・スミスのトライシーンに思わず『おおッsign03』と叫んじゃいました

    深い位置からの走り込みから、デュプレアが流れて生み出したスペースをキレイに縫い上げるように突破していった姿にとても新鮮味を感じました。ちょっと流行りそうsign02

    投稿: 永遠の9番 | 2012年2月28日 00:34

    日本人選手権がまだありますが、ベスト15の日本人選手が、どれだけ代表に選ばれるのかに注目したいですね。
    あと表彰に、ベストマスコットを追加したいですね。
    トヨタのライガー君は、ハーフタイムに存在感を示してます。(マンネリ気味ですが)

    投稿: 野次馬 | 2012年2月27日 22:23

    私も44歳だけど、パスとキャッチを練習しようっと(笑)。
    個人的には、大野、重光、小野選手のベストフィフティーン選出がうれしいです。

    投稿: らぐじ~ | 2012年2月27日 18:47

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