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南ア代表オリフィエ、リコー入り

トップリーグのリコーブラックラムズから、2012年度の新入団外国人選手の発表があった。南アフリカ代表で37キャップを持つ、世界屈指のCTBワイナンド・オリフィエ(ラグマガ、JSPORTSでは、ヴァイナンドと表記)である。2007年ワールドカップの優勝メンバーであり、昨季、リコーでプレーしたマア・ノヌーに劣らないパワフルで突破力あるCTBだ。現在もスーパー15のブルズでプレーしており、脂の乗り切った選手の相次ぐ来日となる。

神戸製鋼のジャック・フーリー(南ア代表)、パナソニックのソニー・ビル・ウィリアムズ(NZ代表)ら、世界一流のCTBを各チームが補強しているのは興味深い。今季より、トップリーグは同時出場できる外国人選手が2名となり、出場機会の増える日本人選手の起用法も含めてメンバー編成が注目されている。エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチが、「FW第三列とCTBで日本人選手の奮起を期待したい」と話す通り、仕事量が多く、攻守に前に出るFW第三列、CTBが不足していることが証明される補強でもある。

フーリー選手とともに練習した実感を、神戸製鋼の正面選手に訊いたことがあるのだが、「意外に技巧派ではなかったけど、スペースに走り込んでくるスピードは、これまで経験したことのないものでした」と言っていた。世界トップクラスの技能、スピードを体感し、日本のCTBがそこにどう対抗していくかを工夫する絶好の機会ととらえ、彼らの来日が日本ラグビーの財産になるよう、各チーム、選手の奮起を期待したい。

■リコーブラックラムズ2012年度 新入団選手(第三報)
ワイナンド・オリフィエ (Wynand Olivier)
出身国:南アフリカ共和国
生年月日:1983年6月11日年齢:29才
出身校Afrikaans Boys High, Pretoria
ポジション:CTB
身長:186cm、体重:95kg
代表歴:2006年~ 南アフリカ共和国代表 スプリングボクス
キャップ数:37(2012年7月2日現在)

本人コメント「長い間、日本でラグビーをしたいと願っていました。それが叶って名門リコーでプレーできることを名誉に感じています。リコーの一員となりチームを第一として考え、自分の役割を果たしていきます」

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    「日記」カテゴリの記事




    コメント

    質問です。
    「今季より、トップリーグは同時出場できる外国人選手が2名となり」
    と書かれてますが、トップリーグHPにある
    トップリーグ規約91条3項に、「外国籍選手の登録人数の制限はないが、試合出場は同時に3名までとする。」とあります。
    何時正式に決定したのでしょうか?

    投稿: タマモクロス | 2012年7月11日 22:42

     本文とは関係ないのですが、Twitterでラグビー関係の名言を自動配信する、ラグビー名言bot(‏@rugby_quotes)を作ってはみたものの、配信する素材が中々見つからないで困っています。

     村上先生始め、みなさん、良い名言があったら教えてくださいませ~。Twitterの方で返信で教えてもらえば助かりま~す。目指せ300名言ですが、今のところ28止まり……。

    投稿: トリック | 2012年7月11日 22:02

    池田亜樹さん

    これは、私の個人的見解ですが。

    ラグビーの場合は、接触とキャッチという要素があるのが決定的だと思います。

    もしかしたら、重複になるかもしれませんが、例えば、タックル。同じ身長の者同士でも、日本人の腕は世界の選手相手の向こう側に手が回りません。体の幅とリーチの違いですね。こういう状態では、捕まった方は、ボディコントロール次第でタックラーから逃れることが可能です。
    逆に、世界の選手が日本人を捕まえるときは、きっちりと手を回すことができます。こういう形でがっちり捕まってしまえば、身動きが取れないんですね。

    また、日本の俊敏な選手が突破を図る場合、相手のDFは前腕さえかかれば止めることができてしまいます。逆に外国人選手が日本相手に突破を図る場合、上腕がかかっても止められなかったりします。しかも、日本の俊敏な選手は、必ずしも世界相手にスピードで優位に立てるわけでもない(世界のBKは100m10秒台なんてのがいますが、日本では、11秒後半が限界)。

    さらに、日本人でそこそこサイズとパワーのある選手でも、世界相手のラックやモールのサポートプレイは、相当困難です。
    サイズとパワーを度外視した場合、ほぼ全ての接点で後手に回り、記録的な大敗を連発するだろうというのが、僕の見方です。

    いずれにしても、このような厳然たる事実として、「仕様」の違いを前提にして、戦略なり強化ポイントを練らないといけないと思います。
    その1つが、エディーさんのおっしゃるフィットネスでしょう。リカバーを早くして、事実上の死に体の選手を減らして勝負。

    投稿: かもめのJONA | 2012年7月11日 10:54

    村上さんの言う通り、日本のためになるかどうかは、日本人選手の問題なんじゃないかなぁ?

    たとえ、短い時間でもトップレベルの選手とプレーできるのは、いいことだと思います!

    あとは、日本人選手がそれをどう受け止め、自分を高めていくかだと思うけど…

    日本に貢献する気があるのか疑問、とか…甘えすぎなんじゃないかな?

    プロなんだし、やるのは自分達でしょ
    負けんようにやるのは、当たり前

    SBWや、フーリーを本気にさせるような選手が出てくるのに期待します

    そんな選手がジャパンに選ばれるべきだと思います!

    投稿: ナガサキング | 2012年7月11日 09:07

    オリフィエ来日ですか…(いや大好きですが(笑)

    野球の巨人に言及されてる方がいらっしゃいましたが同感です。

    また、スーパーラグビーとジャパンの試合を続けて観るとつまらなくて最近は最後まで観れません。
    しかしながらエディ 薫田には思いがあります。
    しかし、この先ジャパンは強くならないと思いました。
    気合いが空回りしてる韓国代表のがまだ見てて気持ちいい。
    強くなれば観客は付いてくるという考えもあります。
    しかしABsの軌道と矛盾すると思うんですよね。
    RWCで勝てなかったABs。
    しかし負けても観客が納得出来る部分が少なからずあった。
    で 今の黄金期(て言っていいのか(笑)がある。

    今のジャパンには、負けても納得出来る部分がないですね。
    しかし(笑) クルーデンはレギュラーシーズンなのにワールドカップ時と別人みたいですもんね。

    …ジャパンもこうなるんですかね(笑)


    投稿: けんじ | 2012年7月11日 01:11

    オリフィエはRWC2007には出場しましたが、2011には「ワールドレベルに達していない」、と南アヘッドコーチのピーター・デビリアスに評価され選ばれていません。が、今季のSUPER15では充実の活躍ぶり。
    柔らかな動きは、ブラックラムズにはもしかしたら合う選手かもしれません。
    やはり日本人選手の弱点ポジションはCTBなんですね。これは古くて新しい話ですけど。
    その意味で、立川選手には期待がかかります。

    投稿: エリス少年 | 2012年7月10日 21:03

    相次ぐ世界からの有力な選手の来日。

    今日はダルビッシュ投手の発言に目から鱗。

    「体の大きさに負けてるのではなく、体の作り方で負けている。日本の野球界は、固定観念にとらわれてここ何十年も変わっていない。これは危機です」と語ったそう。

    日本のエースでメジャーリーグも経験しているダルビッシュ投手の言葉だから重い。

    ラグビーも同じような感覚を持ってないだろうかと自分も含めて思った。

    メジャーリーグでも身長170センチちょいでもグリーンモンスターを越えるホームランを打つスラッガーもいるし。

    ラグビーもクルーデン選手とか身長はそんなに高くなくてもオールブラックスの10番を担おうとしている。

    スポーツだけでなく、産業でも日本は、不足する部分を工夫で乗り越えてきたので、民族性としてそういうものがあるので。

    相手の得意な部分で自らが劣る部分より自らが得意とする部分で上回ろうと努力する。

    僕はメジャーリーグで通用するスラッガーは日本にはいないと思っていたし、ボールや環境の違いにばかり目がいっていた。

    しかし、そこで闘っているダルビッシュ投手は、体作りの考えを変えれば日本選手でも劣らないと言う。

    この言葉にとても勇気を頂いた。

    ラグビーも体の大きさで劣るという事で、大型化をはかった。残念ながら結果としては、芳しくなく、日本スタイルの低く、速いラグビーを目指す。

    しかし、ダルビッシュ投手の言うように体作りの考え方が野球界だけでなく、ラグビーでも同じなら、ラグビー界にとって世界への道標にならないものでしょうか。

    投稿: 池田亜樹 | 2012年7月10日 20:46

    タイミング悪い…。でもいい選手であることは間違いないので活躍するでしょう。外国人選手の獲得には賛否両論あると思います。とにかく日本人選手は頑張って外国人選手を見返してほしい。世界に誇れる「JAPAN RUGBY」をみせてくれ。

    投稿: nick | 2012年7月10日 18:48

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