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関西大学A第5節の結果

日曜日は、京都の宝が池球技場だった。関西大学Aリーグ、注目の2試合をJSPORTSで解説した。第1試合は、1勝3敗の同志社大学と、2勝2敗の大阪体育大学の対戦。互いにも、もし負ければ入替戦にまわる可能性が出てくる試合だった。ここ5年は同大が勝っているが、この日の大体大は、ボールを持って前進できるアタッカータイプの選手を起用して序盤から攻勢に出た。前半4分、モールからPR蔵守が先制トライ。PGを返されたあとの11分には、この日大活躍だったWTB沢良木のトライで12-3とリードを広げる。

しかし、同大も19分、SO渡辺がタックルを受けながら絶妙のパスを出し最後はCTB林がトライして追撃。前半は19-15の大体大リードで折り返した。後半もアタックでは持ち味を出し合う両チームがトライを取りあい、逆転また逆転のシーソーゲーム。最後は後半36分、ラインアウト後方のBKラインとの間隙をついて、交代出場のSH下平が抜けだし、32-33。CTB長井のゴールが決まって、34-33で同大が競り勝った。

第2試合は、天理大学、立命館大学の4戦全勝同士の戦い。接戦が予想されたのだが、前半15分までに、天理がCTBバイフの突破を軸に3トライを奪う一方的な展開となる。しかし、立命館の地力アップは本物だった。天理のラインアウトのミスからトライを奪うと、FW周辺の縦突破を連続し、BKも好キックを連発して地域を前に進め、後半3分、ゴール前のスクラムを押し込んで、19-17に迫る。

このあとも、後半はほとんど天理陣内での攻防が続き、天理が再三ゴールラインを背負って我慢の展開となる。「きょうは、ゴール前にどう入れないかが課題だったのに、エリアも獲れないし、上手く行かなかったですね」と小松監督。しかし、立命館もPGで、20-19と逆転はしたもののトライが獲りきれない。最後のワンチャンスをものにしたのは天理だった。自陣22mラインを少し超えたあたりのラックから攻め、バイフ、トンガのCTBコンビがディフェンダーを引き付けながらパスをつなぎWTB宮前が約70mを走りきって逆転トライをあげた。立命館にとっては、悔やしい敗戦ではあったが、確かな実力を証明し、手ごたえをつかむ試合内容だった気がする。天理がテンポを出せないのは気がかり。今後、SOをどうするかが修正の鍵かもしれない。

■関西大学Aリーグ第5節の結果
同志社大○34-33●大阪体育大
天理大学○24-20●立命館大学
近畿大学○38-10●京都産業大
関西学院大○40-7●摂南大学

全国大学選手権大会のファーストステージ出場校のうち、東北・北海道代表校が決定した。東北学院大学(初の全国大学選手権出場)である。これで、11月18日、熊谷ラグビー場で行われるファーストステージの第1戦は、東北学院大学 対 福岡工業大学(12:00キックオフ)に決まった。東海・北陸VS中国・四国の決定戦は、11月11日に朝日大学と環太平洋大学のあいだで行われる(名古屋市瑞穂公園ラグビー場にて)

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    コメント

    東北・北海道代表決定戦に出場した道都大のOBです。勝てば初の全国出場でしたが17-10で惜敗しました。私達の時代には関東や関西のチームと対戦するのは夢の世界ましてや全国大会なんて・・・いい時代になりました。来年もこの方式を続けて欲しいです。そして目指せ地方大学から全国制覇!

    投稿: インゴール | 2012年11月13日 23:13

    さて、来週 西京極で行われる 関西Aリーグの見所を二つ。
    先ずは、天理に敗れたものの、勢いは失っていない立命館。その屋台骨を支える "ウィンガー岩村" 。対戦する同志社の猛獣使いは 弟 "ファビアン岩村" の起用が予想される。
    実現すれば、あの世紀の若貴賜杯争かいに匹敵する歴史にその名を刻む兄弟対決が実現。
    その陰で、同志社BKラインには ハマラグ 以来のゆめのコンビネーション、"キム&鍋" 実現の可能性も。
    ヨコハマで誓った夢は 果たして 京の都で叶うのか!
    二つのハプニングに乞うご期待!!

    投稿: ナベゾ | 2012年11月 6日 21:20

    関西ももりあがっていますね。
    1日前の慶應vs明治の中継の合間で、パナの田中選手のハイランダーズ入りのインタビューが放送されていましたね。
    感極まって涙?した田中選手にぐっときました。努力した人にしか味わえない感情なんでしょうね。
    今CSでスクール☆ウォーズをやっているので、なんだか必要以上にラグビー観戦に熱くなってしまいます(笑)。

    投稿: ねこぷ~ | 2012年11月 5日 20:57

    後半は圧倒的に立命優勢だったのに
    勝てる試合を落とした。ホンマに腹立つ思い。
    しかし、村上さんの言う通り地力はあり今後の試合は楽しみですね!!
    天理は普通のチームに逆戻りした感じで
    残念の一言です。
    全国選手権のことを考えると、テルキーさんの
    言う通り外国人存在は不可欠だと思います。
    特に立命BKにトンガ人二人いればかなり面白いと思います。関東だけ強くてもラグビー人気盛り上がりませんよ!!

    投稿: カズ | 2012年11月 5日 11:10

    記事と関係なくてすみません。

    昨日私のクラブチームの今シーズン初戦でした。

    帰りにパナSHイーリ選手のお父さんに「息子さんのサイン持ってますよ」っと話しかけたら、お父さんは笑ってました。

    一緒にいた某高校の監督さんは大笑いでした(笑)。

    投稿: nick | 2012年11月 5日 07:23

    今日は二試合をテレビ観戦。試合を支配した側が負けた、との感想。
    同志社は、ノックオンも少なく、オフロードでバンバン回す、巧く楽しいラグビーをやってるんだけど、パワフルさに欠けるのと、ディフェンスで見る選手が多いのがイマイチ。巧さは感心するレベルにあったけど、弱さも目立った。インゴールノックオンを見逃してもらったことも含め、ラッキーな勝利。
    大体は逆に、前に出る素晴らしいディフェンスをしていたと思う。アタックでも体をぶつけにいけばゲインできるのに、キックを多用していた。自分たちより弱い相手とのラグビーに慣れていないのか。もったいない敗戦。
    立命はスロースタートが響いた。最初、半信半疑でラグビーやっていたか?マークをバイフに絞った途中からは安定した取り口。苦言を呈すなら、インパクトプレーヤーがいないこと。バイフクラスの選手を2人入れたら、少なくともリーグ戦には負けないはず。
    天理にはがっかり。やはり昨年からのスケールダウンは否めない。立川、ハベア、バイフ、どこからも抜けて、ウィングを走らせた昨年を三方原の戦の時の武田軍とすると、今年の天理は長篠の戦の時の武田軍。これでは、織田軍(対抗戦)どころか徳川軍(リーグ戦)にも勝てない。
    関西の学校はどこも留学生を複数入れて、なりふり構わず強化した方がいいと思います。関学や立命、大体には検討してほしいなあ。

    投稿: テルキー | 2012年11月 4日 19:44

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