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大学トップ4決まる&TL12節結果

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日曜日は近鉄花園ラグビー場だった。大学選手権セカンドステージの第3戦、早稲田大学対大阪体育大学、筑波大学対関西学院大学の試合をJSPORTSで解説した。勝って気持ちよくファイナルステージ(FS)進出を決めたい早大は、FB原田、WTB中靍らの個人技でタックラーを次々にかわしてトライをあげ、前半だけで6トライをあげた。後半は、大体大もFWの縦突破を軸に反撃を試みたが、LO山口のワントライにとどまった。

早稲田は、PR上田キャプテンが負傷退場するなど、心配も多い反面、怪我で戦線離脱していた1年生NO8佐藤、CTB布巻らが後半に投入され、期待通りの動きを見せた。特に布巻は負傷者が出たこともあって、FLで出場し、好タックルを連発。非凡な能力を印象付けた。ノーサイド後は、両チームの選手が、この日で監督生活にピリオドを打つ大体大の坂田好弘監督に花束を贈呈し、記念撮影。IRBラグビー殿堂入りを果たした名ラグビーマンの労をねぎらった。早稲田は上田キャプテンが負傷退場していたこともあって、WTB中靍が花束を贈り、坂田監督から肩に手をかけられての写真撮影。かつての名WTBと大学ラグビー界きっての俊足WTBの微笑ましいショットだった。

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第2試合は、筑波大学が関西学院大学を圧倒した。WTB福岡が4トライをあげたのだが、そのスピードには目を見張った。前半1分の先制トライは、スワーブで相手を外にかわして、次の選手をカットインでかわし、もう一人のタックラーはストライドに変化をつけて飛び越えるようにインゴールに躍り込んだ。4本目のトライは、チーム全体で何度も前に圧力をかけ、最後にインターセプトしたもの。筑波大学のディフェンスの意識の高さ、ラインのセットスピードの早さを見せつけたトライだった。

「先週、慶應に4トライされました。対抗戦全体でも失トライは8だったので、ここが課題で下。0点に抑えたことで、チームがひとつ上がれた気がします。アタック面は前半3つのミスがあって、乗り切れませんでした」(筑波大学・古川監督)

その他の結果は以下の通り。注目の一戦は、東海大が明治大を下した。筑波大、早稲田大、東海大、帝京大がファイナルステージに進むことになった。

■セカンドステージ(12月23日開催分)結果
法政大学 29-28 慶應義塾大学(前半7-0)
天理大学 24-36 流通経済大学(前半19-26)
立命館大学 12-48 帝京大学(前半7-20)
東海大学 45-36 明治大学(前半24-12)
早稲田大学 61-8 大阪体育大学(前半40-3)
筑波大学 54-0 関西学院大学(前半27-0)
近畿大学 24-29 日本大学(前半7-14)
拓殖大学 62-12 福岡工業大学(前半29-5)


トップリーグ2012-2013第12節の23日開催分の結果は以下の通り。

◆試合結果
トヨタ自動車 52-7 リコー(前半26-0)
神戸製鋼 24-25 パナソニック(前半5-13)
福岡サニックス 13-42 NTTドコモ(前半6-21)
九州電力 5-101 東芝(前半5-40)
ヤマハ発動機 29-35 サントリー(前半10-10)

神戸製鋼の佐藤貴志選手がリーグ戦100試合出場を達成した。また、トヨタ自動車ヴェルブリッツ、ヤマハ発動機ジュビロの10位以上、5位以下が確定。5~10位チームに出場権が与えられるワイルドカードトーナメント(日本選手権出場権争い)の出場が決まった。NTTドコモレッドハリケーンズ、福岡サニックスブルースは13~14位が確定。入替戦(日時、場所未定)への出場が決定した。

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    コメント

    中継をリアルタイムで見ることができず
    録画したものをゲームのあった翌日と翌々日に分けて見るため
    コメントのタイミングが遅く間が抜けたようでスイマセン。

    母校明治、やっぱり勝てなかったか(泣)。
    過去に定着したイメージのまま、いまだに言われている「重戦車」ですが
    そう呼ばれることはどうなのかなと・・・。
    「前へ」とか「縦突進」というフレーズにピッタリくるプレーが見られない。
    私的な感想ですが、筑波のプレー方がそのイメージに合っているような気がします。

    法政VS慶應戦。
    慶應が逆転した直後の法政のキックオフを、慶應が取れなかったのが敗因では?
    法政の執念が生んだ劇的な逆転勝利だと思いました。

    投稿: トーシロ | 2012年12月25日 18:20

    立命館 帝京の前半最後のプレーは、立命館の選手が手でボールをタッチに出したのでペナルティー、選択プレーでスローインと言うのがあの場面で唯一成立する解釈だと思います。
    でもレフリーはペナルティーのゼスチャーはしていませんでした。
    疑問の残る裁定だと思います。

    投稿: バックスタンド | 2012年12月25日 10:06

    帝京対立命戦の前半最後のジャッジには私の周りでも話題になってました。あのトライで流れが少し変わったと思うのですが、だとしたらレフリーの責任は重いと思います。

    投稿: たま | 2012年12月24日 18:13

    以下の改正案はどうでしょうか?
    今の16チームのリーグ戦を2つの階層に分ける。
    上位グループをAとする(対抗戦4、リーグ戦、関西各2。この比率は前年度のベスト4進出チームの比率で決定。ただし、2は最低保証。)。で、残りの8チームを2つに分け、Bとする。
    Aの1位は準決勝進出決定。Aの2位はBの1位と準決勝をかけて戦う。
    これで、圧倒的に接戦が増える。伴って、好カードへの期待から、動員も期待できる。

    投稿: テルキー | 2012年12月24日 16:15

    明治vs東海を秩父宮でみました。
    試合を通じてのFW同士のぶつかりあい、明治のキックパスからのトライ、東海の第二センターのうらにスタンドオフがループ→ブラインドウイングへのパスからのトライ見ていて爽快でした。両チームありがとう。

    投稿: ラグビー好き | 2012年12月24日 15:10

    大学選手剣べスト4決まりましたか・・・
    立命館はよくやったと思います。
    30点差なら健闘したといえますね。
    2年3年生中心のチームだから今後が楽しみです。来年は必ず国立へ!!!
    筑波は今一番油が乗り切ってる感じですね
    1戦1戦力をつけてきている印象があります。
    帝京の4連覇なんて見たくない。筑波の
    全員ラグビーで、来年こそはラグビー人気
    復活を期待しています。

    投稿: カズ | 2012年12月24日 14:36

    ★ルールについて教えて下さい★
    先日の大学選手権、帝京対立命館戦の前半ラストプレーについて。

    ホーンが鳴り、タッチラインをボールが越えた後、
    クイックスローで帝京の選手がプレーを続行し、トライが認められました。

    あのプレーはオンプレーなんでしょうか?

    ルール規定上、OKであるならばタッチキックは
    客席まで蹴出さなければならないのでしょうか?

    ラストプレーを終了させる定義とタッチの定義がよくわかりません…
    あれがOKならば、以前にも逆転可能な試合があったと思いますが…

    宜しくお願いします。

    投稿: こじ | 2012年12月24日 14:31

    大学選手権新方式。
    以前も同じような方式を取りましたが、一回で中止になりました。今回はどう判断するのでしょうか。
    個人的には、
    1)相変わらず審判のレベルが低く、ジャッジにむらがある。
    2)各球場の芝が痛み、海外とは雲泥の差。
    3)試合数が増えただけで、試合の内容(点差 
      も含めて、差がありすぎる。
    4)強豪校にとっては、地方への出費がかさむだけで、観客は1000人未満がほとんど。
    5)このような方式で、大学ラグビーのレベルアップが、はかれるという考え方が理解できません。
    6)プールごとに分けても結局消化試合がでて しまう。

    なぜ、シンプルに原点を基本に運営しないのでしょうか。施設は古いうえに、陸上競技場で行うと選手が遠く観にくい。
    他に、改善する点は多々あり、試合数を増やしたところで人気が戻るわけでもなく、レベルが上がるとは考えにくいです。

    今回の方式で、面白かった試合は5試合にも届きませんし、観衆も一万人を超えることはありませんでした。

    対抗戦が頭一つ抜けているのが証明されただけだと感じております。

    投稿: 楕円球 | 2012年12月24日 08:26

    神戸パナソニック戦は観衆9,000人と発表されてますが1試合目との積算ですか?屋根付きだし、3連休の中日だしもっと動員かける手だてはないもんでしょうか?
    去年のプレーオフファイナル、日本選手権決勝も10,000人ちょいの観衆。サッカーや野球はともかく、アメフトのXボウルは平日夜で23,000人、ライスボウルは35,000人。会場が東京ドームということを差し引いてもこの差は何に由来するか、協会には検証して対策を打ってほしい。JSPORTSが露出してくれる反面、空席が非常に目立つと悲しくなりますね…。

    投稿: えいじパパ | 2012年12月23日 22:23

    明治が脱落した以外は至って順当。
    今一番強いのは筑波か。帝京の4連覇阻止に期待。
    関西勢がリーグ戦並みというのは去年だけで、今年は差があった。
    神戸製鋼は何も変わっていない。接戦での弱さは同志社並み。

    投稿: テルキー | 2012年12月23日 22:07

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