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2012年11月25日 - 2012年12月1日

関西A最終戦は死闘に

2012年もあと一月となった。今年も早かった。土曜日は、トップリーグが再開され、トップイーストの全勝対決、関東大学対抗戦A、関西大学Aリーグの最終節と注目カードが多かった。僕は、近鉄花園ラグビー場だった。月末の全国高校大会に備えて、ふかふかの芝生が目に鮮やかだった。それぞれの結果は協会のサイトなどで確認いただくとして、僕は関西のことを。

関西大学Aリーグの最終戦は、すでに優勝を決めている天理大学と、2勝4敗の同志社大学の対戦。同志社は勝てば5位となって大学選手権出場、負ければ6位でシーズン終了という立場だった。試合は凄まじいアタック合戦になった。

天理の決定力あるBKにボールを持たせたくない同志社は、自陣からも徹底してボールを動かし、HO秋山、NO8西林らの縦突破を織り交ぜて攻め続けた。対する天理も、選手権に向けて試合のテンポアップを図って攻める。互いに目指すスタイルを貫き、ミスか反則がなければ、なかなかボールが獲り返せない拮抗した展開となる。

序盤は同志社の勢いが勝り、天理はタックルを弾き飛ばすシーンが相次ぐ。ボールを動かしながら、突破力ある選手を要所に立たせる組み立ても見事だった。前半29分、同志社FL於保がトライして17-5とリード。ここで、天理にスイッチが入ったように見えた。ここからは怒涛の反撃。CTBトンガ、SO白井のトライであっという間に17-17に追いつく。後半も攻め合った両チームだが、27分、天理WTB松井のトライで、27-29となり、同志社がわずか2点のリードで、残り10分の戦いとなった。

懸命に追いかける天理だが、ここまで出なかったハンドリングエラーが連続する。インジュリータイムも2分が経過し、残り30秒ほどで天理が痛恨の反則。ここから同志社は獲得率の高かったラインアウトを得るためにタッチキック。モールを組んで最後の時間をつぶそうと考えたようだ。しかし、このラインアウトを天理LO青野がスチール。自陣10mラインからボールをつないだ天理が、FB塚本、WTB宮前のスピードでトライを獲りきる逆転勝ち。

最後にトライが獲りきれるのは天理の強さなのだが、今季、紙一重の試合を何度も落としてきた同志社にとっては残酷な結末だった。しかし、同志社にとっては今季のベストゲームだった気がする。攻撃の精度は間違いなく高まっていたし、選手権で関東勢と戦うところをみたいチームだった。そうすれば、さらに成長していただろう。宮本監督の痛恨の表情がすべてを物語っていた。

■関西大学Aリーグ結果
天理大学〇32-29●同志社大学(前半17-17)

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エディーさん、チャリティトークショー

NPO法人スクラム釜石が、日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏のチャリティートークショーを企画。12月11日(火)、東京駅前、丸ビルにて開催されますので、ご案内します。

これは、大友信彦さんの著書「エディー・ジョーンズの監督学」(東邦出版)の出版記念なを兼ねてのイベントで、エディーさんが「被災地を支援したい」という意向を持っていたことから実現したもの。「PUSH東北!」と銘打ち、エディーさんには、続く12月14日(金)に、東日本大震災の被災地である宮城県気仙沼市でラグビー教室も開く。このトークショー&サイン会の収益は、気仙沼クリニックの開催費用、交通費などに充てられる。

クリニックには、気仙沼向洋高校ラグビー部の高校生をはじめ、日本代表の畠山健介選手の育った鹿折少年ラグビースクールの小学生、中学生、近隣他地域の高校も参加予定。

●PUSH東北!「エディー・ジョーンズの監督学」発刊記念 
チャリティサイン会&トークショー
<日時> 12月11日(火)18:30開場、19:00トークショー開始、19:45頃から懇親会&サイン会~20:45終了
<場所> 丸ビル8階・丸ビルホール&コンファレンススクエア
<募集定員> 100名。増員もあり。
<会費> 5000円、家族同伴の子供は中学生まで無料。高校生2000円
<予約> 11月25日発売のラグビーマガジンをご覧ください。
<主催> スクラム釜石/復興支援機構/OVAL HEART JAPAN/RUGBYJapan365
<協力> 三菱地所ビルマネジメント、サントリー、釜石シーウェイブス、東邦出版、ラグビーマガジン編集部

ト-クショーへの参加申し込みは以下のURL、ベースボールマガジン社のスポーツ総合サイト「スポーツクリック」で受け付け中。
http://www.sportsclick.jp/p/seminar/rugby/push_tohoku_charitytalk/index.html

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坂井克行選手&お知らせ

29日は、愛知県刈谷市に行っていた。豊田自動織機シャトルズの坂井克行選手の取材だった。シャトルズは、ホンダヒートを破って、すでにトップウエストの1位通過を決め、トップリーグの昇格を争う「トップチャレンジ」への出場権を獲得している。少なくとも、上位4チームには入り、自動昇格か入替戦が確定しているわけだ。

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ただし、今回は、7人制日本代表キャプテンとしてのインタビューだった。坂井選手とは、高校時代(四日市農芸)から顔見知りだったのだが、ゆっくり話すのは初めてだった。「何時間でもいいですよ~」と、とっても明るい。7人制日本代表の瀬川監督のモットーも「明るく、楽しく、元気よく」だそうで、それを体現するキャプテンかもしれない。

7人制日本代表に選出されて3年目。ランナーとしてのスピードもあり、国際大会での経験も豊富で、今では欠かせない選手になった。11月初旬には、来年のワールドカップ・セブンズのアジア予選で優勝し、出場権を獲得したのだが、「出場権を獲得するというより、大会で優勝したい気持ちが強く、事前の合宿からとてもいい練習ができました」とのこと。

7人制と15人制と行ったり来たりで、調整が難しいのでは?と聞いてみたのだが、本人は意外に平気のようだった。現日本代表のプレースタイルも、15人制のブレイクダウンが役立つので、「僕は行ったり来たりした方がいいと思うんですよね」と話していた。坂井選手は、高校で坂道ダッシュを繰り返したことで、足も速くなり、あの大腿部の太さも手に入れた。高校生には坂道ダッシュ、「おすすめ」とのこと。やっぱり、ラグビーの基本も「走ること」というわけ。このインタビューは12月下旬に発行予定の日本ラグビー協会の機関誌に掲載される。

◎追加
【マーラー忘年会、追加募集!宮地克実さんに続いて、林敏之さんも参戦】

ラグビー部マーラー忘年会の追加募集のお知らせです。12月は恒例の忘年会。ついに大御所の宮地克実さんがやってくることは、先日お知らせし、満席になったのですが、急きょ林敏之さんの参戦も決定。なんと、1987年の第1回ワールドカップの監督、キャプテンが揃い踏みします。しかも、お二人は神戸製鋼と三洋電機で死闘を繰り広げた間柄。どんな話になるのか楽しみが増えました。というわけで、マスターが席の増枠を決断。追加募集します。ご予約はお早めに。

詳細、申し込み方法は以下の通り。
日時:12月22日(土) 午後6時開演(午後5時30分より開場)。
会費:3,500円(ドリンク、軽食込み)
場所:ラグビー部マーラー(大阪市中央区東高麗橋5-6南野ビルB1)
ホスト:村上晃一
ゲスト:宮地克実(元日本代表、三洋電機監督)、林敏之(元日本代表キャプテン、神戸製鋼LO)

▼お申し込みは、メールにてアドレスinfo@npo-orn.orgの大阪ラグビーネットワーク、マーラーイベント担当加島まで。
お名前、メールアドレス、電話番号、お申込人数をお知らせください。満席になり次第、締め切りです。※お申込人数が複数の場合は同伴の方の氏名も全てご記入願います。先着順に受け付けさせて頂き、担当者からメールで連絡させて頂きます。

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タッチ日本代表、豪州遠征へ

12月のスケジュールを確認していると、トップリーグの再開と大学選手権セカンドステージの開幕で、試合数がめちゃくちゃ多い。テレビ放映も含めて全部見ていくのは、けっこう大変そう。セカンドステージは徐々にカードが決まっていて、立命館大学対拓殖大学、関西学院大学対法政大学など、力関係がどうなるのか興味深いものも多い。対抗戦グループの順位が決まらないのだが、ここがどうなるか。

先日、高田馬場のノーサイドクラブで、タッチラグビーのトークライブを開催して、タッチの現状について少し書かせてもらった。そのタッチラグビーの男女の日本代表チームが12月4日から11日まで、オーストラリア遠征に出かける。ライブのゲストだった奈良秀明選手、飛び入りで会場を爆笑させた渡辺誠選手ほか、男子は12名が参加。女子は日体大の選手を軸に15名が参加する。団長は、綾城高志さんが務める。

今回は、12月7日からシドニーで開催される、NSW STATE CUP に参戦。この大会は、世界ナンバー1の実力を誇るオーストラリアで最もレベルの高いNSW州で開催されるもので、男子、女子、ミックス、マスターズ等のカテゴリーで約200チームが参加し、約30面のコート数の中3日間をかけて行われる大規模なものだ。

遠征資料を見せてもらったら、以下のようなことが書いてあった。

2012年オーストラリア日本代表遠征戦績目標
【男子】
全試合8失点以内に抑え、キックオフまたはペナルティーにおけるサインプレーでは成功率8割を目標とする。
【女子】
全試合10失点以内に抑え、キックオフまたはペナルティーにおけるサインプレーでは成功率6割を目標とする。

いい報告を期待しよう。

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真栄田さんに会う

27日は、東京の吉本興業でスリムクラブの真栄田賢さんに取材した。12月8日発売のラグビーマガジン別冊「第49回全国大学選手権展望号」に掲載されるものだ。中庭での写真撮影では、「エアー・ハンドオフ」も決めていた真栄田さん、僕がブログにアップする写真をお願いしたら、タックルしてくれた。

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真栄田さんとは、9月のラグビー新喜劇など、過去にも何度かイベントでお会いしているのだが、とにかくラグビーの話は真面目で熱い。今年は忙しくてなかなかスタジアムに行けないようだが、雑誌の対談で知り合った山田章仁選手の誘いでパナソニックの試合を見たり、元木由記雄さんの招待で神戸製鋼の試合を観戦したり、トップリーグを見る機会も多いそうだ。

昨シーズンは、天理大学がお気に入りで、大学選手権の準決勝、決勝は国立競技場に見に行ったという。立川選手のことが大好きみたいで、ラグビー芸人さんの間でも、「立川って、すごいなぁ」と話題になったとか。一番よくラグビー談義をするのは、中川家さんで、先日も礼二さんと東海大学のFWがデカイという話で、盛り上がったらしい。

現在、真栄田さんは、JSPORTSの「海外ラグビーナビ」のナビゲーターを務めている。あの声で、説明されるとなんだか微笑ましい。礼二さんに「羨ましいわ~」と言われたそう。来年1月9日、10日と新宿のルミネtheよしもとで、ラグビー新喜劇の開催が決まった。キーマンは、もちろん、スリムクラブだ。「あきらめないチームが好き」という真栄田さんのラグビー観戦術などは、誌面にて。お楽しみに。そういえば、高校時代は法政大学のファンだったということで、注目選手はいませんか?と問われ、武者選手の名前をあげた。きょうの取材のことは、ご自身のブログにも書いてくれている。

真栄田さんと僕、誕生日一緒だ。ちなみに、冨岡鉄平さん、五郎丸歩選手も同じ。

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花園シード校&ラグマガ1月号

12月27日に開幕する第92回全国高校ラグビー大会のシード校が発表された。

A=東福岡、秋田工業、常翔学園
B=伏見工業、深谷、大阪朝鮮高級、茗溪学園、御所実業、流通経済大柏、報徳学園、國學院久我山、石見智翠館、桐蔭学園

4連覇を狙う東福岡、64回目の出場となる秋田工業、大阪の予選で東海大仰星を破った常翔学園がAシード。Bシードは、10校。実力が拮抗している今大会は何が起こるか分からない。

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書くのが遅くなってしまったが、ラグビーマガジン1月号が発売になっている。表紙は、スーパー15のハイランダーズ入りした田中史朗選手。インタビューでは、「自分では、オークランドのU19レベルまでかと思っていた」と、正直に明かしている。メルボルン・レベルズ入りが決まった堀江翔太選手のインタビューもある。ただし、これは契約できていない状況でのインタビュー。だからこそ、貴重だ。もちろん、巻頭は日本代表の欧州遠征レポート。

大学特集では、帝京大NO8李聖彰(り・そんちゃん)。「昔を知っている人には、痩せた?と言われるけど、体重は増えていますから、中身がまったく違うのでしょう」。なるほど。筑波大のCTB山下昂、LO藤田幸一郎、天理大の小型FL唄圭太などの人物ルポもある。

解体心書は、女子7人制日本代表キャプテンの中村知春選手。広告代理手勤務。考え方も頼もしい。ルール講座はノックオンについて解説されている。今一度、確認したほうがいいかもしれない。

追記◎12月22日、大阪のラグビー部マーラーでの忘年会、満席となりました。

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フレンチ・バーバリアンズ戦結果

11月25日(日)に行われたフレンチ・バーバリアンズとの親善試合(フランス・ルアーブル、現地時間15:00キックオフ)の試合結果は、以下の通り。

フレンチ・バーバリアンズ○65-41●JAPAN XV(前半22-17)

■エディー・ジョーンズヘッドコーチ
「フィジカル面がまだまだ足りない。ただ成長の面は見ることができた。チームのよかったところは、ボールを動かして世界のどのチームもやっていないラグビー、JAPAN WAYができたこと。
今日の試合では、10分間、うまくタックルに入れない時間帯があり、この10分間を繰り返さないようにしよう、と試合後に選手たちに伝えた。
今日は試合に臨む選手の気持ちが素晴らしかった。この気持ちを忘れないようにして欲しい。
このヨーロッパ遠征は、15日間で4試合というスケジュールだったが、よくやってくれた。チームの成長には目を見張っている」

■廣瀬俊朗キャプテン
「後半にゲームが決まってから、ジャパンの形でゲームが動くようになったことが心残り。自分たちの形を出せればいけるということがわかった。これからも、自分たちがやっていることを信じていきたい。同じミスを繰り返すことなく、次の勝利に向かっていきたい」

■菊谷崇バイスキャプテン
「自分たちが春から進歩している自信はあった。相手のトライは自分たちのミスから。こちらのミスに乗じた相手のリアクションはすごかった。コンタクト、フィットネスの面でまだまだ足りないところがある」

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関西大学A結果

日曜日は大阪・長居公園キンチョウスタジアム(長居球技場)に行っていた。関西大学Aリーグの京都産業大対摂南大、関西学院大学対近畿大学の解説、取材だった。ここの放送ブースは、たぶん、これまで経験した中で一番高い場所にある。ものすごく高いところからグラウンドを見下ろす感じだった。ん?オークランドのイーデンパークが以前、メインスタンドの屋根の上だったから、そっちのほうが高いか?

京産大と摂南大はすでに7位以下が決まっていたのだが、入替戦に向けてチーム力を上げていきたい試合だった。立ち上がりは摂南大が集中力あるディフェンスで耐えたのだが、京産大は、SH田中、SO三原、FB山下らの個人技を軸に次第に防御を崩し、最終的には、41-26で勝利。7位を確定させた。「このチーム、大学選手権に連れて行ってやりたかったね」と大西健監督。リーグ終盤から調子を上げただけに残念な表情だった。

第2試合は、3・4位決定戦となった関西学大と近畿大の戦い。序盤は、強力スクラムの近大が2トライを先取して14-0とリードする。対する関西学大は、これまでの6戦以上に、徹底してボールを展開して攻め、次第に主導権を握った。後半に入ると、近畿大の足が止まり始め、俊足WTB畑中、アウトサイドCTB松延がともに3トライするなど、関西学大がワイド展開から次々にトライを重ね、終わってみれば、62-17という大勝だった。

「7試合もかかったよぉ」とアンドリュー・マコーミックヘッドコーチ。ようやくイメージしていた展開ラグビーができて、嬉しそうな表情を見せていた。

この結果、関西リーグは、すでに決まっていた天理大(1位)、立命館大(2位)に加え、3位関西学院大、4位近畿大、7位京都産業大、8位摂南大が確定。5位、6位は、12月1日に行われる天理大対同志社大の結果次第となる。同志社が勝てば大学選手権出場。大体大と京産大が2勝5敗で並ぶが、当該対戦で大体大が勝っているため大体大が6位、京産大が7位。同大が敗れた場合は、大体大、京産大と2勝5敗で並ぶが、この場合は3チーム間の得失点差となるため、大体大が5位。同大が6位となる。

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