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ラグビードクターフォーラム

土曜日は日本選手権・準決勝の解説の後、大阪市内のホテルで開催されていた「第2回ラグビードクターフォーラム」へ向かった。全国のラグビードクターや、ラグビー、スポーツに関心のあるお医者さんが集って、さまざまなテーマで講演、シンポジウムが行われていた。

20130217

僕は、「トップリーグ選手における外傷の治療と予防の考え方」という演題のシンポジウムの座長を務めた。演者は、大畑大介さん、大西将太郎さん、そして、医学博士で兵庫医科大学ささやま医療センターの岡山明洙さん、岡山さんは近鉄ライナーズのチームドクターでもある。

現場の選手の声は貴重だと思うのだが、まあ、二人とも怪我は気持ちで治すタイプなので、思わず笑ってしまう話が多くなった。大畑選手は「選手は、無理してプレーしてしまうものなので、若いころから怪我に対するしっかりとした知識を植え付けていくことも大切では」と話したが、高校時代に怪我で監督に止められ、花園でプレーできなかったことは今でも悔しいという。怪我をしてもプレーしたい選手と、それをどこまで許し、あるいは将来を考えて止めるのか、難しい判断だと感じた。

大西選手は「次の試合に出たいと思うと治りが早くなる」と気持ちの面を話しながらも、試合後のアフターマッチファンクションで酒を飲まなくなったという。一週間後の試合までに体調を万全にしようとすれば、自ずと控えるようになったそうだ。早く家に帰って他会場の試合をチェックするのだという。また、予防など試合に向けての準備はしっかりした上で、「選手は怪我をしないようにプレーすることは難しい。怪我をしたときに信頼できるドクターがいることが大切なのだと思います」と話した。

今回のフォーラムは、2019年の日本開催のワールドカップに向けて、一人でも多くのドクターにラグビーに関心を持ってもらい、ラグビードクターを増やす狙いもあった。整形外科の先生だけでなく、さまざまな専門医がラグビーに関わることが選手に安心をもたらすことになる。

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    コメント

    ラグビードクターフォーラムで実際にお話を聞かせていただきました。
    とても楽しい、ためになる御講演ありがとうございました。
    岐阜で高校生、中学生のマッチドクターをつとめることがあるのですが、けがをしても試合に出続けたい選手の気持ちもわかるため、泣く泣く交替してもらっています。大畑さんたち選手側の気持ちも聞けてとても参考になりました。
    選手がケガした際に信頼してもらえるようなドクターになっていければと思います。
    ありがとうございました。

    投稿: shirai | 2013年2月18日 16:49

    ラグビーでは、肩の怪我 (脱臼、捻挫等)の克服が課題。特に習慣性前方脱臼からの復帰事例があれば、共有してほしい。海外含めて

    投稿: コドロニュー | 2013年2月18日 08:15

    ラグビーは怪我が多いのでラグビードクターが増えるといいですね。あと協会の怪我に対する保証をもっとよくしてほしい。提出する書類はめんどくさいのに金額は少ない(笑)。結局クラブチームは自己負担とチームメイトの見舞金。これじゃラグビー人口は増えない(T-T)

    投稿: nick | 2013年2月17日 20:02

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