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フィジー戦結果(コメント追記)

6月1日、フィジー・ラウトカで行われたパシフィックネーションズカップ(PNC)の日本代表対フィジー代表戦の最終スコアは、8-22。日本代表が、トンガ戦に続いて敗れた。

キックオフ直後、日本のキックをキャッチしたフィジーがカウンターアタックから先制トライ。その後は、降りしきる雨、水が浮き上がったグラウンドという悪コンディションの中で互いにボールがつながらず、前半は、5-0のまま。

後半に入ると、日本代表がようやく連続攻撃を仕掛けるが、ここで、動きの良かったマイケル・リーチが足を痛めて退場するアクシデント。5分に五郎丸のPGで、3-5と迫るが、8分、マイボールラインアウトを奪われ、蹴り込まれたキックをカウンターアタックしようとしたところでターンオーバーされ、2つ目のトライを奪われた。

このあと、フィジー陣10m付近でPGチャンスを得たが、タッチキックからトライを狙って獲りきれず。ここは狙って、6-10にしておく考えで良かった気がする。後半なかばには、日本が攻め込んだところで、ノックオンのボールがそのままタッチラインの外へ。ここでフィジーは、オプションでクイックスロー。ノックオンだったためか、日本選手の足は止まっていた。ここからトライを奪われ、17-3と突き放される。途中出場のWTB福岡が1トライを返したが、最後は、自陣から攻めたところでパスミスが起き、NECでプレーするネマニ・ナドロにダメ押しのトライを奪われた。

スクラムで圧力を受け、ブレイクダウンでも何度もボールに絡まれ、トンガ戦に続いて課題の多い試合になった。ボールをどの場所に動かすかという判断の精度を高めて、テンポアップした攻撃ができるかどうか。次のテストマッチは、6月8日のウェールズ代表戦になる。

■ エディー・ジョーンズヘッドコーチ
「課題は見ての通りたくさんある。試合の中で勝てたという場面がほとんどなかった。ラインアウト、スクラム、ブレイクダウン。いいところは1つもなかった。ウェールズ代表と来週このような試合をしたら、80点差で負けるだろう。木津と山下を一緒に投入したのは、何かしらを変える必要があったからだ。こういうコンディション(豪雨)でも言い訳はできないのが、テストラグビーだ。選手たちはベストを尽くしている。うまくコーチングできなかった自分の責任だ」

■ 菊谷崇ゲームキャプテン
「自分たちがやろうとしてるラグビーができなかった。JAPAN WAYはテンポをあげるラグビー。後半はそれができず、スローなテンポでやってしまった。ラインアウトでも前半は早くセットすることができていたのに、テンポをあげようという意思を全体に伝えられなかった。ゲームのコントロールを意識していたが、自分たちの強みを出すことができなかった。この敗北を、何か得られるものにするか否かは自分たち次第だ」

■小野澤宏時
「(日本代表歴代最多の80キャップ目ということは)どうでもいいことで、結果がすべて。テンポをあげるべき時に、あげられなかった。自分たちが試合をコントロールしてテンポを速くする、ということができないといけない。自分たちのやるべきことをやらなければいけない」


◎試合結果
日本代表●8-22○フィジー代表(前半0-5)

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    「日記」カテゴリの記事




    コメント

    ラグビーに限らずですが横文字のかっこよい言葉が並びます。
    コメントにも横文字が入ってかっこ良い。
    でも、それよりも結果を出したいよね。みんな当たり前にそう思っている。
    試合を見に年間数千キロ移動する僕たちは「おバカ」なんでしょうか?
    外人の強さの勝てないならいっそTOPLEAGの1/3位を外人にしちゃったら
    どうだろう?
    すごい外人が来るようになったのにベンチにおいてはもったいない。
    鍛えてもらいましょうよ。
    レベルの低い試合をたくさん組んでも駄目でしょう。

    投稿: scrum | 2013年6月 5日 17:09

    代表戦を見ていていつも不満なのは、トップリーグの試合はもっとうまいぞ、こんなもんじゃないぞ、と思ってしまう点にあります。

    トップリーグの試合の方がよく見える理由が、トップリーグの外国人による底上げであれば仕方ないですが、そうではなくて、
    ・チームとしての練習量不足
    ・メンバー構成
    ・試合の開催時期(ナンダカンダで冬が旬)
    といった点にあると思われるので、改善の余地はある気がします。

    投稿: テルキー | 2013年6月 3日 21:31

    ブレイクダウンとか、バックスの一対一とかはね、まぁ相手がフィジーですから。それより、強化してきたはずのスクラムでまったく優位に立てなかったのがショックです。アイランダー相手にスクラムで負けるジャパンって、ちょっとなぁ……。

    ウェールズを油断させるためのエディさんの罠であってほしい、なんてナンセンスなことまで、ふと、思ってしまいます。

    先に「トリック」さんが指摘されているTL外国人枠削減の問題…そこには思い至らなかったな。あるかもしれませんね。

    投稿: さわさき | 2013年6月 3日 17:12

     村上さんご指摘の通り、ペナルティで6―10にしておくべきでしたね。ティア2以上の国との対戦では、得点機はPGで確実に取って引き離されないようにするのが得策かと思います。結果を出さないと、「ジャパンは本当に強くなっているのか?」と、疑問視されかねません。現に、1995年のW杯のNZ戦での大敗以降以降も、W杯では07年にオーストラリアに3―91、11年はNZに7―83と大敗しています。ウエールズとのW杯での対戦でも、95年の10―57と比べて、99年15―64、07年は18―72とむしろ失点は増え、得失点差は拡大しています。そろそろ強国にも勝ってくれないと、せっかくの日本でのW杯をもり立てる機運がなかなか育たない気がします。とにかく、頑張ってもらいたいものです。

    投稿: ひろやん | 2013年6月 3日 13:13

    写真で見る限り、もの凄い豪雨。選手たちには本当にお疲れさまと言いたい。

    ところで、早いテンポとパスを強みにするなら、消防庁にお願いして放水車で豪雨を作ってもらって、その中で練習するとか。もちろん、セットプレーも。普通の練習を普通にこなしてても強くはなれない。試合よりも血の滲むようような苛酷な練習をこなさないと、いつまでたっても勝てない。創意工夫を!

    投稿: Do | 2013年6月 3日 09:25

    う~んEDのヴィジョンが見えない試合でした

    スクラムはゆるゆる

    モールも差し込まれ

    BKには走られ弾かれ

    なにを強みにしていくのか、そのためにはなにをして、
    なにを変わりに犠牲にしなければならないのか‥

    その点をきっちり精査しないと、今のチーム「JAPAN WAY」
    というふわっとした単語だけが一人歩きして、特徴が見えません
    その点を克服してWAL戦を迎えて欲しいですね

    投稿: d | 2013年6月 2日 21:15

    課題が修正できていないから負けている分けではないと思います。
    課題はある程度修正できている。
    ただ、修正できてても負けてしまう。

    じゃあ修正できない部分があるんじゃないかと。
    それはひとえに「フィジカル」であると思います。

    そしてこれは、決してその差が埋まるものではない(遺伝的な問題)し、
    日本人の特性と言われている「起用で俊敏性がある」だけで
    補完できるものでもない。(大は小をかねると同じ)

    フィジカルが全面にでるスポーツである以上、仕方ないことですね・・・

    それでも日本代表にはがんばって欲しい。
    ジョーンズさんは「日本ラグビーはラグビー界のiphoneになる」
    と言ったそうですが、本当にそうならないと
    この先日本、ひいてはアジアのラグビーは終わってしまう。

    2015年、2019年のRWCがそのとどめにならないよう、
    何とかがんばって欲しいものです。

    投稿: ぶっちゃー | 2013年6月 2日 16:34

    確かにジャパンも向上進化しているけど、それ以上に世界は進化しているということなんでしょう。トンガもフィジーも格上、そんなに悲観することはない。高い姿勢やブレイクダウンでの争奪もトンガ戦よりは良かった。
    あと、小野澤選手は外さない方が好い。廣瀬もいないし後ろからチームをしっかり見られる人がいなくなる。

    投稿: エリス少年 | 2013年6月 2日 15:10

    ブルーズに勝ちましたね!
    あ 記事と関係なくすいませんm(_ _)m

    後半交代の時アーロンスミスが田中に合掌してましたね。

    その後ホアとベンチで談笑してました …今日は勝ったろ?!
    みたいな感じで(笑)
    又、ボクは堀江もロビンソンに全然劣ってる感じがしません。

    リーチのケガですが、残念ですね。
    長引きそうな感じアリアリでしたから…どうなんでしょうか?


    投稿: けんじ | 2013年6月 2日 14:10

    コンディションが悪すぎたとは思いますが、ここ一番のフィジーの集中力はさすがでした。残念なのはジャパンから気迫が感じられないことです。唸らせるプレイはほとんどがリーチとマレサウのように感じてしまいました。弾みをつけてウェールズ戦とはいきませんでしたが、何とか結果を出して欲しいと思います。花園で喜び爆発したいです!

    投稿: さるぞう | 2013年6月 2日 09:51

    う~んやりきれない…
    攻めてはノックオン&ターンオーバのオンパレード…
    悪コンディションの影響も多々あったと思いますが、ミスの多さにもう失望しました。
    福岡くんのトライもポスト下まで行ってほしかった。よっぽど体力消耗してたのかなぁ。。

    ウェールズ戦はともかく、
    カナダ、アメリカにも負けるようなことがあれば、さらにファン減るんじゃないですか。
    せっかく再びラグビーを観るようになった自分にとっても、また応援したくなるような試合を見せてもらいたい!

    それにしても今泉さんの解説は、はっきり明快、面白かったです(^^)

    投稿: 亮 | 2013年6月 2日 08:15

    激しい雨というコンディションを差し引いてもトンガ戦と同じ印象でした。


    以下、菊谷崇ゲームキャプテン、小野澤選手のコメントに対するシロートが抱く疑問です。

    テンポをあげるラグビーをすれば、勝てるのでしょうか?
    村上さん、またはどなたか教えていただけますか。

    投稿: トーシロ | 2013年6月 2日 07:13

    空いてるスペースを瞬時に探すのが下手だよな〜。外は蓋をされてるのに、回すと決めたから回す、って感じで無理に回して後退する。飛び出してたらその裏を狙えばいいのに、そこには気がつかない。そういう突き方をしないとテンポが一定で、間乗るのは簡単。できるのは立川選手くらいかな。でも彼が裏のスペースに行くと、周囲がついてこられず、孤立してしまう。あと、菊谷選手はボール持って切り込む時、なんでいつも躊躇するの?相手が大勢の時は変なステップ不要だよ。スピードのロスでしかない。姿勢も高いし。加えて後ろがついて行くのも遅い。

    投稿: まさ | 2013年6月 2日 07:06

    先ほど、Jスポの中継を観ました。 凄い天候の中試合をしてたんですね。

    色々思うことはあるんですが、一番は選手から熱気が伝わってこないことですかね。
    がむしゃらに戦っている姿が全く見えないです。 弱いチームがクールにカッコつけてもしょうがないのに。
    もっと1プレー1プレーを大事にして欲しい。 

    もう来週はウェールズ戦なんですよね、こんなこと言ったら怒られますが、勝敗なんか関係ないから必死なプレーを見せて欲しいです。

    投稿: だいゆ | 2013年6月 2日 00:05

     勝った負けたはともかく、今年はジャパンが“攻めダルマ”になっていると期待していたのに、真逆の感じです。

     しかも内容が単純に相手の圧力に負けての連敗なのが気になります。

     私はトップリーグの外国人枠を減らして優秀な外国人選手の出場が減り、緩い動きでも国内で通用する悪いクセが付いたのも敗因の一つと考えますけどね~。

    投稿: トリック | 2013年6月 1日 23:57

    原点回帰を目指してきたフィジーにフィジアンマジック復活の気配が嬉しかった。

    パワフルさもついて進化したフィジアンマジックのようで楽しみ。

    反対に日本代表は、どこに行くのか?

    一年後を楽しみにしていただけに何が良くなったのか分からない姿にがっかり。

    相変わらず、イタチゴッコのように世界がそれ以上に伸びてると言われても。

    国歌斉唱が出来るようになったのが進化という寂しい内容。

    しかし、考えてみれば、アジアファイブネイションズでも自分達のスタイルで戦えないのだから、それより遥かに力が上のパシフィックネイションズの国々に対してしっかりした試合出来るはずもなく。

    期待し続ける自信がありません。

    投稿: 池田亜樹 | 2013年6月 1日 23:44

    高校総体から帰ってきて「JAPAN」の試合をみました。
    産みの苦しみだと思いますが…。なかなか課題が改善されない。ミスも多い。あとリーチ選手の怪我は心配です。

    次はウェールズ戦。お願い。勝ってくれ〜(^-^)/

    投稿: nick | 2013年6月 1日 20:02

    残念・・・と言っていいのでしょうか?。

    代表の寂しいゲームはもう終わりにしたいです。
    ワールドカップがあるのですから。

    投稿: ガンダム | 2013年6月 1日 19:38

    試合は見てませんが、村上さんのコラムを見ている限り、今までと何ら変わりがない、むしろ後退してると言ってもいいくらい。

    今年は、サモア、ウェールズ、スコットランドと負けまくって、ついでにオールブラックス相手に大恥掻いて、心の底から反省、危機感を感じる年にしたらいい。

    今年みたいな何もない年に中途半端にいい成績残しても仕方ない。
    そこに未来に向けての設計図があれば、の話だが……

    投稿: テルキー | 2013年6月 1日 19:00

    ウェールズ戦、チケット取っています。
    今日の試合を見て、不安と期待が入り混じっています。
    でも現場で応援する事が、2015年そして19年に繋がると信じて
    花園へ行きましょう!

    投稿: きみちゃん | 2013年6月 1日 15:51

    完敗です。
    スクラムだめ、ブレークダウンだめ、ディフェンスもだめ。
    この間合宿でなにやってたのよ。

    少しはこの長い日本ラグビー界のトンネルをぬけだせるのかと
    期待はいつも十分その度に裏切られて40年。

    フィジカルだ体格だ戦術だと問題点の論議も長いんだよ。
    ずーっと見てきたからねオイラは知っている。
    この先の光明が見えないんだよ。

    たまる一方のストレス、ストレス。
    ファンの失望は大きい。
    ラビビーファンを失うよ。このままじゃあ。

    投稿: 藤本博司 | 2013年6月 1日 15:28

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    » ラグビー日本代表、悲しい連敗! [IXY-nob]
    先週から始まっているラグビー「パシフィックネーションズカップ(PNC)」。 緒戦のトンガに続き今週のフィジーにも完敗。 確かに敵地で豪雨という悪コンディションでしたが、それにしても光るプレーがほとんどなかったのは残念としか言いようがありません。先のトンガ戦では通用していたスクラムやモールなどがフィジー相手には歯が立ちませんでした。 相変わらず持ち込んだボールを落す、奪われる、では勝てという方が無理。さて、次週はウェールズ代表と花園ラグビー場でのテストマッチ。 当然スタジアムで応援しますが、「勝つ気」... [続きを読む]

    受信: 2013年6月 2日 12:28

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