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7人制W杯最終日結果

30日は、モスクワで開催されたセブンズ・ワールドカップの最終日(3日目)だった。JSPORTSで解説だったのだが、男子のカップトーナメント(トップ8)では、準決勝のニュージーランド対フィジー戦の最中にカミナリが鳴って中断するアクシデント。しかも、カミナリで現地の回線にもトラブルが生じて日本に映像が来なくなってしまった。カップの準決勝は再開後ニュージーランドがフィジーを破り、続いてイングランドがケニアに勝ちきるところで回線障害が回復。豪雨に見舞われる現地の映像が入ってきた。

30度を超える暑さ、カミナリ、豪雨と、大変な大会になったが、男女の7人制日本代表は、最終日、ともにボウルトーナメントに進出。女子は準々決勝でサイズも大きく、強豪国の一角であるオランダと対戦し、前半で19-0とリードを奪われながら、後半、中村知春、三樹加奈がトライ、難しいゴールも大黒田裕芽が決めて、19-14まで追い上げた。全員が懸命に粘っていたが、2つ目のトライの際、山口真理恵が見せたブレイクダウンでの低い姿勢に感動。

男子は、準々決勝でフィリピンに大勝、準決勝ではグルジアに先行されたものの終盤追いつき、最後は坂井の決勝PGで決勝に進出した。そして、ボウルの決勝は、地元ロシア代表との対戦。プールマッチで引き分けた相手との決着戦となったが、ぬかるんだグラウンドでロシア選手の力強い突進が目立ち、日本はそれを止めることができなかった。最終スコアは、29-5。ロシアの快勝だった。

カップトーナメント決勝戦は、ニュージーランドが手堅く試合を進め、プレーメイカーのザマ、ミッケルソン、スタワーズらを軸に防御を崩し、33-0という完封勝利を飾った。2001年大会以来、二度目の優勝だった。9位から16位争いのプレートトーナメントは、カナダとサモアが決勝で対戦し、カナダのナイサン・ヒラヤマが、防御背後へのキックを自ら押さえるなど頭脳的なプレーで3トライをあげ、2ゴールを含め全19得点をあげてチームを勝利に導いた。

女子は16チームの参加のため、男子とは方式が違ったが、プールマッチ上位8チームによるカップトーナメントでは、ニュージーランドとカナダの決勝戦となり、ニュージーランドが、29-12で勝って男子とのダブル優勝を果たした。

◎男女7人制日本代表、最終日の結果

男子ボウルトーナメント
準々決勝
日本○50-0●フィリピン(前半26-0)
準決勝
日本○24-21●グルジア(前半0-14)
決勝
日本●5-29○ロシア(前半5-10)

女子ボウルトーナメント
準々決勝
日本●14-19○オランダ(前半0-19)

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    コメント

    ようやく「サクラセブンズ」の試合を見ました。正直ここまでフィジカルとの差があるとは。

    それでも選手の頑張りは伝わりました。他の方も触れてましたが、特に山口真理恵選手のブレイクダウンの低さと踏ん張りは凄かったですね。やはり「JAPAN」は低さで戦わないと。

    小さな選手が大きな選手に勝つ。簡単ではないけど期待したいです(^-^ゞ

    投稿: nick | 2013年7月 5日 20:36

    真理恵選手のあのプレーも見てました。走り方がカッコよくてファンです。男子もほとんどのゲームを見ました。
    男女とも残念でした。世界で勝つというのはやはり厳しいのですね。巧さやチーム力よりも力強さやスピードの差が際立つと言うべきか、やはり個々の接点で負けてしまうとゲームに勝つのは難しい、そういう競技だなと。
    フィットネスや正確性で戦うという戦略は正しいのだと思います。しかし現実的にオリンピックで上位を狙うのであれば、シンプルに大きさ・強さ・速さを重視したセレクションがもう少し必要ではないか、と思いました。しかしエディージャパンにおいてすらFLやCTBは外国人が多いというのが現実であって、日本に今のメンバー以上の人材がそんなにいるのか?
    異議は多々予想されるものの、肉体的に優れた他の競技選手のスカウティングや育成をもっと本気でやる必要があるかもしれません。最近出版された大野選手の本を読みました。他の競技で補欠だった選手がラグビーで適正を示してついに超人選手になる。そんな可能性を秘めたアスリートはもっといるのではないかと夢想します。

    投稿: くんた | 2013年7月 1日 20:52

    男女とも、惜しかったですね。
    ただ、課題は多いと思いますが、観るべき点も沢山あったと思うのです。
    まずは場を重ねて、勿論強化も継続的に行えば、少しずつ結果も伴ってくると期待しています。

    サクラセブンズのオランダ戦の、山口選手の姿勢。
    あれは、本当に素晴らしく、涙が出ました。

    投稿: 新日鉄釜石は永遠のナンバーワン | 2013年7月 1日 19:02

    >山口真理恵が見せたブレイクダウンでの低い姿勢に感動。

    あれは素晴らしかったですね。
    よくひとりで踏ん張った! という感じでした。
    あれがあったからこそ、三樹加奈のトライにつながったと思います。


    中村知春のトライも直前のハンドオフが気持ち良かった。

    投稿: トーシロ | 2013年7月 1日 14:41

    男子、女子とも初戦がとても惜しかった。この初戦とボウルトーナメントは、肉体的なハンディをいかに激しいトレーニングでカバーしようとしたかが、連想できるような素晴らしいゲームだったと思います。ただ、特に男子は、タックルは低く一発で倒すようにしたほうがよかったように思います。それと、S & C がいかに重要かが再確認されたように思います。15人制だけでなく7人制からも目が離せなくなりそうです。

    投稿: ハミルトン | 2013年7月 1日 11:39

    90年代後半、ナワルファミリーと言われ、当時の岩淵選手、大畑選手、小野選手
    らが活躍したチームが印象深いです。特に香港セブンズのプレートトーナメント優勝、
    劇的な大畑選手のトライは凄かった。
    以降、監督は変われどなかなか継続した強化が進まず、頭打ち感が否めないのが残念。
    現行の体制・環境の中、7人制で結果を出すのは本当に難しいのでしょうね。

    投稿: マル | 2013年7月 1日 07:20

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