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関西大学A、波乱の幕開け

20130929

29日の日曜日は、京都の宝が池に行っていた。京都府ラグビー協会は、この日、「ラグビーパーク」を開催した。幼児と小学生を試合中に預かって、ラグビーボールで遊ばせ、ご両親にはゆっくり観戦してもらおうというもの。子供達と遊ぶのは関西の学校に所属する女子選手達。普及担当の長手さんによれば、「子供達への普及と女子ラグビーを切り離さず、一緒に盛り上げていきたいので」とのこと。女子学生は、関西大学Aリーグの2試合終了後に、7人制のエキシビションマッチを行った。ラグビーパークは、10月20日(宝が池)、11月16日、11月23日(西京極)でも開催される。

Aリーグの2試合は白熱した。第1試合は、優勝候補の一角の関西学院大に対して、立ち上がりから京都産業大が攻勢に出る。FWがしつこく前に出て、思いきりのいいタックルで圧力をかける。しかし、ラックからのテンポのいいボール出しは関学のほうが上。前半は14-6で関学がリードする。流れは関学かと思われたが、後半に入っても京産の勢いは衰えず、決定力あるFB山下楽平が個人技から2トライ。一気に逆転すると、FL李らを軸によく前に出て、関学の反撃を1トライに抑え、30-19で逃げ切った。

「やってきたことをやりよった。タフになった。自分が勝つよりじーんとする」(京産大の元木由記雄BKコーチ)

第2試合は、優勝候補の一角同士の対戦とあって観客席は超満員。ほぼキャパシティーいっぱいの5,538人が集った。なんと準備したチケットが足りなくなって、コピー用紙に日付印を押す事態に。開始早々に立命館大学のインゴールからのタッチキックを同志社がチャージしてHO秋山が先制トライ。幸先のいいスタートを切り、なおも大きくボールを動かして攻め立てたが、立命の前に出るタックルが徐々に威力を発揮して、後半は同志社の攻撃を寸断。最後は突き放した。この日は、同リーグの4試合中3試合で昨年の下位チームが勝ったなか、唯一立命が昨年2位の実力を示したことになる。

立命の中林監督は「開幕戦の緊張はありましたね。普段はしないミスもしたし」とほっとした表情。敗れた山神監督は「力をつけているのは確かです。勝負にこだわった攻めという点では、経験値で立命に分があった。力差を認めます。でもね、もうちょっと、惜しい、残念」と、悔しさを噛み殺していた。

王者・天理が敗れるなど波乱の幕開けをなった関西リーグの開幕節結果は以下の通り。

■関西大学Aリーグ開幕節結果
関西学院大●19-30○京都産業大(前半14-6)
立命館大○40-26●同志社大(前半21-21)
近畿大●32-36○関西大(前半10-12)
天理大●31-37○大阪体育大(前半7-20)

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    コメント

    劣勢と言われていた京産大が前半から気持ちで勝っていましたね。
    フォワード、バックスともタックルがよかった。
    けが人さえ出なければ、今年はいける気がします。

    投稿: 小田原より | 2013年9月30日 23:35

    東海は立正にも最後詰められて、なにふりかまわず勝ちにいっていたのをみても、今期はあまり期待できないのかも。同志社はその東海に勝っていたので、僕も浮かれてしまいましたが、東海に勝ったことに例年ほどの価値はないということでしょう。

    と、なると同志社に負けた明治はどうか?という話になりますが、対抗戦のチームはメンバーを落としている可能性もあるので、何とも言えませんが、いい材料なわけはないかなと。

    いずれにせよ、今年は、帝京以外は、何が起こるかわからない、面白いシーズンということと思います。

    同志社対立命も、前半はまずまずのレベルの高さを感じたし、サイズも早稲田とあまり変わらないし、筑波よりはデカい。

    投稿: テルキー | 2013年9月30日 12:29

    長手さんが世話役を務められた親子タグラグビー教室に参加したことがあります。本当に楽しくて子どもたちも喜んでいました。今回の「ラグビーパーク」もすばらしい取り組みですね。

    こうして草の根レベルでの普及活動に尽力しておられるみなさんに心から敬意を表します。

    天理どうしちゃったんでしょうか。奈良県民としては心配です。応援に行かなければ~!

    投稿: 奈良の近鉄ファン | 2013年9月30日 11:40

    天理どうしたんでしょう?
    体大のほうが気持ちで勝っていなのかな、
    次節は、天理-同志社、負けたほうは早々と優勝から遠のいてしまうような、
    一方関東では、東海が中央に負けています。筑波もは慶應、早稲田に負けて2敗。
    12/1時点で大学ラグビーは、どうなっているのでしょうかね、

    投稿: KimuSige | 2013年9月30日 02:59

    ラグビーはタックルの際に押し込まれるか跳ね返すかの積み重ねが勝敗につながると思う。球技であり、格闘技でもある。

    その意味で、今日の同志社は完璧な敗北。なでるようなタックルばかりで、刺さるタックルは一本もなかった。点差以上の敗戦。少なからずガッカリ。まだまだ完成には程遠いので、あるかないかわからないけど、上積みに期待。

    その点、後半の京産のラグビーは素晴らしかった。解説の大畑さんも嬉しかったでしょう。

    立命はまとまりがよく、チームとしての完成度が高い印象で、逆に、ここからの上積みが見込みづらいか。関東に勝には、あと一段、パワーアップする必要がある。

    投稿: テルキー | 2013年9月29日 21:23

    て、天理負けてる。

     嘘でしょ?

     同志社も負けてる。

     何なんだ今シーズン。

    投稿: 曽根崎あかね | 2013年9月29日 20:03

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    受信: 2013年10月 1日 22:18

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