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関西大学Aリーグ第2節結果

10月13日、東大阪市の近鉄花園ラグビー場には、関西大学Aリーグの8チームが勢ぞろいして、今季第2節の4試合が行われた。僕はJSPORTSで同志社大対天理大の解説だったため、第1グラウンドの試合を主に見た。写真は、同志社大の1年生WTB松井千士。

201310131

第1グラウンドの第1試合では、初戦で天理大を破った大阪体育大と、同志社大を破った立命館大が対戦。前半、風上に立った立命館は、大体大の攻めに堅実なタックルで押し戻し、6分、PKからの速攻でLO杉下がトライ。13分にもゴール前のラックからNO8嶋田がトライして主導権を握った。しかし、大体大もWTB沢良木のカウンターアタックなどでチャンスをつかみ、29分、PR王が強引に突進してポス右にトライを返し、このあたりから試合は大体大ペースに。39分にはFWが連続して縦をついてBKに展開し、WTB佐藤がインゴールに走り込んだ。これで、14-12。終了間際に立命のSO井本がPGを決め、17-12で前半を終了した。

後半も立ち上がりは立命館がペースを握る。井本のPGで20-12とすると、PKからの速攻で最後は井本がトライ。ゴールも決まって、27-12と突き放す。14分には、LO宇佐美がポスト下に押さえて完全に優位に立った。大体大もモールからトライを返したものの、立命館が攻守に粘り強く前に出て、スコアを重ねる力強い勝利だった。

第2グラウンドでは、京都産業大学と近畿大が対戦し、終始攻勢に立った京産大が勝ち、関西学院大戦に続いて連勝を飾った。

第1グランドの第2試合は、同志社大対天理大。昨季の同リーグの最終戦では天理が終了間際の逆転勝ちで、同志社の大学選手権出場を阻んだ因縁の対決である。両大学のWTB松井兄弟の対決は、天理の松井謙斗の怪我によって実現しなかった。

この試合は、互角の攻防が続いたがどちらかといえば両チームのディフェンスがアタックに勝っていた。ようやく最初のトライが決まったのは前半36分、同志社PR北川はFWの執拗なサイドアタックから最後にインゴールにボールをねじ込んだ。天理は、27分にWTB東がゴールに迫ったのだが、ここは同志社FB藤本が止めた。もう一つのトライチャンスもノックオンで逸しており、流れをつかみ損ねている。

後半に入っても互角の攻防が続いたが、スクラムは同志社が優位に立っており、後半5分、CTB木村が、FB藤本の内返しのパスで中央トライ。14-0とリードを広げた。その後天理は、CTBバイフの突破などでトライチャンスを作ったが、そのたび、同志社は懸命のカバーディフェンスでゴールラインを守り抜いた。32分、自陣ゴール前から反撃に出た天理のパスを同志社WTB松井がインターセプトしてトライし、勝敗は決した。開幕戦よりディフェンス面は大幅に修正されており、同志社の潜在能力の高さを見せつける勝利だった。一方、天理は終了間際にバイフがトライを返すにとどまった。ディフェンス面が粘りを見せたものの、スクラムで圧力を受け、防御に接近してのパスもミスが多く、ここ数年の天理らしくない敗戦だった。

第2グラウンドでは、関西学院大が、関西大を54-5で下した。試合後、アンドリュー・マコーミックヘッドコーチは、「一つずつだね」と慎重なコメント。

■関西大学Aリーグ第2節試合結果
大阪体育大学●17-46○立命館大学(前半12-17)
京都産業大学○37-0●近畿大学(前半11-0)
同志社大学○21-7天理大学(前半7-0)
関西大学●5-54○関西学院大学(前半0-19)

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    コメント

    初コメです。いつも楽しく拝読しています。

    花園では観戦者にアンケートを行っていましたね。
    今年はAリーググッズの製作、そして巨大パネルやムービー等で開幕告知を大々的に行うなど、集客に力を入れる協会の姿勢がひしひしと感じられます。

    また、先日の立同戦は両校のマネージャーが協力してポスターを製作し、市内各所に掲出してもらい来場を呼び掛けてました。
    選手はもちろんですが、周囲のスタッフからも「リーグを盛り上げるんだ」という気持ちが伝わってきます。

    みなさんの頑張りに応えられるように、できるだけ会場に足を運んで声援を送りたいと思います(o^-^o)

    投稿: もりモリ | 2013年10月15日 23:29

    記事と関係なくてすみません。

    昨年に続きパナのイーリ・ニコラス選手のお父さんであるマーク・イーリーさんが昨日高校生相手に技術指導を行いました。
    基本的なパスやボックスキックからのチェイスなど流暢な日本語で指導。私はパナジャージを着て(笑)、見学とお手伝い。

    練習終了後にマークさんからサインをGET。

    私が「パナファンです。」っと言うと。マークさんは「嬉しいです。」「来週の東芝は厳しいですね。」とおっしゃったので。私は「大丈夫です。勝ちます。」と答えて、最後に握手してもらいました。


    今年も貴重な時間を過ごさせてもらいました(^o^)

    でも本当は見学や手伝いじゃなく練習に参加したかったぞ〜(^o^)/

    投稿: nick | 2013年10月14日 06:15

    第一グラウンドの二試合をテレビ観戦。

    立命対タイダイは、気がついたら点差がついていた、という感じで、立命の試合巧者ぶりがよくわかる結果。タイダイはFWのパワーで立命を上回るシーンもあったが、うまさで劣ったか。

    同志社対天理は生煮えな試合。天理の攻撃は、同志社のディフェンスよりも天理のノックオンで終わる感じ。同志社はFWは良くなってるので、あとはBK。
    ただ、一年生の動きは目立ったので、どんどん使ったら、来年以降は楽しみかな、と。
    天理は、FWに外国人を入れた方がいい。あまりに非力すぎて、さすがにしんどい。

    投稿: テルキー | 2013年10月13日 22:40

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