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大学選手権ベスト4決まる&TL22日の結果

22日は、東大阪市の近鉄花園ラグビー場にいた。JSPORTSで大学選手権セカンドステージの京都産業大学対大阪体育大学、立命館大学対明治大学の解説をした。きょうは観客席はかなり冷え込んだようで、試合後に会った知り合いも、みんな「冷えた~」と語っていた。27日から始まる全国高校大会に観戦に訪れるみなさんも防寒対策は万全で!

この日で、シーズン終了のチームが多く、そんな思いも抱えながらの戦いは胸を打つものがあった。第1試合は、1970年代から関西大学Aリーグで死闘を繰り広げてきたライバル対決とあって、予想以上の僅差勝負になった。スクラム、モールで大体大も圧力をかけたが、決定力は京産大のほうが上だった。前半は風下の大体大が、NO8福本のトライなどで12-7とリードしたが、後半7分、FWの背後にFB山下楽平が現れてFWと一緒に押し込んでトライ。12分には、FL李の縦突進でディフェンスを集めて、BKラインに展開して山下がトライと、決定力を持った山下を効率よく走らせた京産大が、最後は競り勝った。

第2試合は、大混戦のプールCの最後の試合だった。実は、この試合前、慶應義塾大が東海大を破ったという情報が入り、この時点で、明治が勝てば明治が1位通過。明治が負ければ慶應が1位つうかになることが決まった。だから、どちらかといえばモチベーションは明治が高いはずなのだが、試合内容からみると明治は勝利を意識してやや硬くなっていた気がする。逆に立命館は「後輩たちに残してあげられるような試合をしようと思っていました」(庭井キャプテン)という言葉通り、今季取り組んできた鉄壁のディフェンスを披露し、再三、明治FWの波状攻撃を受けたが、最後までゴールラインを割らせなかった。

前半30分、立命館はPKから速攻を仕掛けたSH井之上がトライ。39分には、連続攻撃でパスをつなぎFL萩原がトライして、12-3と前半をリード。後半も粘りの防御で明治を1トライに抑えて12-10で競り勝った。「勝っても負けても次はない。やってきたことを出し切ろうと送り出しました。明治を破るという、チームにとって新しい歴史を作ってくれた選手を誇りに思います」。中林監督は目を潤ませた。

22日の全試合の結果、全チームの勝ち点が確定し、1月2日の準決勝組み合わせが以下のように決まった。
◇2014年1月2日 国立競技場
12:15 早稲田大学 対 筑波大学
14:00 帝京大学 対 慶應義塾大学

■大学選手権2ndステージ第3節結果
流通経済大学●11-36○筑波大学(前半3-19)
帝京大学○76-19●大東文化大学(前半31-14)
慶應義塾大学○10-7●東海大学(前半5-0)
早稲田大学○57-7●中央大学(前半36-0)
関西学院大学○50-0●朝日大学(前半10-0)
同志社大学○60-17●日本大学(前半13-17)
京都産業大学○31-24●大阪体育大学(前半7-12)
立命館大学○12-10●明治大学(前半12-3)

トップリーグの結果は以下の通り。パナソニックはイーリー・ニコラスのPGで逆転勝ち。今季最後の地元・太田での試合を飾った。

■トップリーグ2ndステージ 第4節結果(22日分)
パナソニック ワイルドナイツ○14-12●東芝ブレイブルーパス(前半8-5)
サントリーサンゴリアス○49-7●トヨタ自動車ヴェルブリッツ(前半35-7)
リコーブラックラムズ●19-24○近鉄ライナーズ(前半9-17)
神戸製鋼コベルコスティーラーズ○48-19●キヤノンイーグルス(前半31-7)

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    コメント

    プール2位以上による、準々決勝が日程の都合上無理なら、2位同士でプレートトーナメントをやってはどうか?
    あるいは消化試合を無くす為、12月第2週に16チームのカップトーナメント一回戦。(二日続けて見に行ける様に、土曜三ツ沢と西京極、日曜秩父宮と花園)第3週にカップ二回戦と、一回戦敗者によるボウルトーナメント準々決勝。第4週にボウル準決勝と、カップ二回戦敗者によるプレートトーナメント準決勝。1月2日カップ準決勝。1月第1土日の内、高校大会がお休みの日に、プレートとボウルのW決勝戦を、東京と大阪で隔年開催。第2日曜にカップ決勝と、前座で3位決定戦。4位チームの替わりに、トップチャレンジ1・1位チームが日本選手権へ。
    メリットは、実力が近いチーム同士で優勝を争える点。デメリットは、同一リーグ対決がいくつか出そうな事ですか。

    投稿: 坂石町分 | 2013年12月25日 08:28

      はり様へ。

      情報提供有難うございます。そうですか。裏方ですか。
      テレビの画面を目を皿のようにして、探さなくては。
      サテライトでメンバー入り・・・。
      彼が死んでいなくて、本当に良かったです(やっぱり、心配で。私も生きてて  良かったです。)。

      さて、思い出した事が。

      完全なマイジンクスなのですが、

      1.神戸製鋼が強いと運勢が悪い。
      2.サントリーが強いと運勢が良い。

      と言う事は、
      ヤマハ(現在の贔屓チーム)が強いとどうなるのでしょう?

      何という、変な事を、思い出して・・・。

       すみません。

      そういえば、今日はイヴですね。
      はり様、村上さん、愛読者の皆様、

      メリー・クリスマス!!

      素敵なクリスマスを過ごされますように。

      

      

      

    投稿: 曽根崎あかね | 2013年12月24日 15:50

    ずっと応援している同志社大学は、敗退してしまいましたが、若いチームなので、来年に期待。

    個人的には、モスグリーンの大東文化大学が、帝京大学に健闘。

    残り10分で引き離されましたが。

    帝京大学のようなチーム作りは、長年かけて作り上げてきてるので、簡単には追いつけませんが、大東文化大学もチーム作りの方針に手応えを感じた闘いぶりだったので、先々が楽しみだなと感じました。

    投稿: 池田亜樹 | 2013年12月23日 21:56

    曽根崎様
    中鶴選手はトップリーグゲームではメンバー入りしていませんが、裏方でチームに帯同していますよ。
    サテライトゲームではメンバー入りしています。今日も試合に出ていたようです。

    投稿: はり | 2013年12月23日 16:23

    明治を破った立命館の底力に感動!
    それだけにここで終了は残念ですね。例年にない好チームでしたからね!
    チーム全体しての組織力は関東に通用したと思いますが
    個人のスキルが(特にバックス)やや足りなかった
    というのが国立行きを逃がした最大の原因だと分析しました。
    Cグループは全試合7点差以内という白熱した
    内容。ラグビーはこれじゃなきゃ盛り上がりません。
    Cグループラガーマン92名に盛大なる拍手を送りたいです。
    有難う!!!!!!
    但し、ベスト4の組み合わせは
    ミステークかな?慶応ファンには申し訳ありませんが、
    帝京との試合見たい人いるかな?対抗戦はボロボロでしたから
    1月2日に大差の試合は見たくないですね・・・新年早々縁起悪いですよ・・
    ホンマにホンマに・・
    Cグループの代表として頑張れ!!慶応!!魂のタックルかましてくれ!

    投稿: カズ | 2013年12月23日 15:29

    花園の試合をテレビで観ました。C組の1位通過を狙う明治大学に対して第2ステージ敗退の決まっている立命館大学がどんな戦いをするのか注目をしていましたが、関西王者としての実力と意地を存分に見せてもらえた試合でした。今から言っても始まりませんが立命館大学は初戦の慶応戦を上手く乗り切っていれば……と考えてしまいます。
    しかし、接戦で両チームの選手のボルテージが上がっていく中、ポーカーフェイスで冷静沈着?な田村選手のトライには恐れ入りました^_^;

    投稿: アンドリュー | 2013年12月23日 09:09

    とりあえず、大学は終了した(帝京が強すぎて正月はみる気がしないですね。帝京嫌いだったら、相手チームを必死に応援するのですが、そこまででもないし。)ので、次は高校かな、と思っていたら、神戸が難敵キャノンに完勝してますね!正直、選手はともかく、監督が神戸キラーなんで、間違いなく負けると予想してたので、いい意味で予想外。4強は厳しそうですが、日本選手権に向けて、調子を上げていってほしい。

    投稿: テルキー | 2013年12月23日 08:59

    立命館対明治を録画観戦。立命館の気迫勝ちでしたが、負けた明治も突然のシーズン終了ということで、見ていて切なかったですね。

    プールCは全試合が好ゲームでしたね。来年もそうなるよう、関西一位のチームになりそうな大学は強化に努めないと!

    立命館の死闘の影で同志社も日大に快勝。ではあるけど、日大は来季を見据えた若手主体のメンバーなので、割り引いて捉えるべきかな。

    まあ、来年に残るメンバーも多いし、今年の経験を生かして、来年は国立を目指してほしいし、やはり、優秀な学生が入ると全国でもやれるわけだから、大学も入口のところでの強化に理解を示してほしい。

    投稿: テルキー | 2013年12月23日 02:18

    明治を破った立命に意地を見ました。放送で京産の山下は神戸に行くと知りました。即戦力ですね。神戸ファンとしては嬉しい限りです。

    投稿: ふくやん | 2013年12月23日 00:57

    花園は寒かったけど、熱かった!

    京産と体大はいつも好ゲームになりますね。
    このカード、実は初観戦で楽しみにしていました。

    先週の瑞穂でも思ったけど、京産大の応援席はいつも熱い!
    学生や校友のラグビー部に対する愛着を感じます。
    大体大もスタンドの部員たちが元気で賑やかでした。

    これで両校の対戦成績はプレーオフも含め、京産大の22勝18敗3分け、で合ってるかな?
    (自分で各種資料を当たったので、間違ってたらすみません)


    第2試合は母校が明治大学に初勝利。
    昔は定期戦を組んでいたそうで(立命の19敗)、公式戦での対戦は51年ぶりでした。
    ステージ敗退が決まっても、最後までしっかり戦った選手たちに拍手を送ります。

    明治の応援席も、「よくやった。胸を張って東京に帰ろう。」と労っていました。
    また、「立命もがんばれ!」との声援も!
    伝統校のファンってちょっと敷居が高いのかな?と思ってたけど、もうすっかり明治びいきになっちゃいました(o^-^o)

    投稿: もりモリ | 2013年12月23日 00:44

    はじめまして。
    大学ラグビー立命館ファンです。

    いつも村上さんが解説の試合だと、Jスポーツで楽しく見てます。
    トップリーグも。

    今年は初戦の同志社戦勝利(これは大畑さんの解説)から始まり、
    最後は明治を下して関西王者の意地を見せてくれて、
    とても楽しいシーズンでした。

    願わくば最終戦の立命-天理戦は録画でなく生でやってほしかった
    ですが。

    「立命館は攻め込んで勝負所になると強いですからね」
    「慶応戦で勝っていれば、、、」
    とか、関西リーグを追っかけていた人でないとわからない情報を
    さらっと織り交ぜながらの解説を、とてもうれしく感じていました。

    今年の立命は、
    同志社を破った後、泣き崩れていた9番(確か)が明治でトライとったり、
    東海大で絶不調だったキックを最終戦では修正した10番、
    気合の入ったタックルを続けた7番とか最高でした。

    私が入学した前の年に関西王者になって、関東勢と対等なるここまで
    来るのに12年かかりました。

    正直今日はモチベーションが違いすぎるので、ぼっこぼこにされると思っていましたが、
    全然違って選手らにゴメンなさいという気持ちです。
    とても感動しました。来年に向けて背中を見せてたのですね。
    格好よすぎでした。

    今日は他のリーグでも関西勢が頑張っていたようなので、
    また来年に期待したいと思います。


    それでは体に気を付けてください。
    よいお年を。


    投稿: るどっち | 2013年12月22日 22:02

    録画していたパナ対東芝を観ました。

    パナ勝って良かった〜(^-^)
    ヒーナン選手とバーンズ選手が負傷で交代し、最後の東芝吉田選手のPGの時はもう駄目かと思いました。

    やっぱり東芝は強い(^-^)b

    投稿: nick | 2013年12月22日 21:12

    村上さん、お久し振りです。曽根崎あかねです。
     今回、お聞きしたい事があって、メールを送ります。
     今年、サントリーに入った筈の、中づる隆彰選手についてですが。彼は、今現在、どうしているのでしょうか?何処にも情報が無くて。
     怪我?病気?それ以外のトラブル?村上さん、差し支えの無い範囲で構いませんので、教えては頂けないでしょうか?
     考えるほど、悪い方へ行きそうになります。
     
     

    投稿: 曽根崎あかね | 2013年12月22日 20:40

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